FC2ブログ

【日本という国】  北朝鮮の核廃棄取材に「一人300万円」などというデマを飛ばして喜ぶ日本。文在寅夫妻の訪米を考えると、楽観的見通しでよいのではないか。

 中国から北朝鮮情報が全く出なくなった。中朝国境の交易はトランプの言うように再開されたと見たほうが良いだろう。あれを封鎖するという事は、北朝鮮にとって『死』を意味するわけで、この交易を止めろというのは、まさに「暴発か死か」ということになり、アメリカの言い分は度が過ぎている。

 核弾頭を廃棄すれば、一定の、例えば『朝鮮戦争終結』などの成果を与えるしかない。先日の訪中で「17億円のお土産」とともに、これで何とか凌げるわけだから、ボルトンのいうような「核技術者の国外退去、人工衛星の打ち上げ禁止」などという条件をのめるはずも無い。

     北京の空港で北朝鮮行きの専用機に搭乗する外国記者団
          北京の空港で北朝鮮行きの専用機に搭乗する外国記者団

 といっても、今の日本国内での情報では判断できない。例によって「印象操作」の得意な産経新聞がどこの引用と示さずに憶測記事を書いている。もちろん、「無法国家 北朝鮮」ということを言いたいだけの新聞であるから、特定の人々しか信用はするまいが… 今はその影響も大きくなっている。「一人300万円」というのはどんな根拠から出て、見出しに使ったのか、知りたいところである。

                                   2018.5.20  産経新聞
「取材1人当たり300万円」ぼったくり? 北核実験場廃棄“ショー化”の恐れ
北朝鮮は23~25日の間に北東部、豊渓里(プンゲリ)の核実験場を廃棄、外国メディアへの公開を予定している。非核化を行動で示す第一歩と位置づけられながら、韓国記者団の名簿受け取りを拒否するなど、政治的揺さぶりに利用。専門家の査察も受けつけず、自発的措置を強調した宣伝の場に仕立てようとする狙いが透けてみえる。

 核実験場の廃棄措置について、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は「米朝首脳会談の成功のための相当な誠意」で、「南北首脳会談の約束の誠実な履行」だとして高く評価。トランプ米大統領も実施発表に謝意を示した。

 ところが、北朝鮮は16日の南北閣僚級会談の中止通告に続いて韓国が通知した記者団の名簿の受け取りも拒否した。米国取材陣には入国手続きを進めているとされ、ビザ名目で1人当たり1万ドル(約110万円)を要求、航空料金などを合わせた総額では約300万円かかるとの報道もある。

 北朝鮮は12日、現場の狭さを理由に、招請を米韓と中国、ロシア、英国の記者団に限ると発表し、最大限の圧力維持を米韓に訴える日本を外すという露骨なえり分けも見せていた。


 22日付聯合ニュースでは、これを打ち消す報道がなされている。一般にビザ発給費などの名目で1人当たり1万ドル(約110万円)を要求というニュースは韓国の右派新聞を中心に流れてはいたが、300万円は聞いた事がない。また、聯合ニュースでは、劇的に「韓国の取材が認められる可能性」も報じている。これは「23日」にならないとわからない。

                                2018.5.22  聯合ニュース 
 北朝鮮は12日、23~25日の間に核実験場の坑道を爆破して入り口を閉鎖するとし、韓国と米国、英国、中国、ロシアのメディアに取材を許可する用意があると表明。韓国については通信社と放送局の各1社から4人ずつ、計8人の記者を招待すると15日に通知していた。だが、北朝鮮はその後、韓国記者団の名簿の受け取りを拒否し続けた。韓国記者団は21日に北京入りしたが、北朝鮮大使館から査証(ビザ)の発給を受けられなかった。

 外国記者団の1人は空港で、北朝鮮からビザ発給費などの名目で1人当たり1万ドル(約110万円)を要求されたかとの問いに「フィー(手数料)はなかった」と答えた。

個人の意見だとしながら「(閉鎖の式典の)日程は23~25日で、天気を見て行うため、今この飛行機に乗れないとしても、明日でも(韓国記者団が行く)可能性はある」とし、「われわれの元首様(金正恩=キム・ジョンウン=国務委員長)が文在寅(ムン・ジェイン)大統領と会談し、良い合意に達した。われわれとしては朝鮮半島の大きな行事ではないか」と韓国記者団の参加が劇的に実現する可能性を示唆した。

 続けて「今すぐは不可能であることは明らかだが、われわれは(いつも)大胆に事を行うから、希望を持って明日まで待ってみれば良い知らせがあるのではないかと思う」と述べた。


 中国から日本に対する情報としては、以下のようなものがある。安倍の加計森友問題、企業不祥事、日大、事実は一つなのにそれを隠蔽する態度は全て共通と報じられているのか、この方が個人的に思っているのかは定かでないが、『言い逃れ』が通ってしまう日本を見て、(日本人だから)心配しているのだろう。

                                  China Tips by myokoi‏
安倍の加計森友問題、企業不祥事、日大、事実は一つなのにそれを隠蔽する態度は全て共通。中国ではこれが日本人の本性だと分析されている。ムラ社会の負の部分が露呈され、周りが見えなくなるこの傾向は、外から見ると人間としての信頼を失っている。それでも政府支持率が高いことにもびっくり。

中国で動いている首相案件のような案件がある。中国海南島の病院に、日本が出資する件だ。ここに安倍が指示を出している足跡がある。まだ、出資が実現してはいないが、この先、いつか問題になることは明らか。

ドイツのメルケル首相は5月24〜25日に予定する中国訪問について、相互の市場アクセスや知的財産権保護など貿易問題について協議するとの方針を表明。


 今日『米韓首脳会談』が行われる。ここで、「米朝首脳会談」を行うか否か、おおよそが決まる。昨日まで電話で「話し合い」をしていたはずだから、ここで全く「悪い結果」が出るわけがない。文在寅が夫人ともども渡米しているわけだから、それほど悲観的ではないだろう。帰国後、金正恩にアメリカとの話し合いの結果を電話する。ここで、北が断ればそれは破綻だが、習近平に二度目の訪中のときに「アメリカとの会談を成功裏に終わる」ようにいわれている。破綻するはずがない。

 習近平はドイツのメルケル首相の訪問を受けている最中なので、トランプもすぐには電話できまいが、遠くないうちに電話で対応を協議するだろう。スタートが「アメリカが敵視政策をやめれば、核を持つ必要はない。」と北朝鮮が述べたことから始まった今回の南北融和である。「敵視政策をやめる」ことが前提での、核廃棄である。

 トランプが中国と「貿易戦争」をやっているように見えたが、結果的には全く棚上げしてしまった。米中の意思疎通は日本が思っているよりも強固である。ただ゛、トランプ陣営の中で、「大統領の前のめり」を後ろから羽交い絞めにして、耳元で何かをささやいている一群の人々がいるらしいことは、なんとなく推測できる。米朝会談に中国が絡むようだと必ず成功するのだが…。

 多くの見方が、一応「玉虫色」の共同宣言を出して、両国とも勝利というような設定にする、なのだが…。少なくとも、「朝鮮戦争の終結宣言」がでれば、今回の騒動は『成功』だったといえるだろう。
スポンサーサイト