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【日本という国】  こんな話を日本社会でしても「ムダ」かも知れないが、ヨーロッパで変わりつつある「レイプの判断基準」。アメリカで起きたもMe Too告発(実名、顔出し)事件と日本社会との違い。

 こんな話を日本社会でしても「ムダ」かも知れないが、いまヨーロッパではレイプに関しての対応が変わりつつある。今までは「被害者がNOと言ったか」がその判断基準であったが、最近では「加害者が相手にYESといわせたかどうか」を判断基準としている。YESもNOも関係なく「酔っ払っていたら、35%が性行為OK」とか「一緒に酒を飲んだら27%が性行為OK」とか、どこの国で話しても信用されまい。日本の労働環境のときも書いたが、「労働基準法ってあるの」「労働基準監督所は無いの」って聞かれたときと同じように、「警察はないの」「誰も助けてくれないの。」といわれるのが落ちだろう。

 日本では「レイプ被害」にあった場合、そのままの服装で「緊急外来」を訪れるのがよいのだそうだ。--とても信じられない話だが--  清水めいり氏はレイプ被害後、警察に被害届を出したものの、証拠不十分で不受理とされている。清水氏の被害はジャーナリスト・伊藤詩織氏が遭遇したレイプ事件と似ているだろう。レイプの“証拠”が不十分で、立証できないことが多いという。伊藤詩織さんのように「体が汚された」と思い、着ているものをすべて脱ぎ、ゴミ箱に捨て、体をシャワーで洗った、など日本ではもってのほかなのだ。

 それが運よく立件できたのは、その後の警察での取調べを甘受し(床に寝るように言われ、人と同じ大きさの人形を上に載せられ、「その時どうだったのかい」「それから、どうなったの」という質問に答えていった。)、タクシー運転手の供述、ホテルの防犯カメラの映像などの証拠が出てきたからに過ぎない。まあ、それももみ消され、検察審議会も「不起訴相当」としたのだが。まさに『日本の闇』 ……

                                  2018.01.23 wezzy
 清水氏は「レイプキット」の使用を勧めている。レイプキットは、体毛や精液を採集し、そこから加害者を特定できるもの。被害後24時間以内に(できれば)被害に遭ったままの服装、トイレやお風呂にも入っていない状態での使用が推奨されている。レイプキットについては「病院の救急外来にしかない」と、伊藤氏がインタビューで語りネットでも話題になった。清水氏の場合、その存在を知ったのは被害に遭った1週間後だったという。レイプ被害に遭った場合、被害者は「一刻も早く身体を洗いたい」「服を脱ぎたい」と思うものだが、清水氏は「被害にあわれてしまった方は、直ぐ病院に行って欲しい」と伝えている。

 レイプ被害を受け、身体も心も深く傷つき動揺した状態ですぐ「適切な行動」を判断し実行するのは容易ではないだろう。だからこそ万が一被害者になった時に取るべき行動について知っておきたい。


 レイプ被害の場合、その多くが第三者からは見えない密室などの空間で行われるため、立証が難しい。「和姦」か「強姦」か、双方に「同意があったのか」を判断する材料に乏しく、ほとんどの場合は被害者と加害者の証言に頼るしかないとは言うものの、余りに女性に多くの立証責任を負わせることには疑問がある。日本社会が特に「レイプ」が多いわけではないだろう。Me Too運動を見てみても、諸外国でも同様に深刻な問題であって、その解決に頭を悩ましている。

 ただ、ここへ来て、そういう被害にあったと名乗り出た人々への対応という点で、日本は特異であると思う。

彼女の「キャリアは終った」
   実名、顔出しの告発に踏み切った石川優実さん    下の記事のチェシー・プラウトさん

                      May. 06, 2018  BUSINESS INSIDER
日本では財務省の元事務次官のセクハラ事件をきっかけに、少しずつ働く女性たちが職場などでのセクハラについて声をあげ始めているが、アメリカでは、レイプ・サバイバーの高校生の女の子が立ち上がり、対等な男女関係を築くための授業を広げる活動を始めている。

チェシー・プラウト(19)は、名門進学校を卒業する男子生徒が後輩の女子生徒と何人セックスができるかを競う伝統行事の犠牲でレイプされたことを、同校で初めて警察に報告し、司法の場にまで持ち込んだ。裁判で争った後、「匿名」で訴えている限り「被害者叩き」が止まらないとして、テレビ番組のインタビューに応じ、名前と顔も公表した。

