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年金問題は 「老人と若者」の問題ではなく、実は「国民と自民党」の問題である。 そう分からせぬために あれこれ画策しているに過ぎない。

 多くの「若い世代」が 騙されている。 今 団塊の世代が 「年金世代」になろうとしているが、 これを 「若い世代」が 養わねばならない、 そんな不公平はあるか、と 「高齢者」に 不満を持っている。 「ジジ、ババは さっさと死ね」と 叫んでいる。 その説明に 専門家が使うこの絵は 全くのでたらめである。

      少子高齢化

 教科書にも こんな図が載っている。 全く 「おかしい」図である。 65歳以上を 15歳以上64歳までの国民で 支えているはずが無い。 中学を出てすぐに働く人々は ほとんどいない。 大学進学率が下がったとはいえ、半分は大学に進学する。 私が大学に行ったころは、 2割の進学率であったが、 急速に上がった。 が、 中学で就職するものは 非常に少なかった。 ところが、年金の話になると、 いつも 「15歳以上」ということになっている。 おかしいと思わないだろうか。 当初から国民をごまかすことを考えて この制度は作られたと 私は思っている。 

     大学進学率

 現在問題になっている 「団塊の世代」が 選択した年金制度は 「積み立て方式」であった。 自分の積み立てた年金を 自分がもらう、 当然の年金である。 若い世代に なんら影響は出ない。 まあ、 本来そういうものであったわけだ。 だから、 今 「高齢世代」を 批判している論調は ほとんど間違っている、と言ってよい。 それでも、 政府やマスコミが その実態を伝えないから 「若い世代が 間違った意見を持つ」にいたっている。 「世代間闘争」などと 煽った専門家は 本来なら 「死刑」でもおかしくない。

 なぜ、 積み立て方式が こんな惨憺たる 「年金制度」に変わったか、というと、 この制度を作ったころは、 郵便貯金でも 10年預けていれば、 2倍になった時代である。 今の若い方には 信じられまいが、 そんな時代に 「積み立て方式」を 選んだのだあるから、 「政治家」「官僚」は ほくそ笑んだ。 -- やはり 国民は馬鹿だと … -- 40年後に払うころには 「二束三文」の価値しかない。 これなら、 今のうちに使ってしまえ、 支払う金くらいは その時何とでもなる、と「自民党」「官僚」は 考えた。

     公定歩合
                     預金利息が こんなについた時代があったのだ
 
 国民年金は、創設当初、完全積立方式を採用していた。しかし、1966年、1969年、1973年の法改正で給付額を大幅に引き上げ (団塊の世代が 大量の年金積立金を支払っているので 可能だった) 、保険料は段階的に引き上げを行うとされたことから、修正積立方式による財政運営に移行した。 さらに、 国民年金に加入することのできなかった世代や 加入しても ごくわずかの期間しか 掛け金をかけられない世代 (当時の高齢者) に 本来の年金より少ないが、 小遣い程度にはなる年金を支給しだした。 当時は 野党勢力 (社会党、共産党) が それなりの勢力を持っていたが この年金を支給することで 高齢者層の多くが がっちりとした 「自民党の支持基盤」になった。

 だから、 本来なら何度かの政権交代があってもよかったはずなのであるが、自民党が 一党支配を続けることができた。 そんな経緯の中で 現在の賦課方式に移行したと 私は感じている。 若い世代の非難は 「高齢者」に向かうべきでなく、 「自民党」に向かうべきであるし、 一度 しっかりした別の政党 (自民党系ではない政党)が 政権をとり、 「検証内閣」を造るしか これらの実態が 世に出ることは無かろう。

                                                  整形外科医の視点 さんより 引用
 資金運用部の融資による巨額の不良債権については特に触れない。問題は先送りする。特殊法人などの資金がショートしないよう今後も融資を継続する。そのために年金積立金は今後も積み増す。  厚生労働省は念願の積立金の全額自主運用を果たし、もしかすると天下り先も増える。財務省は資金運用部の運用額は減少しても財投債という形で実質的には関与は継続できるので、名を捨てて実をとったというところ。

 それにしても保険料などの負担増を求めるときには世代間相互扶助だといい巨額の積立金を指摘されると将来の世代の負担を軽減するためだという説明。段階保険料方式というのは、国民へのメリットというよりは、厚生労働省にとってまことに好都合な方式と申せましょう。

 公的年金にとって不幸なのは、保険料を払う人、受給者、いずれも彼らの意見を代弁する組織なり人がいなかったことではないでしょうか。 公的年金の場合は代弁者がいないため、厚生労働省と財務省がすべて取り仕切っています。そして保険料は彼らのていのいい財布代わりになってしまっています。緊張がないからです。これが不幸の始まりだったと思います。

 本稿をおこすにあたって年金の解説書や関連する新聞記事などを読んでみましたが、年金評論家などと称する人も平気で「日本の公的年金は賦課方式」と解説していました。この人たちはわかって解説しているのか、わかっているのに頬っかぶりしているのか。                                                  (部分引用終り)

 我々でも、 この年金制度に入ったころとは 全く違った支給年齢、全く違った支給額になっている。 昭和40年代は 「大卒初任給が 3万か5万」の時代であった。 今 中国人が 「ツバをはく」、 「やっはり チャンコロだ」などと 聞きかじり 「右翼」が 中国人をさげすむ。 が、 当時は 各駅のホームに 「白い痰壷(ホーロー製の空き缶のようなもの)」が いくつも置いてあった。 日本人でも つばを吐いて回っていた。 「ティシュなど」という便利なものもなく、 当時の給与水準では あっても買わないだろう。 それが 「成熟」して、 現在になっている。 そういう 「ものの見方」が 必要ではないのか。

 「年金制度」も、 その時代を生きてきた人間に聞くのが、 一番はっきりとわかる。 第二次大戦の話にしても 同様である。 専門家と称する人間たち (多くは 御用学者や 詭弁者) の話は 自分で検証する必要がある。

   一握りの富裕層へ富が集中-2-
        あなたが「富裕層以上」であれば、 迷わず 「安倍政権」を支持すべきだ。 あなたの味方だ。
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COMMENT 2

ぽんのんの  2014, 11. 25 [Tue] 10:20

学ばせていただてます。TVでもやってほしいです(笑)
「日本年金機構」というのは、「年金について考えるところ」ではなく、「国の指示によってお金を支払うだけのところ」のようですね。

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受け付けない  2015, 05. 30 [Sat] 00:26

「年金制度は詐欺です。」(こう思っている方々も多いとは思うんですけどね。)と仰ってくれる政党が与党になってくれればいいですね。今の社会ですと、民主党のように全てその政党のせいにされてしまいそうですが・・・。

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  • 年金に関してまったくの正論を述べている「リュウマの独り言」さんの記事http://ryuma681.blog47.fc2.com/blog-entry-1106.htmlより。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 年金問題は「老人と若者」の問題ではなく、実は「国民と自民党」の問題である。そう分からせぬためにあれこれ画策しているに過ぎない。 多くの「若い世代...
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