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【戦争にひた走る国】  戦後最低を記録するだろう参院選投票率。報道は前回の15%減。浮動票を封じ込める政府政策にマスコミも加担。日本国内の報道があまりにも偏向していることを国民は生活に追われて探る暇がない。

 まあ、今回の選挙は政権の思い通りに「韓国」を仮想敵国として、自民党の安泰を図った政府の作戦勝ちだろう。この「作戦」を許したのはマスコミである。韓国大使を呼び出して抗議するにしても、今まであれほどの場面まで「テレビカメラ」が入ったことはあるのだろうか。「きわめて無礼である。」と発言した河野外相は当然その言葉を使うタイミングを見計らっていただろうと思う。初めから計算された計画的犯行である。もちろん、岩盤支持層は「よく言った」と絶賛の嵐である。ちょうど北朝鮮に対し「国交のある国々は国交断絶をせよ。」と国際的な場で発言した時と同じである。ところが、その発言後「国交断絶」をした国は一つもなく、逆に20か国が国交を新たに結んでいる。日本の立ち位置がわかるというものだ。今回のこの発言も「禍根」を残すだけに終わるだろう。

 第二次安倍内閣は「中国敵視政策」を掲げて誕生した。『中国包囲網の形成』を外交目標の第一に掲げ、大量の海外援助と引き換えに相手国が日本に賛同し中国包囲網があたかも完成しているかのように国民に伝えた。その主張は『(中国を念頭に)航行の自由と国際法の順守』という、だれが考えても反対のしようがない「お題目」への賛同を要求したわけだ。当然相手国としても「反対する理由がない」わけで、喜んで賛成すると、多額の援助を申し出る、こういう状況が続いたので「世界の首脳たちは安倍総理との首脳会談を心待ちにしている。」などと皮肉られてしまった。さらに、マスコミは「いかにも各国が日本に同調している」かのように国内では報じた。今や「一帯一路」は国連加盟国に匹敵する国々が参加する一大事業に発展している。国内での情報が危うい状態であることの証左である。

 この失敗を覆い隠すために、今では「中国が日本にすり寄ってきている」という報道が盛んになされている。もうすぐ、この報道も下火になるだろうが、そんなことは世界の中の日本の地位からいってありえない。中国が日本に譲歩する理由がない。NHKの岩田明子に言わせると、互いが「脅威」に思っているため、日本を自国の味方にしようとしている、というのだが、中国はプーチンに最高勲章を贈った。ロシアは習近平に最高勲章を送った。両国とも初めて「外国人」へ授けたものだ。互いに『親友』と呼び合う関係なのだ。

ロシアのプーチン大統領に友好勲章を授与

 次に標的としたのが「北朝鮮」である。『国難選挙』として徹底的に利用した。そして今回、敵国は「韓国」になった。ただ、それだけである。日本人は「物忘れ」が激しい。今までのいずれもが何も解決していないということを忘れてしまっている。さらに、自分たちが信じている報道、言説がどれくらい正しいか、生活に追われて考える暇がない。

 格好の話題があったのだが、それすら、マスコミも追及せず、国民から大規模な反政府運動も起きなかった。ロシアとの領土交渉のときの記者会見である。一度はニュースで流されたが、すぐに表舞台から消えてしまった報道がある。

  外務大臣は嘘つき1
  外務大臣は嘘つき2
  外務大臣は嘘つき3

 今まで聞いていた「対ロ外交」を象徴する2つの発言である。『一言も話していない』出来事が、日本国内に来ると『本日、ラブロフ外相と領土問題について突っ込んだ議論を行った。認識はラブロフ外相と共有できたと思っている』と変わってしまう。この日本政府の情報統制をやめさせない限り、国民は「本当の日本の姿」を理解することが不可能であろう。言われるがままに「政府」に付き従い、敗戦後にその実情を知ることになった「昭和中期」の繰り返しである。これを勇気をもって指摘する言論機関が今はない。

 米国との軍事協力がなかったら、今回の件が原因で韓国とは「敵対関係」になっていたかもしれない。米国との関係で両国とも長距離の攻撃用兵器はもっていない。着々と準備する日本だが、さすがに中国、ロシアとは分が悪い。しかし、空母4隻を所有する日本としては韓国となら圧倒的に優位にある。

 NHKは9日「原材料は化学兵器のサリンなどに転用される可能性もあるにもかかわらず、一部の韓国企業が発注先の日本企業に急いで納入するよう迫ることが常態化している」とニュースで報じた。大勢の国民が「サリン」に敏感に反応したであろうことは容易に想像できる。が、この報道は、それから跡形もなく消えた。「サリンの原料」ではないことは、その筋の方ならどなたも知っている。NHKですら知っている可能性がある。でも、これでよいのだ。印象付けることが目的であるのだから。「韓国、不届き者」、国民の間にニュースショーではなくニュースとしてさらに印象付けられたのだから。

 久米宏がNHKに出演し、そのコメントが話題になっている。彼が司会を務めていた「ニュースステーション」は、大体私と同意見だったのでも安心して見れたが、私同様、久米宏も「NHKは民放になるべきだ」とコメントした。今の報道姿勢を貫くならそれが一番良いと思う。

                           2019年07月19日 JST
「僕はやっぱりNHKは独立した放送機関になるべきだと思います。人事と予算で、国家に首元を握られている放送局があっちゃいけないんですよ。そういう国は先進国とは言えないです。絶対報道機関は独立していないといけない。政治ニュースとか、社会を伝える、世界情勢を伝える放送局が、その国の国家に人事と予算の首根っこを握られているのは、絶対的に間違っています。先進国にそう事はあってはいけません。」

「アンチ政府、アンチ国家の放送局、新聞があってしかるべきなんですよ。だいたいみんな同じになって。すっかり流行語になった忖度みたいなところで、よくないと思いますよね」


 次の選挙では、どの国が「日本の敵」になるのだろう。私は「米国」だと思っている。その時、日本国民が気が付くのか、それとも「熱狂の渦」にまかれて、『鬼畜米英』と叫んでいるのか、興味がある。参院選の投票日が迫った。「れいわ」が300万票を超えたら、未来にかけよう。100万以下なら、日本の将来を「傍から見る」ことにしよう。

                                    毬谷友子
 れいわ新選組 情勢では、比例で「れいわ」だけで、3枠まで行きそうだそうです。これに 山本太郎 が加わって、明日開票されるそうです。夢じゃなくなってきた。いろいろなことが。
                                   山崎 雅弘
ニュース番組の司会者は「今回も有権者の関心は低調です」「どうすれば関心が高まるのでしょう」等としたり顔で語る一方、過去の選挙戦にはなかった盛り上がりで有権者の関心を高めるれいわ新選組は全く存在しないかのように無視する。これほど不誠実な選挙報道は、今まで見たことがない。ひどすぎる。
これほど不誠実な選挙報道
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