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『全員が 狂えば全部 正常に』--毎日新聞  万能川柳-- を 地でいく 「日本社会」、 人種差別、 「極右化」は 世界に受け入れられないだろう。

 私は 『安倍政権が終わるまでに、 国の借金は1200兆円を超えるだろう。』と 何度か書いた。 もちろん、 その積算の根拠は ないのであるが、 直感で その程度になるだろう、とは思う。 私の家の近くの道路は 離合困難な道だが、 すべてが 舗装をしなおした。 もちろん、 高速道路の舗装のし直しは 『新政権発足後』まもなく 行われた。 旧3号線 (県道)も やり変えた。 随分と 予算があるらしい。 護岸工事も盛んだ。

 民主党政権時代は 公約を実施しようとすると 「財源が無い」という話になって、 タバコの値上げ、 ガソリンの暫定税率を恒久化するなど、 ちまちました増税が行われたが、 全く 「同じ国」とは 思えぬほど 財源が豊かである。 建設業関係者は この内閣が永久に続くように 祈っているのではないかと思う。 これも 「異常」の1つである。

 また、 世論の右傾化も 尋常ではない。 9月24日付けのブログで 書いたように、 余りにも「極右」と思われる --右がかった程度ではない-- 組織の代表との 写真撮影などが 3人の大臣に浮上したが、 「問題は無い」の一言で済ませようとしている。 偶然頼まれて 写真を撮っただけ … との言い訳で 終わりだ。 「相手方」は 自分のブログで 「20年来の付き合い」などと 紹介しているのに …

 また、 「ヘイトスピーチに関して」も、 「自由な意見を萎縮させない配慮」に重点を置き、 ヘイトスピーチ自体への 取締りなどには 言及しない大臣もいる。 相撲の親方程度でも、 「暴力団の組長」と写真を撮ったり、 「モーニングコーヒー」を 共にすれば、問題になろうに …

 罷免を求める声も 上がらない。 まだ、 「香港の 中高生」のほうが、 民主主義への危機感は高いだろう。

                                                 2014年9月24日付 中外日報(社説)
 人は異常な環境に日々接していると、それを異常と思わなくなる心理を「シフティング・ベースライン・シンドローム」 (基準推移症候群)と呼ぶそうだ。-- 中略 --その厄介な性癖を、唐突なようだがナチス・ドイツを事例に考えてみたい。以下はナチの狂気になぜドイツ国民が平気でいられたのかという疑問への、あるドイツ人言語学者の告白(要約)である。

 「一つ一つの行為、事件は確かにその前の行為や事件より悪くなった。しかし、それはほんのちょっと悪くなっただけなのです。何か大きくショッキングな出来事が起これば、ほかの人々も自分と一緒に抵抗するはず。ところが街でも人々の集まりでも、みんな幸福そう。もし、ナチ全体の体制の最後で最悪の行為が一番初めの小さな行為のすぐあとに続いたなら、何百万という人が我慢ならぬほどショックを受けたに違いない」

 政治学者の故丸山眞男の『現代における人間と政治』から引いた。告白はまだ続くが、次の言葉には考え込まされてしまう。 「気がつくと(以前と)精神はすっかり変わっている。いまや自分の住んでいる世界は憎悪と恐怖の世界だが、国民は自分で憎悪し恐怖していることさえ知らないのです。誰も彼もが変わっていく場合は誰も変わっていない

 周囲に適応しているうち、かつては違和感を覚えたはずの光景にも慣れ、気付いた時には自分は最初とは遠く離れた所に皆と一緒に立たされていたということか。丸山がこの論文を書いたのは1961年だが、それから半世紀余を経た日本で今、着々と進行している事態もこれではないのか。

 昨今の世相のとげとげしさは 週刊誌広告一つにも歴然だ。 いわゆる 「嫌中憎韓」 をあおり 「売国」などの言葉が普通に使われる。 ネット空間には ネット右翼らの ヘイトスピーチが飛び交う。 広がる格差への不満をそらすため、 軍事に傾斜する安倍政権が 人々の排外的な気分を巧妙に利用している、 という指摘もある。 時代の危機なのだろうが、 危機感が高まらない。
                   『全員が 狂えば全部 正常に』

 毎日新聞『万能川柳』で先日、秀逸とされた作品である。                               (引用終り)


 「ゴキブリ朝鮮人は焼身自殺しろ! 朝鮮人は全員死にさらせ!」 という 『在特会』のデモ。 その周りを制止するでもなく、逮捕するでもなく 護衛するかのように 付き添う警官たち。 今の日本の国民の一部は これを異様に感じないようだが、 国連は問題視した。 もちろん、 世界の多くの国々もだ。

 1994年に アフリカのルワンダで大虐殺が起きた。 それを引き起こしたのは、政府黙認の下で新聞やラジオが繰り返し国民に流布した「ヘイトスピーチ」だった。 それは こんなものだ。
 「フツ族は、ツチ族に対する憐憫の情を捨て、フツ族同士で連帯・団結すること」「ツチ族の連中に油断するな! ゴキブリどもに情けをかける必要はない。フツ族の若者よ、武器を準備せよ! そして、祖国からゴキブリを一掃する日に備えよ!」 どこか、 「在特会」のスピーチと共通点はないだろうか。

