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【日本という国】  W杯1勝はなかったと思って後2戦を勝ちに行こう、日本チーム。北朝鮮外交に見る中国と米国への距離感。安倍政権がやっている「拉致解決」への疑問

  W杯ロシア大会でコロンビアに勝った様子は余りにも繰り返し放送されるので、次はどうなったかも暗記してしまいそうである。この試合でなぜ日本が勝ったか、それは予想外の幸運が重なった、それをうまく利用できたということだろう。1つ目は開始6分でレッドカードが出され、ほとんど全時間にわたって一人選手が多い状態で試合ができたこと。この段階でうまくいけば引き分けもあり得る、と多くのファンが思っただろう。2つ目はコロンビアのハメス・ロドリゲスが練習に満足に参加できないほど不調であったこと、3つ目はオシム前監督が言っていることだが、コロンビアがロドリゲス抜きでも日本になど負けるわけがないと慢心していたことが上げられる。そこが日本政府の分析とは違うところだ。

                            2018年6月20日  朝日新聞
 安倍晋三首相(発言録)  諦めていてはダメであります。昨日も(サッカーのW杯ロシア大会で)日本がコロンビアに勝ちました。この中で果たして何人が日本が勝つと思っていたでしょうか。やればできるんです。諦めずに可能性を信じて、最後まで鍛錬を重ね、そして重ねてきた鍛錬と自分に眠っている能力を信じて最後まで頑張って、これが勝利につながったのだろうと思います。

 地方でもそうです。一緒に地方を大きく盛り上げ、中小(企業)、小規模事業者がますます発展していく。そういう日本を築き上げていきたいと思います。


 もちろん、これが政府の公式な分析とは思わないが、どちらかいうと「こういう身勝手な分析」を外交ではしているように思える。次の試合、引き分ければ相当な望みは出てくるが、負ければほぼ絶望的になる。今いえることは、「ロナウドやメッシ」が欠場してくれて、相手にレッドカードで退場者が出れば、日本は互角以上で戦える、そういうことがわかったくらいに思って、次の一戦が初戦だと思ってがんばって欲しい。そうでないと優勝戦くらいまで楽しみが無くなる。Sportivaでオシム前監督はこんな風にいっている。

                            2018年6月21日  Sportiva
コロンビア戦は、日本が勝つべくして勝った試合だったと思う。もちろん、立ち上がりすぐのPKとカルロス・サンチェスの退場は、日本にとって大きな僥倖(ぎょうこう)ではあった。おかげで日本はすぐにリードすることができたし、コロンビアより1人多い人数でほとんどの時間をプレーすることができた。そこで試合の方向がかなり決まったのは否定できない。

コロンビアが最初にピッチに姿を現したとき、私は彼らの傲(おご)りを感じた。2014年ブラジルW杯で準々決勝まで勝ち進んだ彼らは、自分たちの勝利を信じて疑わない様子だった。南米選手にありがちな、そうした驕慢(きょうまん)を私はよく知っている。そして彼らはピッチでその代償を支払うことになった。サッカーとはそういう風にできている。相手を見下せば、必ず手痛いしっぺ返しにあうのだ。

コロンビアのホセ・ペケルマン監督が後半にハメス・ロドリゲス、カルロス・バッカという2人のアタッカーを投入したことは驚きだった。この交代で彼は「試合に勝ちたい」という強い気持ちを見せたのだろうが、10人で戦い続けたチームがどれほど疲れていたのかまでは、見えていなかったようだ。 日本が得た勝ち点3は非常に貴重なものではあるが、ゆめゆめこの勝利で慢心してはならない。決勝トーナメント進出においては、まだ小さな一歩に過ぎない


 さてさて、米朝首脳会談の影響は東アジアでは日本を除いて関係各国がそれぞれの思惑で動いている。当のアメリカも「トランプ大統領」がその成果を自画自賛する。もう、北朝鮮から「約束の遺骨変換」がなされたとしている。

                            2018年6月21日  朝日新聞
トランプ米大統領は20日夜、米中西部ミネソタ州ダルースで演説し、朝鮮戦争で消息不明となった米兵の遺骨が同日、北朝鮮から引き渡されたと語った。シンガポールで12日に開かれた米朝首脳会談で、北朝鮮が米兵の遺骨の回収や引き渡しに努力することで一致していた。

トランプ氏は演説で、米朝首脳会談の成果を誇るなかで「我々は偉大なる犠牲となった英雄や遺骨を取り戻した。実際に今日、すでに200柱が送り返された」と語った。ただ、どのような形で返還されたかなど、詳細は明らかにしなかった。


