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「現実なんて、ぼくのこころ次第よ」という日本人病が 自己の意見を疑うという知性の機能さえも なくしている。 --ガメ・オベールの日本語練習帳 より --  鎖国でもして、 世界と交際することをやめた方がよいような 社会になりつつある日本。 

 ガメ・オベールの日本語練習帳に こんな文が書かれている。 このブログの引用が多いのは、 『日本社会は外国から見て どのように見えるか』を 遠慮会釈゜( 他人に配慮して、慎ましい態度や言動であること )が なく はっきり言い切っているからであるが、 ここまで言われるとかえって清々する。

 そこに 以前 「安倍総理」が 靖国神社を参拝したときに アメリカ政府が 『失望した』とステートメントをだしたが、 その件を次のように書いている。

                                   ガメ・オベールの日本語練習帳 -- 一部 編集引用 --
 英語人が「disappointed」と聞いてまっさきに連想するのは、自分に向かって「I’m disappointed in you」と述べている母親の姿であって、そんなことが起きてしまった日には2週間は絶対に立ち直れない。  一生立ち直れない人もたくさんいると思う。

 この言葉は面白い言葉でもあって、相手の存在が軽い (例:この本はdisappointingであった)場合には、日本人が待望する「軽い意味」でもありうる。  対象が話し手にとって、重ければ重いほど意味も重く、初めから期待していなくて、軽ければ軽いほど意味も軽いと考えられなくはなくて、遠くから「軽い意味だ」と主張している人を観ていると、なんとなくニヤニヤしてしまうところがなくもないよーです。

 ステートメントを発したアメリカ人たちのほうは、簡明簡潔、明快単純で、誰がどう聞いても誤って受け取りようがない声明を発表したつもりに決まっているので、その後の騒動を見て、「日本って、社会としてこんなに英語を理解できないのか」と、ぶっくらこいてしまったに違いない。

 この話を友達に見せたとき、わしは自分の意見としてはアメリカ大使館は日本語で声明を発表するべきだったと思うけど、と述べたら、ロンドンの友人たちに「 この英語で意味が把握できないのなら日本語でも無理に決まっている」と大笑いされてしまった。

 アメリカ大使館の人間たちが明瞭に悟ったというか、これでもかというように再認識させられたのは、日本人に通有 (共通して備わっている性質) の、
  「信じたくないことはなかったことにする」
 
「認めたくないことは相手がウソをついていることにする」

 「致命的なことが起きてしまった場合には、たいしたことではない、といいつのる」

という福島事故を通じて改めて世界中によく知られた国民性から派生する、 「現実を精妙な理屈を駆使して自分が信じたい別の現実に変えてしまう」という、手慣れた手品のような、「現実なんて、ぼくのこころ次第よ」の日本人病です。

 これは戦前から国民性として知れ渡っていることなので、福島第一事故後の国を挙げての詭弁などは日本に関心がある英語人のあいだでは「いまでも、やっぱりそうなのか」という文脈で受け取られていたと思う。

 しかも日本の人の場合は 傍から眺めてどんなにヘンなことでも 自分が正しいと信じたことが絶対の真実で、それ以外の意見が聞こえてくると、自分の信奉者をひきつれて気が狂った人のように、というのは どんな卑劣な手も厭わない攻撃を加える ことのみに専念する、という特徴をもっている。

 日本の人の正義に駆られてしまったときの「集団サディズム」というはっきりした文明の特徴は、誰にも否定できない明瞭な刻印として、どの日本の人の額にも刻まれている。 捕鯨にしろ、なんにしろ、詭弁を述べるのは論理を述べても報いられなかった人間たちに世界共通の傾向だが、日本の人の場合は何千人単位、酷い場合には国を挙げて自分たちがでっちあげた理屈を信じ込んでしまうところが異なる。

 しかも自分たちこそが正しいと日本語という洞窟のなかで反響する「正しさ」を頭のなかにも木霊させて、反響する「正しさ」の音にかき消されて、自己の意見を疑うという知性の機能は初めから省略されているようにさえ見える。 戦前からハリウッドや欧州の映画で日本の人が「薄汚い策謀者」として描かれることが多いのには現実の理由があるのではないか、と思いたくなるほどである。                          (引用終り)



