【日本という国】  SORRY TOKYOと言われても、どういう意味かわからない日本国民。「G7でも主導」、「米朝会談にも深く関わる」と安倍軍団がわめくも、世界から聞こえてくる「安倍の影がない世界」。日本以外は4ヶ月前から水面下で「対話を模索」

 いやーー、決してあなたが悪いわけではない。毎日「太平洋艦隊全滅す」とか「英国 東洋艦隊全滅」と聞かされれば、日本の圧勝を想起する以外に無い。ところが、ある日突然「敗戦」を迎えた。多くの国民がなんとなく「少しおかしい」とは気づいていた。全滅したはずの「連合国艦隊から、各都市が空襲される」、これはおかしいとは思っても、それをはっきりいわずにズルズル過ごした。

 それと同じことがもう起こっている。あなたは、米朝首脳会談をテレビで見られたことだろう。金委員長とトランプ大統領が両脇から歩み寄り、中央で握手した。これが普通の首脳会談のあり方である。ところが、「日露首脳会談」では、プーチンが50分遅れてきた。金委員長が公衆の面前で50分待たされたとしよう。どういう展開になっているか、簡単に想像できよう。

 ようやくその「事の次第」が情報としてもれてきている。今はロシアとは事務方の打ち合わせが全くできないのだそうだ。ロシア側は日本の国内情勢をよく知っていて、あれだけの疑惑を抱え、公文書を改ざんした内閣が(当たり前の国なら)持つはずが無い、として相手にされないという。「日本と話し合うのは総裁選の後だ」と言われるのだそうだ。

 何のかんの言っても日本の代表である首相と「首脳会談の約束」をして、50分遅れることがどれだけ大変な事か。当日、「首脳会談開始の時刻」となり、会場の大型スクリーンにプーチン氏がその日に決めた官僚との打ち合わせをしている様子が映し出され、外務省は大慌てでパニックに陥ったという。しかし、ロシア側が相手にしないので、その会議が終わるまで、急遽ホテル待機したというのだ。事の真偽を含めてNHKの岩田明子に聞いてみたい。

 モリカケ問題は日本で考えられているよりも海外では大きく捉えられている。普通に考えて改竄を指示した佐川局長はロシアや朝鮮なら「銃殺」だろう。他の国でも裁判は間違いない。その指示に従って書類を改竄した職員はすべて「懲戒解雇」。財務大臣は引責辞任し、総理大臣も混乱の責任を取って辞任する。まあ、そう見ている。

 米朝首脳会談でトランプと金正恩が署名した文書の一部を「方向性を変えない程度に改竄する」事が許されるかどうか、考えればわかる。十数名もの決済印がある書類が改竄され、それによって誰一人責任が問われない国と交渉などできるわけがない。事実に基づかず北の脅威をあおり、拉致問題を政権存続に利用してきた付けは、今からイヤというほど払わされるわけだが、局面局面で、モリカケの文書改竄に対する日本の対応は、相手にとって格好の材料となるだろう。

 G7においても、ドイツのメルケル首相の話と随分違う。ドイツ公共放送連盟(ARD)の番組で、首相はカナダで開かれたG7サミットについて「重苦しい印象」を受けたと語った。メルケル氏は、話し合いへの参加は自分にとって「酔いを醒ますような経験」になったと述べた。またメルケル氏によると、サミットの結果を非常によいものだと述べることは決してできず、特にG7の共同コミュニケへの署名を撤回するというトランプ米大統領の決定に失望したという。 

                              共同通信社   2018/06/10
カナダで開かれた先進7カ国首脳会議(G7サミット)で、難航する首脳宣言の取りまとめを巡り、安倍晋三首相が各国首脳の調整役を果たし「膝詰め」(首相)議論を主導した。首相は、トランプ米大統領らと話し合う様子を撮影した写真を自身の写真共有アプリなどに投稿。活躍を「自画自賛」した形だ。

 もちろん、この首相の投稿を支えるかのようにNHKや各放送局が「G7」での安倍首相の活躍を伝えた。みなさんも「さすが、安倍外交」と感心なさったであろう。そんな時、フランスのマクロン大統領がその膝詰め談判の様子をアップした。「Where is ABE?」と話題になった。「愛国者なら見えるではありませんか。」見えない人は「非国民」か「反日」に違いない。

 マクロン仏大統領が投稿した写真
     ほら、手前に一人分空いているではありませんか。念じてみましょう。
     愛国者なら見えるはずです。反日や非国民では安倍総理は見えません(笑)


