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自衛隊の海外駐留が始まる。 アメリカ領 テニアン島、 フィリピン バラワン島が決定!!      相手国の施設整備費は日本負担という 馬鹿げた政策    もう、総選挙しか ないな。 

 あまり、戦争とは関係のなかった アジア地域で 戦争の危険が高まっているらしい。 いや、アジアと言えば皆さんは北朝鮮を思い浮かべるであろうが、何度も繰り返すようで申し訳ないが、 あの国が脅威だと思っている (主張している)のは、日本の軍事専門家くらいだろう。

 アメリカの言うことを聞かない (日本や韓国に比べて) のは確かだが、大勢の国民の餓死を救うために、緊急食糧援助が必要だ、と言われる国が 脅威となるはずがない。 いや、先日の軍事パレード で、新型ミサイルや、多数のミサイルがあった …… と、マスコミの論調に同意するかもしれないが、中身が入っているかどうかすら分からない。

 中東のシリアとイランは、ロシアが後ろ盾になるとはっきりしたので、欧米各国も勝手には動けなくなった。ここ数ヶ月は 何もなかろう。東南アジア諸国と中国の間で、 領土問題があることは、 皆さんもご存知だろう。それだけなら、戦争の危機とはいえないが、 ここに アメリカが介入し、 ロシアも巻き込まれ始めたのだと言うと、 ひょっとすると 「ひょっとする」。  そんな話を ロシアNOWが伝えている。 
                                              2012年4月21日 ロシアNOW 引用
中国が領有権を争う南シナ海の海域近くで、4月16日からアメリカ軍とフィリピン軍が大規模な合同軍事演習を始めている。アメリカ軍事司令部は、中国けん制を狙った演習ではないとしているが、アメリカの新アジア太平洋外交政策の一環として、中国の影響力拡大を抑える狙いがある、と専門家は見ている。そして、南シナ海の豊富なエネルギー資源を巡るし烈な争いに、ロシアも始めて巻き込まれている。

パラワン諸島の軍事演習「バリカタン(肩を並べる)」は、4月27日まで続けられる。南シナ海にある石油・天然ガス施設をテロリストが攻撃したと想定し、米比両軍の約7000人が演習を行う。両国の他、オーストラリア、日本、韓国も参加している。
     米比両軍による合同軍事演習
                      米比両軍によるパラワン諸島での合同軍事演習
先週危うく軍事衝突に発展しそうになるなど、フィリピンと中国の間に存在する長年の領土問題は、最近悪化の様相を呈している。そうした中、今回の「バリカタン」の演習が行われているのだ。フィリピン海軍の旗艦と中国の海洋監視船のにらみ合いは、フィリピンが管轄し、中国が領有権を争っているスカボロ礁(中国名は黄岩島)周辺の南シナ海で、フィリピン海軍がアメリカから最近購入した旗艦が、中国漁船8隻を拿捕しようとしたことに端を発した。

中国外務省の劉為民報道官は、「黄岩島は中国固有の領土である。フィリピン側が新たな事件を起こすことは許されない」との声明を発表した。これに対し、フィリピン外務省のラウル・エルナンデス報道官は、「侵入の停止と、フィリピンの主権尊重」を中国側に求めた。
     フィリピンと米国の連合軍の合同演習
                       米比両軍によるパラワン諸島での上陸作戦
南シナ海の領土問題には、ロシアも事実上巻き込まれている。先週、劉為民報道官は、初めてロシアを遠回しに非難した。ロシアの天然ガス最大手企業「ガスプロム」とベトナム石油ガス公社「ペトロベトナム」が、南シナ海のベトナムの大陸棚を共同開発することで最近合意したことに対し、事実上のクレームをつけたのだ。「ガスプロム」と名指しはしなかったものの、南シナ海に関係のない第三国の企業は、領土問題が解決するまでその海域とは距離を置き、開発に参加すべきではないとしている。中国は以前にも、インド国営石油会社の子会社「ONGCビデシュ」がベトナムの油層開発に参加したことに対し、強く抗議をしていた経緯がある。

モスクワで行われたロシア、中国、インドの3カ国外相会議の席では、新たなロシアと中国とのあつれきが表面化し、状況は緊迫してきた。会議に出席したサマナハリ・マライア・クリシナ印外相は、中国外相の声明を引き合いに出し、「ONGCビデシュ」の同海域での開発を「極めて商業的な活動であり、いかなる政治的背景もない」とした。   (引用終り)

