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【戦争にひた走る国】  韓国の新法務大臣のスキャンダルばかり扱うニュースショー。日米首脳会談の結果の270万トン『緊急輸入のトウモロコシ』の根拠はだれも報じない。

 いや、とんとニュースでは「トウモロコシ凶作」のニュースをやらないのだ。手ぐすね引いて待っているのだが、やっているのは『韓国の新法務大臣のスキャンダル』ばかりである。政府支持層の中には「メシウマ」と言っては食事が進んでいる方がいるだろう。あれは、韓国検察がもう捜査を始めたから、それなりの結論が出るだろう。「韓国」に任せておけばよい。さらっと5分程度のニュースでよいはず。1時間もかけてやることではない。

韓国政府としては、「菅官房長官」がぜひほしいと思っているはず。「違法とまでは言えない」「何ら問題ない」「個別案件には答弁を控える」とだけ言って、一切の質問を受け付けない強い政治家が韓国にはいないのだろう。日本の政治家は本当に幸せだ。検察も警察も動くことはない。「不起訴相当」、「証拠不十分」で国民が納得する。

 さてさて、トランプ大統領は農業者からの支持を得、大統領選勝利へと、安倍首相は参院選後の発表で参院選挙勝利へと「ウィンウィンの関係だ」と両者が自慢する。なにしろ、農産物の関税はTPP加盟国と同率(牛肉関税38.5%→9%、豚肉 1㌔最大482円→50円)、自動車関連は継続協議…。まあこれだけでも「良い話だから共同記者会見をやろう」というアメリカ側の話は分かる。「ほら、安倍総理、トウモロコシの話もあったじゃないか。」と日本としては「密約」のつもりだったろうが、催促され、トウモロコシにも言及。「政府が買うのではない。」と一応コメントを付けたが、「日本の民間はアメリカと違って政府の言うことをよく聞くから」とトランプ大統領は気にしていない。どこかの国を「約束を守らない」とさんざん批判しているから、この約束も完全履行するしかないな。

 朝日新聞がこの件を次のように報じているが、「産経」や「読売」ではないのだから、害虫被害で「供給不安」が出るような状況なのか、こんど「中国の肩代わりで輸入する品目は、その被害に対処できるのか」程度は至急調べて記事に一文載せるべきだろう。そういう記事であることを「朝日の読者」は望んでいるのであって、「産経並み」の記事なら値段の安い産経でよいことになる。

 「中国が約束を守らないせいで、我々の国にはトウモロコシが余っている。それを、安倍首相が代表する日本がすべて買ってくれることになった」。仏南西部ビアリッツで25日開かれた日米首脳会談後の共同会見で、トランプ氏は「商談」成果をこう発表してみせた。

 日本政府によると、国内のトウモロコシは一部で害虫被害が確認され、飼料用の供給に懸念が出ている。このため、米国産を3カ月分、前倒しで輸入することになったという。量は「年1千万トンの4分の1ほど」(政府高官)で、約250万トン規模になる見込みだ。


 鹿児島の畜産農家が ツイッターで 『ここ10年で1番の豊作なんですけど…』などと言っているが、産経新聞風に言えば「プロ農家」で「反日」に違いない(笑)。まずもって、トウモロコシの話のニュースに使われている写真が間違っている。(写真右 はNHK、他局も推して知るべし)

数百億円分の米国トウモロコシ
  米国から輸入するトウモロコシ(↑)はスーパーで売っているものとは全くの別物

                       2019年8月27日  東京新聞
 農林水産省によると、害虫被害とは、「ツマジロクサヨトウ」というガの幼虫による食害を指す。七月三日に国内で初めて鹿児島県内で確認されて以来、九県五十二市町村で飼料用トウモロコシの葉が食べられる被害が出ている。
 ただ、被害はそれほど広がっていない。飼料用トウモロコシは年間約千百万トンを米国などから輸入。国内では約四百五十万トンを生産しているが、食害はごく一部で発生が確認されているだけ。農水省は「現時点では通常の営農活動に支障はない」(植物防疫課)としており、米国に約束した二百七十五万トンは必要量に比べ過大になる公算がある。
 また、食害は葉や茎も砕いて飼料にするトウモロコシで起きており、米国から追加購入する実を用いるトウモロコシとは栄養価などが異なる。鈴木宣弘・東京大教授(農業経済学)は「家畜の健康維持には二つを区別しバランスよく与えねばならない」と指摘。仮に被害が拡大しても米国産では単純に代替できない。


