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中英急接近で 「アメリカ」が焦っている。 アメリカがルールを作るのか、 中国がルールを作るのか。 二者択一を各国に求めるかもしれない。

 皆さんもご存じとは思うが、 中国の習主席がイギリス訪問中に ドイツのメルケル首相の「訪中」が発表された。 今月の29日、30日の予定で、 実に7度目である。 フォルクスワーゲン社の 社長など経済人も同行するらしい。 フランスのオランド大統領も11月2、3日に中国を公式訪問すると発表した。ひっきりなしに「EU諸国」が 『北京詣で』を繰り返す。日本で聞く「中国の孤立」とは違った様相が垣間見られる。 もう少し的確な報道が欲しいものだ。

     中英急接近
                       中英急接近と騒がれた「習主席 訪英の様子」

 訪英中の「習主席」を イギリスは格別に歓待した。 「中英急接近」と言われるゆえんだが、 金の馬車隊で出迎えられ、エリザベス女王の住居であるロンドンのバッキンガム宮殿に宿泊した。 異例であろう。

 米英は 特殊なつながりを持つ国である。 アメリカは 中国と南沙諸島でせめぎあっている。 習主席の訪米の際に 「譲歩を求めた」のだが、 中国は頑として受け入れなかったようだ。 オバマ大統領は「世界のルールはアメリカが作る。 中国には作らせない。」と言ったが、 親せき国家であるイギリスの中国接近は どうもアメリカを「強硬姿勢」に変えさせたようだ。

                                                   2015年10月27日  朝日新聞
 米海軍の駆逐艦が26日夜(日本時間27日午前)、中国が南シナ海の南沙(スプラトリー)諸島で埋め立てた人工島から12カイリ(約22キロ)内に進入し、航行の自由を行動で示す作戦を実施した。米国防総省当局者が明らかにした。この海域で中国の領有権を認めない目的もある。中国が大規模な埋め立てを始めた昨年以降、米軍が南シナ海でこの作戦を行うのは初めて。

 米軍が実施したのは「航行の自由作戦」。米国防総省のデービス報道部長は同日、この作戦について「領有権などで度を越した主張をする国に対し、事前通告をしないでその海域や空域を航行し、航行の自由があることを示す」と語った。

 国防総省当局者によると、米海軍が派遣したのは、第7艦隊の拠点である横須賀基地所属のミサイル駆逐艦ラッセン。中国が南沙諸島で埋め立てをし、3千メートル級の滑走路を建設しているスビ礁から12カイリ内の海域を航行した。

 別の米軍当局者は朝日新聞の取材に対し、「ラッセンは太平洋地域の安全と安定を守るため、この海域でパトロール任務を実施している」と語った。ラッセンは数日前までマレーシアにいたが、作戦決定を受けて南シナ海で任務についたとみられる。

 習近平(シーチンピン)国家主席も米中首脳会談で「南シナ海の島は昔から中国の領土だ」と述べた。米政府は中国の主張には国際法上の根拠がないとしている。                               (引用終り)

 米中の緊張ぶりは 今までにないものとなった。 先に尖閣を「航空識別圏」に中国が含ませたため、 米国の爆撃機がそこを飛んで見せて 日本の『ネトウヨ』が 大喜びをしたのだが、その際は 尖閣上空では 「速度を落とし、 コックピットの窓を開け、星条旗を出して、 管制塔に 爆弾や偵察用武器を所有していないこと」を ずうっと無線しながらの飛行であったので、 中国側は無視したらしいのだが … もちろん「軍事」の事なので、どれが真実かはわからないが、 何事もなく済んだ。 今度も 領海ぎりぎりを速やかに横切る程度なら 何も起こるまいが、 戦艦の数が増えたり、 目視できるような範囲に入るとなるとことは別だろう。

 ただ、 今回の埋め立て人工島は 中国側にも『弱点』があり、 満潮時に水没していたということだ。 本当の岩礁なら 「古来からの領土」という主張も成り立つのだが、 その点をどう切り抜けるのか、国際社会の反応を注意深く見ていよう。

 しかし 日本の基地から出発と言うのだから日本も全く無関係とはいえない。 『戦争法案』もあることだし、 自衛隊の艦船が共同行動するようになると 「不景気な日本」が 「一か八か」の作戦に出ることもあり得るだろう。 アメリカにも、中国にも「櫻井よしこ」や「石原慎太郎」のような人物はいるのである。どの政府も 「敵対国」に対し、弱腰とは言われたくないものだ。

 例えば 环球网は キューバ危機の当時の 「ソ連戦艦が米海軍の戦艦に体当たりして 進路を変えさせた」写真を載せている。

     环球网
                写真は(環球時報)から             ミサイル駆逐艦ラッセン
                                                知足的隠遁者 ‏@SukiyakiSong
1988年にソ連駆逐艦が米海軍軍艦に体当たりして、航路を変えさせた写真集を環球時報に掲載。 米海軍がまた来たらこうすればいい。
 【北京時事】中国外務省の陸慷報道局長は27日、南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島で米艦が中国の人工島から12カイリ以内の海域に入ったことについて談話を発表し、「米軍艦の行動は中国の主権、安全への脅威であり、地域の平和と安定を損なう」と批判した上で、「強烈な不満と断固とした反対」を訴えた。また、「法に基づき、米艦を監視し、追尾し、警告した」と強調した。                                                           (引用終り)

                                                   2015/10/27  時事通信
  【ワシントン時事】米国防当局者は26日、南シナ海・南沙(英語名・スプラトリー)諸島に中国が造成した人工島から12カイリ(約22キロ)以内を、米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)を母港とするイージス駆逐艦「ラッセン」が航行したと明らかにした。作戦は現地時間の27日午前(日本時間同)に行われた。
 中国が実効支配する南シナ海の岩礁から12カイリ以内への米艦進入は2012年以来。哨戒機P8Aがラッセンに同行している可能性もある。米CNNテレビは、作戦は同日、終了したと報じた。米軍は今回に限らず、艦船・航空機の人工島周辺への派遣を繰り返す意向とみられ、「南シナ海は固有の領土」(習近平国家主席)と唱える中国の反発は必至だ。                                            (引用終り)

   「金持ちが戦争を始め、貧乏人が戦争で死ぬ」 サルトル
 
 まさかなのだが、 状況は「危険がいっぱい」、 偶発を引き金として戦争は始まる。 圧倒的「軍事大国」のアメリカだが、 いくつも戦争を抱えている。 自国から遠い領域での争いだ。 戦死者を出すような戦いはするまい。 中国も あめりか相手では 勝ち目がないことは 百も承知だろう。 二国がどう折り合いをつけるか、 また「第三国」が どう仲裁するのか … 私が死ぬ前に戦争が起きそうになるとは思いもしなかったが、 『にらみ合いだけで ことが過ぎる』ことを祈るくらいしか我々にはできない。戦争とはそういうもので、そうならないための外交をしっかりやるしかない
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