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アフガニスタン 「米兵乱射事件」 の日本では知られない さまざまな情報     考えたいアフガニスタンの子供たちを救う方法

 皆さんも小耳に挟んだくらいはあるのではないかと思う 『このニュース』 ここから、一連の事件が発生する。



 このビデオを見た、アフガンの一兵士が 国際治安支援舞台のフランス兵たちに銃を乱射する事件が、1月20日に起きた。

アフガン東部・カピサ州で20日、アフガン軍の兵士が国際治安支援部隊のフランス軍の基地で銃を乱射、フランス軍の兵士4人が死亡、16人が負傷し、銃を乱射した兵士は拘束された。

これを受け、フランス・サルコジ大統領は、アフガン兵の訓練や戦闘協力など駐留部隊の活動を一時停止すると発表した。

アフガンには約3600人のフランス軍が駐留しているが、これまでに80人以上が死亡していて、今回の事件を受けて完全撤退の時期を現在の「2014年末」から前倒しすることも検討している。


フランスのサルコジ大統領は27日、アフガニスタンに駐留するフランス軍部隊を2013年末までに撤退させる方針を伝えた。


 【イスラマバード=横堀裕也】アフガニスタンに展開する国際治安支援部隊(ISAF)の要員がイスラム教聖典コーランを焼却した問題で、焼却が発覚したバグラム米空軍基地のある東部パルワン州などでは22日もデモが続き、アフガン内務省によるとアフガン警察がデモ隊に発砲するなどして7人が死亡した。負傷者も出ている。AP通信が伝えた。

 21日から始まった抗議デモは、同州のほか首都カブールや東部ロガール州などにも拡大している。この問題ではISAFのアレン司令官が21日、コーランが不適切に処理されたことを認めた。司令官は「意図的な行為ではない」と釈明した上で謝罪したが、その直後から抗議デモが起きていた。(2012年2月23日01時26分 読売新聞)


[カブール 1日 ロイター] アフガニスタン南部カンダハル州にある軍基地で1日、米兵2人が射殺される事件があった。容疑者3人のうち2人はアフガン軍兵士とみられ、国際治安支援部隊(ISAF)の兵士によって殺害された。西側とアフガンの当局者が明らかにした。

アフガンでは駐留米軍基地でのコーラン焼却をめぐる反欧米感情が高まっており、25日に首都カブールにあるアフガン内務省の建物内で米士官2人が射殺されるなど、駐留軍への攻撃が相次いでいる。


CNN) アフガニスタンの首都カブール北郊のバグラム空軍基地で5日、自爆テロがあった。反政府武装勢力「タリバーン」は、同基地でイスラム教の聖典「コーラン」が焼却されたことに対する報復だとしている。爆発は基地の入り口で発生した。アフガン内務省の報道官によると、民間人2人が死亡、2人が負傷した。


 このように、状況が混乱しているときに、本国アメリカの 「意外な」 反応が伝えられた。

ワシントン時事】アフガニスタン駐留米兵によるイスラム教の聖典コーラン焼却をオバマ米大統領が謝罪したことについて、野党共和党の大統領選候補が26日、謝罪すべきは米兵を殺害するアフガン側だなどとして、そろって批判した。アフガン側の反米感情を一段とあおる恐れもある。

サントラム元上院議員はNBCテレビの番組で「(米側には)謝罪するほどの行為はない」と指摘。その上で「米兵を襲撃したり殺害したりしたことに、カルザイ大統領やアフガン国民の方が謝る必要がある」と語った。

ロムニー前マサチューセッツ州知事はFOXテレビの番組で、米軍がこれまで多数の死傷者を出しながらアフガン再建に大きく貢献したと主張オバマ大統領の謝罪は「多くの米国民にとり受け入れ難い」と述べた。


 そんな折、今度は地元住民を16人も射殺する事件ががおきてしまった。アメリカ政府も、米軍も、大変な問題を抱えてしまった。

 事件は午前2時ごろ、同州西部のパンジワイ地区で発生した。現場周辺の住民や犠牲者の親族によると、複数のアメリカ兵が民家に次々と侵入し、銃を乱射した。兵士は酒に酔った状態で、笑いながら犯行に及んだとの証言があるほか、子どもを殺害されたという男性は、兵士が薬品を遺体に付け、火を放ったと語った。

 父親と姉妹1人を殺害されたというジャン・アグハさんは、「複数の」アメリカ兵が事件に関与していると証言しました。アグハさんによりますと、父親はカーテンの合間から外の様子を見ていたところ、突然喉と顔を撃たれ即死しました。その後、複数のアメリカ兵が自宅に侵入してきました。また、アグハ・ララさんは、アメリカ兵の様子について「彼らは笑っていた。普通の状態ではなく、酔っているように見えた」と証言しました。

