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福島原発 4号機の燃料棒 試験的な取り出しに成功 …… 当然だが      注意しておくべき 「シリア情勢」と トウモロコシの作柄

 福島原発 4号機の燃料棒の取出しが始まったのだそうだ。まず、 未使用の燃料棒 を1体取り出した。未使用の場合は ほとんど危険性もないので、 放送でもあったように 空気中を移動させても大丈夫。 最近 関心を持って 見られている方のために、燃料棒の概要を説明しておく。 (下は 燃料ペレットと 上部を撤去した4号機)
 原子炉燃料棒   燃料の試験的取り出し
 直径1センチ 高さ1センチ程度の 円柱型をした ウラン燃料は、ほぼ直径1センチ 長さ4メートルの筒状のジルコニウム合金 (ジルカロイ) の中に詰め込み、上からバネで動かないように抑え、密閉する。この細い燃料棒を 数十本 (~数百本単位) 単位にして 一つの燃料体を作る。 廃棄物を処理する段階まで、 この単位のままで 移送される。

 小さな円筒形にするのは、ウランの溶融が 高い温度で起こるようにするためだが、 前回の事故のような状況になると、 ジルカロイの方が 先に溶けてしまう。 水蒸気と反応して、ピンホールが開き、気体の放射性物質が 大量に飛び散ることもある。 下の「青森県のHP」の図から 燃料体を想像してほしい。
     原子炉燃料棒  --青森県のHPより--
 これが、1500体以上 4号機プールには入っているが、 その内 普通なら 「そばを通っても安全」な、未使用燃料集合体を 引き上げて別の場所に移した、というニュースだ。 ここには、定期点検まで使用してきた超危険な燃料体もある。 まだまだ、今からが問題、本当は、そういうニュースなのだ。

                                               東京新聞  2012年7月18日 夕刊
 東京電力は十八日、福島第一原発4号機の燃料プールに保管中の未使用燃料一体を試験的に取り出した。さらに一体を十九日に取り出す予定で、来年末に計画している燃料の本格取り出しに備え、損傷や腐食の程度を調べる。

 昨年三月の事故発生後、第一原発での燃料取り出しは初めて。廃炉に向けた重要な工程だが4号機のプールにはまだ千五百体以上の燃料があり、移送先の確保など多くの課題が残っている。作業はプールのある原子炉建屋五階部分で行われ、放射線量を測定しながら仮設のクレーンで燃料をつり上げた。燃料は専用容器に入れ、別の建物のプールに移す。

 4号機のプールには、熱を発する使用済みの燃料千三百三十一体と、未使用燃料二百四体が収められていた。事故を起こした1~3号機より本数や発熱量が多い。

 原子炉建屋は水素爆発で激しく壊れ、余震などでプールが損傷する恐れがあるため、燃料の安全確保が急務となっている。東電は爆発のがれきによる燃料の損傷の有無や、事故直後に冷却機能を失ったプールに注水した海水による腐食の影響を詳しく調べる。                                      (引用終り)
 
 今回の 「燃料体の取りだし」は、 ほぼ、 安全なもので クレーン操作できるかとか、 ピンホールがないかを調べるに過ぎない。 本格的な使用済み燃料の取り出しは、 来年末からなのだそうだ。 今年の10月末までには 建屋全体をカバーで覆い、 外部からは見えなくなってしまう。 後は、 東電の好きなように発表がなされる。

 日本の国内だけでも、 政府不信の高まりや、 何で今頃と言える『尖閣国有化』など、 心配の種は多い。大津の中学生自殺問題も あれこれ取り上げられている。 世界ニュースなど、 関心が薄い。が、 2つだけ、お伝えしたいし、 ちょっと 記憶にとどめておいてほしいことがある。

 一つは、 シリアの自爆テロ、 もう1つは トウモロコシを含めた 『穀物の高騰』である。
                                            The Voice of Russia 18.07.2012
  シリアのダウド・ラジハ国防相が、首都ダマスカス中心部で起きた爆発により死亡した。シリア国営TVが報じた。
 伝えられるところでは、爆発は自爆テロ犯によるもので、ダマスカスの国家安全保障本部の建物で閣僚と治安関係担当代表者が会合を開いていた際に発生した。ロイター通信の情報では、自爆テロ犯は、アサド大統領個人を護衛する部署のメンバーだったとの事だ。

  またロイター通信は、爆発の際、シャアール内務相や大統領義兄にあたるシャウカト副国防相を含め、他の閣僚や政府高官も負傷した。 なおシャウカト氏は、その後、受けた傷がもとで亡くなった。

 事件後、すぐに二つの組織、在野勢力である自由シリア軍と過激派組織「リヴァ・アル-イスラム」が犯行声明を出した。                               (引用終り)

 まさに、泥沼化しているが、 日本では 「一方的」にしか 報道されないので 注意が必要。どちらが 本当のことを言っているのか、 どちらとも でたらめなのか、 最近では あまりの情報の違いから 訳が分からなくなっている。
                                                     日々の感想 引用
食事を運ぶ男が犯行に及んだという。このような場所に、スパイが爆弾を持って入ることができるというのは、警備の基本に根本的な隙があるのではないか。

