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100ミリ先生も本当のことを言う。  原発の目的は「核武装」なのか

 肥田先生の話を2日連続でアップしたが、「感動」を共有された方が大変多くいたことに感謝している。先生の言質の前には、『私の弱々しいペン』など、一文字も書けない。そこに「日本の本当の歴史」があり、歩みがあるのだから。

 教科書にも、テレビの「ドキュメンタリー」にもない、真実の歴史の証言なのだから…… 95歳にして、「例え私一人になっても、アメリカを糾弾する」という「その心中」を思うと………

 さて、5月29日に肥田医師を紹介する枕に使った「100ミリ先生こと 山下俊一氏」だが、福島県放射線健康リスク管理アドバイザーとして、各地で活発に講演活動されているのは、ご存知だろう。安全、安心の「大安売り」で、一部から激しい非難の声が上がっていることも、ご存知と思うので、その点は書くまい。

 ところが、山下アドバイザーが「医師向けの講演」では、一般の県民対象のときとは「全く違う講演」を行っているので紹介したい。

                    石油依存症からの脱出記 さんから引用 
 今、日々子供たちが放射能に晒され健康障害が危惧されている福島県の中通りでは、子供たちを助けたいという一心で疎開や除染に取り組む人たちと、放射能は安全だから心配し過ぎだと考える人たちの間で分断が起き、コミュニティーや家族の間に大きな亀裂が生じています。

その大きな原因の一つは、放射能リスクに対する認識のギャップ。放射能は低レベルでも危険だとされる情報がネット上に溢れている一方で、福島県が招聘した放射線健康リスク管理アドバイザーと言われる人たちが原発事故当初から行政やマスメディアのチャンネルを通じて今の放射能汚染は問題ないレベルであり、安全だと流布してきたことにあると思います。

 そんなアドバイザーの一人、山下俊一氏が先日県内の医師向けの講演会を行った内容を紹介していただきましたので、修正せずにそのまま転載します。みなさんはこの内容をご覧になってどのように感じますか?

 これまでの市民の講演会と全く異なり厳しい事実も含め語られていました。内部被曝を無視したり不勉強という事はなく、よく研究されています。さすが専門分野といった印象を受けました。

・長崎の被爆者追跡データ:年余を追うごとに過剰発癌、多重癌発生率の上昇がみられ50年たった今でも上昇をつづけている。一度、幹細胞のDNAについた被曝の刻印は一生消えない事実がある。

・チェルノブイリで活動した。現地で見られた小児甲状腺癌は成人の従来のものと全く異なりDNA損傷パターンがすべて同じであった。従来の甲状腺癌と異なり活動的で癒着が強く手術しづらい。ただしI131のアイソトープ治療によく反応した。

・ロシアは慢性的なヨード欠乏地域であったためI131の内部被爆の効果が厳しく出た。日本ではヨードが十分に普段からとられていることが予想されるためチェルノブイリほどの被害は出ないことを予想している。

・空間線量から計算した内部被曝の計算方法がある。地図を提示。それによると3/12から3/24にかけて24時間、乳児が屋外にい続けた計算では飯舘村、川俣の一部はその期間だけで100mSvの積算内部被曝量の範囲にはいっていた。

・20km圏外にある最強のホットスポットでは24時間屋外にいつづけた積算内部被曝計算で500mSv見込まれる場所がある。100mSv以下の範囲地図は提示されず。

・母乳からヨウ素が検出されたが微量なので乳児には問題ない。ただしそこから母体の被曝量を逆算できる。それによると母体は数mSV程度のI131内部被曝と見込まれる。食事からだと考えられる。

・今回は汚染された食材の流通に即座に規制がかけられたので被害はでにくいと思われる。

・100mSV以下が安全との保証は全くなくグレーゾーン。そこにどう線引きするかは行政の仕事。水面下で活発に議論されており20mSv規制は、お母さんたちの運動の強さ如何では変わりそうな雰囲気である。

・ヨーロッパでは学術的に十分説得力のあるデータをとれていない。

・福島県医大を中心に住民の健康追跡調査を頑張りたい。最初の10日間が大事で3月で大部分の被爆量が決まってしまっている。今後は最初の10日間、個人がどのような行動をとったかの聞き取り調査とセットで健康追跡調査をしていく準備をしている。いわゆるコホート研究がなされるべき。

 住民を安心させたいという思いから、若干ぼかした表現で説明していたせいで誤解されてしまったとことがあるかもしれません。最初から住民にもこのように説明していれば信頼をえられたかと思います。         (引用終り)

 山下氏は言う。「(放射能が)危険だということは簡単だが、安全だということは勇気がいる」と、………。
 もう一つ「私」は付け加えたい。「真実を言うことはもっと勇気がいる」と……

 現在、日本は「広島型原爆」5500個分のプルトニウムをすでに所有している。これをどう保存していくのか、それすら、目処は立っていない。六ヶ所村の再処理施設が稼動すれば、1日で原発「1年分」の放射能を、空気中や水中に放出する。

