スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

世田谷で高線量、ネイチャー、フランス研究所が政府、東電の20倍の汚染と発表

 昨日もスーパーで「米」を買ったのだが、あれほど昨年までコマーシャルを流して、売ろうとしていた「福岡県産米」は、全く見当たらない。スーパーの棚の大部分を茨城、千葉産米が占拠している。「東国原マーク」の宮崎県産米もない。全く不思議だ。後は東北地方のブランド米 (?)くらいだ。

 それ以外は「国産米」となっている米が大量にある。一列だけ、「熊本産こしひかり」というのを見つけ、それを買ってきたが、おかしな話である。放射能数値を聞かされても、何倍だ、何十倍だといわれても、鈍感になってしまった。食品を買うとき「違和感」があるくらいだ ……

 東京・世田谷区のスーパーの敷地などから高い放射線量が検出された問題で、放射性物質の除去作業に向け、30日、業者が敷地内の詳しい計測を行った。

 この問題は28日、世田谷区八幡山のスーパーの前の歩道で、地表面で一時間あたり最大170マイクロシーベルトの高い放射線量が検出されたもの。

 文科省は、福島第一原子力発電所の事故の影響ではなく、何らかの放射性物質が地中に埋まっているとみて除去する方針だが、30日はその準備作業として、業者がスーパーの敷地などを広範囲にわたり計測した。

 この結果を基に、31日、文科省や東京都などが除去作業をどのように行うか決める方針。
(News-24 引用) 

   NEWS24_10-30+.jpg
            save child さんが次のような記事をアップしている。
 ネイチャー(Nature)の電子版で紹介されていたノルウェーの研究者らによる研究結果では、事故ピーク時に福島第一原発から放出されたセシウム137は原子力・安全保安院が6月に発表していた放出量1万5000テラベクレル(テラは1兆)の約2倍を超える3万5800テラベクレルの可能性があるとのことです。

 この論文はネイチャーのウェブサイトで紹介されていますが、まだNature誌掲載の論文ではなく、査読中の論文のようです。

 fukushima--save child

 【パリ時事】フランス政府系の放射線防護原子力安全研究所(IRSN)は27日、東京電力福島第1原発事故後の3月21日から7月半ばまでに海に流出した放射性セシウム137の総量は2.71京ベクレル(1京は1兆の1万倍)で、東京電力が6月に発表した推計値の20倍に達すると推定した調査報告書を公表した。

 単独の事故によるものとしては過去最大規模という。このうち82%は、事故が起きた原子炉を冷やすための放水によって4月8日までに流れ出たとされる。

   

 本当に『慣れ』とは、恐ろしいものだ。『直ちに影響はない』ことも、原因かもしれない。福島県民以外は、何事もなかったかのように過ごしている(人が大半だ)。もう、ニュース価値も低下してしまっているのだろう。思い出したような「的外れ」の特集を組むことはあるにしても……

 今度のニュースで「特筆」すべきは、ネイチャーの論文が(使用済み)燃料プールが大きな影響を与えた、と指摘している点である。

 東電のビデオ映像で「損傷のない」使用済み燃料が報道されて以後、「私」のようなひねくれ者以外は『使用済み燃料プール』への関心はなくなってしまっている。
                      「愛と苦悩の日記」さんより引用

 今回の新たな分析は、4号機に蓄積されている使用済み燃料も大量のセシウム137を放出したと主張している。日本政府は燃料プールから放射性物質が漏えいした可能性はないと主張している。

 しかしストールのモデルは燃料プールへの注水によって福島第一原発からのセシウム137の放出量が顕著に低下していることを明らかに示している(グラフ「放射線の危機」参照)。

 この発見は燃料プールにより早く注水していれば、降下物の多くは避けられたかもしれないことを意味している。

日本の当局は使用済み燃料は重要な汚染源ではないと主張し続けている。燃料プール自体は大きな損害をうけていないからだ。

 茨城県にある日本原子力研究開発機構の茅野政道氏は、日本の公式な試算の作成を支援したが、「4号機からの放出物は重要ではないと考える」と語る。

 しかしデ・ギアは今回の新たな分析によれば、燃料プールが「決定的であるように見える」と言う。   (引用終り)

 東電が『無傷の燃料プール』のビデオを見せて以来、燃料プールが原因と主張するものはいなくなった。映像とは恐ろしいものである。--私は「それでもこの説をしばらく採っておこう」と書いたが …… -- 4号機の爆発は、建屋下部にあるダクト(途中に排気塔と結ばれている)を通って3号機で発生した水素が流れ込んで起きた、と主張している。

