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イラン戦争が始まりそうだ。相手を追い詰め、暴発を待つ「アメリカとEU諸国」

 今日1月9日は「成人の日」だそうだ。ピンとこない (15日だと思う) 古い世代である。今日は『私の誕生日』である。60歳を過ぎると、うれしくもない。まだ、若い皆さんが大勢訪問してくださっているので、ちょっと忠告しておくと、老化というのは坂道を下るように「緩やかに、気づかないうちに」進むのではない。

 昨日まで、何ともなかった事が「ある日突然」出来なくなる。自転車に乗れるようになる事の、真逆のような気がする。階段を下りるように、何年かに一度、ドンと機能が落ちるように感じる。お若い「かえるママさんもニャン子太郎さん」も、同じ運命をたどるのだ。ヒッヒッヒッ …… 年寄りのヒガミかァ~。

 さて、今一番の心配は「アメリカがイランに戦争を仕掛けるのではないか」ということだ。これは、日本への影響が大きい。10パーセント以上の原油を、日本はイランから購入している。韓国のハンキョレ新聞によると
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                                            ホルムズ海峡 アメリカ艦隊 
 日本がイラン産原油の輸入量を大幅に減らす方式で米国とヨーロッパ連合(EU)が用意した対イラン制裁に参加すると発表され、韓国に対する米国の制裁参加圧迫がより一層激しくなると予想される。

 米国<ウォールストリート ジャーナル>と英国<ファイナンシャル タイムズ>等の外信は6日、日本政府関係者の話を引用して、日本はイラン産原油輸入を大幅に減らすことにし、これに伴い、日本政府と関連企業らがすでにイラン産原油輸入量縮小と関連して対策準備に入ったと報道した。

  この間、日本はイランに対する原油依存度(17%)が高く、イラン産石油禁輸制裁に参加することを憚ってきたが、米国とヨーロッパ連合の圧迫が高まる中でこういう決定を下したと分析される。

 イラン原油への依存度が高い韓国(9%)もこの間、米国の要求に対して日本と共同歩調を取ってきたという点で、日本のこのような決定により韓国はより一層窮地に追い込まれると予想される。

 米国国務部も5日(現地時間)、以前より強力にイラン制裁原則を強調した。 ビクトリア ニュロンド国務部スポークスマンは定例ブリーフィングで 「世界各国がイラン産原油依存度を深刻に検討し、供給先を多角化し、イランと取り引きを断つことが重要だ」 として 「米国はそのために中国を含む各国とこの問題を協議している」 と明らかにした。

  彼はイラン産原油輸入の中断に対して「容易ではなく、迅速に進行されえないということを理解する」としつつも 「しかし、原油はイラン政権の生命綱であり制裁の重要性が大きいだけでなく、米行政府も米国の法(イラン制裁法)に従わなければならない」と話し、イラン制裁に対する強い意志を示した。

  ティモシー ガイトナー米財務長官はイラン制裁方案を協議するために10~12日中国と日本を訪問する予定だ。 (引用終り)

 サーチナニュースによると、イランはアメリカによって追い込まれているという。

  イランは4日、再度アメリカに向けて、「ペルシャ湾には有害な外国の軍隊は必要ない」と警告した。イランは3日にも、「アメリカの空母は、二度とペルシャ湾に戻ってきてはならない」と警告を発したが、アメリカ国防省に拒否されたうえ、「虚弱」だと嘲笑された。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

  多くのアナリストは、アメリカとイランについて、「一発目のミサイルが投下される寸前」との見方を示している。レバノンのメディアは現在の状況について、「50年前のキューバ危機に似ている」と報じ、戦争開始の一歩前にあることを示唆した。また、アメリカのあるアナリストは現在のイランについて、「1941年の日本に非常に似ている」と述べ、アメリカを戦争への道に突き進めていると示唆した。

  しかし、戦争のカギをアメリカが握っていることは明白である。AFP通信は4日、「ワシントンではイランとの衝突に関する議論が白熱している。政治家は一連の事件によって、戦争を念頭に置き始めた。戦争に肯定的なアメリカのタカ派は、イランに対抗するには、ニューヨーク警察程度の力で十分だと考えている」と報じた。

                日本と同じ究極の選択を迫られたイラン

  米誌「フロントページ」は、日本も現在のイランと同じ立場に置かれたことがあると紹介した。1941年、アメリカは日本に対し石油の禁輸を実施、日本は戦争するか衰退するかの選択に迫られた。

