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激しくなる反日デモと報道   情報の裏にある真実

 テレビが連日中国国内での反日デモを取り上げている。あたかも、両国関係が国民レベルで敵対しあっているかのように扱っている。こういう問題は取り上げ方によって全く受け取り方が変わってくる。

 現在のように煽った取り上げ方をすれば「売り言葉に買い言葉」的な感情を両国民の間に植えつけてしまう。マスコミ人に良識はあるのか。下の産経ニュースによると、中国内でも一般市民はそれほと反日一辺倒と言うわけでもないらしい ……
成都市中心部を行進する、反日デモの大学生ら
       成都市中心部を行進する、反日デモの大学生ら
                               産経ニュース 引用
 「何に抗議しているのかも全く分からないほど狂っていた」。一部が暴徒化した中国四川省綿陽市の大規模な反日デモから一夜明けた18日、住民が興奮気味に語った。市内は早朝から武装警察部隊が厳戒態勢を取るなど緊張感が漂い、事件の余韻を残していた。

 17日午後7時ごろ、興奮した若者らが日本車を壊し始めた同市の綿興西路。その様子を見ていたという男性は「彼らはスローガンなんてどうでもいい感じ。興奮していた。(デモ隊に)近づくのも怖かった」と振り返った

 男性によると、実際に車を壊していたのは数十人。大半が興奮した若者で、後ろには面白がってついてきた近くの住民が集まっていた。近所の女性は「家にいたら、知人から面白いから見に来いと電話があった」という。 (引用終り)

 この記事はテレビ取材陣よりよほどマトモだ。『反日・反日』と煽るだけでは困ったものである。中国政府でさえ沈静化させようと試みているらしいことは次の記事からも推測できる。

【北京=矢板明夫】18日付の北京紙「新京報」など一般の中国紙は、四川省綿陽市で17日に発生した大規模な反日デモについてまったく報じていない。ある地方新聞の編集者は「共産党宣伝部からデモに関しては(国営の)新華社通信が提供した原稿以外は掲載してはいけないと言われたが、新華社は何も配信しなかった」と話している。
            反日デモでデモ隊にひっくり返された日本車
          反日デモでデモ隊にひっくり返された日本車

 一方、インターネット上では、デモを報道した香港紙の記事や写真が出回っており、デモの参加者の投稿とみられる書き込みも多くあった。

 大手ポータルサイトの天涯社区には、デモの参加者と自称する書き込みが寄せられ、自ら撮ったとみられる日本製自動車が破壊されている写真が掲載された。そこに「味千ラーメンという日本料理店を壊す行動に参加した。こんなことをしていいのかなと怖かったけど、久々に興奮した」などと書いてあった。

 これに対し「日本と対抗するには暴力しかない」「国を愛する中国人はみんな立ち上がれ」といったデモ支持の書き込みが多く寄せられる一方、「こんなことをすれば中国のイメージが悪くなるだけ」といった批判の声もあった。  
                                   (引用終り)

 日中間でのもめ事 (毒入り餃子事件やサッカー事件など) はいろいろあったが、ある意味日本人は「大人の対応」をしていた。「また、中国人が騒いでいる」とそれほど取り合わなかった。

 が、今回は明らかにマスコミが扇動して、日本側から問題を問題にしてしまた。また、何を勘違いしたか、前原氏を外相に起用した。こんな「原理主義者」のような者を起用すれば事は大きくなってしまう。彼には「八ツ場ダムと日本航空」の処理が残っているのである。

 中国側の対日不信感や嫌日感情は火がつきやすく、広がりやすい。民主党の枝野幸男幹事長代理が中国を「あしき隣人」だと呼んだことは、中国国内でも盛んに報じられたという。

 東京の中国大使館に金属弾入りの封筒が郵送されていたことが判明し、16日には同大使館前で右翼らの抗議行動があるとの情報が中国国内に伝わった。
   物々しい空気漂う中国大使館
             物々しい空気漂う中国大使館

 こうした動きが中国の「愛国世論」を刺激したであろうことは想像に難くない。

 中国外務省の馬朝旭報道局長は「合法的、理性的に愛国心を表現すべきで、非理性的な違法行為には賛成しない」との談話を発表し、冷静な対応を呼びかけた。その一方で、「日本の誤った言動に対して義憤を表明することは理解できる」と反日デモを肯定するような発言も行っている。

 「愛国世論」の抗議の矛先は、いつ中国政府に向けられるか分からない。特に今の中国政府は「あれでも」親日政権なのである。だから、デモそのものを強硬に規制するのは難しい。対日強硬派の力が増してしまう。かといって反日デモを放置すれば、日中関係が致命的な打撃を受けるだけでなく、中国は国際的な信用を失うことになる

 そのような状況は日中双方にとって大きなマイナスである。また、中国は国内に大きな』矛盾を抱え込んでいる。中国は1つではない。色々な意見が沸き立っているのである。韓国での事件も現代中国の一部である。
          豪華客船
          豪華客船での中国人観光客がツアー
 東北網によると、豪華客船で韓国の済州(チェジュ)島を訪れた44名の中国人観光客がツアーを勝手に離脱し、行方不明となっていることが分かった。現地の警察はすでに行方不明者の捜索を開始している。

 韓国の出入国管理局によれば、17日午後7時頃、男性30人、女性14人の中国人がツアーから離脱し、行方不明者となった。報道によれば、2名が済州市内の某ホテルで、9名はさらに別のホテルに潜んでいるところを検挙されたが、33名はいまだに行方不明となっている。

 報道によれば、豪華客船で韓国を訪れた中国人観光客がツアーから行方不明となるのは今回が初めてだという。検挙された中国人はパスポートを客船内に残しており、韓国での就業目的で入国したと見られている。

 日中韓の危機を煽(あお)る事によって利益を得ようとたくらむ策略に乗ってはならない。

 私は日本の経済界の人々にも言いたい。「法人税が高すぎる」から、日本から出て行く、と言うような脅しを経団連はよく言う。また、自民党も民主党もそれに対して「ハイハイ」と応じ、来年度はどちらが政権をとっても下げるらしい。法人税の引き下げには反対である。

 100円ショップのバッグとグッチのバッグの値段が違うのと同様、韓国や中国の国情と日本の国情を比べれば日本の法人税は高くても当然だと思う。目先の利益のためにだけで「会社の場所」を決めるような企業はさっさと日本から出て行ったほうが良い。

 カントリーリスクは「自己責任」で負(お)いなさい。日本人の人件費を韓国や中国に合わせる企業も同様である。政府は国民に「愛国心」を訴えるならば、国民から愛される企業を保護し、育成するようにすべきではないだろうか。


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COMMENT - 1

俊樹  2012, 09. 27 [Thu] 12:59

日本もこのくらい勢いがあれば・・・。

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