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あまりに一方的、一つの視点だけで伝える NHKのニュース、 これでは 「ミスリード」してしまう。 「日本が一番」という考えが この国の停滞の原因なのではないだろうか。

     cctv.jpg
     Breaking Chinese Premier LiKeqiang meets with Japanese
         PM Shinzo Abe in Seoul at the request of Japan.

          【速報】 日本の要請により李克強首相がソウルで日本の安倍晋三首相と会談した。

 今回の韓国での三か国会談や その前の出来事である「米国による 南沙諸島への軍艦派遣」についての NHKのニュースを見ていると 残念ながら偏向報道と言われても致し方がない内容である。 

 韓国が 経済的に行き詰っているから 日本との外交を「正常化しなくてはならない立場に追い込まれ」て 会議を持ったように受け止められる発言を繰り返している。 中国も 『急激な成長鈍化で、日本の助けなしには復活できない』かのように受け取れる報道をしている。 さらに アメリカの南沙諸島への軍艦派遣は 「アメリカが本気で怒ったのかどうか」と言うような視点だけで 報道している。

                                                      10月27日  NHK
 日米外交筋によりますと、南シナ海の南沙(スプラトリー)諸島で中国が浅瀬を埋め立てて人工島を造成していることに対し、アメリカ政府はアメリカ軍の艦艇を人工島から12海里=22キロの海域の中に派遣することを決め、27日午前、アメリカ軍のイージス艦「ラッセン」がスビ礁の人工島周辺を航行したということです。 12海里は沿岸国の領海と認められる範囲で、中国政府は人工島の造成により主権の主張を強めていますが、アメリカ政府は人工島は領海の基点にならないとしてこれを認めていません。                                (引用終り)

 全くの誤報ではないが、 これでは国民がミスリードされる内容である。 まず、イージス艦「ラッセン」が中国の人工島周辺だけを航行したのなら このニュースでもよいのだが、 ベトナム、フィリピンが軍事基地化した島に対しても 同様に領海内を航行した、と言うことはなぜ報じないのだろうか。 もちろん、 南沙諸島の島々 (島と言えるものは 10くらいしかないらしいのだが…) が 中国以外の国がいずれも滑走路を造り、軍事基地化していることもあまり知られていない。 日本の報道ではそのへんの詳しいことは一切言わないので 私も詳しくは知らない。 

 さらに、 この航海の後、 電話会談、さらには 軍トップの派遣と 中国との真正面の衝突は避けたいという意向がにじみ出たような話が続く。 これは「尖閣上空の米軍爆撃機の飛行」の時も同様であった。 中国側では 『米軍機が速度を落とし、星条旗を掲げた』ということは、 我が国 (中国) の領有を認めたことになる、などという話になったりする。 これも一方的だと言えるかもしれないが、 日本の報道は一部しか伝えないことによってのミスリードが大きい。

 日本では 「韓国経済は瀬戸際」と言うような報道がされている。「日韓」の関係改善が 韓国としては急務である、そうとれる報道を繰り返している。

                                                  J-cast ニュース 2015/10/30
景気低迷が長く続いている韓国経済が、「デフレ」の崖っぷちに立たされている。 外需への依存度が高い韓国経済にとって、最大の輸出国・中国の景気停滞は頭痛のタネ。それに伴う世界経済の回復の遅れに通貨ウォンの高止まり、製造業大手などの労使トラブルなどを背景に企業競争力の低下が止まらず 赤信号が灯っている。 (引用終り)

 それならば 韓国は 是が非でも 日本との関係を改善し 「通貨スワップ」でも希望するはずであろうが、 日本政府の態度から 明日の「日韓首脳会談」は 昼食会も 合同記者会見もなし、と決まっている。 (中国の李克強首相は10月30日に到着し、晩餐会、そして共同記者会見で次のようなことが発表された。 )
(1) 中韓FTAを年内に批准する  (2) 中国の「一帯一路」経済圏構想と朴大統領の「ユーラシア・イニシアチブ」の連携を強める覚書  (3) AIIBを活用した韓国企業のユーラシア大陸進出に中国も協力する共同研究  (4) 経済興隆をさらに拡大させる多数の個別契約の調印  (5) 今後の中韓関係を進化させる計画の立案  (6) 南中国海問題に韓国は公式には中立、実態は中国の現状政策支持  -- 知足的隠遁者さんより引用 --

 朝鮮日報によると、韓日首脳会談が目前に迫ったが、従軍慰安婦問題をめぐる双方の水面下での交渉は、さしたる成果を挙げられずにいる。外交消息筋は30日、「会談まではまだ時間が残っている」としつつも「状況は、両首脳が直接談判する方向に進んでいるようだ」と語った。 ということで、 日本側は すでに済んだ(賠償済み)問題と言う態度。 もちろん 『ねつ造』と思っているのだが、 その言質は引き出せまい。 日韓いずれも 「対米圧力」に対する言い訳として 「会談」したようなものだから、成果など出るはずもない。 

