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「高木仁三郎」の遺言「友へ」全文   7.10 公開フォーラム の案内

 昨日「高木仁三郎氏」の「友へ」という最後のメッセージを抜粋にて紹介したが、この文は抜粋ではいけないのかもしれない…… 人それぞれの取り方があるのかも…… よって全文を紹介する。

  takagi zinzaburo room1

          友へ 高木仁三郎からの最後のメッセージ

 「死が間近い」と覚悟したときに思ったことのひとつに、なるべく多くのメッセージを多様な形で多様な人々に残しておきたいということがありました。そんな一環として、私はこの間少なからぬ本を書き上げたり、また未完にして終わったりしました。

 未完にして終わってはならないもののひとつが、この今書いているメッセージ。仮に「偲ぶ会のためのあらかじめのメッセージ」と名付けますが、このメッセージです。

 私は大げさな葬式のようなことはやらないでほしい。もし皆にその気があるなら「偲ぶ会」を適当な時期にやってほしい、と遺言しました。そうである以上、それに向けた私からの最低限のメッセージも必要でしょう。

 まず皆さん、ほんとうに長いことありがとうございました。体制内のごく標準的な一科学者として一生を終わっても何の不思議もない人間を、多くの方たちが暖かい手を差しのべて鍛え直して呉れました。それによってとにかくも「反原発の市民科学者」としての一生を貫徹することができました。

 反原発に生きることは、苦しいこともありましたが、全国、全世界に真摯に生きる人々と共にあることと、歴史の大道に沿って歩んでいることの確信から来る喜びは、小さな困難などをはるかに超えるものとして、いつも私を前に向かって進めてくれました。幸いにして私は、ライトライブリフット賞を始め、いくつかの賞に恵まれることになりましたが、繰り返し言って来たように、多くの志を共にする人たちと分かち合うべきものとしての受賞でした。

        高木氏
 残念ながら、原子力最後の日は見ることができず、私の方が先に逝かねばならなくなりましたが、せめて「プルトニウムの最後の日」くらいは、目にしたかったです。

 でもそれはもう時間の問題でしょう。すでにあらゆる事実が、私たちの主張が正しかったことを示しています。なお、楽観できないのは、この末期症状の中で、巨大な事故や不正が原子力の世界を襲う危険でしょう。JCO事故からロシア原潜事故までのこの1年間を考えるとき、原子力時代の末期症状による大事故の危険と結局は放射性廃棄物が垂れ流しになっていくのではないかということに対する危惧の念は、今、先に逝ってしまう人間の心を最も悩ますものです。

 後に残る人々が、歴史を見通す透徹した知力と、大胆に現実に立ち向かう活発な行動力をもって、一刻も早く原子力の時代にピリオドをつけ、その賢明な結局に英知を結集されることを願ってやみません。私はどこかで、必ず、その皆さまの活動を見守っていることでしょう。

 私から一つだけ皆さんにお願いするとしたら、どうか今日を悲しい日にしないでください。泣き声や泣き顔は、私にはふさわしくありません。

 今日は、脱原発、反原発、そしてより平和で持続的な未来に向かっての、心新たな誓いの日、スタートの楽しい日にして皆で楽しみましょう。高木仁三郎というバカな奴もいたなと、ちょっぴり思い出してくれながら、核のない社会に向けて、皆が楽しく夢を語る。そんな日にしましょう。

        いつまでも皆さんとともに 
                                高木仁三郎 
 世紀末にあたり、新しい世紀をのぞみつつ            (引用終り)  

 混乱する「政治」、ヤラセメールがばれた「電力会社」…… こういう日常の中で「私たち国民」も、ようやく「高木氏や小出氏」のいう反原発に流れが傾いてきているとは思う。


 しかし、外国の科学者に再三指摘されているように、我々自らで考え、結論を出さねばならない。そう思っていたところに「公開フォーラム」が開かれると言う話である。東京では遠いが、ご近所ならば「自分の知識」の一端として、お話をうかがいたいと思う。


        公開フォーラム 『 福島原発震災の真実 』 
       < 2011/7/10(日)日本科学未来館にて >

              柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会 

 この公開フォーラムでは、私たちが入手しうるかぎりの最新情報をもとに、「福島原発震災」の実情を一般のみなさんにもわかりやすく解説するとともに、福島以外の原発の危険性についても議論を深めていきたいと考えています。たくさんの方々のご参加をお待ちしております。

・日   時  2011年7月10日(日) 10:30~18:00

・プログラム  紙面の都合で一部省略

        ◆セッション1.「福島原発でなにがおこったのか」
        ◆セッション2.「放射線被曝の現状」
        ◆セッション3.「いま改めて問う、日本の原発の危険性」
        ◆セッション4.全体討論


・会   場  日本科学未来館 みらいCANホール(約300席)
        JR新橋駅から新交通ゆりかもめ「船の科学館駅」
        下車、徒歩約5分
        http://www.miraikan.jst.go.jp/guide/route/

・参 加 費  1,000円(資料代)
・主   催  柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会

・協   力  原子力資料情報室、高木学校、高木仁三郎市民科学基金

・参加申込み  多数の方の参加が予想されますので、事前に E-mail
        kk-heisa@takagifund.org または
        Fax 03-3358-7064 にお申し込み下さい。
   (申込多数の場合は、ご参加を受付できないことがあります。)

・問 合 せ  〒160-0004 東京都新宿区四谷1-21 戸田ビル4階
        柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会 
        事務局長 菅波 完
        E-mail  kk-heisa@takagifund.org 
        Tel 070-5074-5985 Fax 03-3358-7064

詳しくは右記ブログを参照ください。→7月10日 公開フォーラム


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