 日本は軍事路線を変えず、戦争に打って出た。当時の日本と同じく、イランも長い歴史を持ち、帝国だったプライドと使命感を持っている。イランが衰退に甘んじることなく、戦争を選ぶ可能性は非常に高い。 (引用終り)

 Wiki によると、通常の原子力発電では低濃縮ウランで十分であり、高濃縮ウランを用いるのは原子爆弾の製造を狙っているからではないか、と疑われている。

 イランは自ら加盟する核不拡散条約 (NPT) の正当な権利を行使しているのであり、核兵器は作らないと主張している(イランの現大統領アフマディーネジャードは『Newsweek』2009年10月7日号の取材に対して「核爆弾は持ってはならないものだ。」と否定する発言をしている)。

 これに対し核保有国アメリカは、政治的な理由等からイランの主張を疑う姿勢を見せ、核兵器を持つつもりであるとして、国際的にイランを孤立させる政策を取っているが、既に核兵器を持ったパキスタンやインドなどはイランのような制裁は受けていない。
と、解説している。

 勘ぐらずに主張を聞けば、イランの言い分は「正当」である。どの国にも核の平和利用をする権利はある、といわれれば、異論は挟めない。「いや、そんなことはない、原子爆弾を作るつもりだ」と言ってみたところで、相手の心の内は読めない。
イランの核施設

 産油国だから、原子炉を必要とするのはおかしい、といえば言えるが、医療用だといわれれば、そうかもしれない。核実験などの絶対的な証拠のない現在、「疑い」だけで、戦争をするのはとても容認できるものではない。

 イスラエルの立場を守ろうとするのは、それはそれで認めねばならないにしても、確証もなしに「これだけ多くの世界の国々」が、イランの原油の購入を拒否するのは、おかしなことだろう。世に言われるように、産油国でなければ、他の国々も相手にしなかったのかもしれない。石油埋蔵量だけで見れば、イランは世界第2位 (今後100年程度の生産が可能)であり、その利権も戦争の大きな動機かもしれない。

 [テヘラン 8日 ロイター] イラン原子力庁のアバシ長官は、中部の都市コム付近の地下施設で、ウランの濃縮作業を「近く開始する」と発表した。地元紙が8日伝えた。同国の核兵器開発を疑う欧米諸国のさらなる反発は必至とみられる。

地元紙が同原子力庁長官の話として報じたところによると、この施設では濃縮度3.5%と20%のウランが製造可能。イラン政府は濃縮度20%のウランについて、がん治療用のアイソトープを製造する研究炉に使うとしている。

米国などはイランが核爆弾の開発を目指していると指摘しているが、イラン政府は発電や医療目的の開発を行っていると主張し、対立が続いている。核爆弾の製造には濃縮度90%のウランが必要だが、同20%のウランの製造が可能なら、必要な工程の大部分が終わったも同然だと指摘する専門家もいる。   (引用終り)

 下の動画は「これまでの核実験」を地図上にあらわしたものだそうだ。専門家ではないので、受け売りになってしまうが、核爆弾の制御はなかなか難しいらしい。ただ、濃縮ウランがあれば出来るというものでもないとの事だ。だから、アメリカは1000回を越える実験をしている。

 まだ、一度も核実験をしていない国を、『核兵器を持つつもりでいる』という理由で、その国を「村八分」に追い込んでもよいのだろうか。皆さんも、You tube (↓) を見ながら考えてみてください。



 仮に戦争になっても、先のイラク戦争のように「参加」することは、今回はあってはならないと思うのだが ……

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COMMENT - 2

portnord  2012, 01. 11 [Wed] 13:48

情報提供と見解を頂きありがとうございます。
もう1つ突っ込んだところでは、これが戦争になった場合は、どのようになるのでしょうね。
イラン戦争のような規模になるのかも心配です。

Edit | Reply | 

受け付けない  2012, 01. 13 [Fri] 15:16

空想科学読本の理科雄さんのコメントをうろ覚えに書きます

ハリウッド版ゴジラではフランスがポリネシア近海で行なっていた核実験による突然変異で誕生したということらしい。

ちなみに世界で行われた核実験の半分は米国によって行われてる。アメリカ人はジョークが上手いんですね。

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  •  我が国の鳩山元首相がまわりが止めるのも聞かずイランを訪問して、案の定利用されたのではないかと世間を騒がしている今日この頃、いよいよアメリカとイランの緊張が高まってきましたが、アメリカはイランと...
  • 2012.04.10 (Tue) 12:06 | 読書百遍 ~どくしょひゃっぺん~
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