 大阪市が 『育鵬社』の教科書を採択した。 東京、横浜に次いで 日本の大都市の右傾化は止まらない。 大都市であるから 経済的には 地方都市よりも 今までが恵まれていただろうと思うが、 ここ20年近く、 景気がよくない。 この不景気というか、 経済的な不振の原因は 中国をうまく取り込めない『政治家と官僚』によるものだが、 そこに目を向けさせないために 『中国敵視』の政策を実行している。 

 その最前線が 『教育の右傾化』である。 この教科書には、『集団自決』も『慰安婦』も『南京大虐殺』も記述はない。 逆に 日本軍が無残に虐殺された話は載っている。 『櫻井よしこ大先生』と『安倍大総理』が この教科書を使うようにしよう、と応援した会社の教科書である。 完全に一方的な政治的色彩を帯びている。 まあ、 そのうち、 日本社会のことだから、 全国各地 この教科書一本で 『歴史』を教えるのかもしれない。 

 日本から 海外への留学生も どんどん減ってきているので、 自分たちこそが正しいと日本語という洞窟のなかでだけなら 害はないのかもしれない。 早く『鎖国』して 海外と縁を切ったほうがよいだろう。

 日本が 性懲りもなく 国際社会の中での経済活動を続けるのならば、 5年か10年後には 『中国』に 遣唐使を派遣していた時代が また来るのではないか、 そう思えるほど 中国が力をつけてきている。 しかしながら、 マスコミを含めて そんなことは一切言わない。国を挙げて自分たちがでっちあげた理屈を信じ込んで猪突猛進している。

 安倍総理誕生以来、 『北朝鮮の拉致被害者の問題は、明日にも解決する』ように言われた。 ロシアのプーチン大統領は 明日にも来日するように伝えられた。 そして、 北方領土も帰ってくるかのように言われた。 最近では 日中の首脳会談が明日にも行われるように言われている。 私たち以外の 国民は どう思っているのだろう。 あれほど『報道』されたのに それが どれも遅々として進まない。 進まないのではなく 初めからなかったのかもしれない。 -- ロシアでは ラブロフ外相は昨年欧米のメディアに対して 「プーチンの日本訪問はない。」と言い、 王毅外相は「今までにそんなこと (日中首脳会談) は聞いたことはない」と述べている。 北朝鮮の問題も、 あえて国連で日本が 「人権問題」で北朝鮮を攻め、北朝鮮側から 日本との交渉は一切しないと 去年宣言されている。

 この政権になってからの 「日本での報道」は ほとんどあてにならない。 SEALDs ‏の活躍にいくらかの光を見出したかと思えば、 大阪の教育委員会が 寄りによって こんな『変更(なかなかうまい誤変換だ-- 偏向 --)図書』を 教科書にするとは … 中学生諸君、 勉強は自分でするもの、 私も結構 中学時代に本を読んだ。 そのおかげで 「簡単には騙されず」にすんだ。 記録を読めば、 すぐにこれら (この教科書に書かれていること) がおかしいということに気が付くと思うよ。… まあ、 そんな教科書が 検定にとおること自体が おかしいのだが …

 SEALDsに影響された 『高校生』の活動も起きた。 今度は、 中学生が、 政治的に中立な教科書で学びたいと デモでもしますか。 この教科書は 政権交代か゛あった際には 問題になると思うのだが …

 
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COMMENT - 2

愕然!中川雅治 熊田裕通、一回国会封鎖したら?  2015, 08. 07 [Fri] 09:17

磯崎、武藤に引き続き、すさまじく壊れている自民党
中川雅治参院議員
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-7480.html
熊田裕通氏
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-7475.html

問題ありすぎ安倍政権。一回国会封鎖すべき。
首相談話は中止して、広島市長代行で。
また、憲法を守れない政権が教科書をつくっていいのか
教育学者たちの認識を問う

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戦後70年の首相談話拒否。天皇陛下のお言葉だけでいい  2015, 08. 07 [Fri] 09:25

はずかしいから 取り返しのできない汚点になりそうだから。

Edit | Reply | 

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