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ネパールの巨大地震での 「日本の国際緊急援助隊の救助チーム」の働きを 国民は知っているのだろうか。 東北震災を経験した国として、 国際援助を受け入れた国として 最初に発表した 2500万円の『援助額』は 適切だったのか。

 ネパール震源地-1-

 25日、ネパール中部で巨大地震が発生したのは ご存知だろう。 しかし、 ネパールといわれて その国を頭に思い浮かべられる 一般市民は さして多くあるまい。 私も 例外に漏れず 「そのうちの一人」である。 ネパール連邦民主共和国(通称ネパール)は 2008年に王制を廃止した南アジアの共和制国家である。 東西南の三方をインドに、 北方を中国チベット自治区に接する内陸国で、 世界最高地点エベレストを含むヒマラヤ山脈や 中央部丘陵地帯と、 南部のタライ平原から成る。 面積は約14.7万㎞(北海道の約1.8倍)、人口約2,780万人(2013年/世界銀行)、識字率65.9%(2011年、国勢調査)の他民族・多言語国で、宗教もヒンズー教や仏教などが混在するのだそうだ。 

 こうすると 少しは「イメージ」も湧くのであるが、 ネパールは以前から開発途上国であり、 壊滅的貧困、 不十分なインフラ、 そして失業率40%なのだそうだ。 その上、 どこかの国のように 「新憲法を制定」しようとしたのだが、、憲法策定作業が難航した結果、憲法が制定されないまま制憲議会が解散し、少数党の指導者による街頭抗議やストライキが行われるなど不安定な政治状況にある。

             地震の翌日に派遣された中国の救助隊員と救助犬
 最初に来たのは中国。 赤い服に文句をつけても仕方が無い。 現に 瓦礫から救出した第一号は彼らの手による。

 今回の地震で 素早い決断と行動をしたのは、 「中国」であったようだ。 空軍大型輸送機4機 (積載量500トン) を カトマンズと中国の間に貼り付け、ピストン輸送で支援を行ったと 中国は報道した。 もちろん、 日本では 「インド情報」は ほとんど入らないが、 量的には 「インド」の方が 優勢であったようだ。 日本も 「災害救援チーム」を 派遣したのであるが、 空港が混雑しているということで 待機するしかなかった。 中国、インド、 シンガポールあたりが、 行きは 援助物資、 帰りは 「自国民 --他の国の人も乗せているが-」の救出で 空港を押さえていたようだ。

 余り書きたくないが、 知っておくべきと思うので 日本について少々書いておこう。
 
                                                  田中康夫関連ツイートまとめ 引用
4/27 18:58  首都カトマンズに向かっていた日本の国際緊急援助隊の救助チームは27日午後、搭乗した航空機が空港の混雑のため着陸できず、ネパール入りできなかった。インドのコルカタの空港で給油している。

4/27 20:09  日本の国際緊急援助隊の救助チームを乗せた航空機が27日午後、再びネパールに向けてインド・コルカタの空港を出発したことが分かった。外務省関係者が明らかにした。

4/27 22:31  カトマンズの日本大使館によると、日本の国際緊急援助隊を乗せた航空機は27日夜、ネパールの空港の混雑のため着陸を断念、インド・コルカタに再び引き返した

4/28 03:23  政府は28日、ネパール大地震を受け、自衛隊約110人を国際緊急援助隊として同国に派遣すると発表した。第1陣の部隊約20人が、28日の深夜に首都カトマンズに向けて日本を出発する

04/28 15:09  ネパール大地震で支援活動をする日本の国際緊急援助隊の救助チームは28日、ネパールの首都カトマンズに到着した。

04/28 20:02  ネパールに到着した日本の国際緊急援助隊の救助チームが28日午後(日本時間同夜)、首都カトマンズ中心部の倒壊した寺院跡で捜索活動を始めた。  なんと地震発生72時間後の作業開始

04/28 22:14  日本の国際緊急援助隊は28日、ネパール・カトマンズでの救助活動を僅か2時間で終了した。生存者や遺体の発見には至らなかった。      (引用終り)           -- まだ、 自衛隊は 日本に居る。

 結果として 「自衛隊は 人命救助としては派遣されていない」ことになる。 まあ、 援助額にしても 同様のことが言える。

                                                 2015年4月27日 NEWS WEEK
 ネパールで2800人近い死者を出した先週末の地震を機に、地域の大国の座を争う中国とインドのネパール争奪戦が激化している。 ネパールの北隣りに位置する中国は、地震の翌日までに大規模な支援態勢を整え、62人の救助部隊と救助犬6匹を派遣。さらに20.5トンの支援物資を現地に届けた。地震に乗じ、ネパール政府に強い影響力をもつインドに対抗する考えだ。

 中国が今回申し出た320万ドルの資金援助は、アメリカの220万ドルをはるかに上回る。 地震以前にも、3億ドル近い経済援助を発表している。 ネパール経済に対するインドの圧倒的地位に風穴を開けるための戦略だという見方もあると、インドのヒンドスタン・タイムズ紙は報じている。

 一方、アジアの大国として巻き返しを図るインドは、地震当日のうちに災害支援部隊300人と移動病院を、翌日には食料、医療用品を送った。地震以前にも、ネパールのインフラと水力発電所の建設のために1000億ドルの借款を行ってきた。 インドのナレンドラ・モディ首相はネパールの同胞たちと悲しみを共にすると言い、「被災者の手を取り、この苦難の時期に彼らを支援する」とラジオで語った。                                    (引用終り)

 隣国が 「インド」「中国」という 正に今から 「世界一の座」に着きそうな国であることから、この支援に関して 「何をもくろんでいるのか。」という 懐疑的な目で評論しているものも居る。 全く 「純粋な支援」とはいえないにしても、 両国が 豊富な資金量に物を言わせて 競うのであれば、 当面 「ネパールの人々」には 恩恵となるだろう。 どこかの総理のように 「中東の戦争のための支援」に 数千億ばら撒いておいて 中印を非難しても 誰も聞く耳は持つまい。

 日本が当初発表した 2500万円の援助物資も 『過少』 だといえよう。 ネットの意見を見てみると 「支援物資だから 輸送もあるから 適切だ」「親日国ならともかく、 ネパールなら この程度でいい。 親日的な タイや台湾にとって置け。」などという 安倍総理が聞いたら喜びそうな意見ばかりである。 安倍総理が 学生と対話集会を開いた アメリカの 三大学に 一校5億円もの「資金援助を申し出ている」のであるから、 まずは アメリカ並みの金額が必要だったのではないだろうか。親日でないなら なおさら 「日本の価値」を 見せ付けねばならないのだが、 この手の人々には そういう発想を求めても 仕方の無いことかもしれない。

 
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