 逆に北朝鮮は『中国訪問』をし、韓国筋の分析では、韓国が行っている「強固な米韓軍事同盟」と「韓中親善協力関係」のような関係を「中国」、「アメリカ」との間に築きたがっているのだという。まあ、少し韓国の思い上がり的な分析だが、北朝鮮が中国一辺倒にはなりたくない、との思いがあるのかどうか、もう少し様子を見ないとわからない。

 それでも日本の「対北朝鮮外交」と比べてみるならば、韓国も北朝鮮の政策もよほどましな政策であるといえる。

                         ハンギョレ新聞  2018-06-21
 朝中関係史に精通した元関係者は「金正恩委員長は、朝中関係を韓米同盟に匹敵する堅固な関係に発展させたいようだ」と指摘した。南側に「韓米同盟、韓中親善協力関係」があるように、北側も「朝中準同盟、朝米親善協力関係」の構築を目指しているということだ(中国は「同盟」という表現を使わない)。これに先立ち、金委員長の2回目の訪中直後、朝中関係の専門家でもあるイ・ジョンソク元統一部長官は「金正恩の朝中関係の強化戦略は、非核化以降まで見据えた策略」とし、「韓米関係のミラーモードのような中朝関係を構築しようとしている」と分析した。“善意”より“客観的力関係”を信用する冷徹な現実主義者の金委員長が「類は友を呼ぶ」という認識を示しているという指摘だ。

  中朝首脳会談晩さん会1
                  中朝首脳会談晩さん会

 では、日本はどのような「対北朝鮮外交」をやっているのか、「アントニオ猪木氏」の国会質問を書き起こしているbuu‏ @buu34さんのツイートで調べてみよう。あらすじを言ってしまうと興味半減なので差し控えるが、安倍政権が「拉致問題」を政治利用していること、および外交政策が的外れであることがわかるだろう。

                                    buu‏ @buu34
アントニオ猪木 「安倍総理は『私は騙されない』という発言をしていますが、これはどういう意図で言ったのか。裏を返せば、アメリカやロシア、中国は、騙されたと言うことなのか、折角前に進めようとしている中で、外交上使ってはいけない言葉ではないかと私は思います。これから話を進めて行く中で、大変私は気になりました。批判ではなく、上手く行って欲しいと思うからこその質問ですが、本来、総理に答えて欲しいのですが、外務大臣、代わりにお答え下さい。」

河野外相 「報道の一つひとつにコメントすることは差し控えたいと思いますけども。今回の首脳会談で金正恩委員長が朝鮮半島の完全な非核化について自ら文書に署名をし、文書の形で約束をしたと言う事は、非常に大きな意義があると思っております。日朝関係も、お互いの信頼関係を作りながら、未来を共有し、新しいアプローチをとりながら、前へ進めて行きたいと考えているところでございまする」

アントニオ猪木 「これまで安倍総理は、直接対話はしないと言っていましたが、なぜ、今になって変わったのか。もっと早い段階で言えば、流れは変わったと思います。また最近の安倍総理の発言は、北朝鮮に対して挑戦的に聞こえる発言もあれば、対話を望んでいるような発言もあります。ここまで来たら腹を決めて進めてもらいたい。ありとあらゆるチャンネルを通じてと言う発言もありましたので、合わせて、私のチャンネルも使う考えはあるのか、お聞かせ下さい」

河野外相 「拉致問題に関して、文大統領から、あるいはトランプ大統領から直接、金正恩に対して問題提起をして頂きました。北朝鮮が拉致問題を解決するためには、やはり大きな決断が必要となろうと思っております。お互いの相互不信という殻を破って、一歩踏み出して参りたいと思っております。外務省と致しまして、これまでも様々、北朝鮮とやりとりをしておりましたので、まずしっかりその中から前へ進めて参りたい」

アントニオ猪木 「今、使う気があるのか、無いのかと言う質問をさせて頂きましたけどね、外務省も、行くたんび、私に色々足かせをしましたから、素直に『お願いします』とは言えないんだろうと思いますけど。~(日米韓外相会議)内容は?」

河野外相 「北朝鮮との間の、アントニオ猪木ルートと言うのがあるのは、承知をしてございまして。これを使う時には、公の場で、使います、と言わずにですね、使わなければ意味がない、と言う風に思っておりますので。なかなか、この委員会で、『使わねーか』と聞かれて『使います』と言う風に、この場で、公の場で、お答えできないと言う事は、お許しを頂きたい。必要とあれば、こっそりとお願いに行くことがあるかもしれませんので、その際は、お願いをしたいと思います。
日米韓外相会合におきましては、金委員長が朝鮮半島の完全な非核化を、署名をした文書の形で約束をした意義は大きいと言うことは、認識を一に致しました。~CVID~制裁~制裁を回避する動きが顕著になっている事に対して、国際社会として対応が必要である、と言うことも認識を共にしたわけでございます」

