政治とは縁遠い『芸能人』が なぜ今声を上げざるを得ないのか。『なぜ今、平和な日本をかえる必要があるのか』に根本から答える声はない。

 戦後 今日ほど「文化人」とか「芸能人」と言われる人々が 『政治的発言』を真正面からしたことはないだろう。 漫才や落語の前置で「皮肉」を言うことはあっても、これほど正直に話したことはなかっただろうと思う。それほど、急速に「政治家の意見」が傾いてきた。いや、表面だって来たと言えるのかもしれない。「渡部昇一」や「櫻井よしこ」などの評論家(?)の意見を鵜呑みにするなど、多彩な意見を持つ日本国民 (と思っていた) には 考え付かない状況だ。

         大竹しのぶさんのメッセージ
                                    山下 歩 ‏@neko_yamashita
18時のNHKニュース、安保法反対集会に寄せられた大竹しのぶさんのメッセージを紹介。「自分の考えていることすら発言しにくくなっている今ですが、俳優として個人として自分の言葉を伝えられる人間でありたいと心から思います」




                                   2015年12月8日 日刊ゲンダイ
        石田純一“覚悟”のスピーチ再録
 ご存じのように、我々一人一人は力がそんなにありません。私もそうです。けれども、このたびシールズをはじめとした若い人たちが、「戦後の歩みをなぜ今、かえる必要があるのか」と声を上げられた。

 昔のデモを見て当時の田中角栄首相は「いいじゃないか。若者はこれぐらい元気があっていい。女のお尻を追っかけるよりも頼もしい」というふうにおっしゃった。僕は2つのことを危惧しております。戦後70年、この国は日本人や中国の方、近隣のアジアの国の犠牲の上に成り立っている。この平和と自由な国。世界で最も平和で安全な国をなぜ変える必要があるのか。それが僕の危惧です。この戦後というものをもう何十年も何百年も続けていきたい。

 もう一つ、この間、私はデモに参加させていただいて、いろいろなところでお叱りを受けます。私は右でも左でも中道でもいいと思うのですが、こうしたことは言論の自由があって初めて成り立っている。

 ちょっとお酒を飲んでも、そこを歩いていても、「石田君、君の言っていたことは間違っているよ。中国が攻めてきたら丸腰でどうやって戦うのだ」ということをよく言われます。こういうのを「反知性主義」というのではないか。中国が攻めてきても、今まで周辺事態法というものがありまして、亡くなられた(元首相の)小渕さんもおっしゃっておりました。「日本の周辺だよ。ここは守れるのだよ」と。これを個別的自衛権と言います。法律も憲法も、微妙なところはありましたけれども、安定性と継続性が一番大切というコンセンサスを持って、自民党も野党もなく、ずっとやってきたわけです。

 我々が安保法制に反対したのは、10個近くの法律をまとめて、審議もなるべくしないようにして、証拠も残さずにやってしまったからです。大事なことですから、ちゃんと審議しましょうよ。周辺事態法とか何ですか。分かりにくくて。まずいものを隠すというのが最近の傾向だと思います。これをやはりもう一度表に出して、ちゃんと話し合おうではないか。どこの国にも戦争に行かない日本でありたいと強く願っています。
                                        (一部省略 引用終り)
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