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米軍は なぜ日本に 駐留できるのか、を考えれば、 沖縄婦女暴行事件の 女性非難は出来るはずがない。

【琉球新報電子版】が、沖縄米軍 兵士による 婦女暴行事件について 次のように 報じている。

2012年10月17日    県警捜査一課は16日、成人女性を暴行しけがを負わせたとして、集団女性暴行致傷容疑で自称米テキサス州フォートワース海軍航空基地所属の米海軍上等兵 クリストファー・ダニエル・ブローニング容疑者(23)と 、同三等兵曹の スカイラー・アンドリュー・ドージャーウォーカー容疑者(23) を逮捕した。 同課によると、 ドージャーウォーカー容疑者は容疑を認めており、 ブローニング容疑者は 「事実が間違っている」と容疑を否認している。 女性は首に擦過傷を負った。

 両容疑者の逮捕容疑は 16日午前3時35分ごろから同4時20分ごろの間、 共謀して本島中部の屋外で 女性を暴行し、 首に擦過傷を負わせた疑い。 容疑者らと女性に面識はなく 、帰宅途中だった女性に突然襲いかかったという。

2012年10月18日    【東京】仲井真弘多知事は17日、 米海軍兵による 集団女性暴行致傷事件を受け、 在沖米軍基地について 「日本全体の安全保障のために必要だと言われても、(理解は)無理な話だ」 と述べ、 頻発する米兵事件によって 米軍基地の維持が難しくなっていると 厳しく指摘した。 首相官邸で 斎藤勁官房副長官に抗議した後、 記者団に語った。 県議会米軍基地関係特別委員会(新垣清涼委員長)が 「(基地)返還の促進」を初めて盛り込んだ 抗議決議案を 全会一致で可決した。 事件が発生した 本島中部の 首長や県内政党、 市民団体による 抗議行動も波状的に始まり、 県民の反発が 一層強まっている。

 仲井真知事は記者団に 「同盟国の軍隊なのか、 反問したくなる。 米兵は 日本の法律で罰せられないことを よく知っているから、 行動する」 と指摘。 政府に 日米地位協定の改定を 要望するものの 「まったく結果が出ていない」 と批判した。

2012年10月18日   【米ワシントン17日=松堂秀樹本紙特派員】 米海軍兵による 女性集団暴行致傷事件は 米大手通信社 AP通信が配信したのを皮切りに、 米有力紙 ニューヨークタイムズ紙や 英国営放送局BBCなど 各国のメディアでも 取り上げられた。 英有力紙ガーディアンは、 17日付(電子版)で 今回の事件について 「人口密集地の市街地の 真ん中の 普天間飛行場に オスプレイが 12機配備され、 沖縄の怒りが 増幅していた時期に 発生した」 と説明。 「沖縄で米軍の駐留に対する 抗議が さらに強まる 可能性がある」 と指摘するなど、 県民の不満や怒りが、 今回の女性集団暴行事件で さらに激しさを増すとの 見方を示している。

 ニューヨークタイムズ紙は 16日付の電子版で、 1995年の米兵少女乱暴事件に触れ 「米軍人の犯罪が長年の沖縄県民の不満のもとだ」と指摘。 「小さな熱帯の島に 在日米軍約5万人の 半数以上が 駐留している」 と過重負担に触れた上で、 「今回の逮捕が沖縄県民の(反基地への)新たな抗議の輪を つくり出すことになるか 否かが、 一つの焦点になっている」 とした。

2012年10月19日   【米ワシントン17日=松堂秀樹本紙特派員】 米国防総省によると、米軍内で 2011会計年度(10年10月~11年9月)内に 性犯罪の被害を 届け出た 兵士らは 計3192人(前年度比1%増)で 、米軍内でも 性犯罪が後を絶たない 実態が明らかになった。 元国防次官補の ローレンス・コーブ氏は 本紙の取材に対し 「米同時多発テロ以降、米国は 終わりのない戦争を 続けている。 兵士の 心理的ストレスが 犯罪を誘発している 可能性がある」 と指摘し、 性犯罪の背景に 米軍が抱える 構造的な問題があるとの 見方を示した。

 コーブ氏は 1980年代に 国防次官補として 米軍絡みの犯罪の防止策などに 携わった。
 同氏は 「沖縄は過去にも米軍絡みの 犯罪の被害が発生しており、 私自身も 対策を図るため 沖縄に出向いたこともある」 と説明。 「ここ数年は ほとんど凶悪犯罪はなかっただけに残念だ」 と述べ、 今回の事件の背景に 被疑者本人の資質のほか、 常に戦争状態に置かれる 兵士らの 心理的な負担が 性犯罪を引き起こしているとの 見方を示した。

2012年10月21日    米海軍兵による 集団女性暴行致傷事件で、 在日米軍の 全兵士に 深夜外出禁止令を課した 米政府。 容疑の段階で ルース駐日米大使が 「遺憾」 の声明を出したことに、 米軍内からは 「容疑の段階で 謝罪するのは いかがなものか」 との声も上がるが、 米軍駐留に対する 沖縄の不満の高まりに 米政府は危機感を強めており、 迅速な対応を演出することで 事態の沈静化を図りたいとの 思惑もにじむ。 米政府内では 9月のリビアの米大使館襲撃事件に対する 衝撃が冷めておらず、 国外の反米感情に 敏感になっていると みられる。