 ちょうど安倍総理が席をはずしたときに撮ったものかもしれない。それなら、総理がそれほどの重要な役割をしていなかったか、共に写ることに少し抵抗があったか、だろう。ロシアが感じていることは他の国でも感じているはずである。「安倍総理はレームダック化」していて、普通の国なら6月いっぱい、少なくとも9月の総裁選で新たな指導者に変わらざるを得ないと思っている。

 今韓国で起きている「朴政権」時代の身内や友人に対して、特別な計らいをして資金提供をした事件と「モリカケ問題」はほとんど同じ事件なのだ。それが、全く立件されずに誰も責任を取らず、このままの政府を日本国民が許すのであれば、今以上に日本に対する目は冷たいものとなるだろう。

 このフランスを7月の外遊先として、安倍晋三は訪れる。日本政府の鈍感さはここに極まったという感がする。日本の代表者だから、むげに断ることはできまいが、また事務方が苦労しそうだ。なんともいえない共同宣言が発表されて終わりだろう。それとも革命記念日のパレードの観客の一人として、当たらず触らずでやり過ごすのか…

                                 2018/5/31  日経新聞
 安倍晋三首相は7月中旬を軸に、フランスを訪問する意向だ。首相は31日、表敬に訪れたフランスのドルジ国民議会議長と首相官邸で会談し「7月に貴国を訪問することを楽しみにしている」と述べた。7月12日にパリで予定されている日本博「ジャポニスム」の開会式に出席するほか、14日の仏革命記念日のパレード観覧などを検討する。

 今までのG7でも日本国内と違って「安倍首相」の姿のない写真が欧米では報道されてきた。 ちょうど誰かの陰に隠れて全く見えなくなるその一瞬の写真が使われていたのである。
いくら気がいい日本人といえども、「安倍晋三なしではG7が機能しない」とは思わないだろうが…

                                     相原たくや‏
産経新聞が「今や安倍晋三はG7では彼なしでは機能しないほどの存在感を現わしている」という、海外ニュースを読む者ならば吹き出したくなるようなフェイクニュースを流し、それをネット右翼がTwitterで紹介したら数千という規模でRTされている。フェイクニュースが蔓延する日本は末期的だ。

安倍総理の存在なくしては回らない

 今までの予想が全く外れた、「安倍応援団」は必死だ。「産経」もそうだが、「南京陥落」 「香港制覇」「太平洋艦隊全滅」「東洋艦隊全滅」と報じてきたのが、なぜか「SORRY TOKYO(ごめんね、東京)」とポンペイオは韓国から北京に向かっている。今までの報道が正しいのなら、「ポンペイオはまず、東京に来て、安倍総理に報告し、韓国に行って帰国する。」誰が考えても、そう思うだろう。まさか、「ソーリー、トウキョウ」を納得できる者はおるまい。高橋洋一氏にも回数はいいから「なぜ北京に行って東京に来ないのか」を説明してもらいたいものだ。

                                 高橋洋一(嘉悦大)
記者会見では、安倍さんから教えてもらったとか、拉致問題は安倍さんが重要とか、安倍さんへの配慮しまくり。安倍さん、責任重大。蚊帳の外の人は気の毒でした。朝日新聞なんか、必死で安倍さんをdisっているけど、どのようにひいき目にみても、歴代の日本の政治家の中で、安倍さんの国際社会での存在感は近年ではダントツでしょう。
ダントツは外国訪問回数でもわかるけどね。
総理の外国訪問回数(2006.10-2018.5)
安倍総理72回、野田総理16回、麻生総理13回、鳩山総理10回、福田総理8回、菅総理7回


 平昌五輪

 突然安倍晋三が「日朝首脳会談」をやりたいと言い出した。 マスコミもよく平気でそのまま伝えられるものだ。平昌五輪の開会式には「出るの出ないの」とごねて、出掛けていけば、文在寅に「米韓軍事演習をそのままやれ」といって内政干渉だといわれたことは覚えていないのか。このとき、ペンス副大統領は安倍の隣で「ムスッ」としていた。この態度が安倍を痛く喜ばせ、例によって「100%一致」と思ったのだろうが、ペンスはこのとき「北朝鮮と条件なしの対話」の用意があってきていた。ところが、当日直前になって北朝鮮がドタキャンした。それでこんなムスッとした態度で居るのだ。  