 国内で生産している飼料用トウモロコシは450万トン、全量が葉や茎、実を一緒に粉砕し、発酵させて飼料にするタイプで、今回輸入する「デント種(馬の歯のように見えるため、馬歯種=ばししゅ とも呼ばれる)のトウモロコシ」は、飼料用にもコーンスターチやコーンフレークとして食用にも使われる)」とは別物である。1,2%程度の被害だというが、仮に一割の被害があったとしても45万トン、275万トンはあまりにも大きいし、代替えというわけでもない。『買うこと』に意味があるのであり、その利用方法は全く考えていない。そんなことを我々は知りたいわけで、韓国に輸出規制した「三品目」が「サリンの原料」や「ミサイルの部品」に利用されている、と言った政府発言と同様、検証した記事がほしいわけである。

 少し「遺伝子組み換えトウモロコシ」について補足しておく。

 コーン畑にも雑草は生えもラウンドアップなどの指定された除草剤をまけば、コーンだけは無事であとの雑草は一掃出来る。改良された種子と無償供与された肥料により通常の5倍の収穫量が…。害虫が食べると死ぬように遺伝子組み換えされている。すぐれ者だ。そういえば以前「中国(フジテレビ的に言うとシナ)が米国産トウモロコシに遺伝子操作したものが混ざっている」として、荷物の受け取りを拒否したことがあったなぁ。

                            IN YOU joumal 引用
「そのまま食べないなら、危険はないんじゃないの?」と思いがちですが。このコーンは、牛、豚、鶏などの肉、魚、牛乳、たまご、あるいは加工食品や医薬品を通じて私たちの口に入ってきます。
コカコーラなどの炭酸飲料の甘味料や、アイスコーヒーに入れるガムシロップにもコーンが含まれている可能性は高い。なぜならどちらも原料は、トウモコロシから作られる「コーンシロップ」だからだ。

(遺伝子組み換えコーンの栽培が盛んなのは)アメリカ政府の手厚い補助制度が大きい。農民がキングコーンを作付けし、収穫すればするほど補助金がもらえる。補助金なしではキングコーンだけで赤字になるという声もあるそう。アメリカ政府はキューバ革命以来、砂糖の代替品の安定した供給を確保するためコーン農家に莫大な助成金を与え続けている。

妊娠した女性の93%、80%の胎児から有毒成分(Cry1Ab)が検出されたという調査結果が2011年にカナダで発表された。この研究を行ったのはシェルブルック大学病院センターの産婦人科の医師たちだ。彼らは30人の妊娠女性と39人のまた子どもを持っていない女性から血液のサンプルを調査した。遺伝子組み換え経緯の有害物質が93%の妊娠女性の血液(30人のうち28人)から検出され、80%の女性(30人のうち24人)の臍帯血からも検出された。妊娠していない女性のケースは69%(39人のうち27人)。

この毒素は遺伝子組み換えトウモロコシを飼料とした家畜の肉や牛乳、卵などを食べた結果と考えられる。遺伝子組み換え関連の有害物質が妊娠した女性、胎児、妊娠していない女性の血の中に存在していることをこの調査は初めて明らかにしたものだ。

しかし、この問題は米国・カナダに留まることはない。なぜならば日本での飼料の自給率は20%台に過ぎず、圧倒的部分は米国からの輸入であり、米国での大豆生産の93%、トウモロコシの86%が遺伝子組み換えであるという(2009/2010 Genetically modified food Wikipedia)。つまり米国で起きているGM飼料を通じた有害物質汚染は日本でも起きていると考えざるをえないからだ。


 私は遺伝子組み換えしたトウモロコシの栽培を見たことがないので、確かなことは言えないが、普通一つの葉の根元に一本のトウモロコシができ、それが2つ3つ一本の茎にできる。ところがこのトウモロコシは1つの葉に3本の実ができる。それも写真でわかるように大きな四角の褐色の実がびっしりつくという。普通の5倍の収量となればそれは気持ちも動く。飼料用で破格値で輸入されれば、食品に回る恐れもある。

 国内産は「韓国産」「中国産」と違って安心、などという世迷い言はやめよう。ほんの十年程度前、政府の貯蔵米にカビが生え、廃棄や飼料用として破格値で出された米が「醸造用」、「米菓用」に流用されたことがあった。熊本の地酒醸造元が大慌てした。だれでも、ぼろ儲けできると考えれば、陰でこっそりするのは、日本とて同じである。

 なぜそれほどのトウモロコシを「緊急」に輸入しなければならないのか、実需がないのであるから、保管も大変である。またぞろ、カビでも生えて「破棄」するようなことにもなりかねない。いや、遺伝子操作をしてあるから「カビ」も生えないかもしれぬが…。 
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