 一方、ワシントンのアメリカ国防総省高官は、複数の酔ったアメリカ兵が事件に関与しているとの目撃者証言を否定し、単独犯との見方を示した。NATO北大西洋条約機構が主導するISAF国際治安支援部隊の広報官は、拘束されたアメリカ兵は歩いて基地に戻ってきたと明らかにした。

 この事件を受け、アフガンのカルザイ大統領は「意図的な殺人だ」と激しく非難し、アメリカ側に説明を要求した。また、アメリカのオバマ大統領も声明を出し、「この悲劇的でショッキングな事件は、アメリカ軍の優れた特性と、我々がアフガンに対して抱く尊敬の念を示すものではない」と憂慮した。また、オバマ大統領はカルザイ大統領に電話をかけ、早急に真相を究明し、「関与した者の責任を完全に追及する」と約束した。

[タコマ(米ワシントン州)/ワシントン 16日 ロイター] 米陸軍当局は、アフガニスタン南部カンダハル州で地元住民16人を射殺した米兵の身元を、ロバート・ベイルズ2等軍曹(38)だと公表し、勾留されていたクウェートから16日、米中西部カンザス州の基地にある収容施設に到着したと発表した。

ベイルズ2等軍曹は米軍の法規のもと裁きを受けることになるが、訴追はまだされておらず、裁判の詳細は明らかにされていない。かつて空軍で検事をしていた人物は、かなり早くに訴追されるのではないかとの見方を示している。

弁護人のジョン・ヘンリー・ブラウン氏はロイターに対し、裁判では、ベイルズ2等軍曹が心的外傷後ストレス障害(PTSD)を患っていたと主張する可能性があるとし、情状酌量の要素になると語った。

陸軍の発表によると、ベイルズ2等軍曹はアフガニスタンに赴任する前の2003―2010年、イラクに3回派遣され、計37カ月間前線任務についていた。ブラウン氏は、同2等軍曹がイラクでの任務中に2度けがを負っており、4度目となる前線任務を命じられたことを快く思っていなかったと説明。また、事件の前日に、仲間の兵士が重傷を受けるのを間近に目撃したこともストレスとなった可能性を示唆した。    (引用終り)

 アフガニスタン東部・ジャララバードで13日、事件以降初めて、大規模な反米デモが行われた。ロイター通信によると、大学生ら約2000人が「アメリカに死を」などと叫び、アメリカ兵を模した人形や十字架に火を放った。
                  コーラン焼却 大規模な反米デモ

 一方、アメリカ・オバマ大統領は13日、「罪のない市民の殺害は、極悪非道で許し難い」と事件を強い調子で非難、アフガニスタン・カルザイ大統領に事件直後に電話し、「アメリカの子供たちが殺されたのと同じように深刻に捉えている」などと伝えたことを明らかにした。また、14年末までに行うとしている撤兵方針には変更がないと強調した。

 アフガニスタンのカルザイ大統領は、事件の遺族や村の代表を大統領府に招いて面会し、同じような事件の再発を防ぐため、国際部隊の活動範囲を制限するよう努力していく考えを伝えた。

 この中で、カルザイ大統領は「二度とこのような悲劇を繰り返してはならない」と述べ、今回の事件を受けて、アメリカ軍などの国際部隊を都市部の駐留にとどめ、農村部からは撤退させるよう努力していくと伝えた。

 このあと、カルザイ大統領は記者団に対して、今回の事件について、「遺族たちは複数の兵士が関わっていたと主張していて、兵士1人の犯行だとするアメリカの説明と大きく異なっている。しかし、われわれの調査団は、アメリカから協力が得られず、十分な調査ができなかった」と述べ、アメリカの対応を非難するとともに、真相を解明するために、さらなる調査の必要性を指摘した。その 「政府調査団」 の件ら関しては、Iran Japanese Radio が次のように伝えている。 (ただし、他に同様の情報はない ので、未確認情報と言うことで ……)

 アフガニスタンの政府調査団が、アメリカ兵がアフガニスタン南部カンダハール州で起こした民間人殺害事件で、アフガン人女性2名に暴行を働いたことを明らかにしました。プレスTVによりますと、アフガニスタン政府調査団のメンバー2名は17日土曜、国会会議において、「カンダハール州の銃撃事件に関わったアメリカ軍兵士らは、アフガン人民間人17名を殺害する前に、女性2名に性的暴行を加えた」と発表しました。

 この調査団の報告によりますと、この殺害事件には、15名から20名のアメリカ兵が加担していたということです。アメリカ政府は、「カンダハール州の事件に関して唯一責任があったのは、ロバート・ベイルズ陸軍2等軍曹38才である」としています。

 アメリカ軍兵士たちは今月11日日曜、カンダハール州の3つの村で民家に侵入し、この民家の主人らを銃撃し、これにより、子供9名と女性3名を含むアフガニスタン民間人17名が殺害され、他5名が負傷しました。

