【日本という国】 赤木俊夫・上席国有財産管理官が自殺、遺書と原本を遺体と共に発見--田中龍作ジャーナル--山本太郎の国会質疑 「官僚のみなさんは、この国をもう一度立て直すために必要な人材なんですよ。決して自分のいのちをムダにするようなことはしないでいただきたい」の後の皮肉  

 安倍外交を絶賛してきた『評論家、知識人たち』は、今どんな顔でテレビ出演を続けているのだろう。真逆の方向に世界が動いている。「我々の圧力によってなしえた成果だ」「北朝鮮に騙されるな」「韓国は北朝鮮に取り込まれている」などと、彼等は言い続けるのだろう。

 この急展開を受けて、安倍晋三は「アメリカ」に急遽、飛ぶのだそうだ。緊密に連絡を取り合っていて…100%共にあって…。いわれるとおりなら、当然、今までの経緯も共有してきたであろうし、まだ何も決まっては居ないのだからトランプとの首脳会談後でよいはずである。河野太郎もいい加減、こういう大口をたたくことを慎んだほうがよい。せめて、「南北朝鮮が本当に融和することを希望する。そのためにできることを日本はなんでもする。」程度の発言はできぬのか、日本社会のレベルが世界に向けて発信されているようなものだ。

                              2018年3月9日  Bloomberg
  米朝が5月までの首脳会談で合意したことを受け、安倍晋三首相は9日午前、トランプ米大統領と電話会談し、4月初旬にも訪米して北朝鮮への対応について協議することで合意した。

  安倍首相は電話会談後、非核化を前提にした協議を提案したことについて「北朝鮮の変化を評価する」と官邸で記者団に言明。「日本と米国がしっかり連携をしながら、日米韓、国際社会と共に高度な圧力をかけ続けてきた成果である」との認識でトランプ氏と一致したと語った。

  今後の対応については「日米は100%共にある」と述べ、日米による「核・ミサイルの検証可能かつ不可逆的な形での放棄に向けて北朝鮮が具体的な行動を取るまで最大限の圧力を掛けていく」との立場は「決して揺らぐことはない」と強調した。

  河野太郎外相は9日午前の衆院外務委員会で、「非核化の意思がありますというのは、誰でも言えるわけで具体的に行動を起こすのが大事だ」と指摘。その上で、「元々やってはいけないことをやっていたわけで、それをやりませんというから何か対価くださいというわけにはいかないことは日米韓、足並みをそろえている」と話した。


 こういう政府の言い分を何の注釈もなしにそのまま垂れ流すだけの現在のマスコミのあり方はとても疑問である。世界の他の国から見て、『この南北会談の失敗を心から願っているのは、世界で日本ただ一国ではないか』と思われている状況を付け加えるべきだろう。いつまでも日本が世界の「センタープレイヤーだ」と国民を欺き続けるのはやめたほうがよい。政府や評論家の言うとおりなら「TIME」の表紙を飾るのは安倍晋三であるべきとなるのだから。

T.K. of AAK!
  なぜ、安倍晋三でないのか?   バッハ会長の期間中の熱意に頭の下がる思いがする。

 ここをご覧いただいている皆さんは、私が「第二次朝鮮戦争へのカウントダウン」をしていたことはご存知だろう。もう、その必要はなくなったわけだが、相当厳しい局面までいっていたことは報告している。私の実感として、その状態をがらりと変えたのは、韓国の文在寅というより、IOCのバッハ会長の存在が大きい。オリンピックを平和の祭典に…という思いが強かったのかもしれないが、あれほど例外を手際よく認めて、「北朝鮮の参加」を後押しした、あの力が無ければいかに文在寅いえども、今回の南北対話はできなかっただろう、北朝鮮関連をずうっと見てきてのそれが実感である。『文在寅をノーベル平和賞に』という声がすでに出てきているが、文在寅とともにバッハ会長にも「平和賞」を送るべきだと思う。会期中、ずうっと文在寅と北代表団の間にバッハ氏の姿があった。そういう写真は何枚か紹介していると思う。

 もちろん、文在寅のIOCへの働きかけや根回しもうまかったのだろう。その後の文在寅の外交力は光るものがある。長期にわたり「右派政権」が続いたことで、韓国マスコミの多くが、文在寅に批判的(保守系)である。『下からの握手』『北への特使派遣』『特例処置を連発しての北の参加容認』など、批判を浴びることは承知で、自身の信念にそう外交を繰り広げた。この世界「一寸先は闇」といわれるので、今後どうなるか、どのような邪魔が入るのか、それはわからないが、このまま『米朝の和平』まで持っていったなら、アジアでの韓国の地位は大きく上がるだろう。

 アジアの諸国は今後、日本よりも韓国との外交を強化するようになるのかもしれない。当たり前に考えて、「米国追従」の家来の手下になるよりは、小さくとも勇気を持った独立したものと関係を強化をする。日本政府も国民も、それが理解できない。

                                      SACO*NINO
国内からの突き上げもある中で、揺るぎなく貫く姿には、やはり心動かされるものがあった。人を動かすにはそれほどの信念が要る。日本に一番足りないモノね。ミーハーなこと言えば見た目だけでも、文大統領夫妻の映像が流れる度に、安倍夫妻とのその格の違いに驚くものなあ。人となりは姿形にもはっきりと現れてしまう。

 もうご存知とは思うが、「森友問題での財務省の書類疑惑」で、自殺者が出た。すでに「ゴミ処分業者」は自殺者が出ている。山本太郎も国会でこんな発言をしている。

官僚のみなさん、もうやめたほうがいいですよ!価値がないです。いっしょに沈む気ですか?情報隠しのために、このまま自分のいのちまで奪われかねないような状況にになったら、もったいなさすぎる。

あなたは、この国に生きている官僚のみなさんは、この国をもう一度立て直すために必要な人材なんですよ。今もっている情報があったら、ぜひ出していただきたい。そして、ちゃんとした国づくりのために力を合わせていただきたい。
    決して自分のいのちをムダにするようなことはしないでいただきたい


 残念ながら「末端のシッポ」には、相当の圧力が働いたのであろう。「死人に口なし」、すべてを押し付けて幕引きを図るのか。唯一の救いは「遺書」と「原本」があったということだ。もちろんこれが素直に公開されるとは思わないが…いかほど悔しかったか、もしくは、そういう圧力があったのではないか…、これからに注視しよう。まだ「第1報」なので、以下紹介するだけにする。

                        2018年3月9日  田中龍作ジャーナル
 森友学園への不当な国有地払下げに深く関わっていた近畿財務局の職員が昨夜、首を吊って自殺していたことが分かった。
 自殺したのは赤木俊夫・上席国有財産管理官。赤木氏は、払い下げの価格交渉で汚れ役を一身に背負わされていた池田靖統括官の直属の部下だった。氏の自宅となっている神戸市内の国家公務員宿舎には「改ざん前の原本」と「遺書」があったとされる。赤木氏は問題の文書改ざんに直接関わっていた、いわば“実行犯”の一人と目されていた。

 遺書には組織に対する恨みが綴られているという。上司の実名を挙げて「●●から やらされ(書き換えを命じられ)た」と書かれているとの情報もある。赤木氏は昨年後半から休職中だったが、国会で大問題となったことを受け、一昨日、登庁していた。その翌日、自らの命を絶った。



【追記】
田中龍作‏ 氏のツイートから
                                 田中龍作‏ @tanakaryusaku
加筆しました。「近畿財務局から(赤木氏の)家族に対して(事件を)口外しないでほしい、と話(要請)があったことを御存じか? 財務省はそんなことをするのか?」・・・


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