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米映画 『アンブロークン』が 右翼勢力の圧力で 日本では上映できない。 デマだった 「反日食人映画」だが、 産経も文春も謝罪すらしない。

 前回、 下村文部科学大臣が 「日本に生まれてよかったと思ってもらうような歴史認識を教科書に書き込むことは必要」 と 述べたことは書いたが、 「日本に生まれてよかったこと」を 誰が決めるのか、 日本が 第二次大戦で 「無謀な戦争」に走ったときと 同じ問題を 今 我々は抱えている。 「日本に生まれてよかった」と 私が思えるのは、 「この国が平和で 明日も 自分の仕事をし 生活ができる状態」のことなのだが、 彼ら 「右翼の考え」は、 「国の体面や民族の誇り」である。 価値観が違うのだが、 それを押し付けようとする。

 いろいろな価値観があり、 その中で 「試行錯誤して」 さらに良いものを目指そうと 一般国民の合意があった。 だから、 右翼的な意見をも、 ドイツのように 「憲法の保障する言論の自由の枠外」として 禁止することもなく 共存してきたが、 どうもそれは「誤り」のようである。 ドイツ同様、 しっかり「禁止をすべき」であった。

 『アンブロークン』なる アメリカ映画が 日本では上映禁止 (上映できない) に追い込まれたのだそうだ。 映画には詳しくないので、 LITERAから かいつまんで 事の顛末を書いてみると … (一部編集して引用しています。)



                                                       2015年2月3日 LITERA
 昨年末、アメリカで封切られたばかりの映画『アンブロークン』は、太平洋戦争で日本軍の捕虜となった元オリンピック陸上選手ルイス・ザンペリーニ氏の半生を描いたものなのだが、劇中には日本兵による虐待シーンがあり、さらに原作に「日本兵による食人」の記述があることから、ネトウヨ、保守主義者の間で「これから上映のアンジェリーナの映画は、日本兵が外国人捕虜を虐待して殺害して食べたという捏造映画だ」という批判が高まった。

「アンジェリーナの反日食人映画を許すな」
「ウソも甚だしい!アンジーは反日プロパガンダをやめろ!」   配給元にはこんな抗議の声が殺到し、日本での公開ができない状況に追い込まれた。

映画のなかには「食人」に関する描写はワンカットもなく、ただひとつのセリフのなかでも触れられてはいないのだ。「『アンブロークン』は日本軍による食人映画」というのは "完全なるデマ"だったのである。


 反日どころか、テーマは逆。それがなぜ、未公開の日本で「反日映画」という話になったのか。 -- 映画では最後、ザンペリーニさん (主人公) が、日本の人たちに拍手されながら、長野オリンピックで、聖火ランナーとして走る映像が出てきます。だから、これは別に日本が悪いという映画でもなんでもない。 --

  調べてみると、たしかに昨年春頃から、ネトウヨの個人ブログなどで「アンジェリーナ・ジョリーが反日映画の監督をしている」などという話題が広がっており、 制作中止・配信撤回を意図する署名活動などを拡散する動きがあった。  そしてネトウヨたちの騒ぎに丸乗りするかたちで、大手マスコミがこの映画を取り上げたのである。

 まず、「週刊文春」(文藝春秋)が昨年、6月26日号で、「勘違い女優が撮るトンデモ反日映画」というタイトルのワイド記事を公開。 「何千人もの捕虜が(中略)人肉食の儀式的行為で生きたまま食べられた」という原作の一節を引用し、「看過できない」「歴史をでっち上げるのだけはやめてほしい」と煽った。

 さらに、昨年12月6日になって、お決まりの産経新聞が参戦して、こんな調子で書き立てた。 「(原作には)『捕虜たちが焼かれたり、人体実験で殺され、(日本の)古来からの人食いの風習で生きたまま食われた』などと捏造されたストーリーが史実のように描写されている」

 文春と産経がネトウヨに燃料を投下する商売をしたことで、批判が一気に広がり、映画が公開できない状態に追い込まれたというわけだ。  しかし、これらの記事もよく読むと、すべて原作をベースにして語っているだけで、映画を観たという証言はない。 ようするに、ネトウヨも保守メディアも映画を見ないで喚きたてていたのである。