    自衛隊
 日本国民が、自衛隊を信頼し、感謝しているのは、 戦争をすることではない。写真のように、災害時にもっとも早くから働き、その実力を遺憾なく見せたことだ。 それは、自衛隊を推進する人々からは、亜流の仕事とみなされているのかもしれないが、 米フィリピン両軍の合同演習「バリカタン」に日本の自衛隊が参加することは、国民的な合意があるとは思われない。

 オーストラリアや韓国なども初参加するが、それは 多国間化を図り中国へのけん制を強めたい米側の意向が背景にあると言われている。これまで対テロ訓練が主眼だった2国間演習が「中国を念頭に置いた多国間連携の一歩として様変わりする」ことになる。これだけでも、国民の中に相当の議論が起きるだろうが、自衛隊が、海外に駐留するようになる、と 「Iran Japanese Radio」が、24日付で伝えている。

                                2012年 4月 24日(火曜日) 15:06  Iran Japanese Radio
日本が、初めてアメリカの自治領である北マリアナ諸島のテニアンに、自衛隊の駐屯基地を設けようとしています。
イルナー通信の報道によりますと、フジテレビ系列のニュース・ジャパンは24日火曜、「日本列島の東北地方・太平洋沿岸部における防衛能力を高める目的で、日本政府は北マリアナ諸島のテニアンに、自衛隊を駐屯させることを検討している」と報じました。この報道では、この計画が実現した場合、アメリカと日本の安全保障協力は新たな段階に入るだろうとされています。   (引用終り)

 北マリアナ諸島のテニアン島とか言われても、我々 『ボンクラ』 にはどこか分からない。 グアムの隣の島らしいのだが、、日本列島の防衛能力を高めるため (?) にアメリカ領に基地を作り、アメリカ軍の経費も一部負担して差し上げるのだそうだ。 余程、税金が余っていると思える。つい先日 IMFに600億ドルの追加出資を約束したばかりだ。
テニアン島   パラワン島
日本の防衛力増強のための テニアン島 ↑    中国と領土紛争がある南沙諸島のすぐ横のバラワン島 ()

 そればかりではない。産経ニュース によると、フィリピンにも出て行くそうだ。そして、フィリピン軍の訓練施設整備費も日本が負担するのだそうだ。
                                                2012.4.24 07:59 産経ニュース
 在日米軍再編見直しにからみ、米海兵隊と自衛隊がフィリピンの訓練施設を共同使用する方向で日米両政府が検討を始めたことが23日、分かった。パラワン島のフィリピン海、空軍基地が有力で、ルソン島の基地も候補として挙がっている。両政府は米自治領・北マリアナ諸島のテニアンの米軍基地を自衛隊が共同使用することでも合意しており、アジア・太平洋地域で複数の基地を共同使用することで、海洋進出を図る中国を牽(けん)制(せい)するのが狙いだ。

 日米両政府は、日本側がテニアンの米軍基地整備費を拠出することで合意しており、政府関係者は「テニアンの事例がモデルケースになる」と指摘。フィリピンの訓練施設整備費について、日本が一定額を負担することも検討する。

 日米がフィリピンの訓練施設共同使用の検討を始めたのは、米軍、自衛隊を分散配置することで、中国などによる第一撃を受けた後も反撃できる「抗(こう)站(たん)性」を強化することが狙い。 (引用終り)

 どこかの国では、財源不足で 総理が 「命がけで消費税のアップ」 を国民にお願いしているらしいが、さすが 『日本』 は違う。 IMFへの拠出も、アメリカが拒否したにもかかわらず、世界で真っ先に手をあげ、4000億ドルの資金調達への成功を導き、 米軍への日ごろの負担金だけでは飽き足らず、テニアンでの自衛隊駐留、および基地整備費の負担、フィリピンのバラワン島の訓練施設整備費の負担と、世界の国々から熱い賞賛の声を浴びる政策を次々と打ち出している。

 バラワン島は、中国とフィリピンの領土紛争地域と 「目と鼻の先」 である。火中の栗を わざわざ拾いにいくようなものだ。「火中の栗」と言えば、教科書に こんな挿絵が 載っていた。 歴史は繰り返す、とはよく言ったものだ。

          火中の栗

 まあ、消費税の引き上げなど これでは 「認めてください。」 とは言えぬだろう。しかし、海外への自衛隊派遣が、何の議論も経ずに、次々決まることはおかしい。 とぼけた政策を決める前に、総選挙を実施するべきだ




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COMMENT 1

大須事件  2014, 05. 07 [Wed] 20:35

>総選挙を実施するべきだ。

自民党圧勝でしたけどね(笑)

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