スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

逆さめがねと脳の処理   トンボは世の中をどう見ているか?

 最近「風邪」が流行っているらしく、職場の方の中にも風邪気味だ、と言う方が増えてきました。皆さん、大丈夫ですか。病気と言っても、こういうウィルス性のものだけでなく、「50肩」のような年齢が原因でおきるものがありますよね。

 不思議ですね。ある日突然「肩が一定以上上がらない、無理に上げようとすると、激痛が走る」、こんな症状です。まだ、お若い方は経験されていないでしょうが、必ずや経験されるでしょう。

 しかし、ほおっておくと「いつの間にか」直るのですから、アレは何だったのか、という思いにかられます。私見ですが、きっと「脳」が一生懸命、補正しながら動かしていたのが、ついに出来なくなったのではないか、と思っています。
            50肩
             なぜ自然に直るのか、不思議ですね。 
 ほおっておいても、自然と直るのも、脳が新たに痛みのない回路を探した結果ではないかと考えていますが、これらは科学者による解明を待つしかありません。

 こんな思いを強くしたのは、最近国語の教科書に載っている「逆さめがね」の話からかもしれません。「逆さめがね」を皆さんはご存知でしょうか。私はこの話を読むまでは知りません出した。

 レンズの部分にプリズムを取り付けて、上下左右が逆になる映像を作り出す「めがね」らしいのです。どのようなことがおきるかと言うと、逆さめがねを初めてかけた人は、物を取ろうと手を伸ばしても見当違いのところを触ってしまいます。
            逆さめがね
              売っているんですね。逆さめがね 
 歩こうとしてもバランスをくずしてしまって、数歩しか歩けません。傾いた体勢を立て直そうとしても、どんどん傾いてしまいます。ところが、逆さめがねをつけたまま何日も生活すると、だんだん逆さまの世界に慣れてきて、キャッチボールも自転車に乗ることも出来るようになるのですから驚きです。

 さらに驚くことに、2週間くらいたつと、ある日突然「正立の映像(当たり前の像)」として認識されだすのだそうです。その時、「めがね」をはずすと、風景はさかさまに見えるのだそうです。

 ということは、「人」は目で見たままを見ているのではなく、脳で処理した「映像」を見ているのだそうです。
専門の方が次のように書いていますので「引用」しておきます。

 人間の眼が外界から受け取る情報についてたどってみることにしましょう。外界の光は、角膜、前眼房、水晶体、ガラス体を順に通って2次元の網膜に映像を結びます。
 網膜には視細胞が並んでいます。視細胞には2種類あります。色を感じるのは「錐体(すいたい)細胞」と呼ばれ、網膜の中心に集中的に配置されています。また、明暗を感じるのは「桿体(かんたい)細胞」。こちらは網膜の中心には少なく、周辺全体に配置されています。

 興味深いのは、網膜には視細胞がない穴のような部分があることです。これは「盲点」と呼ばれています。視細胞がないため、当然ながら盲点の部分の映像を見ることはできません。

 もっとも、人間は盲点の存在を意識することはありません。盲点の部分の映像は、脳のなかで周囲の映像によって補正され、あたかも盲点の部分の映像が見えているようになっているのです。

 また、本を読んでいるときに、行末から改行して次の行に移るときに眼に入った映像を見ることはできないことに気づいたことはありますか?

 これはサッケードと呼ばれる現象ですが、サッケードの最中に眼に入った映像は脳のなかで切り捨てられてしまい、サッケードの前後の映像がつなぎ合わされているのです。

 また、ビデオカメラでは、視点を頻繁に変えると手ブレの激しい映像になってしまいますが、人間の眼は、頭を揺らしながらでも、手ブレのような映像にはなりません。

 このように、自分では見ていると思い込んでいるものは、じつは見ていないことだったり、その逆に、自分では見ていないと思い込んでいるものは、じつは見ていることだったりする現象は、視覚は脳によって様々な補正を受けていることを示す証拠といえます。                      (引用終り)

 いずれにしても、「人間の脳」は素晴らしい働きをしているようです。ところで「トンボの目」はどうなっているのでしょうか。複眼ですよね。
          トンボの目-1-
          トンボのことはトンボに聞かねば分からない 
 トンボの目は1万個以上の単眼の集まったものだそうですが、昔「私が学生だったころ」のように、まさか、いくつも見えていると言うような説明にはならないと思います。

 トンボの脳がどのように処理しているのかが分かるようになれば、トンボが世界をどう見ているのかもわかるようになるでしょう。昆虫などの目の能力は低いと言うのが一般的な「学説」のようですが、脳の処理の仕方によっては、「人間以上」かも知れないですね。                    (以下引用)

複眼は単眼が多数集まったもので、時として何千もの単眼をもっている事も珍しくありません。同じ画像をたくさん見ていますし色も判別できます。
             トンボの目-2-
       科学未来館のドラゴンフライ・アイというおみやげで見たもの 
餌が取れることと外敵から身を守れればそれ以上の機能は必要ないのです。

人間などのようにはっきりと見えるようにするにはピントを合わせるなどの機能が必要です。カメラの一眼レフのズームレンズと虫眼鏡の違いのような感じです。体の小さい虫ではピント機能まで持つと目ばかりが大きくなって効率が悪いのです。                                (引用終り)

 まさか、お土産品のように「複数見ている」などと思えない。これらの映像をつなぎ合わせ、ピントのハッキリした、巨大な視野を「トンボの脳」が作り出しているのかもしれない。

 『海老で民をつる(視聴率を稼ぐ)』テレビのニュース番組より、こちらのほうが壮大で心豊かな思いができるなどと考える今日この頃です。

 ご訪問ありがとうございました。


スポンサーサイト

COMMENT - 0

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。