 自分の理解や知識が及ばない事象や人びとを片っ端から"敵""反日"と設定するネトウヨならありうる話だが、まさかマスメディアがこんな恥ずかしいレッテル貼りに加担していたとは......。

 しかし実を言うと、今回の問題は、映画『アンブロークン』が「反日」でないのに「反日」と認定されたことではない。問題は、この国が「反日」映画を上映できない国になってしまったということだろう。

 町山氏は、『アンブロークン』でザンペリーニ氏を虐待する日本人軍曹と、大島渚監督作品『戦場のメリークリスマス』で坂本龍一扮するヨノイ大尉のルックスが瓜二つであることに触れ、こう語っている。

「『戦場のメリークリスマス』って日本兵による捕虜虐待を描いた映画だったんですが、83年に公開された時には、別に上映中止を求める騒ぎはなかった。『反日』だと騒いでいる奴はいなかったので。時代は変わったな、と思うんです」

 食人についても同様だ。連中は「日本兵の食人は捏造!」とがなりたてているが、第二次世界大戦中、日本兵の一部が死んだ敵人や同胞の肉を食べていたのは有名な話だ。米軍やオーストラリア軍の報告書にも大量に記載されているし、元日本兵自らの証言もある。

 仮にこの映画が食人をテーマにした反日映画だったとしても、堂々と上映ができ、それに対して堂々と賛同も批判もできる。それが成熟した民主主義国家というものではないか。

 国益に反するだの、民族のプライドを傷つけただのという理由で、映画の公開中止を強いるなんていうのは、ほとんど北朝鮮や中国と同じだろう。それとも、ネトウヨや保守メディアは日本を自分たちが大嫌いな中国のように検閲国家にしようというのだろうか。                                                   (引用終り)

 恐ろしいのは 映画の内容が 言われているような物でないと分かっても、 なんら 反省もなく、 そのままの調子で 運動を続けているということだ。 (数にして数万人の) 彼らが 「反日」「アカ」と断定すると それで 日本では公開されない、 一般国民は知らないまますごしていくという社会だ。 この映画を見て、 「反日映画ではない。」などといった 映画評論家には 「非国民」のレッテルが貼られるだけだ。

                                                2015年02月26日   朝日新聞デジタル
 国際人権団体アムネスティ・インターナショナル(本部・ロンドン)は25日、2014年の年次報告書を発表した。 
                             -- 中略 --
 日本については、在日韓国・朝鮮人に対するヘイトスピーチ(差別的憎悪表現)を禁じるための国際基準に沿った立法が行われていないと指摘。 従軍慰安婦をめぐる政府の「河野談話」検証は、「政府責任の否定を試みたと受け止められ、近隣諸国との緊張を高めた」とした。 昨年12月に施行された特定秘密保護法についても「政府の透明性を制限するもの」と断じ、「日本は引き続き国際人権基準から遠ざかった」と批判した。

                                               2015年02月28日   朝日新聞デジタル
 米国のシャーマン国務次官は27日、戦後70年の節目についてワシントンで講演し、「ナショナリスト的な感覚で敵をけなすことは、国の指導者にとって安っぽい称賛を浴びる容易な方法だが、それは感覚がまひするだけで、進歩は生まない」と語り、日中韓の指導者に自制を求めた

 シャーマン氏は、過去の歴史が将来の協力をどう妨げるのかと問いかけ、「これまでは北東アジアの関係はスムーズとは言えなかった」。日中の尖閣諸島をめぐる緊張や、日韓の慰安婦や教科書の記述をめぐる問題などを例に挙げ、「これらは理解はできるが、同時に欲求不満がたまるものでもあった」と指摘した。                (引用終り)

 日中韓の指導者と言っても、 これが「日本」に向けられた言葉だという事は 誰でも分かる。 アメリカが 「ナショナリスト」としているのは、 安倍総理だけなのだから … 

 「驕 (おご) れる平家、久しからず」 と言う。 先の総選挙終了後、 この内閣は 6ヶ月しか持つまい、と私は書いた。 最近の 「献金問題」も そうだが、 もう1つ 問題が起これば、 ひょっとするかもしれない。


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COMMENT - 1

受け付けない  2015, 03. 03 [Tue] 15:50

日中韓って日本のメディアが勝手に入れてるだけじゃないんですか?どう考えても日本に向けられた言葉だとしか思えないんですが(苦笑

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