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世界から見た尖閣諸島問題  不思議の国日本

              
 海外の新聞は必ずしも日本はだらしがない。と書いている訳ではないのです。元々、反日的なニューヨークタイムズですら、原文を読むと、「中国が得たものはない」と述べています
         NewYorkTimes.jpg
         ニューヨークタイムズ紙って反日的なのですネ
しかし、夕刊フジは「日中間意地比べでの屈辱的退却」 NYタイムズ--と報じていますが、確かにそう言うセンテンスもあるのですが、一方的に中国を支持しているわけではないのです。

 これは、ニューヨークタイムズの25日付社説の一部です。NYT紙は同時に、中国が得たものは何も無い。と、はっきり書いています。
 タブロイド紙といえどもあまり無責任な記事を載せて欲しく無いですね。

「中国の駄駄っこぶりも困ったものだよ」というのが、欧米のインテリの多くが感じていることではないかと思います。  

 中国はこの尖閣諸島の争いで、ヨーロッパを中心に来年度から2000億円以上の援助を結果として受けられなくなりました。もう一度この問題を振り返って見ましょう。
   ◆The Economist:(Sep 24th 2010)JIROの独断的日記 さんより

 遂に、日本と中国の揉め事は、経済からナショナリズムへと発展してしまった。両国の経済的関係の悪化が懸念されるが、それは両国にとって同じ様な損失である。

 事の発端は、9月7日、中国漁船が日本の海上保安庁の巡視船に体当たりを食らわせたことだが、これは両国ともに、自国の領海であると主張する海域で起きた事故である。

 日本は24日(金)、日本の巡視船に故意に接触した公務執行妨害容疑で取調中だった中国人船長の釈放を決定した。

 世界の外交関係者は、一応この措置にホッとしたけれども、この争いをどのように見るべきであろうか?

 一見、日本は中国の恫喝に屈したように見える。しかし、この事件に関する中国の反応のすさまじい獰猛(どうもう)さは、究極的には中国にとってマイナス要因である。
        尖閣抗議

 このような国がアジアの「責任あるステークホールダー(利害関係者)」として信頼出来ない、という印象を他国に与えたことは否めない。

 日本の通信社、共同通信によると、那覇地検は、「船長の行動に計画性が認められない」ことを、不起訴処分の理由としているというが、本当のところは、中国漁船の乗組員と船長が逮捕された後の中国のすさまじい反応によるものと思われる。

 中国人が逮捕されてから、中国政府は日本に、「船長と乗組員を早く帰せ」と何度も繰り返し圧力をかけ、しかもそれはどんどんエスカレートしていった。

 中国は、日中間の閣僚級以上の交流を中止し、更に、4名の日本人を軍事地区での違法な映像撮影を行った、という理由で拘束した。

 また、中国は日本に対して、ノート・パソコンから自動車まで、製造に必要な、レア・アースの輸出を禁止すると通告しが、これはとりわけ不法な行為に思われる。

 23日(木)、中国政府は(レア・アースの)輸出を禁止した事実はない、と、しきりに強調したが、それは本当かも知れない。つまり「公式の」輸出禁止令は発しなかったのかも知れない。

 だが、中国のように非公式のルールが沢山存在する国では、輸出業者は、とりわけ政府が日本と揉めているときに、逆らわない方が無難だ、と感じたであろう。
尖閣 中国国内の抗議

 本質的には、尖閣諸島をめぐる争いだけが問題なのではなく、中国は日本以外の中国と領土問題を抱えている国々(特に南シナ海で)に対して、恫喝的メッセージを発したのだろう。

 南シナ海の領有権に関して中国は、台湾、フィリピン、ブルネイ、マレーシア、インドネシア、ベトナムと争っているのだ。

 そして、中国は日本の菅直人政権に、人も住んでいない小さな尖閣諸島の領有権をあくまで主張するのか長期的視点から中国との経済関係をとるのか、難しい決断を迫ったつもりなのだろう。日本は中国との間で、領土問題に関して屈したわけではない、といいたいようだが、今回のご都合主義の決定は、かなり長く尾を引くであろう。

 中国にとっても今回の行動は、本人達は分かっていないようだが、一つの試金石であった。中国の態度は、国際社会における責任ある国家としての未成熟度を露呈してしまったし、国是としている「平和的発展」が口先だけのものであることが明らかとなった。
        尖閣 速報


 領土問題を解決するときには国際社会のしきたりをキチンと守る、他の諸国は皆、中国の態度を不快に感じている。

 中国の日本に対する通俗劇のような反応は、尖閣諸島問題は彼等にはまだ処理しきれない不釣り合いな難題であることを示すと共に、両国がお互いに納得の行く結論に到達することを不可能にしてしまった。

 とりあえずに危機は去ったが、この解決法は日中両国に暫く冷え切った関係をもたらすであろう。

 最近まで、日中両国は互いに貿易関係を促進し、両国共に景気が良かった。2009年から中国は日本にとって最大の輸出国であった。そして政権交替が実現し、民主党は最も親中国的な政党だった。

 これら全ての友好的関係は、失われた。    (引用終り)

