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福島原発2号機で急激な水位低下    原発事故が「被曝」による新たな悲劇を生む

                                 産経新聞によると
 東京電力福島第1原子力発電所事故を受け、日本に派遣されていた米軍の専門部隊「化学・生物兵器事態対応部隊=CBIRF(シーバーフ)」の要員約150人が来週前半に帰国することが18日、分かった。第1原発が依然予断を許さない状況ながらも、当面危機的な事態に陥る可能性は低いとみているためだ。

 さらに東電が17日に事故収束に向けた工程表を発表したこともひとつの「区切り」として、派遣をいったん打ち切る判断材料にした。ただ、事態が悪化すれば再派遣される。同部隊は帰国前に陸上自衛隊の専門部隊「中央特殊武器防護隊」と図上研究を行い、緊急事態での日米共同対処計画の策定も終える。
                                      (引用終り)

 アメリカも、当面危機的な事態に陥る可能性は低いとみているようだ。各原子炉を個別に見るなら、反原発に属する「学者、識者」も、概ねそう見ている。最悪の可能性は低くなった、と。仮に「1機」だけの事故であるなら、まず、十中八、九「収束に向かう」と考えてよい。が、4機となると、良くて「6:4」であろう。

 例えばだが、2号機の燃料棒の露出割合が上がっている。その後止まっているが、多分「原因不明」であるはずだ。これが、何らかの原因でさらに上がれば、今やっている「1、3号機」の人手を「2号機」に回さねばならず、3機とも「危険な状態」になる。
場所: 福島原発 2号機 燃料棒 露出割合(%)
福島原発 2号機 燃料棒 露出割合(%)のグラフ。17日に大きく上昇している

場所: 福島原発 2号機 原子炉水位
福島原発 2号機 原子炉水位のグラフ。17日に2メートルからの水位低下が見られる。何が原因なのか、この状態で、燃料棒が溶けないのか、心配は尽きない。

 すでに3日たつ。この件に対して、正式の説明はあったのだろうか。4機とも「細心の注意」を持って、ミスが起こせない「崖っぷちにたっている」いる事を「東電」は忘れてはならない。

   小さな命に厳しい日本を正そうプロジェクト blogさんからの引用 

原発事故による放射能流出の影響で、避難指示区域に指定された福島第一原発から半径20キロ圏内の地域では、ペットや家畜の死骸が目立つようになってきた。

米国CNN放送は14日、原発から数キロ離れたある村で、置き去りにされた動物たちの悲惨な様子を報じた。画面には骨と皮だけになったビーグル犬が、記者から与えられた弁当を食べる場面が映し出された。この犬は首輪に縄が掛けられているため、自分で餌を探すことができないのだ。住民全員が避難して誰もいなくなった村の映像には、餌もなく餓死して路上で腐敗していく犬の死骸や、自らロープをかみ切ってさまよう犬の姿などが映し出されていた。

この映像を撮影した日本のフリー記者は、この犬に餌は与えたものの、首輪は解かなかった。CNNは「日本人は他人のものに手を出してはならないという意識が強いため、つながれた犬をすぐには離さない」と報じた。極限の状況においても日常生活の原則を守る 日本人の特殊な文化 のせいで、首輪を解いてあげれば、自分で餌を探して生き延びるであろう犬が、目の前で飢え死にしようとしているのだ。                         (引用終り)
     福島原発避難地区の家畜

この件については、少し前から話題となっていたので、ニュースとしては遅すぎる感があるが、読売新聞(2011年4月19日 )が、次のように伝えている。

 東京電力福島第一原子力発電所の事故で、避難指示区域(原発の20キロ圏内)に牛約3000頭、豚約3万匹、鶏約60万羽が取り残されたことが19日、福島県の調べでわかった。

 避難指示から1か月以上が過ぎ、すでに多数が死んだとみられる。生き残っている家畜について、畜産農家らは「餓死を待つなんてむごい。せめて殺処分を」と訴えるが、行政側は「原発問題が収束しないと対応しようがない」と頭を抱えている。                            (引用終り)

 ここをご訪問くださる皆さんは、「私」に似て(?)心優しい方が多いので、ペットや家畜に思いをはせられていると思うが、私には、どうしても「脳裏」から離れない「ニュース」がある。

3月29日の asahi.com によると
 警察庁は28日、東京電力福島第1原子力発電所の半径10キロ圏内で見つかった遺体の収容を見合わせたことを明らかにした。

 警察庁によると、遺体は成人男性で、27日に通報を受けた福島県警の警察官15人が、福島第1原発から5キロの地点にある福島県大熊町の作業所敷地内で確認した。

 警察官は防護服などを着装して現場に向かい、発見場所で遺体の体表の放射線量を計測。10万cpmまで測量できる計器の針が振り切れたため、多量の放射線が蓄積していると判断し、搬送を見合わせた。搬送中に周辺にいる人が被ばくしたり、搬送先で放射線が拡散することを警戒したという。
遺体は袋に入れて一時的に建物内に安置している。 (引用終り)

 さらに、スポーツニッポンでは、後日、次のような記事を載せた。
福島原発避難指示区域内

 遺体は最終的に遺族か各市町村に引き渡すことになるが、火葬すると放射性物質を含んだ煙が拡散する恐れがあり、土葬の場合も土中や周辺に広がる状況が懸念される。

 警察当局は現場での除染や検視も検討しているが、関係者は「時間が経過して遺体が傷んでいるケースは、洗うことでさらに損傷が激しくなり問題だ」と指摘している。

 身元確認のため、遺体から爪だけを採取してDNA鑑定する方法もあるが、爪も除染する必要があり、かなりの手間と時間がかかるという。

 27日に、大熊町で見つかった遺体は、除染が必要な基準の一つである10万cpm(cpmは放射線量の単位)まで計ることができる測量計の針が、振り切れる状態だったという。このため福島県警の部隊は遺体の収容を断念している。

 被ばく医療の専門家は「放射線の値によって対策は異なり、放射線管理のプロが必要だ。洗浄車を現地に持って行き一体一体除染することも考えられる。遺族感情の面からもきちんと取り組むべき問題だ」としている。

 こうした事態を踏まえ、警察庁や福島県警は、専門家に意見を聞くなどして検視や収容の方法について慎重に検討する。 (引用終り)

 放射能事故は、後発性の病だけでなく、ペットや家畜の被曝、また、後のニュースのように、病気で亡くなった方でも、その葬儀すら間々ならない「悲しい出来事」をたくさん作ってしまう。原発の爆発事故だけに目を奪われてしまいがちだが、こういう出来事にも、関心が向かなければならないのだろう。

4月2日に続報として、次のような記事が出た。

 警察庁と福島県警は1日、東京電力福島第1原子力発電所から約5キロ離れた地点から、県警が男性1人の遺体を収容したことを明らかにした。3月12日に同原発から20キロ圏内に避難指示が出て以来、同10キロ以内の場所からの遺体回収は初めて。

 福島県大熊町に遺体があるとの具体的情報を受け、福島県警は先月27日にも回収を試みたが、遺体の放射線量が除染の必要な基準を超えていたため一時断念していた。この日は厚生労働省の示した基準に沿って測り直し、同基準を下回っていることを確認したうえで、放射線量を下げるため服も脱がして搬送した。

 同原発20キロ圏内では具体的情報があった場合を除き、警察官による遺体捜索は行っておらず、放射線の懸念が収容を阻む一因となっている。福島県警は今後の収容も同省の基準に従い、遺体の服を脱がしたり水で洗ったりして、放射線量が毎時10マイクロシーベルトを下回っていることを確認してから行う。

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