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シリア情勢でガソリン価格 大幅アップ  何が真実なのか  混沌としたシリアの話  対戦車ミサイルで反乱軍が反撃

 昨日、ガソリンを入れに行くと 「中東情勢の混乱により、火曜日より値上げさせていただきます。」 という張り紙が、張ってあった。 ウソッ! シリアの飛び火が 我が身にも降りかかってきたのだ。

 昨日の夜に NHKで 「プーチンの野望」 なる番組を放送していたが、現役の他国の首相についての番組としては、異色である。「小泉の蛮行」・「竹中の原罪」 という番組と同等レベルではないか。ここまではっきり言って良いのか、と思えるほどの内容である。

 個人的な予想として、次のロシア大統領選では 「プーチンの圧勝」 だと思っている。不正選挙や相手陣営の妨害など、そんな見え透いたことをやらなくとも、正々堂々とやっても 「圧勝」 するのではないか、と思っている。

 日本のマスコミの情報では、強い 「反プーチン」 の動きが伝えられているが、一般の国民はそうは思っていないのではないか、 と疑っている。確かに、プーチンが 「善良ですばらしい大統領」 かどうかは疑わしいが、今の状況を安定させ、国民全体の生活が 今よりも少しはマシになるようにするのではないか、と期待しているのではないか ? と思っている。

 再選されたら、NHKは大変だろう。そんなに、再選されないと思われる根拠を握っているのだろうか。

 このロシアの (中国もだが) 拒否権発動で、 シリア情勢は 混沌としてきた。連日マスコミでは、 「シリア政府による国民の弾圧」 を報じている。 サダトは 「悪人」 なのである。 死者数も1万に近づきつつある。 シリア政府に言わせると、 そのうちの2000人は 「政府軍」 兵士なのだそうだ。

 情報が偏っていて、 真実がどれなのかを判断する術がない。ただ1つ言えることは、一般国民の蜂起とは、とてもいえないと言うことだろう。

 日本でも、反政府運動はあった。 特に、安保条約延長時の 「反対運動」 は、大きかった。連日、何万・何十万の人々が デモをし、反対を唱えた。 中には、過激なグループもあったわけで、彼らはヘルメットをかぶり、タオルで覆面をし、ゲバ棒と呼ばれる長さ2メートル程度の角材を持ってデモをしていた。それが、国民がやるデモの最大の武器であった。

 大半は、遠巻きの機動隊に 罵声を浴びせ、シュプレヒコールを繰り返して (時には、歩道の敷石をはがして投石したり …… そのために、歩道はアスファルト舗装に切り替えられたわけだが …… ) 、満足して帰路に着く、もしくは、機動隊が接近すれば、一目散にクモの子を散らすように逃げ、翌日又デモに参加するのを繰り返したものだ。

 リビアの反政府組織が、勝利を祝っている映像を見ると、手に手に「機関銃やライフル」などを持っている。これが、一般国民が蜂起した 「市民革命」 なのだろうか。国情の違い、伝統・文化の違いを差し引いても、疑問が残る。 カダフィが 悪人なのだから (独裁者) そんなことは 「どうでもいい」 のかもしれないが …… 

 今回のシリアの 国民による 「反政府運動」についても同様な疑問がある。 反政府勢力が シリア軍に対して 「対戦車砲」を使用しているのだそうだ。ただ、この情報のソースは、ROCKWAY EXPRESS さんであり、他のブログは、その転載なので、情報の確認と言うことはできないが …… 
                                            以下 ROCKWAY EXPRESS さん 引用
  http://www.voltairenet.org/Free-Syrian-Army-stronghold     【2月16日 Voltaire Network】

 シリアのホムスにおける戦闘は政府軍と反乱勢力の両方に、そして一般市民に多くの死傷者を出している。最初の三日間で、シリア軍は隣り町からの道路を全て封鎖している反乱勢力によって攻撃をかわされてしまった。彼ら反乱勢力は接近するすべての装甲車をミラン対戦車ミサイルを使って破壊した。結局シリア軍はミランの発射地点を攻撃するために、一般市民の犠牲者が出る恐れのある多連装ロケット砲に頼らざるを得なくなった。