 一方中国はどうか。 先にも書いたように ドイツ メルケル首相が 29、30日と 公式訪問する。 11月2日には フランスのオランド大統領が訪中、 5日と6日には 今度は習近平氏が南沙諸島でいかにも中国と対立していたかのように伝えられたベトナムを公式訪問し、6日7日にはシンガポールを訪問する。 日本など相手にする暇はなさそうである。

                                            2015.10.29 Zakzak (産経新聞系列)
 ドイツのメルケル首相は29日、中国を訪問し、李克強首相と会談。午後には習近平国家主席とも会談する予定だ。排ガス規制逃れで窮地のフォルクスワーゲン(VW)のトップらも同行し、経済で協力を深めるというが、南シナ海で米中が緊張し、中国の人権問題への批判も強いなか、「カネ目当て」の姿勢に国内外の視線は冷ややかだ。

                                                      2015.10.30  産経新聞
 【北京=川越一】中国の李克強首相は29日、北京の人民大会堂でドイツのメルケル首相と会談した。中独は欧州航空機大手エアバスの旅客機130機の売買契約を締結。11月2日にはフランスのオランド大統領が訪中する予定で、欧州主要国首脳の中国詣でが活発化する中、中国側が“爆買い”で歓待している。

 中国国営新華社通信によると、李氏は「我々はドイツから進んだ技術と発想を学ぶ必要がある」と持ち上げ、「中国はドイツにとって巨大な市場になる」と述べた。その言葉を裏付けるように、中国の航空会社はエアバス「A330」30機と「A320」100機を購入。総額約170億ドル(約2兆円)に上る大型契約だ。    (引用終り)

 China Radioによると この後 「習近平主席」は 11月6日と7日、シンガポールのトニー・タン大統領の招きに応じてシンガポールを公式訪問、ベトナムのグエン・フー・チョン共産党総書記とチュオン・タン・サン国家主席の招きに応じて、習主席は11月5日と6日、ベトナムを公式訪問するのだそうだ。 日本で伝えられる「中国の孤立化」とは縁遠い現実である。

 中国は 「友人」として認めた人々には その後権力を失っても大変厚遇する。 「友人にはとても親切」というのは 事実だろうと思う。 日本の一部の人々は 『友人になる気が端 (はな) からない』ので 「パクリ」と共産主義の国だと思っているようだが、「友人」になって 損な国ではなかろうと思うのだが… ドイツも 今は確かに試練の時だが 中国は「もう利用できない」と見捨てることはないだろう。

 さて、 日本は… とみると、「人工島」について 東シナ海の日中中間線の中国側で中国が進めているガス田開発、 中国が領有権を主張する尖閣諸島 (領有権は棚上げされていた) への中国公船による領海侵入などへの懸念を安倍首相が伝えたようだ。 この中で 国際的に理解を得られるのは 『人工島』くらいだろう。 ただ、日本で伝えられているのとは少し違い、中国の主張は『民間船』の航行は自由だが、軍用船がそれも偵察を目的としたものは認められない、と言っているに過ぎない。 人工島でなければ それほどおかしい主張ではあるまい。 中国も巨大化し 世界の二大国と自身も認めるまでになり それを支持する国々も増えてきているのだから、それほど無鉄砲なことはするまい。

  【ソウル時事】安倍晋三首相は1日午後(日本時間同)、ソウルで中国の李克強首相と会談した。安倍首相は、南シナ海で中国が造成した人工島をめぐって懸念を伝達。 会談では、経済や文化などの面での交流拡大について意見交換する一方、懸案事項についても協議。東シナ海の日中中間線付近で中国が進めているガス田開発や、中国公船による領海侵入が続く沖縄県・尖閣諸島をめぐる問題が取り上げられたとみられ、安倍首相は不測の衝突を回避するための「海空連絡メカニズム」の早期運用開始を重ねて働き掛けたもようだ。              (引用終り)

 確かに 「中国の新幹線の方が 日本のものより揺れが少ない。」 とか 「日本の切符の販売機は 北京より10年遅れている。」などと聞くと うれしい気はしないのは確かだが、 相手国が進歩したことは 認めてもよい。 いつまでも 日本の「パクリ」で過ごせるはずはない。 日本も他国から一生懸命学んだ時があったし、その頃は進歩も早かった。 いつのころからか、 もう学ぶことはない、と横柄になっていった。 今の「日本バンザーイ現象」ではないが、 日本が世界一と錯覚している人々が多くなった。 そういう時期があったかもしれぬが、 そんな慢心をしていたら アッという間に追い抜かれていたにすぎない。 負けたら 「謙虚に」学べばよい。 そういう気持ちを「日本人」が取り戻したら、 また栄える国になると思うのだが … それは 世界に誇る「日本」としては 言えないことなのだろうか …
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