FC2ブログ

【日本という国】  22回目の日露首脳会談はどのように行われたのか。正直に伝えるマスコミはほとんど無いのが現状だろう。プーチンは「中国への警戒感と危機感」を安倍総理と共有しているというのだが…。

 日露首脳会談が行われたようだ。報道によると『我らの偉大な指導者 安倍晋三首相』はプーチン大統領を向こうに回し、大々的な成果を上げて帰国するようだ。しかし、会談がいつ行われたか、に対する関心はどの機関も薄い。私だけがおかしいのであろう、日本国民が正常なら…。

 ネットで調べてみたが、読売新聞と各スポーツ紙くらいしか報じていない。これに関しては「国営放送も大手マスコミも」関心がないようである。読売新聞では2時間30分の遅刻としているのに、スポーツ紙は1時間40分の遅刻と書いていた。なぜ、見方によってこうも違うのか、寝ぼけ眼(まなこ)で調べたのだから間違っているかもしれないが、会場到着が1時間40分の遅れで、会談の開始が2時間30分の遅れであるらしい。--アホらしくて、調べる気もしないのだが…-- さすが、世界一優秀な官僚機構「外務省職員の働き」で設定された会談である。

 しかし、詳しいことは「読売新聞を読め」と偉大なる指導者安倍晋三首相に推奨された手前、『読売新聞』の「プーチン遅刻の記事」を読むと、ドイツのメルケルは4時間待たされた、〇〇国の誰それは何時間待たされた、韓国の文在寅も35分待たされた、と涙ぐましい努力をしている。さすが、日本人だ、そう思えてならない。

 さて、この会談を日本の「人民日報」ともいわれる「産経新聞」はどう伝えているか。ちょっと紹介しよう。

  安倍首相とプーチン大統領、信頼醸成と対中国警戒感を共有
   安倍総理発言中のプーチン大統領の様子はロイターやAFPの報道があるまで、誰も知らない。
                              2018.9.11  産経ニュース
 安倍晋三首相とロシアのプーチン大統領が22回目の会談を終えた。首相がこれだけの会談を重ね、北方領土問題の解決と日露関係の発展に注力するのは、極東地域などで勢いを増す中国への危機感をプーチン大統領と共有しているからだ。首相はロシアとの平和条約締結に加え、対中国で連携する「日露新時代」を築きたい考えだ。

 両首脳は10日夕(日本時間同)、ウラジオストクの日露自動車大手の合弁会社によるエンジン工場を視察した。その後、プーチン氏は首相に声をかけ、2人で同じ車に乗り込む様子がメディアに公開され、親密ぶりを印象づけた。 両首脳が関係強化を目指す背景には、軍事力をちらつかせて影響力の拡大をもくろむ中国への警戒感がある。   -- 中略 --

 首相とプーチン氏との会談は「最後まで外に出すわけにはいかない」として中身はベールに包まれている。首相が今月の自民党総裁選で連続3選を決めても任期は3年。時間は限られている。


 さすがに産経だ。「首脳会談」というものは、両国間の基本的認識の一致を「偉大なる指導者 安倍晋三首相」と相手国の首脳が共有することだ。「軍事力をちらつかせて影響力の拡大をもくろむ中国への警戒感」を共有し、対中国で連携する「日露新時代」を共有することだ。帰国時には、「日本会議」が造っている日の丸の小旗を持ち、提灯行列をして熱烈に歓迎する以外に道はあるまい。
  
                               2018/9/10  共同通信 
ロシアのプーチン大統領は10日、安倍晋三首相との首脳会談などのため極東ウラジオストク入りしたが、遅刻して日程が大幅にずれ込み、首脳会談は約2時間半遅れで始まった。

 安倍氏は予定通りにウラジオストクに到着したが、遅刻常習者のプーチン氏はこの日も遅れ、到着後は予定されていた極東地域の知事らを集めた会合に出席。会談前にプーチン氏と共にマツダなどが新設したエンジン工場を視察する予定だった安倍首相はひたすら待ち続けた。 プーチン氏は過去の安倍氏との会談でも、何度も遅刻してきた。


 共同通信によると、「マツダなどが新設したエンジン工場を視察」がなければ、待たなかったように書いてある。いや、そんなことはあるまい。次回の首脳会談では「メルケル首相」のもつ4時間という記録を打ち破ることは確実だろう。関西の台風被害、北海道の地震のように今まで経験したことの無い「新しい記録」が樹立されようとしている。戸外に出て「天皇陛下万歳、安倍首相バンザーイ」と叫ぼう。

 我らの尊敬する安倍晋三首相は、前回提案した「イチゴの温室栽培」だけでは不足だと感じ、自愛に満ちたお心で今回はさらに思い切った決断をした。「ウニの海洋養殖」を合同経済事案に含めたのだ。プーチン氏の歓喜に打ち震える顔が目に浮かぶ。さすがに「外交の安倍」と世界中から賞賛される日本の大総理である。

 会談ではどのような事が話されたのか。安倍首相が会談後の共同記者発表で明らかにした。日本政府関係者によると、行程表に盛り込んだ事業にはウニを含む複数の魚種の養殖やイチゴの温室栽培、パック旅行の策定などを含んでおり「スケジュールのメドも確認した」という。具体的な日程は明らかにしなかった。(日経新聞記事による) 外務省や農林省の係長クラスで話すことのできない、さすがに首脳会談の議題にふさわしい内容である。まもなく『日露平和条約』も結ばれよう。日本には前途洋洋とした未来が開かれている。次の首脳会談も大阪でのG20のときだと決定したというのだ。素晴らしいことではないか。これらの大成果を時事通信の田崎先生や読売の橋本先生などが、臣民にわかりやすくかんで含めるような解説が帰国後あるであろう。拝聴したいものだ。

 それはそうと、翌日には憎き中国の習近平とプーチンは会談をした。そのことを「正確な報道で知られる産経新聞」がこんな風に伝えている。

                              2018.9.11  産経ニュース
11日はプーチン大統領と中国の習近平(しゅう・きんぺい)国家主席が個別会談。安倍晋三首相と韓国の李洛淵(イ・ナギョン)首相との個別会談なども行われた。

 プーチン氏は習氏との会談で「両国関係は政治から安全保障まで、信頼に基づく」と発言。習氏も「両国関係はより深まっている」などと親密さを強調した。

 会談後の合同記者会見でプーチン氏は「朝鮮半島の平和の実現には、北朝鮮と米国とのこじれた関係の修復が必要だ」と指摘。一方、習氏は、米トランプ政権を念頭に「保護貿易主義には中露共同で対抗していく」との方針を示した。


 おいおい、大丈夫か、サンケイの記者さんよ。我が偉大に指導者「安倍首相」と中国への警戒感と危機感を共有しているはずの「プーチン大統領」(1つ前の記事にはそう書いてある。)が、こんなばかげたことをいうはずが無い。けんもほろろに扱ったはずである。一体何時間待たせたのだろう。参加の顔ぶれを見ると、プーチン側はラブロフ外相を含む実力者がゾロリ出席している。中国側も参加国中最大規模の使節団で、実力者ぞろいだ。これはなんかの間違いだ…。

 今日も安心して国民は寝ることができるる。安倍総理しか居ない。朝日の世論調査でも支持が不支持を上回った。皆さんも枕を高くして「秋の夜長」を楽しんでいることと思う。素晴らしい国日本の素晴らしい未来が安倍総理と共にやってくる。
スポンサーサイト