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【日本という国】  米朝首脳会談に『中国』の影響を感じない国、日本。いつまでたっても、これでは世界情勢はつかめないだろう。

 米朝首脳会談が始まった。予想通りの前向きな両者である。会談結果は皆さんは随時テレビで聞いているだろう。最近の情報として、金正恩を乗せたエアーチャイナを中国軍機が護衛していたことを「未確認情報」として流したが、11日多维新聞が次のように伝えたので、「正しい情報」と確認した。
                            2018-06-11  多维新聞
不仅如此,中国还为金正恩开放了本国领空,并派出战斗机为金正恩保驾护航。
また、中国は金正恩に領空を開放し、金正恩を護衛するために戦闘機を派遣した。

    共同合意文書1

 中国の並々ならぬ力の入れ方がわかると思う。日本でのこの情報は、中国が「蚊帳の外」になることを恐れ、影響力を誇示するため、などというバカな分析になってしまう。専用機を貸し出すだけで、充分影響力を誇示できるのに、わざわざ自国領空を飛行させ、さらに空軍が護衛するなど、そんな必要はあるまい。

 この会談を仕掛けたのは「中国」である。昨年までの状況を考えると、北朝鮮は「仮に戦争となって叩き潰されても、アメリカで一発の核爆弾を炸裂させれれば本望だ。」というような考えにのめりこんでいた。これは、「一帯一路」で経済を伸ばそうとする中国にとって見逃せない行為である。朝鮮が混乱すれば、結果として「中国経済」の足を引っ張ることになる。

 そんな折、トランプが「訪中」した。習近平はトランプに「朝鮮戦争を終わらせた大統領になるつもりはあるか」たずねた。トランプの即答で、「では、中国が大統領を国を挙げて助けましょう。」と、約束をした。この会談にいたるまでに、トランプが何度「習近平に感謝」したかを見ればそれは分かる。多分、この会談終了後、ポンペイオが「北京」にとび、習近平に礼を言うことになる

 中国は習独裁体制で、一強のように伝えられているが、経済が悪化すれば意外ともろく崩れる、と私は思っている。そこで、中国は軍事的に勝手な行動をとる朝鮮を、以前のように中国の支配下において安定化したいと考えていた。だから、何としても「米朝戦争」を止める必要があった。だからこそ、トランプを使って「朝鮮戦争終結」を北朝鮮と約束させねばならなかった。

 ここで何度も書いているのだが、とても信じられないような「対北朝鮮経済封鎖」を実行した。貿易の9割を占める中国が、一切の貿易をしなくなったのだから、北朝鮮は野たれ死ぬしかない。ついに、金正恩は北京に詣でた。中国はこの訪問を歓迎し、17億円とも言われる「お土産」を持たせて帰した。最近、金正恩夫妻のペアウォッチが話題となっているが、このときの「お土産」にはたくさんのブランド時計が入っていたので、その1つだろう。

 次に、「サード設置」で厳しい制裁を受けていた文在寅が、制裁解除を願いに北京詣でをした。その際に「北朝鮮と融和して、朝鮮戦争を終わらせる役目」をするように中国より言われた。南北会談実施までの各段階で、文在寅は必ず中国に経過報告をし、その協力に感謝していることからも分かる。この程度のことは、それぞれを調べればすぐ分かるのに、日本のマスコミ、識者は余程中国が「お嫌い」だと思える。

 今度の会談は「朝鮮戦争の終結」という結果を出せれば、成功である。非核化はそれに付随するものであって、特に「朝鮮半島の非核化」となれば、米国のほうにもしなければならないことがたくさん出てくる。国交の正常化、平和条約などは、次の『ホワイトハウス』での会談に持ち越されるだろう。日本にとって最大の案件『拉致被害者』などと今頃言っても、6年間何をしていたのか、という日本政府の問題でしかあるまいに、…
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