アルジャリーダ
【写真説明】 日本の右翼が リベラルメディアを攻撃 として 写真には 大きくNHKの会長が…。 もちろん、 「朝日新聞バッシング」を 報じたものだ。 (右上) ヘイトスピーチは 絶対に世界から敵視される行為である。 ましてや、 政府が 「容認している」ように取られることは、 日本の評価を激減させる。 (右下)1994年にフツ族大統領の同乗機撃墜事件を機に再び内戦へと突入、特にフツ族の支配する南部ではフツ政府軍とフツ民兵がツチ族住民を襲う大量虐殺が実行され、人口の7分の1に相当する約107万人が殺害(うち93%ツチ族)された。 その時の 避難民の様子

ヤフーニュースで 2014年9月27日 小野昌弘氏が 次のような文を寄せている。  -- 以下部分引用 --  

 人間も他の動物と同様、自らと異なるものを排除しようとする傾向があるが、これは動物的で未熟な部分である。そして、人種差別主義者(レイシスト)とはそういう動物的な行動で群れて少数派を威嚇する集団で、軽蔑されるべき社会の恥部だ。

 個人の成長という観点からすれば、人間は誰しも未熟な状態では人種差別に陥る可能性がある。人格よりも外観を優先する思考パターンはすべからく人種差別に繋がる。人間性の中核には人格があり、それは人格がまとっている衣にすぎない肉体とは無関係のものであるという信念こそが人種差別主義と無縁な近代的精神だ。

 自分が人種差別主義から逃れているという思い込みを捨てて、常に意識的に自分自身の思考と行動を自分で批判しつづけなければならない。あるいは、他者に対する思いやりを深く持って、すがたかたちを超えたところに人の本質を見いださなければならない。 社会のリーダーとなる人たちには、とりわけ強くこうした近代的精神、あるいは人々に広く公平に接する度量を持つことが要求される。

 ところが、こともあろうに今の安倍政権中枢には、在特会と癒着した山谷国家公安委員長、ネオナチと関係した高市総務相といった人脈から人種差別主義者が入り込んでいる。これはつまり、日本の中枢の文明度が低下していることを意味する。そして在特会の下品な横暴の数々を見れば、政権とともに日本社会が今急速に劣化していることも分かる。

 日本の人種差別主義はいつのまにか白昼堂々と大手を振って歩くようになってしまった。堀茂樹氏(@hori_shigeki)は人種差別主義者の街頭行動の動画を紹介して言う「子供でなく大人なら、同じ人間として、同じ日本人として、このヘイトスピーチを聞く必要がある。わが国では、こんな卑怯者が白昼まかり通り、警官に即時逮捕されないでいるのだ。」見るに耐えかねる動画であるが、これは間違いなく今の日本の現実の一部である。

 こうした在特会・人種差別主義者の横暴で日本の世相はすっかり醜くなってしまった。多くの日本人はおそらく、こうした極右のことは相手にすることもないと高をくくっているうちに、事態は悪化を続け、ついに政権内へも人脈を伸ばし、人種差別主義者の勢力はますます勢いづいているようである。

 汚れてしまった国の品位と誇りを取り戻すためには、やはり政権中枢から真っ当ではない人脈を排除するように強く求める必要があると思う。安倍政権を支持する人も多くは日本の品位を貶めるここまでの異常な事態を望んではいないだろう。

 エコノミストが最近日本のヘイトスピーチ(差別暴言)についての記事を掲載した。

 在特会の醜い人種差別・暴力を詳説し、さらに安倍内閣への拭いがたい疑念を隠さない。国家公安委員長・拉致担当大臣の山谷えり子氏と在特会元幹部の関係、歴史修正主義者としてすっかり欧米で有名になった高市総務相とネオナチの関係、さらにはヘイトスピーチ規制法を利用して民主的デモの抑圧しようという卑怯を通り超えて支離滅裂な高市氏の主張を紹介している。

 ここまで詳細にエコノミストに在特会の正体を描かれて、しかもそんな「ごろつき」と閣僚が関係していることを書かれるとは。これで更迭しないなら安倍首相の責任、政権の国際信用失墜。そしてこんな下劣な閣僚たちを戴いて恥じない日本国民もまた軽蔑されることになる。

 国家公安委員長・拉致担当大臣の山谷えり子氏が最近外国特派員協会で記者会見を行った。ここで山谷氏は記者たちから在特会との関係や、在特会のもつ人種差別思想への姿勢を問われたが、氏はこうした真摯な質問を無視し、回答をごまかしつづけた。そして、在特会の問題視を拒否、同会の人種差別思想を否定することも拒否、差別暴言の問題を、カウンターデモを行っている側を意識した様子で社会の小集団同士の諍いに矮小化する始末である。氏が語る言葉に論理も知性もない。

 人種差別を否定しないということは、山谷国家公安委員長は人種差別主義団体、在特会の思想・行動を容認しているということに他ならない。すなわち山谷氏自身が人種差別主義者であることを否定できないという意味だ。さらにいうと、外国人記者たちの鋭い質問を無視し、ここまで入念に在特会の批判を避けたということは、今なお山谷氏は在特会と強い結びつきがあると考えるのが自然だ。

 今の先進国で閣僚、しかも警察を監督する立場のものが人種差別主義者である国はあろうか。山谷氏の記者会見は大きなスキャンダルである。こうした人物が大臣であるということは異常なことであり、一過性の間違いであると思いたい。この事態が当たり前になったときには、日本は文明国であることを棄てたと言うべきなのだから。

               こうして人種差別を批判できないような人間を閣僚にしている
    日本の有権者はいま世界に向けて恥を晒し続けている。
                                           全文リンク → ヤフーニュース   小野昌弘氏
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