 その後、強硬路線の安倍は、敵基地を直接、攻撃できる巡航ミサイルの導入を決めた。さらに国会で「先制攻撃が圧倒的に有利」と先制攻撃を示唆する発言をしている。他の首脳は口はともかく、確実に水面下で対話を模索し始めているのに、日本だけは「最大限の圧力を」「今は対話のときではない」「国交を断絶せよ」と国民の声援を背に叫び続けたのである。

                             kaz hagiwara(萩原 一彦)
 この人の北朝鮮関連のモチベーションというのは自分が今の地位に留まりたいという欲望なんだよなあ。いい結果が出せればそれでいいんだけど、動機としては不純な部類に入ると思う。心配なのはそれが彼の「政治の道具」だから道具として使える状態に保つために解決するふりだけして先延ばしにすること。

                                      hiroshi ono‏
 この恥知らずは年末にアメリカが北朝鮮攻撃かという憶測があったときに「先制攻撃は最も有効」と歴史認識ゼロのバカなヨタ話を国会で嬉しそうに披露するなど、アメリカの戦争開始が待ちきれなくてうずうずしていた時には拉致被害者のことはこれっぽっちも、微塵も考えていなかった人間のクズです。

 私が金正恩なら絶対に安倍との会談には応じないだろうが、指導者ともなれば心が広いだろうからあるのかもしれない。しかし、少し考えてみてください。北朝鮮を武力攻撃すれば、拉致被害者は全員死んでしまう。それを推し進めてきた人が、「米朝会談」後、コロッと拉致被害者の救出といって信じられますか。

 そればかりではない。2014年に北朝鮮は『拉致者について』の報告書を日本政府に提出した。それによると、「1名を除き、全員死亡している。その1名も残留を希望し、日本に帰国の意思はない。」というものであった。安倍政権はこれを不服とし、被害者の会に対して、「生活費プラスアルファ」の援助と引き換えに政府の「全員存命」という政策に協力するように依頼した。というのだ。

 『拉致問題』は専門でもないが、これが事実だとすると、国民はずうっと『三文芝居』を見せられ続けたことになる。北朝鮮国民の平均寿命から見て、こういう結果が妥当なところではないか、ここ6年、何もしてこなかったことこそ、手遅れの最大の原因だろう。

                                     土佐の酔鯨‏
北朝鮮との対立をさんざん煽ってきた安倍首相と河野外務大臣では、日朝会談の成功は望めないでしょう普通に考えて。日朝会談や拉致問題の解決を成功させるには、最低限この二人が外れるしかないと思いますよ常識で考えて。

                                      umekichi‏
元々(北朝鮮の危険は)ない。
北朝鮮はロケットの発射実験してただけ。
米国からポンコツ兵器兵器買う口実に、Jアラート鳴らして不安煽っただけ。
残った「国難」は安倍晋三のみ。


 取りとめもなく長くなった。拉致問題については 💫T.Katsumi 氏がまとめておられる。もちろん、私と全く同じというわけではないが、同意できるものである。引用しておく。


                                     💫T.Katsumi
日本の為政者はこれまで北の脅威をさんざん利用してきました。したがって少しの間であっても半島情勢が落ち着くのは本来は彼らにとっては望ましくありません。が、地域の平和は当事者すべてが等しく享受するものです。それが「集団安全保障」ですから。

割を食うのは国民ですが、歴代政府の不作為を看過してきたことの報いとしかいいようがありません。在日米軍の縮小も起きるかもしれず、そうなると日本は高い代償を払って地域の安全保障に投資しなければならくなります。それが半島非核化の財政支援という形になりまた戦後賠償にもなるのでしょう。

日本政府としては中国を仮想敵とする軍拡キャンペーンしか脅威を喧伝する道が無くなります。そうなった時に国民はやっと歴大政権がいかに北の脅威に胡座をかいて政治を行ってきたかが判るでしょう。北の脅威はすぐにはなくなりませんが、政府に安保上の戦略シフトが求られるのは必至ですね。

拉致問題の解決は「不可逆的な平和体制への移行」が行われる中で、日本政府が独自に、今回の合意の最大の功労者の🇰🇷とも良好な関係を築き協力し合うことで実現することです。ただし、拉致被害者の多くは🇰🇵の住人となっているか死亡しているかでしょうから、生存者は本人の意志次第となります。

残念ながら、歴代政権は拉致問題を政治の道具として利用し過ぎました。拉致被害者家族らが望むような「解決」は最早不可能でしょう。国民は政府の不作為と無能を糾弾すべきですが、まんまと踊らされてきたことを反省すべきでもあります。二度このような悲劇を起こさないよう心に刻むしかありません。
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