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【日本という国】  「朝鮮戦争はまもなく始まる」という英語社会の読み。戦後処理はどうなるのか。トランプ大統領の行き当たりばったり『イスラエルの首都はエルサレム』

 「史実」や「真実」など、どうでもよい。それを大きい声で言い続ければ、やがて「史実」となる、こんな考えの大学教授が居るのだそうだ。日本会議などの極右の言説が「史実」出ないことを何回か証明してきたものにとっては、なんとなく虚しい。彼等は「嘘」であることが暴かれてもちっとも「罪悪感」がない。初めから「嘘」と知って発言しているのだから、「ごくろうさま、あんた馬鹿ネェ」で終わってしまうのだろう。

 ところが「この嘘」を途中から本当と思って参加した者たちが出てくるから始末が悪い。彼らの引用文献がそもそも「嘘を前提」としたこういった学者連中のものだったりする。今の社会でWIKIも含めて、古い文献以外は「極右思想」に取り込まれたものが多いので、学ぼうとしても「この罠」から抜け出すのは難しい。沖縄戦での『集団自決の強要』など、日本軍が優秀であればあるほど、「数箇所」それの実行を証明すれば、軍自体が行ったといえる。軍隊というのは『上意下達』で成り立っている。下からの意見でどうこうできるものではない。『すべてで行われたことではない。』として、軍の関与、国の関与を否定した今の考え方はおかしい、そう考えるのが当然である。

 それでも当時は「日本に不利になる内容を無理に義務教育で教えることは無い。どの国もその国に有利な事しか教育で教えていない。」などと言う『集団自決を史実する』論調の中で議論されていたが、現在では全く違っている。それは『国旗国家法』の運用でも同様で、当時の政府が「そのようなご心配は全く無用です。教育の中や、ましてや強要など絶対に行いません。」という答弁と真逆な運用がされている。制定当時『心配したこと』は、必ず起こるのである。

                                        早川タダノリ‏
「新しい歴史教科書をつくる会」機関誌に載ってた『初詣の社会史』の書評のように、「日本人が大切にしてきた「心」」が感じられれば史実なんか関係ないんじゃーな言説が溢れすぎているため、よりメタな観念諸形態についての歴史的整理が必要ではないかと。

 さて、北朝鮮情勢はというと、James F.氏は「朝鮮戦争は確実に起こる」と見ている。さらに長期化するのではないか、という見方である。「地上戦は誰がやるのか。」と述べているが、それは『日本軍にお任せください。』と横でがんばって言う人が居るので心配ない。これで「日本も戦勝国」という晴れの名誉が得られるわけだ。

 アメリカは遠いが、日本はすぐ近くである。やってしまって、「朝鮮政府の残党」が残れば、「最大のテロの標的」になるだろう。今は「ヨーロッパ、中東」という遠い世界で起きる出来事だが、「今日は渋谷、明日は新宿」などという世界がくるかもしれない。そういう点でも、「トランプ大統領に自制を求める」立場にあるのだが、優秀な総理にはそんな考えは微塵も無い。『戦勝国一直線』である。これで、「北朝鮮への戦時賠償も片がつく」その程度の考えだろう。

                                          James F.‏
対北朝鮮戦争、英語世界は全体に「やるしか解決方法ないだろ。一ヶ月放置すれば一ヶ月状況は悪くなる」で、戦争やむなし、でまとまりつつあるのい

しかし戦訓から述べてよほどの僥倖に恵まれないと、アメリカと日本の「早期完全勝利」は無理じゃないかなあー。
中国が山脈北方からの攻撃を許可したとしても長引いた場合の地上侵攻は誰がやるのか?


 中国がこの戦争において、自国の領海、領空を使用する許可を通じて「アメリカに恩を売り」、その後のアジアに対しての発言を封じようとしている、といのはJames F.氏の読みなのだが、アメリカの動きをがんじがらめにするために、『尖閣衝突』もあり得るとする。今、中国にいくらかでも影響力があるといえば、鳩山元総理くらいだろう。余りに「柔和」というイメージしか残っていないが…。「鳩山由紀夫」を総理にするくらいしか、日本に残された手はないのかもしれない。

                              [ワシントン 1日 ロイター
- トランプ米大統領は来週6日の演説で、エルサレムをイスラエルの首都と認める可能性がある。ある米高官が1日明らかにした。エルサレムはユダヤ、イスラム、キリストの3宗教の聖地だが、国際社会は、エルサレム全体へのイスラエルの主張を認めていない。米政権はこれまで、同問題は和平交渉によって決定されるべきとの方針を示している。

 トランプ大統領が『エルサレム』をイスラエルの首都と認め、「大使館」を移す(ことを検討)というニュースも報じられている。アラブ諸国の反発は必至で、下手をすると『中東戦争勃発』の可能性もある。いくら『軍事大国』のアメリカでも、3つも戦場を造り、掛け持つのは容易ではない。さらに肩入れしているネタニヤフ政権が少し揺らいできているらしい。「日本を見てみよ。大臣室で札束をもらったことがばれても微動だにしない。白紙領収書を与党議員が出し合っても問題にすらならない。」

 きっとネタニヤフ首相はこう国民に訴えかけたいと思いますヨ。

                                   【12月4日 AFP
イスラエル最大の都市テルアビブ(Tel Aviv)で2日、政府内にはびこる汚職とベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相(68)に対する捜査の遅れに抗議する数万人規模のデモが行われた。一方、汚職疑惑を否定しているネタニヤフ首相は3日、警察の訴追権限に制限を設ける法改正の推進を改めて訴えた。
政府内にはびこる汚職

 ネタニヤフ氏には富裕層の支持者から高額の贈り物を受け取った疑惑が浮上しているほか、イスラエルの有力紙イディオト・アハロノト(Yediot Aharonot)に便宜を図る見返りに好意的な報道をするよう要請した疑いで警察の聴取を受けており、進退問題となっている。

 AFPの記者によると、「恥の行進(March of Shame)」と名付けられた今回のデモでは、市内の高級住宅地の大通りに集結したデモ隊が首相を愛称「ビビ(Bibi)」で呼びつつ「恥を知れ」「去れ」などと叫んだ。

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