【日本という国】  『改憲集会』と『護憲集会』の扱いが極端に違う日本。フィリピンでの麻生発言が海外に与える印象。エッ、いつの間に国策変更、「習近平」を国賓として迎える日本政府のご都合主義に「来年6月」の冷たい返答

 国内で報道される内容はある種のゆがみが生じ、とても正しいものとは思えない。今国民の多くが、「安倍内閣を検証する政権」の誕生を望んでいると思う。諸政策はともかく、今までの疑惑をそのままにすることに不満が渦巻いている。「白黒」をはっきりしたいと望んでいる。その点では多くの国民が一致できる。本当の政権交代はその次でよいから、「前川喜平」のような、今までの政治にかかわりの無い人物を中心に野党がまとまり、まず「前内閣検証内閣」を組織することだ。疑惑が「本当のこと」なのか、「単なる噂の域」なのか、罪に問えるのか、無罪なのか、裁判ではっきりけりをつけることが必要だ。

 無実なら、無実でいい。今のように『不起訴相当』の発表だけで納得できるような案件ではない。なぜ、「不起訴相当」としたのか、各案件での説明程度はないととても納得できない話ばかりである。『甘利大臣の現金授受』ごろから、全くタガが外れたかのように「検察」が全く動かない。とても司法権の独立などといえた話ではない。

 今年の『憲法改正推進派』の会議に『安倍総理』はビデオメッセージを送った。明らかな憲法擁護義務違反である。政府は「憲法改正を煽る」ことはできない。国民の声で動くしかない。そこでニュースでは『署名が1千万を突破』したことが画面からわかったろう。ところが、6万人の護憲集会については、NHKなどは無視した。そこで「憲法改正反対の署名が千三百五十万筆を突破した」ことが発表されたが、それは伝えられなかったわけだ。東京新聞でも取ってないと、それなりの情報が入ってこなくなった時代に突入した。

                                       入江雅子 
昨日と今日と、日本全国で大勢の国民が憲法を守らせようと集会を持った事を、私はツイッターで知りました。テレビや新聞では全く報道していませんね。数万人規模の集会ですらツイッターの動画でしか知る事ができない。日本は情報が閉ざされた国です。
憲法記念日2
       反安倍デモ同様、「護憲集会」も全く報じないメディアがある。

                                   2018.5.04  東京新聞
 日本国憲法の施行から七十一年となる三日、改憲の動きに反対する「5・3憲法集会」が東京都江東区の有明防災公園(東京臨海広域防災公園)で催された=写真、本社ヘリ「おおづる」から、坂本亜由理撮影。参加した約六万人(主催者発表)が「九条改悪反対!」と声を上げた

「憲法を守れ」5万人が参加

 登壇した憲法学者の山内敏弘さん(78)は「安倍首相は九条に自衛隊を明記しても、任務は変わらないとウソをついている」と批判。「自民党案からは『必要最小限度の実力組織』との文言すら消え、全面的な集団的自衛権の行使が狙いなのは明らかだ」と訴えた。安倍政権下での九条改憲に反対して昨秋から全国で集められている署名の中間報告もあり、千三百五十万筆に達したと発表された。


 人種差別にしても、セクハラにしても、海外の動きは厳しくて素早い。アメリカでは「黒人差別」をツイートした大学生を、その日のうちに退学処分にしている。ノーベル賞でも、「事実かどうか、本人に聞いてから…」ではなくて、他の委員が辞任してしまうくらいに風当たりが強い。こういう報道をするとき、そういう社会背景をもっと詳しく述べないと、一般国民は理解が難しいと思う。

                              2018年05月04日 読売新聞
 【パリ=作田総輝】ノーベル文学賞の選考を行うスウェーデン・アカデミーは4日、今年の文学賞の公表を見送ると発表した。アカデミーの会員を妻に持つ写真家にセクハラ疑惑が浮上したことを発端に内部対立が激化し、会員が相次いで辞任するなど混乱が続いていた。

 アカデミーは同日の声明で、今年の発表見送りについて「アカデミーへの信頼が失墜したことを考慮した。時間をかけた信頼回復が必要だ」と表明した。ただ、今年の選考作業は中止せず、「2018年の受賞者は19年の受賞者と同時に発表する」との方針も示した。

 アカデミーを巡る疑惑は昨年11月、スウェーデン紙の報道で発覚。女性会員の夫でフランス人写真家ジャンクロード・アルノー氏からセクハラや性的暴行を受けたとする女性18人の告発が報じられた。同氏には文学賞の受賞者名を発表前に外部に漏らしていた疑いも浮上した。


 日本の場合は、「レイプ告発」があったたものの、なんと「被害者へのバッシング」がおき、告発者の方がセカンドレイプに耐え切れず国外移住を決めた。加害者が政権関係者であったこともあり、この話は「大きなニュース」として、各国で伝えられている。国として大きな痛手となっている。そういう状況下で、フィリピンで麻生大臣がこんな発言をしたのだそうだ。