 警察、消防が入って「現場検証」でもしない限り、原因は分かるまい。永遠のなぞで終わりそうな気配だ。

 突然、話は変わるが、「カダフィ大佐」が殺されてリビアがいかに自由になったか、の報道が相次いでいる。
今回の「この事件」に対して、「疑問を投げかけた者」として、その報道も紹介しておかねばなるまい。 (TBS引用)

 カダフィ大佐が死亡し「全土解放」が宣言されたリビアでは、新しい国づくりが始まりました。教育現場でも「カダフィ色」を排除する改革が急速に進み、授業内容も学校の雰囲気も一変しています。



 リビア国民が、自由を謳歌し、未来に希望を持って「国づくり」をするのなら、それはそれで歓迎すべきことだ。しかし、国際世論を沈めるためなのかも知れない。アメリカは、余りにも ……な前例を持っているから--

 それは先の「湾岸戦争」。このころは「私」も、それほどの興味を持って見ていたわけではない。「フセイン」が悪人なのか、そうでないのかなど (どこかの総理同様) 知る由(よし)もなかった。

 1990年10月10日、アメリカ議会 (人権執行委員会) で、イラク兵の残虐行為を証言するため15歳のナイーラというクエートの少女が出席した。

 そして、ナイーラは「クウェート市内のイラク兵が、アルアダン病院で乳児を未熟児保育器から15人の赤ん坊を取り出し、床にたたきつけ放置し死なせた」と涙ながらに証言した。 --すごく、具体的だ。見ていたものにしか知らないことを証言したのだ。--

o0277020810693503827.jpg
         世界に発信された少女ナイーラの証言 

 ブッシュ大統領は、この証言を引き合いに出しては「イラク軍の侵攻からクウェートを守るためイラクを攻撃しなければならない」と繰り返し主張した。世界の人々もイラクのフセイン政権打倒は止む無し、との思いを強めていった。

 1991年1月17日、多国籍軍はイラクへの爆撃を開始し、ミサイルなどでバグダッドを攻撃し始めた。

 ところが、この少女ナイーラの発言は事実ではなかった。戦争後、『The New York Times』紙は、ナイーラの父親は、クウェート王族の一員で、在米クウェート大使館員であり、一家は、イラクによるクウェート侵攻の時にはアメリカにいて、イラク兵の残虐行為など目撃できるはずがなかった、と暴露した。

 しかも、ナイーラが嘘の証言を行っている時、父親はその公聴会に出席していたのだった。

 ナイーラ証言劇を仕組んだのは、米国のヒル&ノールトン (広告代理店) で、同社はクウェート政府から資金提供されている『自由クウェート市民』という団体から依頼され、ナイラ証言を演出したのだそうだ。

 余りの「真実」にあっけにとられた。何ということだこんなことが許されるのか …… しかし、誰かが責任をとるわけでもなく、政権が変わったわけでもない。そのまま、世界は動いた。

 ここまでなら、政治に関心のある年配の方ならご存知かもしれない。この会社は、その後どうなったのだろう。なんと、現在では「日本」に進出しているのだそうだ。国家を騙し、国民を騙した会社が「隆々と」繁栄しているなぜ、潰れないのだ

 経済とは、こういうものなのだろうか。私が、経済問題を書くと、本当に現在の流れとは異なった方向になる。根源的に思想が違うのだろう。ヒル&ノールトン 社の日本のホームページをリンクしておこう。
                        →ヒルアンドノウルトン ジャパン 

野呂エイシロウ Eishiro Noro さんのブログに次のような文がある。
                                     (以下引用)  
 僕は、PRのコンサルタントである。

 仕事は、クライアントの為に世論を動かし、更にクライアントのメリットを作ることである。売り上げをアップさせることにある。

 だが、僕らの仕事は、それだけではない。特にアメリカのPRコンサルは、更に上を行っている。ある意味、見習わなければならない部分もあるし、批判しなければならない部分もある。

 だが、クライアントの為に国際世論まで動かすという手法やパワーには、ビックリである。見なわなければならない部分もある。

          -- ナイーラ証言の事件の引用部分は略 --

 僕もPRのコンサルタントの端くれ。もちろん、嘘をついて、世論を動かすことはいいのかどうか?アメリカ国内でも批判が出たので、いいことであるはずがない。

 だが、もし、PR会社が動いたことがバレなければ、非常に良い話として、歴史に残っただろう・・・。

 なにせ、悲劇のヒロインがアメリカの世論を動かし、戦争までさせたのだから。

 このPRの戦略には幾つかの評価すべきポイントがある。これは、ビジネスにも役に立つので、是非とも読んでいただきたい。

  ◯少女を使った
 少女には、「か弱」いというイメージがある。これは同時に守ってあげたいという印象に変わる。なにもわからない15歳の少女が、赤ちゃんの殺害現場を見たというのは、少女への同情が集まるのが必須。

 また、子供ということで、まさか「嘘をつく」とは誰も思っていない。子供の証言を信じてしまったのである。

 もちろん、宣誓をして証言をしているので、彼女にも罪があることは明らかであるが・・。しかも、かわいい女の子であり、写真を見る限り質素で不幸がにじみ出ている。戦争から逃れてきたと言われれば、信じてしまう。

  ◯被害者が、赤ちゃんである。
 もし、彼女の証言が「イラク兵が、老人ホームにやってきて、寝たきりの老人をベッドから床に捨てた」だったらどうだろうか?

