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火を噴くJAL(日航問題)    誰も書かない空港の真実。   

 日本には98の空港があるらしい。そして、もうすぐ99個目の空港が誕生します。

 国民としては「嬉しい限り」ですね。こんなに小さい日本に「今までの優しい自民党政権」は98も飛行場を作ってくれました。

 ちょっと前、「関空」がまだ拡張工事中であるのに「神戸空港」ができたというニュースをやってました。
 そういえば、つい最近「富士山の近くに」飛行場が出来たニュースを見ましたっけ。立木があることで知事さんが辞めて完成させてました。
 今度は「茨城」だそうです。「感謝、感謝」の気持ちで一杯になります。でもね、神戸や茨城、静岡からどこへ行くのでしょうね。飛ばなきゃ意味はないわけですし。

 さらに、今回はそこを飛ぶ「日本航空」が「経営危機」らしいんです。

 これだけ、「お上」が発着施設をこれほど造って下さったのに、なぜ「経営危機」なのでしょうか。
 国民の皆様は、もうお分かりになっていますが、そう、「飛ぶところがない」のです。

 ところが、航空行政の「大元締め」である「国土交通省」なる優秀なお役所が、これらの発着所を造る際に出す需要予測では、「下々の者」はよく利用する、と判定いたしております。

 飛行場を作れるような「大いなる空き地」は、そんなに簡単にあるものではありません。これでもか、というくらい田舎に作ってしまいます。(九州では鹿児島空港がいい例です。) そこまで田舎だと、行く交通手段がありません。じゃあ高速道路も要る、てことになります。与力も同心も、「越後屋」以外の商人も皆ニコニコです。箱物あり、道路あり、天下り先ありですから。

 出来たらできたで、福岡ー対馬間のように「プロペラ機」でも飛ばせばよいのに、日航や全日空にお願いして、ジェット機(それも大型の)にしたいわけです。

神戸空港を中心とする地図
   50キロ圏に3つの空港がある関西地区

 では、まず「神戸空港」からお話を始めましょう。教えてgooに次のような質問がありました。

 日本は島国なので離島に空港を建設することは解りますが、神戸や静岡などに空港が必要なのでしょうか?  今更ながら非常に疑問です。

 そのお答えの中に傑出したものがあり、ぜひ紹介したいと・・・・・

 神戸市の場合ですが、震災復興事業の影響もあって市債残高が3兆円を超えています。  これは神戸市民、一人当たり220万円の借金という計算になります。

 さらに神戸空港の場合、空港島の土地売却で3千億円の収入が見込め、税金を投入しなくても単独で黒字になると大ミエを切っていましたが、実際に売れたのは僅か数億円、それもレンタカー会社に破格の安値で無理やり引き取ってもらってこの結果です。

 これらを考えると神戸市の場合は、財政的にはもはや 「絶望的」 になっていると思われます。  どうせ倒産するなら今の内に好きな事を ・・・ こんな感じになっているのではないでしょうか。


 素晴らしい「お代官様」が神戸にはいらっしゃるのですね。それはそうと、静岡の「お奉行様」のお話もしておかないと、片手落ちになります。よく「お叱り」を受けるんです。公平ではないと。
 近年ではこの2つが「無駄遣いの象徴」といわれていますし、どちらが一位をとるかで地元の民たちも気が気ではありません。

あの立木もある静岡空港
   あの木を切ったのかナァ と思える静岡空港


 静岡空港は総事業費は約1,900億円、そのうち空港本体の事業費は約490億円。空港整備特別会計からの国庫補助金は約245億円であり、約1,655億円が静岡県の支出となる。国が離島以外の地方空港新設を抑制する方針を打ち出していることから、「最後の地方空港」と呼ばれている。

 開港時から2009年7月31日までの搭乗率は68.1%、同年8月の搭乗率は70.0%であった。JALの運航する福岡便は、61.4~67.8%であり、静岡県が搭乗率保証をする70%を下回っている。搭乗率保証金が支払われる場合は、日本国内線では初となる。静岡県は開港前の2008年度から運航に対する支援、補助のために6,000万円の予算を計上している。開港後も福岡便に対する搭乗率保証と、夜間駐機費用の一部を負担する。福岡便の搭乗率が70%を下回ると、その空席分を1席あたり15,800円、補助金として県が支払うことになる。

 国際チャーター便の利用者数は、航空各社の予想を上回る伸びを見せた。チャーター便は座席を旅行代理店が全席買い取るのが原則であり、通常はほぼ満席に近い状態で運航させる。搭乗率が90%に達する便も現れたため、開港後2ヶ月足らずで静岡‐高雄線の増便が発表された。チャーター便に対しては、静岡県から1人あたり6,000円の補助金が出ている。

 なんと御慈悲あふれた政策でしょう。空席一人当たり、領民から取り上げた年貢で15800円を保証するなど、とても普通の神経では出来ません。ましてや、チャーター便には空席である、ないにかかわらず6000円がいただけるのです。お奉行様のお情けは「底が見えない」ほど深いのです。

 静岡県の方々は知っているのでしょうか。よそ者の要らぬ心配ではありますが。

 ウムー、ここまでして、日航は「なぜ、火の車」なのでしょう。

 それに対して、前原国交相は 航空会社が支払う空港使用料などを財源とする同特別会計が不採算の地方空港を乱立させた要因と判断、空港整備のあり方を幅広く見直す考えだソウデス。
 同特別会計に多額の資金を拠出している日本航空の再建支援につなげる狙いもあるようです。見直し論議が本格化すれば、国の予算編成や地方の空港整備、日航再生などに影響を与えそうです。

      ---ヨカッタ。日本航空の話になった。----

 前原国交相は同日に出演したテレビ朝日の番組や終了後の記者団の取材に対し、「(予算の)枠があるから採算の合わない空港も作り続けられる、今の仕組みは根本的に見直す」との意向を表明した。特別会計から一般財源化への切り替えもあり得るとの考えを示した。

 見直し対象としたのは、社会資本整備事業特別会計の「空港整備勘定」(旧空港整備特別会計)。航空会社が支払う空港使用料や着陸料、一般会計からの繰り入れなどを一括してプールし、空港の建設や拡張、維持運営などの費用に充てている。2009年度当初予算額は5280億円に上る。

 前原国交相はさらに「(地方の空港が多く整備されたことで)採算の合わないところにも(日航の)路線ができるという悪循環の面も今まであった」と指摘、「日航の再生計画と歩調を合わせる形で検討を進めていく」と述べ、特別会計の見直しと日航再建をセットで進める考えを示した。日航が国内で支出している着陸料などは年間1000億円前後に上るとされる。

 同会計は巨額な財源の使途が空港関連事業に限られているため、採算が疑問視されても予算消化のための空港建設につながっているとの批判があった。国内には現在97空港あり、国が管理する26空港では20空港が経常赤字に陥っている。

 さすが「お代官様」です。ちゃんと、「越後屋」から取るものは取っておったのですね。


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Tag:火を噴くJAL 日航問題 飛行場

COMMENT - 1

受け付けない  2009, 10. 01 [Thu] 08:40

そりゃ、東京に住んでいたら、公共交通機関完備でどこに行くのも苦労しなくていいですね。

地方はどこにも行けないのですよ。
空港ぐらい「お代官さま」が税金を使って整備する最低限のインフラストラクチャー、ナショナルミニマムとして当然ではないでしょうか。

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