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初めから「悪意」のある報道では 『世界の流れ』も、『本当の歴史』も見えない。 習訪米を伝える 『日本マスコミ』と 欧米の違い。

  下の写真は 『BBC』の記事に使われている 「習主席夫人の写真」である。 今回の訪米の記事の一部であるが、 日本の報道との立ち位置との違いがはっきり分かる写真だと思う。 

訪米6
  As a folk singer, Peng Liyuan was famous long before her husband came to power.
                                                  25 September 2015 BBC
    China media eagerly awaits first ladies'
             "fashion face-off"

The China Daily newspaper said the pair had "much in common", were "symbols of glamour" and stood "uneclipsed by their more powerful husbands".

'Goddess'

As a folk singer, Peng Liyuan was famous long before her husband came to power.
                                                              --記事の一部--
 諸外国は いろいろな切り口で切って見せるのに、日本は一辺倒だ。 代表的な日本の報道を見てみよう。
                                                    2015/9/26   日本経済新聞
 【ワシントン=吉野直也】オバマ米大統領と中国の習近平国家主席は25日、ホワイトハウスで会談した。合意の得やすい環境問題では協力を約束したものの、懸案の中国によるサイバー攻撃は閣僚協議の新設でお茶を濁し、南シナ海の岩礁埋め立て問題も平行線だった。5回目の首脳会談で浮き彫りになったのは、それぞれに国内事情を抱え、容易には譲歩できない2人の姿だった。
訪米1

                                                            9月26日   NHK
アメリカのオバマ大統領と中国の習近平国家主席は、ワシントンで首脳会談を行い、焦点のサイバーセキュリティーについて、サイバー攻撃で企業の情報を盗む行為をしないことで合意しました。一方、中国が南シナ海で続けている埋め立ての問題については、双方の立場は平行線のままでした。
記者会見でオバマ大統領は、「世界第1位と第2位の経済規模、エネルギー消費、温室効果ガス排出国であるアメリカと中国がここまで協力するのだから、ほかの国が協力しないわけにはいかない」と述べ、各国に、取り組みを促しました。
米中両国は、サイバーセキュリティーや海洋進出の問題を巡って対立するなか、地球温暖化対策を重要な協力分野と位置づけ、協調していく方針を強く打ち出しています。

                                                        2015.9.26  産経新聞
 硬い表情を崩さない中国の習近平国家主席。オバマ米大統領もよそよそしい態度を貫いた。25日の米中首脳会談後の共同記者会見で、2人の指導者は言葉の上では協力の必要性を強調しながらも、ほとんど目を合わさず張り詰めた関係を印象づけた。

 曇り空の下、会見はホワイトハウスの大統領執務室に隣接するローズガーデンで行われた。両首脳に友好ムードがあったとは言い難く、とげとげしい発言が続く。人権尊重を促すオバマ氏に、習氏は「各国には異なる歴史や現実がある」と言い返した。

     訪米5
           仮に バイデン氏が大統領になったとしても、 中国とは反目しない。

 上の写真は 『ニューヨークタイムス』が伝える習主席訪米の記事 (下に記載) に使用されている写真なのであるが、 バイデン副大統領との『昼食会』を記事にしてある。 オバマ大統領の任期は残りわずか。 次期大統領は 「民主党のヒラリー・クリントン氏」と目されているが、 それはあくまで「バイデン副大統領」が立候補しない場合であり、立候補すれば 『接戦』、もしくは『逆転』の恐れすらある。今回の訪米に かなり尽力している。日本のマスコミは こちらにも「目配り」をしているだろうか。 表面的に、 合意に至らなかった、平行線であった、と言っても 両国とも 『現段階では そうしておきましょう。』というのであれば ある意味で合意ともいえる。 

          World Economic Outlook Database
           アメリカは 上手に中国の成長を利用していることがよくわかる。

 決して反目しているわけではない。 そうであるなら、 『21発の祝砲』まで撃って 『国賓』として迎えずともよい。 国連総会に来るわけだから、 その席で 「プーチン大統領と安倍総理の首脳会談」のような席を設ければよいだけである。 『目を合わさず張り詰めた』だの 『とげとげしい』だの 形容詞を連発すればよいわけではない。

                                       September 25, 2015  ニューヨークタイムス 
       A Light Lunch With the Vice President

After the formalities of a White House 21 gun salute, and a news conference with American reporters (the questions were not too difficult), Mr. Xi drove to the State Department for a lunch in the elegant Benjamin Franklin Room with about 200 guests.

