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汚染食品は中高年が消費せよ、だけでは「国民」がかわいそうだ。 放射能の本当の影響が知りたい。

 昨日の反原発デモについて、九州の「西日本新聞」は、ほとんど記事にしなかった。写真なしで社会面(いわゆる3面記事)ではないページに、外国や鹿児島、熊本で「反対デモ」があったことを報じていた。

 東京でも「反原発デモ」はあったようだが、テレビのニュースでも「扱わないか、扱っても軽く」流す程度だったようだ。

 新宿アルタ前デモ
      久々の本格的デモであったと言う人々もいるが…… 
 今、7時のNHKニュースを見てきたが、原発関連は2つだけだった。一つは、イタリアの国民投票、もう一つは「福島県伊達市の説明会」に関する物であった。下に「概略を引用」しておく。

 イタリアで原子力発電所の是非を問う国民投票が始まりました。東京電力福島第一原子力発電所の事故のあと、国民投票で原発の是非が問われるのはイタリアが初めてで、反原発の機運が高まるなか、イタリア国民がどのような選択をするのか注目されます。

 国民投票は、イタリア全土で12日午前8時(日本時間の午後3時)から一斉に始まりました。今回の国民投票は、この計画の是非を問うもので、福島第一原発の事故のあと、国民投票で原発の是非が問われるのはイタリアが初めてです。福島の事故を受けて、イタリアでは反原発の機運が高まり、最近の世論調査では、原発に反対する人が70%前後に上っています。

 ただ、国民投票の成立には有権者の過半数の参加が必要で、過去10年余りの間に、投票率が伸びず不成立に終わった国民投票は6回に上っているだけに、投票率も含め、イタリア国民がどのような選択をするのか注目されます。投票は13日まで2日間にわたって行われ、日本時間の13日午後10時に締め切られたあと、即日開票される予定です。


 原発事故を巡り、避難などの対象にはなっていないものの、一部の地区で避難の目安となる放射線量を超えている福島県伊達市の霊山町で、すべての住民を対象にした説明会が初めて開かれ、住民からは不安を訴える声が相次ぎました。

 伊達市では、国の調査で、東部にある霊山町石田地区の一部など3か所で、事故から1年後までに浴びると推定される積算の放射線量が、計画的避難区域の目安である年間20ミリシーベルトを超えていて、一部の住民が自主的に避難することを決めるなど、不安が広がっています。

 こうしたなか、国の原子力災害対策本部は、12日、目安を超える放射線量が測定された地区以外の住民も含め、霊山町のすべての住民を対象にした説明会を初めて開き、およそ800人が参加しました。この中で、放射線量の高い地区の住民からは、子どもへの影響が心配で自主避難したいが、補償の見通しがないので踏み切れないという声が上がりました。一方、放射線量が比較的低い地区の住民からは、情報が少なく本当に避難しなくてもよいのか分からず不安だ、などといった声が相次ぎました。
              (引用終り)

 福島事故の「風化」は激しい。今だに関心を持ってみている人は数少ないと思ったほうが良い。大半の人が「現状容認」へ傾き、劇的な改善も無いだろうと思っている。そして、内心「死者や発病者が出ないので、放射能の害はそれほどでもないのではないか?(心配ではあるが)」と思い始めているようだ。

 特に、中高年に対する「放射能の影響」は、軽微と考えているようである。反対派の守護神的存在の小出 裕章京大助教ですら「週刊金曜日」で次のように述べている。ご存知のように、彼は「原発の危険性」を、経済的不利益も省みず、ずっと主張し続けてきた「本当の科学者」である。
 しかし、この主張はそのまま受け入れられないのではないか。
                 (詳しくは→小出裕章京大助教 非公式まとめ)

                 週刊金曜日 2011年6月10日 850号 特集記事

・被曝は微量でも危険だが、感受性は年齢によって全く違う。細胞分裂が活発なときに被爆すると遺伝情報が狂ってしまい、後にガンになる可能性が高まる。成長が止まるまでの間の被曝は大変危険。50歳を超えるとほとんど影響はない

・すべての食べものを測定し、汚染度が高いものは年寄りが食べればいい。子供は汚染度が低いものを食べる。大人は、特に私の世代を中心として、原子力をここまで許してきた世代としての責任がある。

・消費者が、汚染されている福島の農産物や近海の海産物を拒否したら、福島の農業、漁業は崩壊してしまう。日本は一次産業を崩壊させ、工業を発展させることを中心として進んできたが、原発はその象徴だ。その象徴である原発が事故を起こした今回、一次産業を更に崩壊させる選択をするべきでない。

知恵を働かせて子供を守り、大人はあきらめて食べるべきだ。 (引用終り)

 本当にそうだろうか。大人は、特に私の世代を中心として、原子力をここまで許してきた世代としての責任がある。は、「無能な政治家」を選び続けた責任であろう。無能な「保安院」、役に立たない「官僚」、各種委員会で『珍説』を主張し続けた学者・専門家は、責任をとらなくて良いのか。

 50歳以上の国民に「責任をとらせる」ならば、彼らも十分に責任をとってもらわねばなるまい。そうしないと、また同じ過ちが起こる。今回の事件は、「敗戦」に匹敵するような損害を国民に与えたわけだから、国民の我慢と犠牲の上だけで「復興」するなら、太平洋戦争と同じ結末になる。

 『鬼畜米英』『一億玉砕』と国民を煽り、東北の農民(他地域も同様)を駆り立て、敗戦を知りながら、さらに多くの国民の命をムダに散らせた「あの戦争」と同じ結果になる。GHQに占領されれば、突然「親米家」となって、実権を握り続ける。これと同じことが起こる。

