日本の実態を理解しないまま、「日本バンザーイ」を日本人がすることは 外国人は身を引いて構える。「私はそうは思はない」と言う反対の意見を引き出してしまう。

 ご存じとは思うが、九州でも昨日『初雪』が降った。そのほんの数日前に 外気温とほとんど差のない私の部屋で「朝の5時の室温が19度」であることを書いたわけだが、あまりの急変で「老体」がついていかないのか、ちょっと風邪気味であった。そんな日本だが 政府系のクールジャパン官民連携プラットフォーム設立総会でこんな発言があったという。

                                 2015.12.17  バズプラスニュース
クールジャパン官民連携プラットフォーム設立総会に参加した、ファッションジャーナリストのミーシャ・ジャネット氏のコメントが、インターネット上で評価されている。この総会は「クールジャパン」をキーワードに日本活性化を目指すべく、関わっている各界の著名人がトークをするというもの。

そこでミーシャ氏が、クールジャパンのあり方について、苦言ともとれるコメントしたのである。しかしその内容があまりにも納得できるものだったため、この総会をインターネット生放送で見ていた視聴者から、賛同の声が多数寄せられた。ミーシャ氏のコメントを要約してお伝えしたい。

「クールジャパンに対して私がひとつ言いたいのは、クールという文化が海外とかなり違うという点。日本では著名人や立場の高い人が「これクールだね」「これクールでしょ」と言うと、周りがちょっとずつ「ああそうねクールだね♪」「そうだクールだ♪」と連鎖のように広がる。しかし海外ではクールと最初に言うのではなく、クールだと自然に思わせる流れが主流。自然に個性を主張するのが海外。自分で自分をクールだと言ってしまうと、海外では「私はそうは思わない」「私はそう思ってないから」「あなたと違うから」という反応になる。なので日本が「日本はクールだ」と推してると、逆に反対されるかもしれない」

確かに、「これカッコイイだろ」と言われて押し付けられるのは日本人だって嫌だ。クールジャパンはクールの押し付けをするのではなく、海外でクールだと思われたものをバックアップすることに専念する必要があるかもしれない。

情報を流し、受け入れられたものをフォローする。それがクールジャパン官民連携プラットフォームがやるべきことの主流になるかもしれない。ちなみに今回の総会には、カワンゴことドワンゴの川上量生会長、無類のワイン好きで知られる夏野剛氏も参戦した。                         (引用終り)

 まあ、 世界広しと言えども 空港の書店にこれだけ「世界の人々は日本人になりたがっている。」とか「どの国からも愛される日本と言う本が並び、その横には「産経系列」をはじめとする (よくぞ無罪判決が出た、と感心するが) 」の隣国の「中国、韓国を誹謗中傷する本」が並ぶ国はなかろう。どこの国民でも、その国が一番かわいいのであり、「日本人になりたい」というのは彼らの言う『自虐史観』に他ならない。とんだブーメランなのだが…

 日本人にとって『日本が一番かわいい』のは当然だが、その国の形を「ああしたらいい」「こうなって欲しい」と心に思っているものだが、そのためには 今の『日本』について正確に知っておく必要がある。ところが、この国は「指導層」は10年遅れ、その支持者たちは下手をすると30年程度遅れて世界を見ている。

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 日本が中国に抜かれGDPが世界三位になったことは大きく騒がれて 国民も知っている。一人当たりのGDPは  「現在27位」であり、それが生活実感として下層階級が感じている暮らしにくさにつながっている。 もちろん国別GDPは今でも3位であるのだが、その実態は追い抜かれたころと全く違っている。2000年には 米国は日本の2倍、日本は中国の3.9倍であった。逆転を許した2010年には、米国は日本の2.6倍、日本と中国はほぼ横並びであったが、それからわずか4年後、米国は日本の3.8倍、中国は日本の2.2倍、2020年ごろには米国を抜くだろうと言われているので米国並みとして日本の4〜5倍の『経済大国』になっているだろう。

     落合陽一1
                               グラフは落合陽一氏のツイッターから
 そんな国に『喧嘩』を吹っ掛けていることを自覚せねばならない。日本が中国に「張り合って」軍備を増強すると、 無理が出る。わかりきったことだが、「北朝鮮報道」同様に 国内の報道があまりにも「偏っている」と言わざるを得ない。参考までに北朝鮮と外交関係のある国は 下の地図のように大変多い。まあ、そろそろ『北朝鮮』などと言う呼称はやめて 国として扱うくらいの気持ちがないと これからの世界を乗り切ることは難しいだろう。

     北朝鮮と国交

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アンチ・コシミズ  2015, 12. 19 [Sat] 15:58

『邪馬台国論争・終結宣言』書評
中華人民共和国・北京大学
亜・非 研究所 劉 勃 氏
山形明郷先生は、広い範囲にわたる古代の中国・日本・韓国
の歴史関係の「原典」を読破されて、論拠を組み立てております。


「古代朝鮮」 は、畢竟(ひっきょう)何処(どこ)に存在してい
たのか。更には、「洌水(れっすい)」の位置が、「古代朝鮮」領域内
の何処であったのであろうか。 

この様な疑問点の解明は、“古代東アジア史”の全貌を知る上
で、避けて通ることは許されない重要な課題となるものです。

しかし、私がこれ迄手にした関係各国の史学著述中に、この
問題に触れたものは無く、明らかにされてはおりません。 

 山形明郷先生は、歴史地理学の観点から、「洌水(れっすい)」
が、中国遼寧省のなかを流れる「太子河(たいしがわ)」であるこ
とを論証されて筆を進められるなど、先生の“古代東アジア史”
究明・検証に向けて、とことん突き詰めていく強靱(きょうじ
ん) な学究精神に深く感服し、且つ、尊敬いたします。


 山形明郷先生の著作を拝読して先ず感じましたことは、この
著作を中国語に翻訳して、広範な中国の学者たちに、この著作
の内容を紹介し、
 「古代朝鮮」 の所在地の解明が、“古代東アジア史”を語る上
で最重要事項であるという問題提起をしたいということです。

  
 私が、勇躍この様な大切なことを提案いたしますのは、山形
明郷先生の著作の貴重な価値を知って、中国と日本国との“学
術交流”のために、いささかなりとも貢献をしたいと考えてい
るからです。


『 著作等身 』 ― この著作は、著者の身長と同じ高さに積
み上げた[ 金塊と同等の輝かしい価値 ]を有する論証です。


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