 アフガニスタンのカルザイ大統領は、この事件後、アフガニスタン政府の事実調査団に協力しなかったとしてアメリカを非難し、「アメリカ軍兵士たちによるアフガン民間人殺害事件は、憂うべき事件である」と語りました。
先月、アフガニスタン・バグラム州で起きたアメリカ兵によるイスラムの聖典コーランの焼却事件後、今回、カンダハル州で生じたアメリカ兵による民間人殺害事件も、外国軍に対するアフガン人の怒りを引き起こしています。   (引用終り)

 つい最近の出来事である。しかし、事の真相は ? 『どれを信じたら良いのか。』アメリカの言うように、ベイルズ2等軍曹が一人で行ったものなのか。それも、前日に同僚が爆弾で重傷を負ったのを見たためのショックなのか。酒に酔って行ったのか。弁護士の言うように、度々のアフガニスタン派遣で (4度目だそうだ) 心的外傷後ストレス障害(PTSD)を患っていたのか、被害者や目撃者の言うように 「複数」 による犯行なのか、はたまた、政府調査団の言うように、3つの村を15~20名の米兵が組織的に襲い、射殺前にレイプまでした犯罪なのか、皆さんは、どれを信じられるだろう。 

 Everyone says I love you ! さんが次のように書いています。
     (詳しくは → http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/2bd89ae1cac6d3fd799d6cd6b741d08c)

 米軍が「特に劣った特質」、を持っているというのではありません。戦争と軍隊、それが人殺しを本質とする以上、軍隊が人間性を失った行為に走るのはむしろ自然なことだといえるでしょう。

 沖縄で日本軍が住民に集団自決を強要したとは信じたくない。従軍慰安婦に日本軍が関わっていたと信じたくない。

 同じ日本人が南京で住民を虐殺をしたなどとは信じられない、信じたくない。その気持ちは分かりますが、それをしてしまうのが戦争であり、軍隊なのです。   (引用終り)

 戦争の異常さ、それは、Everyone says I love you ! さんのおしゃる通りであり、言われるとおり、日本人としては思いたいのも同感である。それもさることながら、情報の複雑さを教えられる今回の事件である。

 アメリカは決定的に不利であろう。証拠も証人もすべてアフガニスタンが押さえている。その国力を持って 『国際世論』を動かすことはできても、アフガニスタンの反米的な動きは、ますます強まっていくのではないか。

 今回、アフガンでの 「米兵乱射事件」 を書くのに、ずいぶん手間取ったが (正しくニュースを時系列に直すこと) 、いろんな方の意見を見ながら、私たちが気がつかない点 (お前だけだろうと言われそうだが……) を指摘されている方がいた。その方のブログを一部転載して、今日は終わろう。

                                  フォトジャーナリスト・久保田弘信 公式ブログ  より引用

クンドゥズでは米特殊部隊の基地周辺で行われた反米デモの参加者が手投げ弾を投げ込み、米特殊部隊員7人が負傷した。反米デモの死者30人超えると報じられているが、一方、大寒波でアフガニスタンの子供達が24人も亡くなったというニュースは日本では殆ど報じられていない

かつてUNHCRと共同で難民をサポートしていたときの写真がある。僕と周りのアフガニスタン人の服装を見てもらえれば分かるが、とても寒い。  写真は 同記事より 借用 ↓
            クエッタにある難民キャンプのものだが、カブールはクエッタより寒い。
                クエッタにある難民キャンプのものだが、カブールはクエッタより寒い
アフガニスタンで24名もの子供が亡くなったニュースソースは中国の新華社だ。
【新華社/EPA】 25日、アフガニスタンの首都カブールにある難民キャンプで、一家がストーブを囲み、暖を取っていた。現地では寒波が続いており、ここ2週間で同国内の難民キャンプに暮らす子供24人が寒さのため亡くなった。

2010年の時点でカブールにオフィシャルの難民キャンプは存在しなかった。そもそもアフガニスタン国内なので、存在するのはIDP国内避難民キャンプだ。カブールのUNHCRオフィスに問い合わせたところ、「戦闘や貧困によって地方から出て来た人達が集落を作っている状態はある」との返答だった。

残念な事に2010年以降あちこちから邪魔が入りアフガニスタンに行く事ができていない。

デモや戦闘での死者はニュースになるが、まだまだ未来がある筈の子供達が生き伸びる事ができない事実はニュースになりづらい。アフガニスタン戦争から既に10年以上が経過しているのに帰還民、国内避難民が生きていくのが難しい現状。

アフガニスタン戦争を肯定し、アフガニスタンに多額の復興支援金をつぎ込む日本は知るべきだ。カブールの空港ビルは迷子になるくらい大きく、きれいになった。日本のお金で。僕たちの税金で支払われる復興支援金。

できる事なら失われゆく命をつなぎ止める事に使って欲しい。と僕は思う
貧しい人達が生きていける状態を作り出す前にインフラだけ整備するのは本末転倒。           (引用終り)

 最後に、上の映像は アフガニスタンの避難キャンプの様子である。戦争には、こういう一面があることを忘れてはならないのだろう。

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