 バカを見るのは、『一般国民』だけだ。もし、小出先生の言われることを「国民が甘受」せねばならぬとしても、今回はしっかり「責任」を取らせたい。

 少なくとも、関係者の「公職の永久追放」くらいは決めなくては、日本に未来はあるまい。国民だけが、『天寿を全うする権利』を放棄させられるのでは、納得は出来まい。

 これから、「金さん、銀さん(満百歳を超えた姉妹)」は、日本にはいなくなるのだから……

 小出先生も「多忙」である。いろいろなところで講演もされているし、かつ現在では、その発言の影響力も大きい。汚染された食品を「中高年」が消費せざるを得ないのならば、是非「私の主張」も同時に訴えて欲しい。この政策を推進してきたものは、公職から去れと……

放射線被曝の胎芽・胎児への影響

 原子力は安全という前提から、今までは「放射線の体への影響」をマトモには調査してきていない。それは、以前紹介した「肥田医師」も言われているように、原子力の研究者はいても、放射能の体への影響の研究者はほとんどいないし、国家としての研究もない。

北関東汚染地図

 中高年に影響は少ないといっても、それは「ガン、白血病」に関してのみであり、それすら正しい調査かどうかも疑わしい。放射能といっても、セシウムだけではない。そういう意味で、徹底した研究を国が支援してなされるべきである。本当はどうなのかを知りたい。

中村隆市ブログ 「風の便り」さんが次のような記事をアップしている。

 原発は、事故を起こさなくても周辺住民の病気を増やしています。

 ドイツ政府の調査では、原発から5km圏内の小児ガンは全国平均の1.61倍、 小児白血病は2.19倍となっていますが、日本国内ではどうなっているのか、佐賀県の玄海原発で調べました。
(疫学調査の専門家の皆さんは、ぜひ全国の原発周辺の調査をして下さい)

1998年~2007年まで10年間の数値を調べて分かったことは、玄海原発に近いエリアほど白血病が多く、だんだん増えてきていることです。

<1998~2002年の5年間平均> <2003~2007年の5年間平均>
全国平均       5~6人            5~6人     
佐賀県全体     8~9人           9~10人
唐津保健所管内 12~13人         15~16人
玄海町       30~31人         38~39人

       (人口10万人あたりの白血病による死者数)
この5年では、原発がある玄海町の白血病による死亡者は、全国平均の6~7倍ということになります。この情報をぜひ多くの人に伝えて下さい。 佐賀県だけでなく全国の原発立地県で本格的な疫学調査を行う必要があると思います。

  佐賀県と唐津保健所管内と玄海町の白血病による死亡の状況
     (人口10万人あたりの白血病による死者数)

             佐賀県   唐津保健所管内   玄海町
平成10年(1998年) 8.4      12.5       26.5
平成11年(1999年) 8.2        9.1       26.6
平成12年(2000年) 8.9       16.3       43.0
平成13年(2001年) 8.9       12.1       28.7
平成14年(2002年) 7.2       11.4       29.2
(98~02年の平均) (8.3人)    (12.3人)   (30.8人)
平成15年(2003年) 7.8        13.6       0(※)
平成16年(2004年) 10.0      19.5       88.3
平成17年(2005年) 10.7      15.3       14.9
平成18年(2006年) 8.5       13.9       30.1
平成19年(2007年) 9.2       16.3       61.1
(03~07年の平均) (9.2人)    (15.7人)   (38.8人)

    ※玄海町の人口は05年現在で約6700人で、03年は白血病の死亡なし
                       厚生労働省人口動態統計より
                                     (引用終り)

 この事件をうやむやにせず、『責任をとるべき者』には、しっかりと責任を取らせ(公職追放)、原発を止め、新たなエネルギーへの転換を図る、『経済最優先』だけではない「日本の生きかた」を考える、そういうチャンスとなるように「皆さん」と共に歩いていきたいと思う。



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COMMENT - 2

ニャン子太朗  2011, 06. 14 [Tue] 00:26

「ニッポンってどんな国ですか?」

『日本は四季折々で美しい国です。山や緑がたくさんあって清い川もたくさん流れています。海も美しく幸も豊かです。』

「ニッポン人ってどんな人達ですか?」

『とても義と情に篤くて、潔く自らを律っする心を持ち、恥を何より嫌います。』

「素敵ですね?」

『はい、素敵でした。』

「・・・でした?」

『はい』

「では違うのですか?」

『はい』

「それならば、ニッポンはどんな国ですか?どんな人達なのですか?」

『こんな国で、こんな人達です。』


リュウマのパパさんの言う、≪「日本の生きかた」を考える≫。。
それは何でもない普通の人が一番考えなくてはいけないことなのだと、今は痛感させられています。
無思考・無関心で他者任せにしていると、私利で政治を動かしたり蜜壺に巣食う輩が蛆のように増殖して亡国を作る。彼らに≪日本の生きかた≫を委ねては断じていけない。

私は原発の恩恵を最大限に受けてきた首都圏の人間ですがもう原発など御免です。暑くても寒くても原発の無い道を模索していきたい。

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匿名  2011, 06. 14 [Tue] 10:16

10年続けました。口で言うのは簡単ですが結構辛いです。

夏クーラーをつけず、冬暖房をほとんど使わず、
やってますが、結構辛いですよ。50歳過ぎると、
病気がいろいろ出ますしね。ニャンコ子太郎さん。
名前からして寒さによわそうだけど、あんたに、
ほんとにできるのかなあ~

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