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日本の緊急輸入でLNGが高騰の嘘  だぶつく天然ガスを韓国の3倍で買う日本       シリアの反政府勢力は西欧の手先 ?

 20日のNHKテレビ番組「Biz スポ」で、「貿易赤字背景にLNG高値買い」という放送があった。原発事故を受け、火力発電をするために 『急遽』 日本は天然ガスを買い増さねばならなくなったのだそうだ。

 日本の買っている天然ガス価格は 「世界的」に見て高いものであるのだが、その訳をNHK解説委員は次のように話した。1つは、予定外の買い物であるので、相手から見れば、売る必要がないものを売るのだから、プレミアがつくのだそうだ。

 2つ目は、天然ガスは取り出してから、冷却して日本に運ぶので「価格が高い」のは当然、と言うことだった。それが 「愚民」 にも良く分かるように、冷凍サンマの例で 「図解」 で話をした。サンマを漁船で取り、それをトロ箱に入れた上で冷凍する。日本まで運んで、解凍して売る。こんな風に手間がかかるのです。と ……
   -- 番組を見た方ならお分かりと思うが、相当人を馬鹿にした解説であった -- その内容は次のようなものであった。
                                   第2の人生を国際協力で日本に貢献しよう さんより引用

”関西電力は20日の福井県高浜原発3号機稼働停止をもって同社の原発11基全てを停止し、全国で稼働中の原発は2基のみとなり、現状では4月末までに全54基が停止する。政府のエネルギー・環境会議が昨年7月んにまとめた予測では原発ゼロの場合、今夏に全国(沖縄県を除く)で9.2%の供給不足が生ずる。

福島第1原発の事故後、火力発電の燃料として日本のLNG需要が急増。11年の中東カタールやアジアのオーストラリア・マレーシアなどからの輸入量は7853万トンと前年比12%増えた。世界的な需要増でスポット価格も課徴金(プレミアム)がつき100万BTU(英国熱量単位)あたり17~18ドルと震災前の倍近くに上昇11年はLNGの増加分だけで1兆3000億円の調達費がかかり、電力料金の引き上げ圧力の要因になっている。”

 [世] 国際商品価格の推移(月次:2007年1月~2012年1月)(天然ガス価格(日本)、天然ガス価格(アメリカ)、天然ガス価格(欧州))
     国際商品価格の推移(月次:2007年1月~2012年1月)(天然ガス価格(日本)、天然ガス価格(アメリカ)、天然ガス価格(欧州)

 天下の「NHK」が特集を組み、解説者が図解までして国民に知らしめようとしたことが、恐れ多くも「間違っている」などとは言いにくいが、6日のロイター電では次のように伝えている。これが事実ならば、少なくとも「調達先の多様化などで、価格引下げの努力をするべきだ」 と論ずるのが、解説者の役割であろう。

[東京 6日 ロイター] 米国で新型ガス、シェールガスの増産が進み、天然ガスの価格下落が進む中、韓国ガス公社が1月末に安価な米国産の液化天然ガスを20年間の長期にわたり調達する契約を結んだ。日本のLNG調達価格は国際的にも割高で、調達先の多様化や資源外交を含めた抜本的な対応が急務となっている。

米国では、地中の岩盤層から産出されるシェールガスの増産が急ピッチで進んでいる。米エネルギー省は1月、米国が2016年にLNGの純輸出国になるという予測を発表した。大増産を背景に米国の天然ガスの市場価格は過去2年間で半値以下に急落しており、現在100万BTU当たり2.5ドル前後と、日本のLNG輸入価格と比べた場合8割も安くなっている

このため米国は、同国向け需要をあてにしてLNG増産を進めてきたカタール産LNGの輸入が事実上不要となった。当初、カタール産LNGの受け入れ拠点を目指していたルイジアナ州サビーヌパスの輸入基地は、米国産ガスの輸出拠点に転換され、韓国ガス公社と契約した。契約価格は米国の市場価格に連動し、100万BTU当たり4─5ドルと日本の3分の1程度とみられる。

米国の増産により余剰となったカタール産LNGは、欧州などに転売されている。この結果、欧州はロシアとの天然ガス価格交渉で強気になり、世界的に天然ガスの価格低下が進んでいる。

これに対し、日本のLNG輸入価格は100万BTU当たり16ドル前後と世界で最も割高な水準だ。かつて原油価格が安かったことと、日本には指標となる天然ガスの市場がなかったことなどから、日本では値決め基準に原油の輸入価格連動方式を採用してきた。現在のように原油価格が中東情勢の緊迫で高止まりしていると、世界的な天然ガス価格の需給緩和による価格下落の恩恵を享受できない

