【日本という国】  文在寅は「北朝鮮と和解しても、在韓米軍は撤退しないで欲しい。」中国と日本の脅威があるからと…。文大統領の支持率は86%。「憲法9条が目に入らぬか、で敵が攻撃をやめるのか?」と日本は戦争準備のための憲法改正に前のめり。

 ウーーーン、何と書こう。余りにドンピシャで言われてしまって、適当な言葉が浮かんでこない。ロイターによると、文在寅は「北朝鮮と和解しても、在韓米軍は撤退しないで欲しい。」と述べたのだそうだ。その理由は「日本と中国の脅威から韓国を守るため」だという。「戦力を持たない、交戦権を放棄する」という憲法を持ちながら「軍事大国である日本」、「押しも押されもせぬ世界第2位の超大国中国」の間に挟まれた韓国。米軍に守ってもらうしかないのかも知れぬ(涙)。

                                 May 2, 2018 REUTERS
  South Korea says it wants U.S. troops to stay
   regardless of any treaty with North Korea

  韓国は朝鮮とのいかなる条約を結ぶかに関わらず、
         米軍の駐留を望む。

SEOUL (Reuters) - South Korea said on Wednesday the issue of U.S. troops stationed in the South is unrelated to any future peace treaty with North Korea and that American forces should stay even if such an agreement is signed

.“U.S. troops stationed in South Korea are an issue regarding the alliance between South Korea and the United States. It has nothing to do with signing peace treaties,” said Kim Eui-kyeom, a spokesman for the presidential Blue House, citing President Moon Jae-in.

The Blue House was responding to media questions about a column written by South Korean presidential adviser and academic Moon Chung-in that was published earlier this week. Moon Chung-in said it would be difficult to justify the presence of U.S. forces in South Korea if a peace treaty was signed after the two Koreas agreed at an historic summit last week to put an end to the Korean conflict.

 今回の「南北和解」で、在韓米軍が撤退し、日本からも「朝鮮戦争」のための米軍が撤退すれば、東アジアは随分と火種がなくなるだろうと思っていたが、『日本こそ、火種』と言われてしまうと、残念ながらそのとおりである。中国とも韓国とも朝鮮とも「うまくいっていない」。中国との間に至っては「棚上げ(統治権は日本にあるが、領有権は中国も主張していると認める)論」さえ勝手に蹴飛ばして、火種を拡大した。


                                2018年05月03日 西日本新聞 
           今から5年前 
 今から5年前。東京で政治取材を担当していたある夜のことだ。酔って帰宅した安倍晋三政権の政府高官が番記者たちに、こうつぶやいた。「極端なことを言うと、われわれは選挙で『戦争したっていい』と信任されたわけだからね。安全保障の問題とか、時の政権にある程度任せてもらわないと前に進めない」

 当時、安全保障に関する機密を漏らした公務員などに厳罰を科す特定秘密保護法案が国会に提出され、世論の反発が高まっていた。彼が口にしたいら立ちに、「由(よ)らしむべし、知らしむべからず」(為政者は人民を従わせるだけで、その理由を説明する必要はない)という政権中枢の本音を垣間見た気がした。

 防衛省による陸上自衛隊の日報隠し、財務省の決裁文書改ざん、首相秘書官の面会記録否定…。あの夜の懸念は深まる一方だ。憲法が保障する国民の「知る権利」に応えるため、「知らせる義務」を果たしていきたい。 (坂本信博)


  日本会議は宗教だという

 野党の財政的な困窮に付け込み、「7条解散」さえちらつかせている。これははっきり「憲法違反」である。1952年(昭和27)の吉田茂内閣の「抜き打ち解散」以降、最高裁が機能せず、さらに『憲法改正』を唱える政党が与党に存在し、追認されたような形になっただけである。最近では『総理の専権事項』などと言ったまま、ほったらかしてある。余りに形式的に「違憲状態」であるので、無理を重ねた擁護論も出てきている。

 憲法9条をめぐって『改憲論』が盛んであるが、今の憲法をもってしても、われわれは選挙で『戦争したっていい』と信任されたと考える政党が政権を持っている。初めから『憲法によって制限される』などと考えていない。なにしろ、今の憲法が役立たずだと国民が思うことを目的に運動を推進している団体(日本会議)がバックアップしている現政権である。どうせ戦争できるのなら、はっきりその手続きをしたほうが返って安心です、というような方向に世論を導いていって、(はっきり言うと)あの素晴らしい「大日本帝国憲法」を復活しよう、と考えている。「まさか」、と誰もが思うだろうが、真剣に議論されているのだから恐ろしい。

 『改憲集会』では元NHKのお天気お姉さんが元気だそうである。もうすぐ、ケント・ギルバート氏、上念司氏に続き「加計学園教授」になれそうだ。

                               2018年05月01日  ハフポスト
憲法記念日を前にした5月1日、憲法改正を目指す議員グループの集会が開かれた。今年は最大の保守団体「日本会議」の会長、元NHKニュースの気象キャスターも登壇した。「昨年以上の熱気」(関係者)で満員になった会場で何が語られているのか。

「私はここ数年の間に、世界のなかに日本が置かれている状況に気がつき、ようやく問題意識を持ちはじめた。」 そう切り出したのは気象予報士で、NHKニュースでも活躍した半井小絵さんだ。なぜ半井さんが改憲派として発信を続けているのか。

きっかけはテレビ番組のコメンテーターに就任したことだという。半井さんはこの4月まで、ネット放送「虎ノ門ニュース」(DHCテレビ)のレギュラーコメンテーターを務めていた。これは百田尚樹さんや『儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇』を書いたケント・ギルバートさんといった、ネット上の右派からも人気の「論客」が出演している番組だ。