                               BuzzFeed News 2018/05/5 
麻生氏は、福田氏の辞任の理由について、国会審議への影響のほか、「役所に対しての迷惑とか、いろんな意味で品位を傷つけたとかいろいろな表現があるでしょうけれど、そういった意味であの種の処分をさせていただいた」と5月4日、訪問先のフィリピンでの記者会見で述べた。

そして「セクハラ罪っていう罪はないですよね。殺人とか強制わいせつとは違いますから」と発言した。財務省は4月27日、福田氏のセクハラを認定して減給処分をしているが、その点には触れなかった。

女性社員がセクハラ被害に遭ったとしているテレビ朝日は、調査の継続を求めているが、麻生氏は次のように説明し、調査を打ち切る方針を改めて示した。 「1対1の会食のやりとりについて、財務省だけで詳細を把握していくことは不可能だ」「いくら(調査結果が)正確であったとしても偏った調査じゃないかと言われるわけですから。被害者保護の観点から(調査に)時間をかけるのは、かなり問題がある」

そして、「本人が否定している以上は裁判になったり、話し合いになったりということになる。ここから先はご本人の話だ」と今後は個人の問題になるとの考えを述べた。


 「何と馬鹿な事を言うのだろう」、「いらん事は言わねばよいのに」というのが一般の反応だろうが、日本の「副総理」である。日本を代表して話している。こういう国だ、と諸外国から思われても致し方ない。法で決められた罪に当たらないから、高級公務員が、その職で知りえた情報を「おっぱいさわっていい」「手作り料理を食べたい」などと取引してよい、と日本では考えられている。もちろん、相手が同意すれば「法で決められた罪」にはならないわけだ。「倫理観」などいらぬ。「法に触れぬ」なら、何をしても良い、まあ、そう世界に公言しているわけだ。もちろん例によって、日本社会では、この麻生大臣を擁護する大きな声がある。

 さて、朝鮮問題だが米韓両政府は4日、米国のトランプ大統領と韓国の文在寅大統領による首脳会談を22日にワシントンのホワイトハウスで行うと発表した。会談では、文氏が4月27日に行われた北朝鮮の金正恩キムジョンウン朝鮮労働党委員長との南北首脳会談の結果を直接報告し、トランプ氏と正恩氏による米朝首脳会談についても意見交換する。米韓両国はそれぞれ水面下で北朝鮮との交渉を続けており、22日の米韓会談で、北朝鮮から確実に非核化を引き出すための戦略を調整するとみられる。この結果を持って、文在寅が中国に行くかどうか、そこが1つのポイント。

 トランプはホワイトハウスで記者団に「日時と開催地が決まった。近く発表する」と述べた。今のところ、まだ発表されていない。南北軍事境界線の板門店だが、シンガポールなど第三国も候補に挙がっている。これが、『北京』なら、ものすごいスピードでその後の話が進むはずだ。なんともいえない。その後の会合は「ロシアWカップ」後というのが一般的な見方で、先日の「スパイ暗殺ロシア説」、「シリアの化学兵器ロシア説」を否定するのは、それほどの大事業を目前にロシアが行動に出ることは考えにくいということだ。

 最近は国際的に影が薄い「日本」だが、もちろんそのほうがいいのだが、なんと「50兆円」をばらまいた「中国包囲網」をやめるらしい。どこがどう変わったのか知らぬが、「習近平」を国賓として招待するようだ。南シナ海が、どう変わったから国賓にするのか、これだけの税金を突っ込んだのだから、少しは説明があってもよいはずだ。全く成果無く終わった、それが現実であり、6年前から国交の正常化に動かねばいけなかった。憲法改正のためには「シナがーー」「チョウセンがーー」が無いと困るという単純な理由からだろうが、付き合わされた国民は大迷惑である。

                              2018年05月04日 東京新聞
 日本、中国両国間の首脳相互往来に関し、2019年までの大枠が判明した。習近平国家主席が来年6月28、29日に大阪で開かれる20カ国・地域(G20)首脳会合出席に合わせて国賓として来日し、東京などを訪問する案が有力。安倍晋三首相は今年が日中平和友好条約締結40年になるのを受け、秋以降の年内に訪中する方向で調整する。複数の日中関係筋が3日、明らかにした。両国は9日に東京で開く日中韓首脳会談に李克強首相が出席するのを弾みに関係改善を加速させる。

 まあ、コケにされたものである。来年の話をすれば鬼が笑うというが、「来年6月」である。それほど忙しいはずもなく、いきたくない、が本音だろう。日本側の都合だけ(安倍外交)で「訪日させたい」のだから当然といえば当然だが…。

        米朝会談の発表はなかった。
     しかし、歴史は一枚また積み重なった。
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