2011年に日本の貿易収支が31年ぶりに赤字に転落した要因として、原子力発電所の稼働停止に伴いLNGの輸入量が前年比12%と急増したためと説明されることが多い。しかし電力・ガス会社が地域独占を背景にコスト削減意識が希薄なため、割高な価格でLNGを輸入し続けてた事実も見逃せない。                 (引用終り)

 天然ガスは「大幅な需要増で、需給が逼迫しているのではないのか。だから、課徴金まで払って買っているのではないのか」、これでは、まるでNHKのニュースと逆ではないのか。あの放送を見た「多くの善良な国民 (慶応大では バカな低所得層と分類) 」は、きっとそう信じたはずである。

 世の中の不思議をHardThinkします さんが次のように書いている。

 一次情報だけで判断するわけには行きませんし、著名な経済評論家が言っているからとか言う理由で物事を判断してはならないのでしょう。

 自らここまでの労力を使ってまで情報を吟味しなければならない世の中であることは誠に残念でなりません

 しかしながら、情報が信じられる世の中になるまでは、政治家や評論家や大手メディアの情報は疑って考えなければならないのだと思います。                                               (引用終り)

               1月の貿易収支 過去最大の赤字
 20日には同じNHKのニュースで次のように貿易赤字について伝えられた。

 先月の貿易収支は、ヨーロッパの信用不安の拡大による世界経済の減速で鉄鋼や電子部品の輸出が減少した一方、火力発電の燃料となる天然ガスなどの輸入が大幅に増えたことから1兆4750億円の赤字となり、1か月間の赤字額としてはこれまでで最大となりました。

 偶然だろうが、LNGの輸入増加分 ( 韓国の3倍で買っている ) とほぼ等しい金額である。しかし、一般の国民から見れば、それ以上に 「日本の国家破綻」→ 「消費税増税も仕方ないか」 という気持ちが湧いてきたのではないか、と思う。皆さんは、どう感じただろうか。 下のグラフを見ていただきたい。

(主要国のGDPに対する輸入、輸出額の依存度)
 世界各国の 貿易依存度 である。ご覧のように、日本は現在では貿易依存度は10パーセント程度で、額は大きいけれど、依存度は小さい。もちろん黒字の方が良いのだろうが、経済学者の言うように、慌てふためくことはないと思える。NHKも、ニュースの際に『その点』まで、言及すべきではないのか …… と思う。

 昨夜、寝ようと思い、枕もとのテレビを少しだけ見ていた。「シリアの圧政」についての報道であった。私が、これまで紹介してきた内容とは 『雲泥の差』 がある番組なので、のこのこPCの前で、綴っている。

 リビアと違い 「シリア」 に関しては情報が疎 (うと) い。正直 「どちらの情報が正しいのか」 私には分からない。が、あのように一方的な情報のみが流れるとなると、もう1つの見方を紹介するのが 「私の役割」ではないかと思う。
                                            ( 以下 報道写真家から(2) さん 引用)

中東に吹き荒ぶ「アラブの春」。この春は、どう見ても、張りぼてに描かれた書き割りに過ぎない。

これが決して春などではないことは、リビアの有様を見てみればわかる。国際社会が「フリーダム・ファイター」と褒めそやした武装部隊は、いまや数百ものならず者集団を形成している。西側が供給した火器で重武装したならず者の暴力が国中を支配している。この無秩序な暴力支配を、国際社会はただ傍観しているだけだ。

いまシリアで起こっていることは、明らかにリビアと同じ手法だ。要するに、自発的な民主化運動などではなく、外部から投入された戦闘部隊による撹乱行為なのだ。

自由シリア軍は、離反兵士や逃亡兵士ということになっているが、それはあくまでも自己申告にすぎない。顔を布で覆いインタビューに答える自由シリア兵が、本当に離反兵士や逃亡兵士であるかなど誰にも確認できない。

とある自由シリア兵は、「上官から市民に発砲するよう命令されたから、上官を射殺して、脱走した」と述べた。覆面男のそんな証言が真実として通用するのなら、どんな作り話でも真実になる。メディアは真実を報じているのではなく、報じるものを「真実」として通用させているだけの話だ。

アサド大統領の言葉は、それが発せられる前に、「信じるな」というメッセージを受け取っている。したがって、アサド大統領が映し出されると嫌悪感を持つ。アサド大統領は、反乱勢力をテロリストと表現しているが、それはごく当然の話だ。

国外から投入された戦闘集団が反乱を主導している可能性が非常に高いのだから。しかし、世界のメディアの手にかかると、アサド大統領は、自由を求める市民をテロリスト呼ばわりし、無差別攻撃している暴君に仕立て上げられる。シリア軍は戦闘集団と戦っているのであって、市民を攻撃しているのではない。

