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 植物で最も進化した蘭は どの方向に進化したのか。   正しいことと 正しいと思われること 

 植物の擬態は どのようにして進化してきたのか、まあ、考えると分からなくなる。 テレビの自然の不思議を扱う番組を見ていると、 その不思議さに 圧倒されてしまう。

 神様が創ったという人々もいるが、 これだけの種類を作るとなると 神様も大変だろう。 かと言って、自然淘汰や進化で これだけのものが出来た …… というのも 一概に信じる気にならない。 なぜ、サルから進化途中の 猿人が 今 いないのか、と言う 疑問を投げかけられると、答えようが無い。

 いくら進化すると言っても、ゴリラが マリリン・モンロー を生むことは無かろう。 余りに古いか … (爆)

 単細胞生物が、 突然目覚めて 多細胞生物が生まれだしたと言う、カンブリア爆発 など聞いても、納得する気には なれない。 なぜ、こんなことを突然書くかと言うと、 韓国の理科の教科書で 始祖鳥の進化と 馬の進化が 削除されると言う ニュースが流れたからだ。 日本の若い方の中には、 日本の教科書には載っていない などと、間違った優越感に浸るものもいるが、 ゆとり教育の前には 馬の進化は のっていた記憶がある。

 なにしろ、昔の3分の1しか 教えていないのだから 当然削られただけだ。始祖鳥だけは 鳥の祖先として 辛うじて 図版程度で生き残ったに過ぎない。
       教科書によくある始祖鳥         馬の進化図 ただ大きい順に並べただけ
 ところが、これが 全くの間違いではないかと言う ニュースが 去年流れた。

【7月28日 AFP】約1億5000万年前に生息し鳥の祖先と考えられてきた始祖鳥は、そもそも鳥類ではなかったとする論文が、27日の英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。

 始祖鳥は150年前にドイツ・バイエルン(Bavaria)で初めて化石が発見され、以来、進化系統樹において現生鳥類の祖先に当たる原始鳥群「Avialae」の根元に位置するというのが定説だった。その根拠とされる羽毛や叉骨、3本指の足について「非鳥類型恐竜にも見られる」と疑問を呈する科学者もいたが、ごく少数に留まり、定説を覆す確たる証拠が無いまま始祖鳥は鳥類世界の祖先として長年、君臨し続けてきたのだ。

 ところが、中国山東(Shandong)省の臨沂大学(Linyi University)の徐星(Xu Xing)教授のチームはこのほど、同国北東部の遼寧(Liaoning)省で、懐疑派にとって決定的証拠となる新種の恐竜化石を発見した。

 論文によると、「Xiaotingia Zhengi(シャオティンギア)」と名付けられたこの恐竜の大きさはニワトリほどで、推定体重は1キロ以下。始祖鳥の主な特徴を多く持ち合わせていたものの、獣脚類の中で鳥類に最も近い恐竜「デイノニコサウルス類」に分類されると思われた。コンピューターを使った標準分析でデイノニコサウルス類の新種と確認されたが、この分析で、始祖鳥がこのシャオティンギアと同じデイノニコサウルス類に属するという衝撃的な結果も得られた。
                                                                (引用終り)

 教科書に書いてあることは、「正しいと思われる」 ことが書いてあるのであって、正しいことが書かれているとは限らない。 自分が納得できないことには、 疑問を持つ姿勢が大切である。 と自分を擁護しつつ ……

 私も 植物の擬態だけは、 余りにも不思議だと思う。 19世紀には、 生命は無機物の中から自然 発生するものとされていた。 雨で出来た水溜りに 微生物が湧き、死体にはすぐ ウジが湧く。これが例示とされ、誰も疑わなかった。 23世紀ごろには、 「えっ、自然淘汰と、突然変異で 生物が進化したと考えていたの ? 」などと、笑われているかもしれない。

 -1-ランの擬態  -2-ランの擬態
     植物の擬態として有名な ハナバチラン           メスと思って交尾しようとする哀れなオスバチ
                                                    らんのお話し さん引用
                    ●色気で騙す? 「オフリス」(Ophrys属)
 「オフリス」はヨーロッパとその周辺に約50種ほど生えているランです。このランは花の形が その地域の蜂にそっくりの大きさ・形をしています。

 なぜ蜂の形をしているのかというと、実はメスの蜂に扮装しオス蜂を誘惑して受粉をさせるためなのです。しかも花からはメス蜂が発散するフェロモンとそっくりの化学物質を出しているので、オス蜂はすっかり騙されてしまいます。

 ですからオス蜂はこのランの花を見つけると交尾をしようと花にしがみつきます。そうこうしている内に花粉塊を体にくっつけられてしまいます。オス蜂はまた別の花へ行き同じことをして先の花粉塊を柱頭に擦り付けてしまうという、なんだかとても切ない仕打ちにあいます。  ランて本当にすごいですね!                   (引用終り)

 まあ、いくら 「オス蜂」が馬鹿だからとて、 何度も騙されれてば、 近くに行けば 、抱きついたら 気がつきそうなもの、とも思うのだが、 なんと メス蜂と同じように 産毛が生えているそうで、その上 フェロモンまで出されて、 メロメロになってしまうらしい。 どっかの誰かと同じだ、などと 思っていませんか。 (笑)
猿蘭(モンキーオーキッド)「Orchis italica(オルキス・イタリカ)」
  お猿さんの顔 そっくりの 「モンキーオーテッド」  なぜか花弁が人型をし、奥には顔もあるオルキス・イタリカ