半井さんは「情報はメディアで流れているニュースを鵜呑みにして、自分で考えようとしていなかった」が、番組でコメントをするために自分で調べたり、出演者から話を聞くようになった。そこから、知れば知るほど政治に無関心ではいられなくなったと話した。

最初の転機は、「尖閣諸島のニュースを取り上げたとき」だったと半井さんは語った。「4年前まで、中国船が尖閣諸島にやってきていることを知らなかった」

「領土の拡大を目論む国が日本に攻めてきた場合、今の憲法では守ることができないという話にピンときませんでした。私が知っているのは、日本の憲法は世界に誇る平和憲法というもの。疑うこともなく信じていた」

それが、ある例え話を聞いて、改憲の必要性が腑に落ちたといって続ける。

「憲法9条が目に入らぬか、といって憲法を差し出すと敵が攻撃をやめるのか?ということです。気象予報士的に申し上げますと、台風が来るなといえば台風はルートを変えることはありえない。平和を守るということがどういうことなのか。見え方が変わりました」

憲法9条についても「自衛隊が違憲か合憲かという議論が行われていること自体がおかしい」。メディアについても言及し「多くの新聞やテレビは本当に大切なことを伝えていないように思う」と批判。会場から大きな拍手が起きた。
             (引用終り)

 残念な事に、初めて政治の話をするのに、百田尚樹、ケント・ギルバートさんという不遇な巡り会わせをしていなかったら、彼女もこんなふうにならなかったのかもしれない。最初に付き合った男性が『結婚詐欺師』では、男性不信に陥るのは仕方ないかもしれないが、世の男性がすべて「結婚詐欺師」というわけでもなく、誠実な男も居るわけだ。

 「4年前まで、中国船が尖閣諸島にやってきていることを知らなかった」そうだが、10年前には『来ていなかった』ことも知らないだろう。そして、次に書かれていることは最も初歩的な言い分である「憲法9条が目に入らぬか、といって憲法を差し出すと敵が攻撃をやめるのか?」という例え。話した相手が悪かったが、『日本国憲法』とは、日本政府と日本国民との約束である。台風に言っても「効き目」はない(笑)。ましてや「ある日突然、隣国が攻めてくる」ようなことは決して起こらない。その前が必ずある。何か「もめ事」が起き、その解決に向かって何かをしているはずである。

 そうではなくて、「隣国というものは、何の前触れも無く日本を侵略する」と考える人がいたとするなら、その人は「隣の住民」に対して、毎晩どのような対策を講じているのか、尋ねたらよい。正気か、そうでないかわかると思う。

 卑近な例で考えてみると、憲法とは「禁煙宣言」みたいなものだ。

 自分が禁煙したからといって、隣の人が禁煙するわけではない。なぜ、隣人が「禁煙」しないのか、となじる人はほとんどいないだろう。しかし、『禁煙』をしている人に「一服どうですか」と誘う人は少ない。そして、70年も「それを貫いて」いること自体が素晴らしい、と他国は見ていた。中には「わが国も宣言したい」と思いながらも、なかなかその勇気がない。健康によいことはわかっていても、なかなか「禁煙」を宣言することは難しいのだ。

 日本が「交戦権を放棄」し「軍備を持たない」と宣言し、実行しているなら、それを攻めることは国際的に難しい。逆に相当の軍備をしているからといって、戦争にならないという事はないことくらい、世界にはいくらも転がっている。

 今の改憲論の深層には「シナに負けたこと」を認めたくない連中の思惑が渦巻いている。「憲法改正」を訴えている著名人(論客といわれる人々)が他方で「中国」に対して述べている「中国論」を読んでみれば彼らの見方がわかる。中国と戦争し、三度(日清、大東亜戦争)勝ちたいだけだ。シナに負けたなどと思いたくないだけである。--だから、現状を認めたくない。--中国包囲網を完成させ、日本をアジアの盟主の座に戻したいと考えている。

 自衛隊ができたのは、朝鮮戦争に『日本を参戦させるため』だった。ところが、南北和平へと一直線に物事が進んでいる。ブルームバーグがこんな風に伝えている。

                              2018年5月2日  ブルームバーグ
  今週発表されたコリア・リサーチ・センターの世論調査結果によれば、韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長による4月27日の南北首脳会談を受け、金委員長を信頼するとの韓国人回答者の割合は78%に達した。ギャラップ・コリアが1カ月半前に実施した調査では、金委員長を肯定的に考える韓国人の回答者の割合は10%にとどまっていた。

 文大統領の支持率は86%で、1年前の就任以降、歴代大統領でも屈指の高い人気を維持している。



 世に倦む日日‏ さんの言うように、自衛隊の存在根拠自体が消滅しようとしているのだから、元に戻せばよい、地域の安全保障が劇的に緩和しているのだから、必要性は薄れてきている。それに、「憲法記念日」だから言うのではないが、『国民主権』、『基本的人権の尊重』、『平和主義』の3つの項目は改正することを許されていない。この3項目を変えようとするなら、一旦この憲法を廃止し、新たに憲法を作るようにしなければならない。別段難しいことではあるまい。そうはっきり言って、国民に信を問えば済む話である。 

                                     世に倦む日日‏
そもそも新憲法が制定されたとき、日本には自衛隊などなかった。
自衛隊ができたのは、朝鮮戦争が起きたからだ。日米同盟もそうだ。
今、その原因が取り除かれようとしている。戦力としての自衛隊が設置された存在根拠が消えようとしている。
元の、新憲法制定時の平和主義の日本に戻せばいいのだ。




        さてさて今日も一日過ぎた。
         これも記録しておこう。
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