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中国に打ち勝って 安倍内閣が初めて勝利した 「タイ新幹線 建設受注」。  国内での「需要予測」のような 「ノー天気」な 需要予測をしてなければよいが … …

 久しぶりに 日本にとって明るいようなニュースがある。 それは、 タイにおける高速鉄道の事業を 「中国」から奪って 日本が獲得した、というニュースである。もちろん、ネットの一部のような 「喜び方」をしても致し方ないわけだが … 高速鉄道だから まさかと思うが、 日本での「鉄道」を思い浮かべて 話をしても無駄である。

          バンコク市内のマーケットを貫く鉄道路線
                         どの国にも その国その国のお国柄がある

 中国系のニュースによると、近年来、タイ、シンガポール、マレーシア、インドなど、多くの国で高速鉄道の建設計画が出されており、その総延長は1万kmを超える。その上、これらの国では高速鉄道建設に関する技術が欠乏している。こういった「巨大なケーキ」は、高速鉄道の設計、建造、運営経験を保有する国同士の奪い合いになっている。

グローバルの視点で見ると、ヨーロッパ勢の高速鉄道は建設コストが高いため、東南アジア市場のライバル関係は、事実上中国と日本に絞られている。多くの専門家は、東南アジアが決戦の地であることに疑いの余地はなく、日本は中国にとって最強のライバルであり、中国の高速鉄道はコスト面で優位性を誇るものの、海外の巨大案件においては引き続き日本については警戒しなければならないとしている。


 [バンコク 5月20日 ロイター] - タイのプラジン運輸相は20日、日本の支援を受けた120億ドル相当の高速鉄道事業を翌週に承認すると発表した。  タイ政府は経済の底上げを目指し、インフラや交通網の強化、雇用創出、観光の活性化などで560億ドルを超える投資計画を進めている。今回の鉄道事業はその一環。 プラジン氏は「来週、協力に関する覚書を閣僚に提出する。承認されれば協定調印のために5月27日に日本を訪問する」と述べた。 鉄道は首都バンコクと北部のチェンマイ間の約670キロで、早ければ2016年の第2・四半期に着工する。         (引用終り)

                                                    ホンネの資産運用セミナー   引用
出張でタイのバンコクに来ている。仕事とは直接関係ないがバンコク・チェンマイ間の高速鉄道(新幹線)に日本が支援する可能性が高まっているそうだ(ロイター)。  記事によれば、タイの運輸大臣が協力調印のため5月27日に来日予定で、高速鉄道(新幹線)は首都バンコクと北部のチェンマイ間の約670キロ。早ければ2016年の第2四半期に着工予定とのこと。

しかし、この路線の採算性は厳しいだろう。バンコク首都圏の人口は約1500万人と十分な需要が見込めそうだが、チェンマイ郡の人口は約27万人、途中のピッサヌローク郡も約26万人しかいない。

ちなみに最近、日本で開通した北陸新幹線の金沢市は46万人で、富山市は42万人だ(ウィキペディア)。九州新幹線が開通した鹿児島市で61万人、熊本市で74万人。 タイの所得水準を考えれば、高速鉄道の対象人口は日本よりも少なくなるため、より多くの人口がいなければ採算は成り立たない。

この高速鉄道(新幹線)計画はバンコク・チェンマイ間を3時間43分で結ぶことを目指しているようだが、 バンコク・チェンマイ間はライオンエア、エアアジア、ノックエア、タイ国際航空などがひしめく激戦区間で、LCCに乗れば通常、数千円で行ける。 空港までの移動時間や待ち時間を考慮しても、高速鉄道に多くの需要が見込めるとは思えない。タイの高速鉄道(新幹線)は前途多難だ。                              (引用終り)

 日本国内に これほど多数の飛行場を作り、 高速道路を建設してきた「政府」だが、 その建設時には 立派な『需要予測』があり、 十分に採算に乗るように思わされてきた。 「タイ」にどのような 計画書を出したのか 不明だが、 国内同様の「お荷物新幹線」にならないことを祈るしかない。  給与水準、 都市人口、 低価格の航空路線など、 日本の机上で考えるプランと違って 現地の肌で感じる人の意見にも一理ある。

 そうしないと、 「タイ」国民から ずうっと 恨まれてしまう。 確かに、日本の産業が利益を得て、 国内での働き口が 増えることになるのだが、 大都市間を結ぶ新幹線でないだけに 問題も多い。 

 中国の案のように 「多国間」を走るほうが、 東南アジアでは 利用価値でも、 採算面でも 価値があるのかもしれない。
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