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学生が「動くか?」 原発事故をめぐる2つの動き。  玄海原発 再稼動にGOサイン

 今日は2つの学生の動きから紹介しよう。1つは、EX-SKF-JPさんが紹介している京都大学の話、もう1つはasahi.comにある「復興のひかり」(これも EX-SKF-JP さんのブログにあるのだが)のニュース。EX-SKF-JP さんの切り口はなかなか鋭い。参考になる。       (詳しくは→EX-SKF-JP)


           10分間の動画です。是非ご覧ください。↑ 
 この動画に対して、多くのコメントが you tube に寄せられていた。そのうちのいくつかを紹介しておこう。

福島県郡山市からです! 京大のみなさん!本当にありがとう!
みなさんが思いっきり言ってくれたこれたこと、心から感謝です!
なかなか声が出せない福島県人の気持ちを代弁してくれてありがと­う!
みなさまの本気の行動に、本気で泣きました。
子どもたちの命を一緒に守っていきましょう!


鳥肌がたちました。学生のみなさんありがとうございます。 

涙が出るほど感動しました!
久々に聞いた関西弁での抗議がまた迫­力があったな~。
いまどきの大学生にこんなパワーがあるんだ。捨­てたもんじゃない。
がんばれ大学生!
 

京大生頑張ってるじゃん。震災以来こんな若者初めて見た。 

福島市民です。三歳児の父です。本当にありがとうございます。
山­形に女房と子供は自主避難させました。絶対に許さないで下さい。­。。
100ミリシーベルト発言で福島は避難になりませんでした。­辛いです。
ガラスバッチを付けながら通う子供達。考えられますか­?
本当に抗議をしてくれた方々ありがとうございます。
 

がんばれ。俺は40歳になってしまったけど、こういう行動を起こ­さなかったことを後悔している。
若い時に、何も恐れずにエネルギ­ーの塊になってこういう活動を起こせる君たちはうらやましい。が­んばれ。
 


 動画をご覧になって、コメントを読んでいただけたら、私がとやかく言うことは何もあるまい。

 さてもう一方の記事も、多くのブログで紹介されている。批判的な意見もあるが ……

                         asahi.com 10月30日 引用
 東京電力福島第一原発事故の風評被害に苦しむ福島県の農家を応援しようと、大学の学園祭で同県産の野菜や果物を使う取り組みが広がっている。首都圏の大学生が、福島のJAと全国の学生をつなぎ、各地の学園祭で来場者に福島の野菜をPRしてもらう。復興に役立とうと若者たちが手を結んだ。

 22日、「工大祭」があった東京工業大学大岡山キャンパス(東京都目黒区)。模擬店で学生たちが「福島の野菜で作った豚汁です」と声をあげると、訪れた人が早速買い求めた。

 複数の大学の学生でつくるグループ「復興のひかり」が企画した「福島復興学祭プロジェクト」。初日のこの日はメンバーら7人が、福島産のゴボウやサトイモを使った豚汁とリンゴや柿などを販売した。ブースには「この店舗は福島県の野菜を使っています 私たちは福島県の農家の方を応援します」の文字。食べた人たちの笑顔を写真に収め、はがきやポスターにして福島の農家に送る計画もある。

 プロジェクトでは、「ひかり」が各店で必要な品を一括してJA新ふくしま(福島市)に発注。検査で安全性が確認されているものをJAが各大学に宅配便で送り、模擬店で売る食べ物の材料に使ったり販売したりする。いずれも29、30両日の福島大、石川県立大学、11月3~5日の東北大、同23~26日の京都大など約20の学園祭の約30店がすでに参加を決めた。

 グループの代表の明治大4年、菅原健太郎さん(23)は「被災地のために何かしたいと考えている学生は多い」と話す。              (引用終り)

 国会を取り囲むほどの「激しい反対運動」のあった日米安保条約の延長時でも、大学には「賛成派」の学生がいたわけだし、今回の原発事故に対する「対応」が違っても、それはそれで善(よ)しとすべきだろう。

 少なくとも『関心を持つ』事が重要なのであって、対応は人さまざまでよい。
自ら考え、自ら結論を出す……人がとやかく言うことではない。

 ただ、いろいろな意見を聞いてみる、聞く耳を持つことは重要だと思う。狭小な知見で物事を判断することのないように、特に「反対意見」は「聞く価値」がある。尤(もっと)もな点は、自分の理論にすばやく取り入れる。そうやって、反対意見を自分なりに「論破」出来るようにすることも、重要だと思う。

 平行線のまま、物別ればかりでは「進展」はないのだから。今は『福島県産の野菜を使った豚汁』もよかろうが、福島の農民を救うためには、抜本的にどうすればよいのかを彼らも考える日が来るだろう。

 さて、九州から発信しているブログとして「伝えておかなければならない」残念なニュースがある。

                iran Japanese radio より (←なんとオタクな!)
 トラブルで稼働停止していた、佐賀県の玄海原発の第4号原子炉が稼働を再開します。

 フランス通信によりますと、10月、事故のため運転を停止していた佐賀県玄海町にある原発の第4号機が稼働を再開することになっているということです。九州電力によりますと、事故再発防止のための必要な措置が取られると発表しています。

