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南シナ海での 「中国の埋め立て」に関するニュースは もっと基本知識を報道しないと 判断を誤ることになる。 フィリピンの 「自衛隊への基地貸し出し提案」は あまりにも 「罠」のにおいがする。

 南シナ海 (今風には 南中国海) の 領有権の争いに関して 日本国内の報道だけ、特にNHKを聞いている人々は 「中国だけ」が とてつもなく領海を主張し 横暴にふるまっているように感じているはずである。 G7で 「安倍総理」か主張して その中国の横暴にストップをかけたように はしゃいで報道している。

 それが 全くの事実であれば こんな外交成果は 久しぶりのことで うれしい限りである。 ところが、 これが全くの『事実』とは言えない恐れがあるから困る。 せめて 下に示した「ロイター」程度の基礎知識を 教えてもらわないと この件についての判断は難しい。 各国とも それなりに 自国に都合よく 「領海」を主張していることが お分かりいただけると思う。 

 領有を主張しているだけで、 『中国を恐れ』て 各サンゴ礁を 周りの諸国が 「指をくわえて」見ているだけなら問題だが そうでもない。 各国とも それなりに実効支配をしている。 さらに、 フィリピンとベトナムは 埋め立てて 「軍事基地の設置」も 行っているそうだ。 その程度のことは 報じなければ 「ウソ」だろう。 南沙諸島に関係する 6か国の「領有主張」 (上の地図) と、 どの国が 現実に実効支配しているか (下の地図) -- 下の地図は 見にくいが、 右下のフィリピンとマレーシアの位置関係から 推測していただくしかない。 尖閣諸島の問題が起きたときに その場所すら間違って報道していたのだから、 日本の報道機関の知的レベル、というよりも報道の真剣さは 疑ったほうがよい。

 今後、この問題がどのように決着するか 予断を許さないが 最低でも この2枚の地図程度の知識をもって 話を聞いていかねば  全くわけのわからぬ結論になるだろう。

     南沙諸島問題
                    ベトナム、フィリピンとも 結構 実効支配している。

 フィリピンの「アキノ大統領」が来日して、 まさに安倍総理が喜ぶようなことを言って回っている。 「日本はもう十分謝罪をした。 慰安婦についても もう謝罪する必要はない。 日本が望むなら フィリピンの基地を自衛隊に貸してもよい。 … …」  完全に厚意によって発せられた言葉なら 大変ありがたいことだが、国内で「元慰安婦」から 訴訟が起こされているような状況で、 何を考えての発言だろう。 日本以外で 他国の軍隊を喜んで迎える国は思いつかない。

  中国は 国内向けの環球時報で、 フィリピンのアキノ大統領の訪日の真の目的は 「中国への軍事的牽制を強化し、日本からの経済効果と経済支援を期待して、 スービック湾の海軍基地と空軍基地を日本の自衛隊に貸しだす。 安倍首相の 南中国海に自衛隊が進出して国際貢献したいという願望を実現させておき、フィリピン軍が南中国海で中国軍と衝突したら、米軍が参戦。 参戦した米軍が攻撃されたら、自衛隊に参戦義務が発生する。 米軍と自衛隊が共にスービック湾に海空軍を常駐させれば即応体制をつくるつもりだ」と述べている。

 まさかと思うが、 『そうはならない』とは 誰にも言えないわけで、 あまりにも 日本に媚を売るその姿に ちょっとした不安を覚える。
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