 植物全体の種数(種子植物:花を咲かせる植物)が約23万種、そのうち2万5千種以上がランであるので、植物の1割以上が蘭ということになる。さらに 植物の進化は 裸子植物 → 双子葉植物 → 単子葉植物 の順である (教科書によると) そうなので、最も進化をした植物の中の 最先端の形と言うことになる。 

 ランの花の形や構造は、「無駄を省き、よりシンプルになろうとする」進化の流れに沿ったものだそうで、最も進化した花と言うことになる。たしかに、その辺の花とは違っている。

 普通の花では雄しべと雌しべが分離しているが、ランはずい柱でひとつの器官 (真ん中の管のようなところ) となっているのも特徴的だ。 花粉も一般には「粉(こな)」が普通だが、ランの場合花粉が集合して塊(「花粉塊」と呼ばれる)になっているのである。 「花粉塊」は一度に沢山の花粉を虫に運んでもらえるよう進化したものと考えられている。

 こんな進化した蘭なら、その種子は 絶対発芽し、他を押しのけて育つのかと言うとこれが全く逆だから面白い。 

 園芸店の種子売場でもランのタネというのは売っていない。ランの実を開けてみると、中にはタネというより細かい粉が詰まっているだけだ。この何千何万のホコリのような粒子こそがランのタネなのだ。

 ランのタネがこんなに小さいのは、タネが芽を出すための養分を持っていないから。ランのタネは自力では発芽できない。 自然界にある「ラン菌」という菌に栄養をもらい発芽する。そのためランは普通にタネを蒔いて増やすことが難しい植物とされる。  以下 らんのお話し さん引用

 それは、上でも述べていますが、ランの種子はとても小さく一般の植物のように胚乳(発芽のために種子に蓄えたエネルギー源)がないので、自力で発芽することができなくなっているからです。(一部例外があります) そのため、自然界では菌に栄養をもらい発芽しています。

 この菌はラン菌(共生菌)と呼ばれていますが、共生していると言うよりもランが菌を一方的に利用している ようにも見えます。 

 では自然界ではランはどのようにして発芽しているのかというと、ランの小さな種子は風に運ばれてたまたま環境の良いところに落ちたとします。ランの種子はそこで水分を吸ってふくらみます。そこへランの種子を食べようとラン菌が種子の中に菌糸を伸ばし侵入しますが、ランの種子は逆に侵入した菌を消化吸収し栄養源としてしまいます。

 こうして得た栄養により種子は発芽し生長していきます。(ただし、場合によっては侵入した菌に勝てず種子を食べられてしまうこともあります。) その後、生長し成株になっても根の中に菌を住まわせていて、光合成により得た糖分を菌に与え、その代わりに他の栄養を菌からもらっています。(このような関係からラン菌は共生菌とも呼ばれています。多くの場合、完全に菌に依存しているわけではないようです。)                         (引用終り)

 お猿さんの顔に見えたり、人の形に見えたりするのは、人間の勝手な見方かもしれない。 花には花の 理由があるのであろうが、 受粉の際にハチを騙し、 発芽の際に 細菌を利用する形が 進化の 方向だとするなら、どうだろう。 我々人間も 進化するたびに 「人を騙し」 進化するたびに 「人を一方的に利用する」 ようになるのであろうか。

 毎日テレビに出る 「進化した人々」 の顔が、思い浮かぶではないか。 いつまでも彼らの言うとおりに 利用され続けるわけにはいかない。 そういえば、ハチの 一刺し などという言葉が流行ったこともあったナァ。

 


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COMMENT - 3

Cosmo  2013, 07. 04 [Thu] 09:48

進化の方向性、環境による必然性

進化はある能力を特化させて社会の一翼を担う方向と、万能性を保持したままいろいろなものを利用する2方向の向きがありますね。バイオリニストになるか指揮者になるか、スペシャリストになるか、ゼネラリストになるか、です。ひとつの種で、ある面はスペシャルである面はゼネラルなわけですね。人間は、体はゼネラルですが、頭は前頭葉スペシャルといったように。
 多細胞生物の進化は、氷河期で、寒いので、集まって、世代交代も、代表の生殖細胞に情報を遺伝子の水平伝播で集めて、行うメカニズムが有利な環境だったために必然的におこったという説明が、生物物理的にはできますが、生物学者や地質学者はこんなことを聞いてもなんのことか、といった感じで受け入れられないので、なかなか定説にはなりません。
 生物物理学者は、地球の氷河期などあまり興味がない人が多いので、こちらでも定説になりません。縦割り学問のテキサスエラー領域です。

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Cosmo  2013, 07. 04 [Thu] 09:57

体細胞での分子進化、遺伝子変異の生殖細胞への伝播メカニズム有無の検定

多細胞生物は単細胞生物のように、単純な突然変異ではなく、個体ストレスに応じた免疫寛容による各体細胞の突然変異、外部遺伝子の取り込み率の増加のメカニズムと、機能RNAなどストレス緩和に寄与する分子の選択メカニズムによる分子進化の遺伝子への逆転写的反映がある可能性をふまえて実験計画をたてるべきだと思います。

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Cosmo  2013, 07. 04 [Thu] 10:01

特殊化進化と滅亡要因

 前頭葉は人類の長所でもありますが、人類は前頭葉が不調和に発達したために滅びてしまうのかもしれません。

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