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前後のいきさつから考えて、 「NHKニュース」や「政府の言訳」のようには取れない 世界遺産登録のいきさつ。 ごねたのは 『日本』ではなかったのか。

 NHKの 「世界遺産登録」を伝えるドイツ「ボン」からの現地報告のニュースを見たが、 「ひどい内容」だった。 あたかも、 韓国が直前にごねて 「登録」が遅れたように 報道していた。 これで「登録」ができなかったら、 国民は 韓国を恨むだろうし、 登録できたとしても 韓国に『好感』は持てない。 事実がそうであれば、 私は何も言わないが、 登録後に 日本のユネスコ大使が語った言葉は、 韓国では 『日本との合意事項』として、 外相訪日時に 報道していた内容である。 現地取材陣は 当然 「ドイツ語」「英語」くらいはできるだろうから、 本当に駆けずり回って 『足で記事を書いたのか』 尋ねたいと正直思う。 

 もちろん、 登録はできたニュースではあるのだが、 まさに『戦時中』のように、 一方的な取材 (大本営発表だけを垂れ流す) である。 英語系の報道でも、 ほぼ「韓国の主張」どおりであるので、 今回は 「日本外務省と 官僚の失態」であり、 それを伝えることのできない 『NHKの失態』でもある。 こんな公共放送を持つこと自体が 恥ずかしいことだ。 この放送内容は 「悪意のある誤報」と言ってもよい。

                                                          7月6日  NHK 引用
 ドイツで開かれているユネスコの世界遺産委員会は、福岡県の八幡製鐵所や長崎県の三菱長崎造船所など、8つの県の23の資産で構成する「明治日本の産業革命遺産」を世界遺産に登録することを決めました。   -- 中略 --

 この遺産群を巡っては、韓国が「遺産群の中には強制徴用が行われた施設がある」と主張し、審議の中でこの趣旨の発言をする動きを見せたことから日本との間で調整が難航し、日本時間の4日夜に予定されていた審議は1日先送りされました。 しかし日本が韓国と調整を続け、韓国の政府関係者は、審議入りを前に日本側と合意したと述べていました。

 世界遺産への登録が決まったあと、日本の佐藤地ユネスコ大使は「1940年代に一部の施設で大勢の朝鮮半島の人々などが意に反して厳しい環境下で労働を強いられた」としたうえで、「この犠牲者のことを忘れないようにする情報センターの設置など、適切な措置を取る用意がある」と述べました。このあと、韓国の代表団を率いるチョ・テヨル第2外務次官は、日本側が言及した措置について、世界遺産委員会に対し、確実に実行されるか検証するよう求めました                                                            (引用終り)

 太字部の「ニュース原稿」を そのまま素直に読めば、 韓国側が 審議直前に 「強制徴用が行われた施設がある」と 難癖をつけて、審議を阻害したかに受け取れる。 -- ふつうはそう読む。-- しかし、 「この件」については、 韓国は登録から外せと 以前から言っており、 「外相訪日で合意した」のである。 日本の報道では 「合意した」となっているが、 どのように合意したのかを伝えていない。 「韓国も賛成することとなって、 スムースに登録できる。」と報じた。 ところが、 韓国、中国の報道では、 「韓国人やそれ以外の人々の強制労働 そこで行われたことを 明示する合意」があったとされていた。

 そうであるなら、「直前でもめるようにしたのは 日本」であろう。 その点を 『議長国』 ドイツが間を取り持って (日韓合意に基づいて、議長国であるドイツが強制労働反映のための注釈をつける決定文の修正案を用意して、これを委員国の全員のコンセンサスで通過させた) 、日本の佐藤地ユネスコ大使の発言になったものだと思われる。 韓国報道によると 日本の報道以外にこんなことも伝えている。

 日本政府は、情報センターの設置など犠牲者を称えるための後続措置と関連して、 2017年12月1日までに、世界遺産委事務局の役割をする世界遺産センターに経過報告書を提出するようにして、 2018年に開かれる第42回世界遺産委員会はこの経過報告書を検討することにした。 日本が「全体の歴史」に対する理解を高める措置をとる過程で、イコモスの諮問を受けて、後続の措置の履行のための世界遺産委次元での点検機構を設けた。