アントニオ猪木 「日米外相会談では、具体的にどのようなお話を?」

河野外相 「なかなか、ぶっちゃけた話を申し上げることは出来かねるわけでございますが、米朝首脳会談の話、予備交渉の話、拉致問題を提起した時の相手側の反応等について~経済制裁と、それを実行あらしめるために国際社会として、どういう事をやらなければいけないかと言う事の意見交換も」

アントニオ猪木 「14日、モンゴルのウランバートルで開催された安全保障に関する国際会議で、アジア大洋州局長清水参事官が、北朝鮮外務省軍縮平和研究所のキムヨングク所長と意見交換をし、拉致問題を含め、日本側の基本的立場を伝えたと聞きます。また、日朝首脳会談について、北朝鮮側の意向を探り、今後の「調整をするとのことでしたが、反応はどうだったのか。会談を実現させるためには、これからどんな課題があるのか、差支えない範囲でお聞かせ下さい」

清水参事官 「私は、モンゴル外務省およびモンゴル戦略研究所が主催するウランバートル対話に参加致しました。~キムヨングク北朝鮮外務省軍縮平和研究所長と短時間意見交換を行ったところでございます(ホンマか?)その際、私から、日本の基本的立場をお伝え~詳細については差し控えさせて~いずれに致しましても日朝首脳会談については、現時点で決まっている事はございませんけれども、これを行うと言う事についてはその場合には北朝鮮の、核、ミサイル、そして何よりも重要な拉致問題に資するような会談にしなければと考えているところでございます」

アントニオ猪木 「今、名前が挙がりましたキムヨングク所長、私も北朝鮮に行くと、色んな方が会いたいと、予定通り何人か会談があるんですが、どうしてもという話が前回、行った時に訪ねて来られましてタケサダさんと言う、同行した人に対応してもらいました。この方は、その、拉致の専門家ではない、北朝鮮は、縦ラインがキッチリしてますんで、ココのラインい言っても、コッチには通じない、そういう仕組みになっております。ですから、まぁ今、ご説明があった通り、色々、拉致の話をしても、これは、それこそラチが明かないと思います

「私は過去2回、北朝鮮に行かないかと、横田夫妻に声をかけたことがあります。私の事務所には、拉致被害者の支援者など、拉致被害者の家族も連れて行ってあげて下さい、と言う手紙も来たことがあります。北朝鮮の要人にも確認しておりますが、拉致被害者家族訪朝についても、『喜んでお迎えします。どなたでも来て下さい』という言葉をもらっています。もし今、拉致の会の人たちが、直接北朝鮮に行く、自分の目で確認したいとなった場合、政府はどういう対応をするのか、許可して頂けるのか、、ありとあらゆるチャンネルを、方法を、と言うことで、、、今お伺いしたことについてお聞かせ下さい。」

河野外相 「日本政府と致しましては、対北朝鮮措置として、全ての日本人の北朝鮮への渡航の自粛を要請をしております。政府として、北朝鮮への渡航を計画している者を事前に確認した場合は、個別に渡航の自粛を要請しているところでございます」

アントニオ猪木 「~昨日はちょうど、かつてのソ連関係のどこの国とは言えませんが、その人たちに、こういう問題も、色々、問いかけてみました。日本の今の在り方について。批判はともかく、もっといろんな、情報と言うんでしょうかね、実際に今、把握している話、あるいはそれが本当に官邸に届いているのかなぁと言う気が私は致します。間違った方向でなく、正しい判断ができるよう、よろしくお願いいたします。
河野洋平氏が13日、都内の講演で、拉致問題解決の前に、北朝鮮との国交正常化を優先すべき、という発言をされました。今後の交渉の方向性について、そういう選択肢も視野に入れて行く必要があると思いますが、見解を」

河野外相 「日本政府と致しましては、従来から一貫して、日朝平壌宣言に基づき、拉致・核・ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して国交正常化を目指す考えでございまして。拉致問題の解決がなければ国交正常化はない、と言うのが日本政府の考えでございます

アントニオ猪木 「安倍総理が、もし会われて、拉致問題!と言った時に、もうはなしません、と、過去そういう例がありますが、その辺の情報を一つ分析しながら、もし、そういう場面が出た時に、よく考えられた方がいいと思います。私からのアドバイスです、聞いて頂ければ」
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