人事面では、シリアは、一人の人物が20年、30年とポストに居座り続けるシステムなので、その下に十分な見識を持った人が大勢控えている。上の2~3人が殺されても、日本と違って、次に任命される人が、組織の動かし方を知らないということはない。

もちろん、特別警戒態勢を取っているときに、国家安全保障会議のスケジュールが、テロリストに漏れていたとは、尋常な事件ではないので、シリア政府の今後の対応が注目される。                      (引用終り)

シリア情報省が、この事件に合わせて米欧のメディアが一斉に流した記事、写真等は根拠のない捏造であると批判する声明を発表したことや、 依然 ロシアの プーチン大統領が シリア問題で 「欧米の介入」を疑っていることなどは、 ほとんど取り上げられない。

 【ワシントン時事】オバマ米大統領は18日、ロシアのプーチン大統領と電話会談し、内戦が激化するシリア情勢について意見交換した。両大統領はこの中で、暴力の停止と事態のこれ以上の悪化を避けるため、一刻も早いシリアの政権移行を支持することで一致した。
 ただ、アサド大統領の退陣や国連安保理の対シリア制裁警告決議案をめぐって対立する両者に歩み寄りはなかったもようだ。
 ホワイトハウスの声明によれば、両大統領は「両国政府のこれまでの立場の違いに留意し、シリア問題の解決に向けて共に働き続けることで一致」した。一方、ロシアのペスコフ大統領報道官は電話会談を受け、記者団に「(両国間に)解決方法をめぐって隔たりがある」と述べた。

 【モスクワ時事】タス通信によると、トルコのエルドアン首相は18日、政府軍と反体制派の戦闘が首都ダマスカスに及ぶなど急激に悪化したシリア情勢について「国連安保理と常任理事国に重大な課題を突き付けている」と指摘した。モスクワでロシアのプーチン大統領と会談後、記者会見で語った。
 アサド政権に制裁を警告する決議案をめぐり、米ロ対立などで国連安保理が機能停止に陥っていることを念頭に置いた発言とみられる。ただ、エルドアン首相は「アサド大統領退陣後のシリアの運命はシリア国民自身で決めることを望む」とも述べ、平和的な政権移行の必要性を強調した。                             (引用終り)

  6月27日(ブルームバーグ):米国のトウモロコシ在庫が1996年以降で最も速いペースで減少している。中西部が猛暑に見舞われているためだ。米国は世界最大のトウモロコシ輸出国。

ブルームバーグがアナリスト22人を対象に実施した調査の平均値では、1日時点のトウモロコシ在庫は31億6800万ブッシェルと、3月1日時点の水準を47%下回っている可能性が高いとみられている。中西部は過去約10年で最悪の干ばつに見舞われ穀物生産に影響が出ている。

                                                          7月18日  NHK
穀物の価格は、アメリカの記録的な猛暑など世界各地で異常気象が続いている影響で高騰しており、国際的な穀物価格の指標となるシカゴ商品取引所の大豆の先物価格が、4年ぶりに最高値を更新しました。
これについて、日本貿易会の槍田会長は、「価格の高騰で、穀物を輸入している商社の取扱量が減り、日本のいろいろな食品加工の分野で原料が高くなる可能性がある」と述べました。
そのうえで、槍田会長は「日本のトウモロコシや大豆などはアメリカからの輸入に依存する割合が高く、これからは供給地を分散するため、いろんな地域から調達するようにすべきだ」と述べ、国内に穀物を安定的に供給するため、アメリカに集中している調達先を分散していくべきだという考えを示しました。

                                                  日本や世界や宇宙の動向 引用
トウモロコシは、通常、6月から7月初めにかけて受粉し成長するのです。そのため、トウモロコシにとってこの時期は非常に重要な時期なのです。
・・・・・
熱波と干ばつがトウモロコシの茎にストレスを与え、受粉ができなくなります。そして、トウモロコシの穂が育たなくなります。6週間で1インチの雨も降らなければ、トウモロコシを栽培することはできません。このような被害は南部のトウモロコシ地帯全域に広がっています。
・・・・・
この時期にトウモロコシの受粉ができなければ、トウモロコシ農家は、トウモロコシ栽培を放棄しなければなりません。専門家によると、トウモロコシの受粉の可能性は消えており、トウモロコシは不作となるとのことです。
インディアナのトウモロコシ農家の半数が影響を受けており、その数は増えています。農家は、どうしてよいやら分からず絶望的な状態です。アメリカの殆ど全土(北部以外)で、何週間も雨が降っていません。


 シリアで戦争が起きれば、 1%の武器承認の懐 (ふところ) が潤う。 熱波で トウモロコシが不作となれば、 1%の投機筋の 懐(ふところ)が潤う。 根本的な解決は すぐにできなくとも、 我々が正しい情報を持たない限り、 いつまでも99%は 虐げられたままで終わる。



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