トルコのクーデター後の反対派粛清の素早さに驚く。国民が投票で選ぶ「民主制の国」で、こういうことが起きるのはなぜだろう。

 トルコの『クーデター未遂事件』は、「政府側が予測していたが、阻止せず、関与したものや、賛同していた反勢力を一気に粛清している」という説が事実に近いような気がする。

_トルコくーてーたー未遂事件

 クーデターに参加した兵士や関係者は早期につかまるのは分かるが、それ以外の逮捕者や公職追放者の数があまりに多く、かつ迅速である。政府に批判的な人々をあらかじめ調べ上げていたに違いない。それにしても、つい最近まで「オリンピック開催地」を争い、日本の原発の購入を決めるなど、都合5回も「安倍総理」が訪問している『友好国』であるのに、なぜだろうと不思議にも思える。選挙で選ばれる「民主的な普通の国」で、こういう事態が平気で起こっている。

                                        BBC news
トルコで先週末に起きたクーデター未遂事件を受け、エルドアン大統領率いる政権は大規模な粛清に乗り出した。これまでに少なくとも4万5000人が拘束されるか解任、もしくは停職となった。

19日には、エルドアン大統領の忠実な支持者でないとみられた人物も粛清され、対象は教師や大学教授、メディア関係者まで広がっている。トルコ政府は、米国在住の宗教家・社会運動家のフェトゥラ・ギュレン氏(75)が反乱の首謀者だと主張しており、粛清されているのはギュレン氏の支持者たちだとしている。ギュレン氏は関与を否定している。

トルコのユルドゥルム首相は、ギュレン氏が「テロ組織」を率いていると語った。同首相は国会で、「彼らを根絶やしにする」と述べた。トルコのメディアは、教師や教育関係者1万5200人が免職され、大学教授1577人が辞職するよう命令を受けたと報じている。このほか内務省と財務省で、それぞれ8777人と1500人の職員が解雇され、首相府で257人が免職されたという。

トルコのメディア規制機関は19日、ギュレン氏と関連があるとされたラジオとテレビ24局・チャンネルの放送免許を取り消した。トルコではすでに、6000人以上の軍関係者と、9000人近い警察官が免職されており、約3000人の判事が停職処分を受けている。トルコで多数の公務員らの解任・停職が行われていることは国際社会に懸念を呼び起こしており、国連はトルコに法の支配と人権擁護を訴えた。 (引用終り)

                               ROCKWAY EXPRESS 引用
 トルコのエルドアン大統領が狂い出したようだ。以下の記事にあるように、トルコでの独裁的情勢を更に強化し、トルコ内では「超大統領制」というような体制を目指しているという。

 「サウジアラビアから帰国した際の記者会見で、独裁的大統領制というものが可能かどうか尋ねられ、彼は『世界には既にそのような例が存在している。ヒットラーのドイツを見れば分かるだろう。その他の国にもそれを倣ったものが存在する』と語ったと、ドガン通信が伝えた。

 「彼の支持者らは彼のことを無秩序と無政府的状況に対抗する「カリフ(宗教指導者)」とみなしている。また彼の公正発展党(AKP)が11月の選挙で過半数を取得さえすれば、彼はトルコに新オスマン帝国を再興する指導者になるとみている」

クーデター首謀者らは監視下にあると気づき、計画の実行を早めたようだという。「完全に準備されていたわけではなかった。計画は漏れ、監視されていることが分かり、予定よりも早い決行を余儀なくされたようだ」                          (引用終り)

 東に「大東亜共栄圏の再興を夢見る指導者」があり、西に「オスマン帝国の再興を夢見る指導者」がいる。一方は「南シナ海での混乱」で他の国が強く出られず、一方は「シリアの混乱(難民)」で、他の国が強く出られず、と言うことらしい。二国とも、国内での人気は、それなりに良い、という共通点もある。教育への介入、マスコミの統制も共通項らしい。

 国防費の上昇も、介護医療費のカットも、年金支給70歳から (田村厚生労働大臣は、「自分がいつまで働けるか、状況を見ながら支給開始年齢を選ぶことは、自分の意思でできる。今も70歳までは選択できるが、これを例えば75歳まで選択制で広げる提案が与党から出されていて、一つの提案だと認識している」と述べ、高齢者の働き方が多様化していることを踏まえ、公的年金の支給開始年齢の範囲を75歳程度まで広げられないか検討する考えを示しました。…NHK--)と言うことも、この政権を再度選んだのだから、「国民の事後承認を得た」ことは間違いない。今更のニュースではないのだが…

                                    2016/7/20  共同通信 
 厚生労働省は20日、社会保障審議会の介護保険部会を開き、訪問介護のうち掃除や調理、買い物など「生活援助」のサービスについて、要介護度が低い軽度者に対する給付を縮小する方向で本格的な検討に着手した。(引用終り)

 70歳支給が噂されている日本の年金制度が各国と比べどの程度か、先進国、経済大国である(と多くの日本人が考えている)日本の年金制度について『たびびとJINのブログ』さんがこんなことを書いている。             

                                 『たびびとJINのブログ』引用
年金とは、日本だけの制度ではなく、実は世界各国で運用されている仕組みです。他の国の年金と比べた場合、日本の年金のレベルはどれぐらいかご存知ですか?いやー、結構制度がしっかりしてそうだから上位では? とか、いやいや、年金破綻などと言われているから、もう全然下でしょう、といろいろと想像されますが、年金の世界ランキングを元に、どんな状況か見てみましょう。
                           全文リンク → たびびとJINのブログ

日本の年金1
                                      (引用終り)
 『日本は素晴らしい』と連日報道されるが、そう思い込みさせられているだけかもしれない。
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