 一挙に「原子力発電所」が、365ヵ所増えたことと同じになる。この狭い、地震国日本にである。もう、「防衛族」も不満はあるまい。いつでも、日本は核大国になれる。種子島のロケットとこれだけの原爆の原料があれば、そんなに簡単に攻めてくる国もない。

 いや、ほんの当初こそ「生粋の原発問題」しか扱わなかったが、調べていくと、すぐに「原子爆弾の開発の話」になってしまう。肥田先生の言うように、「原発と原爆」は切り離せないものなのだろう。

 日本で「原子力発電」を推し進めた人々の本当の気持ちは、核兵器にあったのではないか、と思う。福島第一原発を考えていくときに、この点も考えなければ、解決はあるまい。

 頂いたコメントを紹介しておこう。
ちょっと「常連」になってしまった「ニャン子太朗さん」から

・・・・・・。
ここ数回のリュウマの独り言は私にはあまりに衝撃的で深過ぎて浅はかな頭では短時間に消化しきれません。
肥田医師の言葉ががつんと頭に打ち付けられて取るに取れない。
俄か啓発されたと嘲られるかもしれませんが、私も含め日本人はもっと自らの歴史を真正面から見るべきです。怖くてもおぞましくても逃げずに夫々がちゃんと考え答えを持つべきです。
無条件で時代に任せるのではなく自らが口を開き行動すべきだ。
私もそうだし、皆がどこか流れに仕方なく身を任せているのではないだろうか?

≪これからの日本の国民の戦い方一つで、日本の国から原発を追い出すことが、あたくしは出来ると思っています。そしてそういう力を集めて、核兵器を絶対に世界からなくす。≫

具体的に一市民の自分が何をどうすればよいのか正直途方に暮れるのですが、少なくとも今起きていることこれからのこと、目を背けずにしっかり見て自分自身で考え行動したいと思います。

リュウマのパパさんのコメントは客観的で淡々としているから反って余計に心に響く・・、
そして「さああなたはどう思うのか?」と避けては通れない問題提議をする。
だから本当に真剣に考えてしまいます。


一部だけの紹介になるが「うさぎさん」から

リュウマさん、前回、今回と肥田舜太郎医師の記事ありがとうございます。

肥田舜太郎医師、長年活動をされてこられたこと、尊敬してやまないです。
今同じ時代に共に生き、貴重なお話を拝聴できることが奇跡ではないでしょうか。
肥田舜太郎医師の心意気を無駄にしないように胸に刻んで、これから自分が何か声をあげていけたらと考えております。

明日からまた子供には笑顔で接して暮らしたいと思います。
長い月日をかけてお腹で育て、最初はただ無事に産まれてくれればと願い、育てるうちに日増しに愛しく大事な存在になってくれています。
一人ひとりが大事な存在である子供達。
暫定基準値が以前の数値や世界基準程度とかけ離れており、今その基準値内ならという名目で食品が流通して、子供達に食べられていることに違和感を感じます。
異常に高くされた暫定基準値ですら超える値が神奈川県で出ました。
餓死するくらいなら食べてもいい緊急の暫定基準値、でも東北関東産以外の食品を子供に食べさせることが出来なければ餓死させてしまうのでしょうか?
日本の大人の良心はどうしてしまったのでしょうか?


[参考:注] 東大でこんなことをやっているらしい。本当に応援になるのか、私は疑問に思っている。

 5月28日,29日にかけて、2011年(第84回)東京大学五月祭の企画として「YASAI FOR JAPAN」が開催された。
「YASAI FOR JAPAN」では、今回の原発事故によって起こった農作物への風評被害を解消するための活動を行っている『風評被害伝え隊』という団体が中心となり、東京大学農学部キャンパス3号館前広場で福島,茨城産の小松菜、水菜、チンゲン菜、キャベツ、じゃがいも、玉ねぎ、にんじん、かぶ、メロン、トマト、そらまめ等が販売された。

「風評被害つたえ隊」は4月下旬、「風評被害をどげんかせんといかん!」と立ちあがった東大農学部の有志を中心にして発足した団体だという。
この野菜販売企画について、「風評被害つたえ隊」は公式ブログで以下のコメントを発表している。

ameblo.jp/風評被害つたえ隊!
風評被害とはこの大震災により起こった人災です。その被害は尊大なものです。
この現実をあなた方の目に焼き付けたいと思います。そして本当は安全でおいしい野菜を味わって、新しい世界を知って帰ってほしいと切に願っています。

また、28日には東京大学農学部キャンパス弥生講堂において、JAや農水省関係者を講師に迎え「風評被害講座~風に流されないために~」なる講座が開催された。
東京大学 第84回五月祭:「YASAI FOR JAPAN」

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COMMENT 1

国はこんな考え方かも。  2011, 06. 02 [Thu] 13:05

公害としての放射能汚染問題?

公害としての放射能汚染問題?
http://8403.teacup.com/tokaiama/bbs/16250

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