Mr. Xi had been there before: in 2012 when he was still vice president but on his way to becoming president. Many of the guests were familiar faces to Mr. Xi, including Henry Kissinger and Timothy D. Cook, the chief executive of Apple, who were both with him earlier

 200人のゲストは 前日のシアトルに集まったアメリカにある 「世界のトップ企業のCEO」たち、 アップル、マイクロソフト、 ツィッター、フェイスブック など全員がここにも来ている。 それにキッシンジャーだ。 日本の立場を考えると、 その方向を誤れば 今以上に「世界の中の孤児」という状態が続こう。 共和党の「トランプ氏」が大統領になれば別だが …

 さて、 なぜこうも 「中国」の一人勝ち、--実は 米中の二人勝ちなのだが-- を許してしまったのかというと、 日本の既得権益を持つ人々が その失政から目を背けるために 『中韓批判』『中韓の脅威』をあおったからであろう。 それにまんまと乗る「日本国民」もどうかと思うが… 例えば 最近では 「Forbes」にこんな記事が載った。

Korean Wages Are Now Higher Than
                            Japanese Wages,
Perhaps For The First Time In 3,000 Years


 韓国の賃金が 日本の賃金を上回った、
           多分 ここ3000年で初めてのことだ。


This is something of a surprise actually, and it’s also an interesting indicator of just how fast economic growth can be. Average wages in South Korea are now higher than they are in Japan. Underneath this is the slightly surprising detail that GDP per capita is still significantly lower in Korea than it is in Japan. That means that, out of a smaller set of economic resources (that GDP, obviously), Korea is doing a better job of providing a level of consumption for the workers than Japan is. And that is, in the end, what having an economy is all about. Enabling consumption by the general population of the country.

 ずいぶん「ユーモアのある」見出しではないか。 縄文時代以降 「初めて逆転」、 3000年も とても優位だったとは思わないが … それがこの記事への日本社会の反応は、 他の国から見れば異常だったろう。 

 産経新聞ならいざ知らず、 それなりの媒体でも、『韓国の賃金体系』や 『一人当たりの所得』を叩いて うっぷんを晴らすのだ。 「韓国では、初任給は高いが その後の昇給がない。何年か努めれば、 日本が勝っている。」 「国民の一人当たりの所得では 日本が勝っている。」 …… まあ、 そんな論調ばかりだ。 自国の政策に何か改善することはないのか、 他国の政策に見習うことはないのか、 そんな議論は起きない。 ただ、 韓国に負けたと言われることが 我慢ならない … そんな風にしか見えない。 そうやって ここ20年 日本は「坂道」を 転がり落ちている。

     訪米4

 私は『中国も韓国も日本を相手にしていない。』という論調で記事を書いているが、 それを信じてくださっている方は 600人程度だろう。 -- 固定読者ともいえる方たち、ありがたいことです。-- なにしろ、 日本語で書かれたそのような主張は ほとんどない。 世に出回っている書籍も 日ごろ伝えられる報道も 「中韓の反日的態度」を 報じるものばかり、 日本の言動に 『一喜一憂』して 「キャンキャン吠える 両国」の姿ばかりであるのだから致し方ない。 しかし、 ある時 そう考えているとありえない結果になることがある。 まあ、 日本の国連の常任理事国入りへの 賛成国の数などを思い出せばよいわけなのだが …

 今の日本に求められているのは
 『広い視野を持つこと。』
 『相手に学ぶ点があれば、謙虚に学ぶこと。』
 『自らに反省する点がないか否か、謙虚に考えること』 
だと思う。
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