 船長を釈放した直後から、日本政府には、「中国の圧力に屈し」たことに関して、国内から厳しい非難が集中したのです。右往左往の菅内閣に、各所より「お子様内閣」とか「外交政策なし」などと激しい非難の声が上がったのですが、終わってみると、ヨーロッパ諸国やアジア近隣を中心に、結構日本の味方を造っていたりして …… 外交が『上手なのか、下手なのか国民にも分からない』などと言われていますね。
          仙石
 しかし、中国政府のあまりにも強引な対日政策は、逆効果だったのではないかと思われます。アジア周辺諸国は、「世界第二位の経済大国」に成り上がった中国の強引さに警戒を強めてきています。

 アメリカのシンクタンク、ニクソン・センターの中国問題専門家は、中国は今までよりも一層攻撃的・恫喝的になり、交渉・妥協の余地を狭めている。といい、その結果、他のアジア諸国は、安定性と秩序を求め、今までよりも親米的になりつつある。と説明しています。
           南シナ海 領有権

 事実、クリントン米国務長官は7月、ハノイで開かれたASEAN地域フォーラムで、南シナ海の紛争を平和的に解決することは、米国の国益に係る。と発言し、大いに中国を困惑させた。

 さらにオバマ大統領は今週末、ニューヨークで開かれたASEAN首脳との昼食会の席上、南シナ海問題について関係各国首脳と討議した。

 中国の最近の強硬な態度は2012年の中枢部の入れ替えを念頭に置いたものだ、いわゆる派閥争いとするものと、経済発展を国際政治に於けるステータスの向上と外交上の影響力の増大に結び付けたいのだ、と分析する人もいる。

 日本は日本で、アジアに於ける政治的ポジションを変化させようとしているようである。

 昨年政権を奪取して以来、民主党は対中関係の改善に尽力してきた。外交上の慣例を無視して、次期国家主席と思われる習近平副主席との天皇会見という極めて例外的なお膳立てまで整えたのである。

ところが、中国漁船船長拘束に対する、あまりにも激烈な中国の反応は、民主党内を分裂させ、前原前国交相(現・外相)らの、親米路線を重視するグループの力が強くなってきているかに見える。安全保障上、それが得策だというのだ。

 中国人船長の釈放は、日本はアジアにおいて相対的に受け身の態度を取る国だ、という印象を世界に与えてしまったことは認めざるを得ないだろう。安全保障をめぐる対米依存が強いこと、それと相対的には突出した経済力のわりには強硬な外交姿勢をとることが無いことも世界に見せたといえよう。

 外交評論家の岡本行夫は、日本は他国の圧力に屈しやすい弱い国だというイメージを作ってしまったことは、間違いない、と言っているが、一概にそれがマイナス面ばかりでないことも念頭においておかねばならない。

 世界は日本を次のように見ていると紹介しましたよね。

「日本は世界で最も不思議な国である。頻繁にリーダーが代わり、場合によってはリーダーが不在であっても常に安定している。更に、理論ではなく感情で動き、世界中から愚かだと言われても、結果的に最も安定して勝ち残っているのは唯一日本だけである。動きが全く理解出来ず、常に注意を要する国である。」
          トッ閣列島
             尖閣諸島 今日は平和でした。
 こんな内容だったと思うのですが、今の政権はこれを地で行っている感じがしますね。問題は、当の日本人である我々すらも理解出来ない事です(笑)                               <


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COMMENT - 2

なんかい  2010, 10. 04 [Mon] 01:21

中国の勝手やり放題の狼藉に日本が振り回されている。あちこちに付け火する中国、あたふたと消火に回る日本。
この政権は、自分のぶざまな姿が見えていない。全てが後手に回っている。
中国を振り回せ。こっちから火をつけろ。中国に慌てさせろ。
自民党には出来ないから、政権交代し、民主党がやるはずだったのに。
各人が自分の仕事じゃないと知らぬ顔、誰かがやってくれる、そうやってじぶんを納得させているのだろう。民主は全員議員辞職しろ。
私ならこうする。
世界の大使を集め、尖閣は日本固有の領土であることを説明する。勿論中国の大使も呼ぶ。そこで基本的な資料を配付する。中国の言い分については口頭で簡単に説明しておけばいい。外国の記者にも資料を配付しろ。「ネットを見れば分かるはずだ」ではダメなのだ。小さなことでも行動が見えることが大事だ。選挙で連呼するように。
中国が汚した後を掃除して回るのはやめる。相手は中国だ。は虫類だ。ほ乳類じゃないんですよ。

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たけしま  2010, 10. 04 [Mon] 01:24

尖閣問題で衝突時のビデオ公開を問題にしていたが、それは幼稚な議論である。中国が見ているのは、日本が今後安全保障に関してどう舵を切るかである。自衛隊の強化、対中戦略の強化を行うかどうかのみが関心事なのだ。故意に体当たりしているのだからビデオが公開されようがされまいが、次の言い分を準備しているのは当たり前。それが中国だ。そんなことも分からずに低レベルの議論に明け暮れている政治家には呆れる。中国は笑っているか不思議に思い勘ぐっていることだろう。

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