             ミラン対戦車ミサイル
                               ミラン対戦車ミサイル 写真も同記事より
 ホムスのバブアムル地区に通じる全ての道路にあるミランの発射機は10万ユーロ(約1000万円)し、ミサイル弾は一発12万ユーロする。このミサイルは1分間に2~3発撃つことができる。この装置はノース・アビエーション(フランス)とMBB(ドイツ)で製造されている。反乱勢力である「自由シリア軍」にはイギリスとドイツから供給されたと見られている。

 2011年4月、ドーハの高官は、カタールがミラン・ミサイルをベンガジからリビアの反乱勢力に供給したことを認めていた。これは、国連安保理での決議により「防衛的兵器」を供給することが許可されたことで、リビア政権転覆の支援のためになされたのだ。                                    (引用終り)

 こういう話になると、今のシリア情勢は単なる 「権力闘争」 であって、それなら、シリア国民が決めればよいことで、国際社会が手出しすることではない。ましてや日本がどうこう口出すことでもない。

 ロシアと中国の拒否権発動に決議案は否決された。無力な国民が弾圧され、子供たちが犠牲になっている、として、ロシア・中国への非難の声は大きい。両国とも、根から信じることはできないにしても、その言い分は日本では、ほとんど報道されない。

 (アメリカの言うことを信じたいのだけれど、) アメリカは今回はロシアや中国を非難しているが、イスラエルが一方的にガザ地区を攻撃したときには同じように拒否権を発動している。どこの大国も 「身勝手」 とだけ言える。

 「アラブの春」と呼ばれる 今回の騒動は、チュニジアのときは、本当にそうかも …… と思った。 エジプトのときは、そうだったらいいナァ、と思った。リビアのときは、そんなはずはない、と思った。

 どうも、国民は 「それほど革命に同意していたのではない ……」 というのが、真相のように思える。

 エジプトの革命後選挙が行われたが、その結果は第一回に続き、第二回選挙もイスラム政党の、圧倒的勝利に終わった。
           エジプト人民議会(下院)選挙の第1回投票
                  エジプト人民議会(下院)選挙の第1回投票 CNN より
 ムスリム同胞団とサラフィ派の獲得票数は、全体の70パーセントに達する。革命を引き起こしたとされる勢力は、ほとんど議席を得られなかった。国民の多数が「あの革命の主役」ではなかったのではないか。そういう疑問が湧く。

 連日続いている軍の支配に対する抗議デモは、軍から民間への権力の移行を急げと主張しているが、その後に来るのは、西欧型の民主主義の時代ではなく、イスラム主義者たちの時代だ。

 第二回投票では、投票率が60パーセントを超えていたわけで、それでもイスラム主義者たちの政党が、圧倒的な勝利を収めたということは、たとえ投票率が100パーセントであっても、西欧型の民主主義がイスラム主義に勝つことは、無かったということだ。

 八百屋は、明日も野菜を売るつもりでいるし、猟師は海に出て 魚を釣るつもりでいる。本当に多くの国民が革命を望んだのであろうか、賛同したのであろうか。

 国連人権理事会の調査委員会は、2月23日、昨年3月の反政府デモ発生から2月15日までのシリア内乱による死者が8,079人に達したと発表した。

 そうした中で、翌24日、チュニジアの首都チュニスに日本や欧米とアラブ諸国など60カ国の代表が集まり、「シリアの友人」会合が開催された。この会合では「シリア国民評議会(SNC)」を「平和的な民主化変革を求めるシリア人の正当な組織」と認める議長総括を出して終えた。というニュースがある。

 後ろ盾がなかったら、リビアのときと同様、今頃「反乱軍」を正式な政府として認め、中央銀行を設立しているのかもしれない ……。

 与えられた情報を鵜呑みせずに、吟味して、何が正しいのかを考える時代になった事をもう一度思い出したい。



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