【日本という国】  日本発信の記事が無い北朝鮮情報。「米朝首脳会談」は道筋をつける声明文の発表で終わり、2回目の「ホワイトハウスでの会談」が本番になるだろう。

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 金正恩がどの飛行機でシンガポールに行ったのか、知りたかった。日本独自の情報はない。どこも北朝鮮に記者を派遣していない。大半が「韓国情報」をそのまま載せ、後半に自分たちの空想を付け加えているに過ぎない。ひどいものだ。

金正恩氏の専用機
                               写真はyonhapnewsより


金正恩国務委員長の専用機「チャムメ1号」が10日午後、シンガポールのチャンギ空港に到着した。麻生大臣が途中で落ちたらどうするのだ、といった老朽化したジェット機である。その国の首脳が乗る専用機が「老朽化」して、シンガポールまで飛べないような国が日本に攻めてくる、という発想ができることが面白い。そのときは海岸で銃殺すればいい、とも言っていた。

 そのために『Jアラート』を鳴らし、国民は頭を抱えて机の下にもぐりこむ訓練をする。何兆円もかけて北朝鮮に対して防衛体制を築く。外から見ているとこっけいな国としか映らないだろう。

 次に北朝鮮の輸送機(IL-76)が午後12時半(日本時間1時半)ごろ、シンガポールのチャンギ空港に到着した。あの黒塗りの乗用車やトイレなどが運ばれたのだそうだ。最後に午後2時36分(日本時間3時36分)、中国国際航空(エアチャイナ)の旅客機がシンガポールのチャンギ空港に到着した。都合3機を飛ばしたわけだが、どれに「金委員長がのっているのか察知されないため」なのだそうだ。また、エアーチャイナは「中国空軍」が護衛したという情報もあるが、確認できていない。(ソースが2つ以上ない。)yonhapnewsによると次のようになる。

                                      yonhapnews
北朝鮮ではこの日早朝、平壌から輸送機(IL-76)が離陸し、シンガポールに向かった。同午前8時半ごろには中国国際航空(エアチャイナ)の旅客機、その1時間後には金委員長の専用機「チャムメ1号」がそれぞれシンガポールに向け出発した。

 輸送機には金委員長が現地で移動する際に利用する専用車のベンツや移動式トイレなどが搭載されていると、韓国情報当局は分析した。移動式トイレは金委員長の健康状態を露出しないために持ち込まれるとみられる。


 残念な事は文在寅も習近平もシンガポールに行かないということだ。「朝鮮戦争終結宣言」の合意書は結ばれない、ということで、当初より予想していた「平和宣言」「友好宣言」をして、年末に向かって「朝鮮戦争終結の調印」を目指すことになるのだろう。日本やボルトンの言うような「非核化」を一方的に北朝鮮に押し付けることはとても無理がある。来年中に製造している核弾頭、核爆弾の原料などをIAEAの査察の元で処分できれば良い方であろう。この段階では、「平和条約締結」が終わり、制裁解除がなされるということになる。

                                       世に倦む日日‏
あれ、文在寅はシンガポールへ行かないのか。ということは、朝鮮戦争終結宣言の合意の幕はないわけだ。だから1日で終わりということか。残念だな。 次に期待。次こそ板門店でやって欲しい。メラニアも来ないとだめだ。李雪主と4人が揃わないと。待ちに待った米朝首脳会談。ここまで来るのに尽力した関係者にお礼を言いたい。特に文在寅、よく頑張った。今年はこの話だけで毎日楽しい気分で過ごせる。12日には二人が握手する絵で大きな花火が上がる。そこから転がる。そこから拍車がかかる。11月までどんどん和平外交が前に進んで行く。

