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【日本という国】  BBCの動画がアップされている。ドキュメントとしての評価は高いという。「首相動静」を見せるだけで、日本のメディアの信頼は地に落ちる。

 この問題に興味がある方はもうご覧になっているだろうが、.youtubeにBBCの動画がアップされている。いずれ「著作権」で消されるのだろうが、ある程度の期間は黙認しているのだろう。英語圏での評判はよい(ドキュメントとしての仕上がり)と言う。

   
            RAPE: Japan's Secret Shame

 海外では取り上げられるのに、国内では全く無視されている事件である。「相撲の暴力事件」「日大のアメフト事件」の例を見るまでも無く、日頃のワイドショーの手法を見ていると、格好な事件のはずで、2,3ヶ月はこれ一本でも番組ができるほどの内容だろう。それがなされなかった。「和歌山のドンファン」どころでなく、不可思議な点はいくらでもある。が、それをやろうというテレビ局が無かった。

 各国の有力紙が一面で報じたことも何度もあった。が、日本で問題として「再燃」はしていない。忘れ去られた事件である。短いインタビュー等はあったが、ここまでの長編ドキュメントとして放送されるのは初めてだろう。アルジャジーラなどの報道よりも影響力が大きいBBCである。

 朝日新聞の6月29日『首相動静』によると、6時34分、東京・赤坂のイタリア料理店「キッチャーノ」。曽我豪・朝日新聞編集委員山田孝男・毎日新聞特別編集委員小田尚・読売新聞東京本社調査研究本部客員研究員石川一郎・BSジャパン社長島田敏男・NHK名古屋放送局長粕谷賢之・日本テレビ取締役報道解説委員長政治ジャーナリストの田崎史郎氏と食事。9時31分、東京・富ケ谷の自宅。なのだそうである。海外メディアが日本のメディアを信用しない理由はとってもわかりやすい。時の政権と一定の距離をとり、「権力の監視」がメディアの役割と考える欧米メディアにはとても理解ができない日本の現状だろう。

 招待されるほうも、するほうも『狂っている』と思われている。これでは「正常な判断」を望むべくもない、と思われている。一般人がBBCの放送にあれこれイチャモンをつけても、この「首相動静」を見せるだけでそんな批判は通用しないと判断されるだろう。
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