 日限を区切っての 「経過報告書の提出」、 その報告書の検討会すら 決められ、 その措置の履行の 点検機構すら決定されているということは、 ふつうに「日本語のわかるものが読めば」、 突然ごねたのは「韓国ではなく日本ではないのか。」と思うのが自然だろう。

 韓国が悪ければ、 韓国を非難することは間違っていない。 ところが、 今回の『戦争法案』のように、自らの失態 (憲法との整合性) を隠しながら 強引に事を進めることは 許されない。 --今回は 偶然にも 「3人の学者」が その良心に従い 「全員が違憲」と表明してくれたから 本当のことが国民に知れてしまったが … -- 国民は誤った判断をするしかない。

 どう考えてみても、 今回は 「政府やNHKの報道」の言っていることが 正しいとは (正直だとは) 思えない。  英語系の報道も それなりに行われている。 政府やNHKのしり馬に乗って、「韓国非難」をしていて、 気が付いたら 8000対3という 「合憲学者」のような立場には なりたくないものだ。

                                               Jul 6, 2015  Forbes  引用
 Japan, Korea Breakthrough: Japanese Repenting  'Forced' Korean Labor On UNESCO Heritage Sites

Let it not be said that Japan and Korea can never reach agreement on highly sensitive, seemingly insoluble issues.

That’s just happened with the two coming to terms on what had threatened to be yet another bitter disagreement on top of all the other problems they’ve had in recent years.

The deal revolves around Japan’s campaign for UNESCO to declare 23 historic settings for industry and mining in Japan as “world heritage sites” — acknowledgement of their role in the industrial revolution that propelled Japan to world class as an economic powerhouse.

The problem, as Koreans protested, was that tens of thousands served as “slave labor” on at least seven of the sites in the era in which Japan ruled Korea as a colony from 1910. Korean were forced to work on the sites under increasingly terrible conditions until Japan’s surrender on August 15, 1945 — a date that will be remembered in a round of speech-making, apologizing and recriminations on the 70th anniversary next month..

 昨日紹介した 十全外人ガメ・オベールさんに また言われそうだ。
  

 わしの意見は、残念ながら彼と同じで、日本の人は、自分の住んでいる社会を社会の外側に立って 観察しなければ自分たちがどこへ向かっているか判らないところまで来てしまったのだと思う。

 その原因の第一は自分で求めたわけでもない自由に耽りこんで倦んで飽きてしまっていた日本の「国民」自体
         第二は長く深いマスメディアの腐敗  だと思うが、
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COMMENT - 1

山形明郷  2015, 07. 07 [Tue] 14:39

「古代史犯罪」

中華人民共和国・北京大学 亜・非 研究所 
劉 勃 氏


『邪馬台国論争・終結宣言』書評




山形明郷先生は、広い範囲にわたる古代の中国・日本・韓国
の歴史関係の「原典」を読破されて、論拠を組み立てております。


「古代朝鮮」 は、畢竟(ひっきょう)何処(どこ)に存在してい
たのか。
更には、「洌水(れっすい)」の位置が、「古代朝鮮」領域内の何処
であったのであろうか。 

この様な疑問点の解明は、“古代東アジア史”の全貌を知る上
で、避けて通ることは許されない重要な課題となるものです。

しかし、私がこれ迄手にした関係各国の史学著述中に、この
問題に触れたものは無く、明らかにされてはおりません。 

 山形明郷先生は、歴史地理学の観点から、「洌水(れっすい)」
が、遼寧省のなかを流れる「太子河(たいしがわ)」であるこ
とを論証されて筆を進められるなど、先生の“古代東アジア史”
究明・検証に向けて、とことん突き詰めていく強靱(きょうじ
ん) な学究精神に深く感服し、且つ、尊敬いたします。


 山形明郷先生の著作を拝読して先ず感じましたことは、この
著作を中国語に翻訳して、広範な中国の学者たちに、この著作
の内容を紹介し、
 「古代朝鮮」 の所在地の解明が、“古代東アジア史”を語る上
で最重要事項であるという問題提起をしたいということです。

  
 私が、勇躍この様な大切なことを提案いたしますのは、山形
明郷先生の著作の貴重な価値を知って、中国と日本国との“学
術交流”のために、いささかなりとも貢献をしたいと考えてい
るからです。


『 著作等身 』 ― この著作は、著者の身長と同じ高さに積
み上げた[ 金塊と同等の輝かしい価値 ]を有する論証です。


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