不満分子はどこの社会にでもいる。そうしたグループに活動資金を与え、デモや抗議活動を行わせ、治安部隊との緊張感を高める。その後、暴力的衝突に発展させる。いずれ治安部隊はガス弾やゴム弾を使用する。それに乗じて実弾で市民を狙撃すれば、治安部隊が撃ったようにしか見えない。

騒乱が十分拡大すると、市民を狙撃する一方、治安部隊に対しても武装攻撃を開始する。当然、治安部隊は応戦する。そうなれば市民の死傷者はますます治安部隊の発砲にしか見えない。そして、政府の弾圧から市民を守ると称して、「自由シリア軍」を旗揚げする。外部から投入した傭兵部隊が本格的戦闘を開始する。

この二日間、市街での治安部隊の発砲よりも、不可思議な状況下でさらなる人々が殺害された、と活動家や住民は語る。反政府派と同様に政府支持者もターゲットにしたこの殺害の背後に、いったい何者が存在するのかは、いまだ確かなことはほとんど分かっていない。
In the past two days, more people were killed in mysterious circumstances than by the state security forces firing in the streets, activists and residents say. Yet very little is known for certain about who is behind such killings, which appear to have targeted government supporters, as well as opponents.
           2011.12.06 Syrian death squads darken picture of Homs revolt

「私たちは国民を殺害したりはしていない……自国民を殺害するような国家などない。それは狂った指導者のすることだ」とアサド大統領は語った。
「犠牲者のほとんどは政府支持者であり、反政府派ではない」と彼は述べ、犠牲者には1,100名の兵士と警官が含まれていると語った。

"We don't kill our people… no government in the world kills its people, unless it's led by a crazy person," Assad said.
"Most of the people that have been killed are supporters of the government, not the vice versa," he said. The dead have included 1,100 soldiers and police, he said.

        2011.12.07 Defiant Assad Denies Ordering Bloody Syrian Crackdown

国際社会はリビアと同じ要領で、シリアを破壊しようとしている。しかし、足踏みを余儀なくされている。ロシアと中国が国連安保理決議で拒否権を行使したからだ。

昨年の3月、リビアに対する安保理決議1973 によって、リビアの運命は決した。このとき、ロシアと中国など5カ国は採決で棄権したが、それは何の効果もなかった。 ロシア政府は、安保理決議1973はリビアへの空爆を許可していはいないと抗議したが、国際社会が耳を貸すはずがなかった。決議の文言など、もともとどうでもよいのだ。

たとえ平和的解決と謳われていたとしても、それは容赦ない武力攻撃による平和的解決という意味だ。言葉は、いかようにも解釈が可能なのだ。

ある在日シリア人は、TVインタビューに答えて「以前は、隣人の宗派や主張などいっさい気にする必要はなかった」と語った。「シリアでは誰もそんなことは気にしなかった」と。

イスラム社会はどちらかと言えば宗派論争や政治的確執がつきものだが、シリアはさまざまな宗派、民族、主義の人々が隣人として平和に暮らす社会だった。平和共存社会を実現したのはシリア政府だ。

シリア、リビア、イラク、なぜ平和共存を実現した国ばかりが、国際社会から非難され、暴力的に破滅されるのか。答えは明らかだ。この地上において、平和ほど都合の悪いものはないからだ。平和は何も生まない。

シリアやリビア、イラクのような平和で豊かな国家は他国の手本になる。平和の連鎖こそ、恐怖のシナリオだ。21世紀という時代にあって、平和や安定、共存は最大の悪なのだ。                          (引用終り)

 もちろん「極論」であろう。反対の意見もあろうとは承知の上で紹介した。彼の主張の一部には、私は同意する。アサド大統領が 「本当に悪人」なのか、 それとも 「善人なのか」、政権への反対デモがあったからと言って、分かるものではない。日本でも、主義主張は『千差万別』であって、ある人々から見れば、今の野田内閣も『売国奴内閣』だと言う人もいよう。

 独裁政権といっても、中東は大半がそうであり、また、そうしないと「人種、宗教、民族」を抑えきれないようでもある。親米政権では、このような激しい 「反政府運動」 がおきないことも不思議だ。

 情報が信じられる世の中になるまでは、政治家や評論家や大手メディアの情報は疑って考えなければならないのだ と、どなたかが言っていたが、自分で確かにそうだ、と信じられるようになるまでは、軽はずみに結論は出せない世の中になったのだと思う。


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COMMENT - 1

   2012, 02. 23 [Thu] 00:21

日本も米国とFTAを結べば輸入できるかもね。

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