【日本という国】  「食事50人分をドタキャン」のツイートがトレンド1位になる国『日本』はフェイクニュースに対する耐性があるのだろうか。安倍内閣への支持は「イデオロギー」であり、共産主義信奉と変わらない。

 昨日からこのニュース(?)は気にはなっていたのだが、トレンド1位になってしまって、さらに驚く。マンガの「戦争論」だけで第二次大戦がすべてわかったと信じるように、日本の多くの人がとても「素直」だ。これは戦中の日本の行為に対しての「皇国史観」も同様で、ほとんど1つのソースで信じ込んでしまう。名越 二荒之助(なごし ふたらのすけ)が言い始めた『大東亜戦争聖戦論』がこれだけ普及してしまう現代社会を見ていると恐ろしい。

                                      須磨海岸の備忘録
2018年5月14日朝5時のこと、私がこのニュースに気づいたのはヤフーに「蛞蝓亭」という言葉がトレンド1位だったことだった。

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国際信州学院大学が料理屋の食事50人分をドタキャンしたというツイートがあった。こういった居酒屋や料亭の食事を10数人分キャンセルしてお店が迷惑している的なツイートは過去にも何度かあり、お店側がツイートし客が反論し通りすがりのTwitter民が感情移入してお店側を擁護する発言をするなど炎上するパターンの1つとなっている。

今回はそれを題材にした壮大な釣りを行ったのだろう。これはアメリカでは組織的に行われているでっち上げ、「フェイクニュース」のようなものであり民衆を感情移入させた「釣り」であると言える。このツイートが架空報道機関によるニュース的なツイートだったらもっと本物っぽく見えたのだろうがやり過ぎは禁物だ。

 
この「国際信州学院大学」なる大学は、「受験生を釣ろうぜ」と複数の『有志(?)』がはじめた架空の大学であるという。その大学が、あたかも存在するかのように、いろいろな工夫がされている。例えば、「去年受験して落ちた高校生のツイート」はたまた「昨年同大を卒業した学生のツイート」と、手を変え品を変え、大勢の人が寄ってたかって、盛り上げているのだが、その1つが近くのうどん屋での「大量キャンセル」の話なわけだ。

国際信州学院大学3

信州なのに「そば」ではなくて「うどん」、飲食店であるのに「なめくじ亭」、釣りって分かるだろう…とやっている者たちはいうかもしれないが、何しろ「マッカーサーが日本の戦争は自衛戦争だったと言った。」などという言説が、東京都の副読本に載るお国柄。大統領選に「日本を懲らしめた凱旋将軍」として立候補しているのに、そんなこと(東京都が主張するような意味)は口が裂けても言わない。当たり前のことが理解できないお国柄なのだ。 

国際信州学院大学のホームページにいってみると、下のように大変立派なページに出くわす。まさに実在しているように思える。中を繰っていくと「歴代学長」や「有名教授」など、『フェイクですよーー』と言っているのだが、上っ面だけ見たら存在を信じるだろう。

国際信州学院大学1

校門の写真も下のように立派なものだ。大勢の手によって作り上げると、それなりの物ができることがよく分かる。最後にこれは「びっくりカメラです。アハハーー」と今回はなったが、意図的に複数のものがこういう手口を使ったとするならば、日本社会にそれに対する『耐性』はあるだろうか。

弁護士に対する「大量の懲戒請求」だけではない。今の「安倍政権」の一部の支持者のような熱烈な「ナショナリスト」たちのように、全く「フェイク」を疑わずに、『皇国史観』を信じるものたちが出現している。彼らの信じている「史実」のなかには、名越 二荒之助の「著書」以外には書かれていない史実がたくさんある。2つ目のソースが世界のどこを探してもない。

国際信州学院大学2

                                       世に倦む日日‏
安倍晋三がどれほど醜いウソをついても、国会を侮辱し国民を愚弄する真似をしても、支持率に大きな影響がないのは、それはイデオロギーのせいですよ。現在の日本のイデオロギー構造の所以だ。30%の国民が確信犯の右翼になっている。だから、テレビもネットも右翼ばかりだし、書店も右翼本ばかり。この政治を変えるということは大変なことでエネルギーが要るのですよ。生半可な力では動かせない。

今多くの国民が信じ込まされている「歴史認識」を、『びっくりカメラですよーー』と誰かが言ってくれる以外に変化はないのだろう。こうなるはずなのに…、なぜだ…、きっと「中韓」が裏で糸を引いているからだろう、いつもそんな考えで、自分たちの予測が外れることを他者のせいにし続けている。予測が外れるのは、その前提が間違っているからだ、とは思わない。その前提となる情報が間違っているからだとも思わない。

今の日本の状況を考えれば、もう「中国と戦争」するしかないと思う。というよりは、日本は中国と戦争したいのだ。そして、第二次大戦で本当は勝っていた「中国との戦争」の結果を得たいとしか思えない。それが多くの国民の思いなら、そうするしかない。

辛うじて残っている60%の人々が一致団結して「自民党政権」を引きづりおろすには、「前政権検証内閣」を造ることを目的にし、その後、各自の政策を掲げて戦うという政権移行期が必要である。これだけ、身内にのみ優遇し、口先でごまかし続ける内閣に不満を持っているものは多い。だが、「共産党とは組めない」とか、「安保政策が違う」とか言っていては話にならない。国民がスカーとするような汚職官吏の摘発、贈収賄の摘発、脱税の摘発など一致するものだけで、検証だけの目的を持った短期政権を作るしかない。そう思う日々である。

また、軽い話題を書いてしまった。これでは「2つ目のデザート」にしかならないな。ゴメン。
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