 国際環境保護NGO・グリーンピースはこの原子炉の再稼働に反対しています。  (引用終り)

 ちょっとびっくり。イランでもニュースなのだろうか。その点は分からないが、NHKのニュースでは次のように伝えている。 (以下引用)
                      
 トラブルで原子炉が自動停止した佐賀県にある玄海原子力発電所4号機について、九州電力は、数日後の運転再開に向けて、先月31日夜から準備作業に入ったことを明らかにしました。

 東京電力福島第一原子力発電所の事故のあと、トラブルや定期検査で止まった国内の原発で運転を再開したケースはなく、周辺の自治体から反発が出ることも予想されます。

 玄海原発の4号機は、先月4日、タービンを回した蒸気を水に戻す「復水器」と呼ばれる設備で内部の圧力が通常より高くなり、原子炉が自動停止しました。

 九州電力は、運転中にもかかわらず、停止中とほぼ同じ手順書を誤って使っていたことが原因だとする報告をまとめ、先月31日、原子力安全・保安院から「報告と対策はおおむね妥当だ」とする評価を受けました。

 これを受けて九州電力は、4号機の運転再開に向けて、31日夜から準備作業を始めたことを明らかにしました。運転再開までに数日かかるということです。

 国は定期検査で止まった原発の運転再開については、新たな安全評価「ストレステスト」の実施を義務づけていますがトラブルで止まった4号機は対象になっていません

 九州電力は、これまで再開前に地元の理解を得たいとしていましたが、「今回のトラブルは自治体と結んだ『安全協定』で事前了解が必要な項目には当たらず、みずからの判断で決めた」と説明しています。  (引用終り)

なのだそうだ。九州にいると、なんとなくそんな風になるかも …… という気はしていた。地元自治体が「持たない。再開してくれ」とそれとなく言っている。表立ってはともかく …… 

 これに対し、地元ではなく大阪から反対の声が上がった。11月1日付けの美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会の抗議文を全文コピーしておこう。


     決して、玄海原発4号の運転再開を認めないよう、強く求める
 
   地元住民を全く無視した傲慢な運転再開の強行は断じて許されない  

経済産業大臣 枝野幸男 様

 九州電力は10月31日に、事故で停止中の玄海原発4号の運転再開を表明した。原子力安全・保安院は同日、「九州電力㈱玄海原子力発電所4号の原子炉自動停止に関する原因と対策に係る報告に対する確認結果について」を発表し、九電の事故推定原因と対策は「概ね妥当」と結論づけた。さらに、「運転再開は事業者判断」として、運転再開を容認してしまっている。九電は、保安院のこの結果を受けて、地元首長や地元住民の同意は必要ないと、傲慢この上ない態度に出ている。九電と国が一体となった運転再開策動を許すことはできない。

 10月4日に起きた玄海原発4号の原子炉自動停止は、単なる「人為ミス」ではなく、経済性を最優先にする九電の強行運転の姿勢がもたらした事故だった。この事故は、これまで定期検査で運転停止中に行ってきた検査を、運転中に行い、検査の手順を停止中と同じ手順でやったために、復水器の真空度が異常となりタービンが停止し、原子炉も自動停止したものだった。より重要な機器で同様のことが起きれば、作業員の被ばく、大事故につながる。5名もの死者を出した2004年の関電の美浜3号事故はこのような典型であった
 しかし、九電の事故報告書(10月21日付)でも、保安院の「確認結果について」でも、このような経済性を最優先させたことに起因したという、本質的な問題にはいっさいふれていない。福島原発事故後であるにもかかわらず、単なる「人為ミス」として軽く扱っている。また、最も肝心な「組織的な要因を含めた根本的な原因分析を行い、必要な対策を取る」ことは、今後の課題としてしまっている

 さらに九電は、やらせ問題において、九電の第三者委員会が指摘する佐賀県知事の関与を否定した報告書を経産大臣に提出した。これについて経産大臣は、「報告書の再提出を求める」と厳しい口調で九電を批判した。しかし、大臣の求めに応じることもなく、九電は未だ報告書を提出していない。

 それにもかかわらず、玄海原発4号の運転再開を九電が求めるなど、言語同断である。地元住民をまったく無視する九電の傲慢極まりない姿勢は、ヤラセ問題で社会的に大きな批判を受けているにもかかわらず、なんら変わっていない。九電に深く染みついた体質であることを示している。

 玄海4号の運転再開を認めれば、経産大臣自らが九電と同じ穴のむじなであることを世間に表明することになる。
 玄海4号は、12月初旬には定期検査に入る。それまでのわずか一ヶ月の運転を強行するのではなく、このまま12月の定期検査まで運転を停止しておくべきだ。

 決して、玄海4号の運転再開を認めないよう、強く要求する。

            2011年11月1日
                 美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会 
                               (引用終り)

 今日は大学生による「義憤」といううれしいニュースもあったわけだが、まずは、学生が行動する。それに市民が加わっていく、そういう流れが出来だせば、日本も大きく変わるかもしれない。



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