公判中や公判後にチェシーを待ち受けていたのは、同校生徒や社会からの激しい「いじめ」だった。事件後、新学期から彼女が学校に復帰すると、全校生徒が事件を知っていたにも関わらず、かばってくれる同級生は1人だけ。結局フロリダ州への転校を余儀なくされた。

公判では加害者側には十数人の男女同級生が応援に来ていたが、チェシーの応援は女子同級生2人だけ。メディアでもチェシーは「匿名」「音声を変えて」で報道され、実名の加害者の言い分が大きく扱われた。加害者と彼の家族は「そんなことをするはずがない」と無罪を主張し、卒業生や在校生にメールを送り、弁護士費用の寄付を求めていた。

加害者は重罪であるレイプでは無罪となったが、未成年を性器で暴行したことやインターネットを使って未成年を誘い出したなどの軽罪で有罪となり、セックス・オフェンダーとして登録された。

判決後も有名雑誌に加害者を擁護する記事が出るなど、執拗な「被害者いじめ」が続いたため、チェシーは2016年8月、NBCテレビの番組で、顔出し、実名のインタビューに応じることを決断する。同年代のレイプ・サバイバーなどと相談した結果、匿名でいる限りは反論できず、真実について説明できないということを理解したためだ。

NBCへの出演直後、予想外の反響があった。Twitterで全米から支援の手が差し伸べられた。セント・ポールズ在学時代に同級生にいたずらされた60歳の男性や、同校に暴行の告発を聞いてもらえず退学した女生徒などからも連絡を受けた。女性下院議員が励ましのツイートをし、チェシーを応援するハッシュタグが一時トレンドになった。

同じ想いの人が他にもいることを知ったチェシーは、被害者らとともに「#I Have The Right To」というウェブサイトを立ち上げた。
「私には権利がある
『被害者とみられる』『告発者』ではなく、サバイバーと呼ばれる権利
NOと言ったら聞いてもらえる権利
恥ずかしがったり、いじめられて黙らされてしまわない権利
回復期間に批判されることなく、一喜一憂したり、がっかりしたり、怒ったりする権利
そして最も大切なのは、みなで共に立ち上がる権利(抄訳)」  --全文はリンク先で--

 先日紹介したフランスの『ELLE』2018/4/27号では 性暴力の被害者たちを表すハッシュタグが、世界中の至るところに拡散している。ただし、日本を除いて。日本で沈黙のルールを破った被害者たちは、脅迫や社会排除のリスクを負う。女優の石川優実さんは『#Metoo 』と投稿することを躊躇わなかった。以来、彼女の「キャリアは終った」と、彼女は言う。

日本では、レイプはスティグマ化する。とりわけ、レイプの被害を受けたことを語る女性たちは激しく非難される。優実さんは、この破らざるタブーを破った。社会の調和を守り、自身が排除されないよう、無秩序を生み出す要因となるような主張をしない。そいう人を支持しないことが求められる。女子は共感的な姿勢を持つこと(同調)を期待され、若い女の子は「可愛いらしく」、ほほ笑みを絶やさず、男を裏切らない存在でであるべきとされる


 この見方が正しいかどうか、はともかくとして、そう見られていることは忘れてはならないだろう。さらに輪をかけるようにして、「愛国的かどうか」などという視点が最近では幅を利かせている。「愛国」とは、日本会議的か、全体主義的か、と同意語であるのだが…


 この件はここまでで置いておくとして、最近「朝鮮関連」の記事を全く書いていないのだが、それは『情報がない』ことに尽きる。全くのこう着状態か、水面下での駆け引きか…。米朝会談が「ツメ」の段階に来ているのだろう。

                                     KOHNO SHIN-ICHI‏
「対北朝鮮消息筋『米朝会談を控え、北朝鮮高官が大連を訪問したと』
金正恩氏も大連で習近平氏と会合、との噂まで出回り...。 『状況注視中』」

大連で、か…。


などというのはあるが、ソースが1つでは確証が持てない。米韓会談も予定より遅い感じがする。アメリカ政府内の調整が手間取っているのではないか、朝鮮が「アメリカの要望」をほとんど飲んだ段階で、アメリカとしてどんな手があるのか、思案中だ言うことだろう。

                                       5月8日 NHK
中国東北部の遼寧省大連の国際空港に、日本時間の8日午後1時半すぎ、北朝鮮国営のコリョ(高麗)航空の航空機1機が着陸したのを、NHKの取材班が確認しました。大連と北朝鮮を結ぶ定期便はありません。

大連では、7日から交通規制が敷かれるなど、要人の訪問をうかがわせる動きが見られており、韓国メディアは「北朝鮮の高位級の人物が訪れたという話が出回っている」などと伝えていました。
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