 ぜんぜん違う結果を生んでいたかもしれない。赤ちゃんは、この世に命を授かったばかりで、人種を問わずかわいい。僕らも、ワイドショーとかで、生まれたばかりの赤ちゃんの被害者には、さらに同情のコメントを寄せてしまう。

 アメリカの女性の母性本能をくすぐったに違いない。「赤ちゃん殺しはゆすさない!」という風になったのだろう・・・。本当に、この戦略をねったプランナーは頭がイイ。

  ◯殺害方法が一人ずつというのは、残忍さを更に助長
 手榴弾で爆死させた。機関銃で乱射したに比べ、非常に残忍な気がする。さらに、一人ずつというのは、イメージがしやすい。残酷さが表現され、イラク兵への憎悪が増すのである。

  ◯最後まで感情のコメントが出てこない
 最初から、「怖い」「イラク兵が許せない」というと、「この女の子は感情的になっている」と、嫌な感じになるが、最初の文章は、事実だけ(そもそも事実ではないが・・・)淡々と述べている。

 最後に「怖かった」と一言。これはこの文書の締めとしては最高である。最後の最後に、感情を一言述べることで、人々の感情を喚起させたのである。「こんなあどけない15歳の少女を怖がらせて・・・」と、怒りに変わったのだろう・・・。   (引用終り)

 引用ブログ  http://ameblo.jp/e-noro/entry-10619624890.html

 経済最前線で働いている方のブログである。私のような「落ちこぼれ老人」とはわけが違う。そういうレベルの方が「見習うべきところがある」と言う。私は、絶対に存続を許してはならない会社だと思う。--ウッ、少数意見かな?--

 儲けるためには何をしても良いのか、株主に損害を与えない限り、自由に活動してよいのか、粉飾決算で倒産しない限り自由なのか。

 こういう発想での「経済活動」の中、我々に与えられる「情報」は、どうなっているのだろう。彼らが、「練りに練った」手のひらの上で踊らされているだけに終わってしまうのではないか。

 メディア・リテラシーなどと、Wikiに簡単に述べてあるが、情報の「真実さ」を個々に判断することは、それは大変なことだと思う。 

 原発問題にしても、リビア情勢にしても、いつ「ナイーラ証言」があるやもしれぬ。そのとき、それを確実に見破る目を「我々」は養わねばならなくなってきている。


 長文になり、申し訳ない。最後まで「付き合って」くださってありがとうございます。


スポンサーサイト

COMMENT - 2

ス  2011, 11. 01 [Tue] 01:07

初めて知ることばかりで…

こんばんは。

社会人になって、色々なことをインプットアウトプットしてるつもりでひたが、しらないことが多く、こちらのブログをキッカケに調べて知って考えるようにしてます。リュウマさんは、どんな風に色々なことを知っていくのでしょうか?

Edit | Reply | 

リュウマのパパ  2011, 11. 01 [Tue] 01:48

Re: 初めて知ることばかりで…

> こんばんは。
>
> 社会人になって、色々なことをインプットアウトプットしてるつもりでひたが、しらないことが多く、こちらのブログをキッカケに調べて知って考えるようにしてます。リュウマさんは、どんな風に色々なことを知っていくのでしょうか?

 ご訪問いただき、ありがとうございます。これからも、時々お寄りください。
私も「素人」ですから、特に原子力の時には大変でしたが(国内情報の信頼性がなかったもので)、著名な方の意見に偏らずに「いろいろな見方」をしようと思っています。韓国、リビアでは「旅行記」などに書かれていることと、世の情報が余りにも違うので、旅行記に書かれていることを、他のブログで確認しています。

 次々と「情報の断片」を追っていくと、ウソならそのうちに分かります。事実に近ければ、それと同様な情報をあちこちから見出せます。若い方のようですので、少し時間をかけて調べていくようにしてみると良いと思いますよ。

 このブログは「リュウマさん」の目を通している事を「皆さん」が了解してくださっているので、とても気が楽ですが……

Edit | Reply | 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。