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今日のニュース  北朝鮮の『過激な反応』ばかりを伝える日本の放送。米韓軍事演習の危険さをなぜ真剣に訴えないのか。

 昨日「県立高校の入試」がおわり、仕事上の一区切りがついた。まあ、何かと「気ぜわしく」、書きかけのままの原稿がいくつか残ったままだ。が、今日からTPP批准の日までまた新たに「挑戦」である。5000ページに及ぶ関連法案の一括審議だという。だれが読んだのか、後世に残る「大汚点」であろう。

 さて、話は変わるのだが、北朝鮮がいろいろ言っていたり、行動していたりすることが『ニュース』で伝えられている。皆さんも、北朝鮮が「悪辣な暴走国家」だと思われているかもしれない。もちろんニュースにはなっているが、「米韓合同演習」が現在行われている。今の「北朝鮮の行動」と「米韓合同軍事演習」が密接に結びついていることへの言及が少なすぎる。

 2015年08月22日
      国境近辺に大量の兵器を集められ、これが自国に向かって発進することを誰が喜ぶのか。
                                 辺真一 | コリア・レポート 編集長
史上最大規模の米韓合同軍事演習が始まった。北朝鮮は即座に国防委員会の声明を出して、「全面的に対応するため総攻勢に進入する」と、例年以上に猛反発している。

北朝鮮が素早い反応を示すのは、演習に昨年よりも2倍も多い1万5千人の米軍と同じく1.5倍の韓国軍29万人が動員され、原子力空母や原子力潜水艦、B-2ステルス爆撃機、F-22ステルス戦闘機など最先端の戦略兵器が大挙展開されるからだけではない。「5015」というコードネームの作戦計画に基づいて北朝鮮の核・ミサイル基地への攻撃に加え、首都平壌の攻略と金正恩第一書記ら最高司令部の除去に向けた上陸作戦も含む全面戦争をも想定した攻撃的な訓練が実施されるからだ。

「5015作戦計画」には具体的には▲Defence(防御)、Detect(探知)、Disurupt(かく乱)、Destory(破壊)の「4D作戦」の遂行▲西海5島や特定地域に対する北朝鮮の挑発の際の米韓連合軍の強力な対応(挑発の度合いによっては、一気に武力統一する)の他に▲北朝鮮に核兵器使用の兆候が見られた場合、先制攻撃だけでなく、「斬首作戦」も遂行し、核兵器承認権者(金正恩第一書記)を除去し、核兵器の使用を防ぐ――ことなどが盛り込まれる。また、作戦計画には北朝鮮から核・ミサイル発射の兆候が見られた場合、30分以内に先制攻撃するという韓国軍の「キルチェーン」の概念も反映されている。
                        -- 中略 --

シャープ前駐韓米軍司令官は現職時の5年前、韓国の与野党国防委員らとの懇談会で北朝鮮の軍事力を世界4位(韓国は8位)と評価していた。世界1位の米国と4位が全面戦争となれば、どうなるのか。

カーティス・スカパロッティ現駐韓米軍司令官は2月24日、米下院軍事委員会聴聞会で証言し「朝鮮半島での北朝鮮との衝突は第2次大戦に匹敵し、おそらく多くの死傷者が出るだろう」と予測していたが、問題は金第一書記に関する発言で、「自身の政権が挑戦を受けると考えれば、(金第一書記は)大量殺傷兵器を使うだろう」と言明したことだ。                              (引用終り)

 毎年行われる「米韓」の軍事演習は 国境のすぐ近くであることが多い。まさに地図で見ると「目と鼻の先」で行われている。そこに数百台の戦車や戦闘機が集結して「北朝鮮」を目指して進軍する。もちろん、『演習』だから、国境ぎりぎりで止まるのだろうが、決して気持ちの良いものではないことはお分かりだろう。日本 (海に囲まれているのであまり心配はないのだが…) でいえば『国後、択捉』あたりに ロシア軍が集結し、日本に向けて総攻撃の演習をしている、と考えればよいだろう。そういう「ロシア軍」に対して「非難」が全く向けられていないことを想像してほしい。

 北朝鮮が「ミサイル実験」、「原爆実験」の停止と引き換えに、この演習の中止を再三求めていたが、これは一切「無視」されてきた。もちろん「中止」をしたからと言って『核開発や軍事力強化』がなされなかったかどうかは、分からないが、「無視」した結果として、さらに激しく「軍事力強化への道」を邁進していることだけは確かだろう。

 もちろん、事あるごとに日本は「北朝鮮非難の決議」を国連に訴えたりしているので、日本そのものが「北朝鮮の攻撃対象」に入らないのが不思議なくらいなのだが… それにしても「日本」の考え方は自己中心的である。先の大戦を「ABCD包囲網」の結果としての『自衛戦争』と主張し、今は「北朝鮮」への経済封鎖の最前線にいる。インド、パキスタンの「核開発」との違いそのものも良く分からない。

 コリアレポート自体がテレビのコメンターとして登場するくらいであるから、「政府寄りの見方」なのだが、そこが紹介する「米韓合同演習」の中身がすごい。もう一度おさらいをしてみる。

 北朝鮮の核・ミサイル基地への攻撃に加え、首都平壌の攻略と金正恩第一書記ら最高司令部の除去に向けた上陸作戦も含む全面戦争をも想定した攻撃的な訓練なのだそうだ。昨日、今日「クーデター」でできた国ではない。国連に加盟もしている国である。そこに向けて、こういう演習が許されるとはとても思えない。国連で「決議」をしたのだから、経済制裁は正当化されているのだろうが、国内で山口組が分裂し抗争状態にあるので それをたとえに考えてみよう。

 今の北朝鮮への「制裁」と「米韓の演習」は、山口組への「ガス」「水道」「電気」をとめ、事務所に入る車をすべて検査し、かつ「対テロ専門部隊」が前の空き地で「突入、テロ組織射殺訓練」をしているようなものだ。はっきり言えば『暴走せよ』とけしかけているようなものだ。よく我慢して「平静を保っている」と言った方がよい。日本でも「拉致問題」がなければ、こんな声を上げる識者もいるのだろうが、「拉致の解決」で言えずにいるのだろう。個人的には、「政府」も「官僚(外務省)」も「家族会」ですら、この問題を解決する意欲はほとんどないのではないか、と思う。北朝鮮での「平均寿命」を考えれば、そうとしか思えない。

 北朝鮮が「軍事力4位」などと言うアメリカの司令官の話など、とても信用できない。2位は「ロシア」、3位は中国で皆さん、4位に「北朝鮮」が入ると思いますか。ミサイル一基、戦闘機一機、軍艦がいくらすると思って、こんな馬鹿げた言説を流すのだろう、と思いますネェ。憲法9条で丸裸の日本 (と言う方々がいます) の軍事予算が「5兆円」、丸裸ですよ、4位ともなればそれなりの武器がそろっているはずで、その予算たるや…のはずです。いかに人件費が安くても、です。

 少なくとも「あの国」で暮らし、生きている人々がいて、時には西側の報道機関も入っているわけだから、今すぐ「国民を救出」しなくては「人道的」に済まない、と言うわけでもないだろう。イラクの『フセイン』しかり、リビアの『カダフィ』しかり、「その国の人々」を救うために独裁者を取り除いたはずだが、両国のその後の悲惨さは目を覆うばかりである。あまり報道されないが… 2度同じ過ちをしたのだから、三度は繰り返したくない。『金体制』はとり除く必要があるのかどうか、冷静に考えるべきである。
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