 この会談がどのようになるのか、韓国のyonhapnewsから少し引用する。全文はリンク先参照。ずうっとこの会談が成立するまでの過程を「観察」し続けた結果、この会談を作り上げた協力者たちは『朝鮮戦争の終結』ということで考えが一致している。だから、それがなしえればこの会談は成功といえるわけだ。ただ、米国側としては、「米国を危険にさらす核兵器の除去」も、ついでに成し遂げたい、という思いだろう。「アメリカが敵視政策をやめれば、核を持つ必要は無い」という北朝鮮の発言と、その後関係国間で合意された『朝鮮半島の非核化』ということで、情勢的には北朝鮮にやや分がある。

                            2018/06/11 yonhapnews 
     トランプ大統領は会談の序盤でCVIDの明文化を要求
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)と米国のトランプ大統領による朝米(米朝)首脳会談が12日、シンガポールで開かれる。トランプ大統領は9日(現地時間)、主要7カ国首脳会議(G7サミット)開催地のカナダからシンガポールに向かう前に記者会見で、金委員長が非核化に真剣かどうかは「(会談の)最初の1分以内に分かるだろう」と述べた。「勝負師」を自任するトランプ大統領が、序盤に駆け引きに出て会談の最大の焦点となる非核化問題で勝機をつかむ考えを示唆したものと外交関係者らはみている。

 トランプ大統領は、「完全で検証可能かつ不可逆的な非核化」(CVID)を合意文に明記することができれば、会談はひとまず成功と考えている。

 トランプ政権はこれまで、4月末の南北首脳会談の「板門店宣言」に明記された「完全な非核化を通じた核のない朝鮮半島の実現」という目標を受け継ぎ、より明確で目に見える形の非核化目標と青写真を描くべきとの姿勢を示してきた。非核化に向けたロードマップ(行程表)作りは追って朝米間で交渉するとしても、少なくともCVIDの目標を明記する必要があるとの立場だ。

 北朝鮮に詳しい複数の消息筋によると、朝米は核兵器の原料を生産する北朝鮮の寧辺核施設を監視する査察官を1~2カ月以内に復帰させることを首脳会談の合意文に盛り込む方向で協議中という。米国はこのため、国際原子力機関(IAEA)と査察官の復帰について話し合ってきたとされる。

 首脳会談のさらに大きな焦点は、北朝鮮の一部核兵器の国外搬出だ。トランプ政権は核弾頭や核物質、大陸間弾道ミサイル(ICBM)など北朝鮮の核兵器の重要な部分を数カ月以内に海外に一部搬出するよう要求しているが、北朝鮮は簡単には受け入れられないと難色を示しているようだ。金委員長は朝鮮戦争の終戦宣言という政治的宣言にとどまらず、休戦協定から平和協定への転換、朝米国交正常化、ひいては全面的な経済支援を取り付けようとするとみられている。


 ミサイル廃棄はともかく、「核兵器の全面廃棄」は合意できるだろう。その場合、北朝鮮側としては「平和条約(不可侵条約)」の締結を申し入れるだろうが、トランプはそれは「ホワイトハウスでやろう。」というに違いない。彼にとっては、まだまだ、大きなイベントとして、北朝鮮を利用できると思っている。

 拉致問題は、最近ではコロッと意見を変えて評論家は話しているが、「日朝間で話し合いを持って欲しい」程度の話は出るだろう。何年か前に「拉致問題」への最終報告書を北朝鮮が日本政府に提出し、それの受け取りは拒否している。ここから、話が始まることになる。その際、当然だが「戦時賠償」の話が出る。小泉訪朝のときなら3000億円程度で片がついたかも知れぬが、これだけ揉ましてしまったのだから、一兆円にいくら上乗せるのか、という話になる。「慰安婦騒動」と同じで、初めから認めておけば、何の問題も起きなかったのに、さらに『10億円の追い銭』を支払った。(結果慰安婦には謝罪し、その基金として支払ったのだから、国際的には、また謝罪したように考えられている。)同様のことが今回も起こるだろう。

 安倍総理の「追い銭」は「良い追い銭」と思っているフアンが相当居るので、それはそれでよいのではないかと思う。