 今回の事件で 特徴的なのは、 米有力紙の ニューヨークタイムズ紙やワシントン・ポスト、 ABCやNBCなど 三大ネットワークをはじめ、 米国内の大小さまざまなメディアが 「沖縄の怒りが増幅している」「オスプレイの配備とレイプ事件が古い怒りに油を注いだ」 などと 沖縄の現状を 伝えていることだ。 (引用終り)

 これに対し、 沖縄米軍に期待する 人々の中には、 女性の行動に 批判的な意見を言うものも出て、 議論を呼んでいる。
     軍事評論家  田母神元自衛隊航空幕僚長のツイート
         女性はご注意、 午前4時ごろの外出は 何をされても 文句を言えないらしい ……

 Everyone says I love you ! が 次のように書いている。

 この逮捕された米兵たちは女性に片言の日本語で声を掛け、被害者の女性が取り合わずに歩いていると、後ろから近づき首を羽交い締めにし、人けのない場所に引きずり込んで犯行に及んだということです。

 沖縄返還後の 米軍関係の刑法犯は 2011年末で5747件にも及び、 そのうち殺人、 強姦、 強盗などの凶悪犯罪は 568件に上ります。 なかでも1995年・2008年の少女暴行事件は特に痛切な記憶として残っている方も多いでしょう。

 ところで、米兵による重大犯罪が起きるたびに、日本政府が再発防止を申し入れ、米軍は綱紀粛正を約束するのが常です。

 今回も夜間外出禁止など綱紀粛正を約束していますが、今までも効果が上がっていません。現に、今年8月には、那覇市で海兵隊員が強制わいせつ致傷事件を起こし、政府は米軍に綱紀粛正を要請したのですが、そのわずか2カ月後に今回の事件が起きているのですから。 -- 中略 --

 今回の事件で気になることが一つ。この米兵たちは米テキサス州にある海軍航空基地に所属し、厚木基地から10月14日に沖縄に入って任務を終え、犯行当日の16日午前にホテルをチェックアウトしてグアムに出発することになっていました。

 彼らは、本拠地のテキサスでもなく、厚木でもなく、沖縄のあとのグアムでもなく、たった二泊三日滞在するだけの沖縄を離れる日を選んで犯行に及んだものと思われます。わざわざ、沖縄をレイプの地に選んだとしか思えません。それが物凄く悔しいです。

 で、ここからは、口にするのも汚らわしいような気がして筆が進まないのですが、女性の権利の問題でもあるので書き進めます。この事件に関して次のようなツイート (上に掲載) をしたのが現在、軍事評論家を名乗る、田母神元自衛隊航空幕僚長です。

「沖縄女性暴行事件でテレビが連日米兵の危険性を訴えるが、この事件が起きたのは朝の4時だそうです。平成7年の女子高生暴行事件も朝の4時だったそうです。朝の4時ごろに街中をうろうろしている女性や女子高生は何をやっていたのでしょうか。でもテレビはこの時間については全く報道しないのです。」

 まず、前述の1995年(平成7年)の沖縄少女暴行事件でに米軍兵に暴行されたのは、女子高生ではなくて小学生です(しかも、犯人は海兵隊員3人だった!)。この人はそんなことも忘れてしまったのでしょうか。しかも、事件が起こったのは午前4時ではなく、午後8時です。

 また、当たり前ですが、今回の犯行が午前4時だったことは各メディアで何度も報じられています。全く報道しないなんてことありません。どれだけ事実を捻じ曲げるつもりか。

 何より問題なのは、このツイートが言わんとしているのが、被害者に落ち度があるのにそれが報道されないのが不当だということです。今回の事件は、米兵たちが二人で被害女性の後ろから近づき首を羽交い締めにし、人けのない場所に引きずり込んで犯行に及んだんですよ!どこに女性の落ち度があるのですか。

 自国の女性が他国の兵士に強姦されているのに、自国の被害女性の方を責める。こんな人が愛国者然として、一定の支持を得ているのが信じられません。この人、しつっこく安倍政権待望論をブログで書いている熱狂的な安倍自民党総裁支持者なのですが、女性の権利の問題でもある「従軍慰安婦」問題を誤魔化そうとしているのが当の安倍氏ですから、全くさもありなんと言う感じです。           (引用終り)

 引用文中にある 平成7年の事件とは 次のようなものだった。 1995年(平成7年)9月4日午後8時ごろ、沖縄のキャンプ・ハンセンに駐留するアメリカ海軍軍人でいずれも黒人のA(22)、アメリカ海兵隊員B(21)、C (20)の3名が基地内で借りたレンタカーで、沖縄本島北部の商店街で買い物をしていた12歳の女子小学生を拉致した。小学生は粘着テープで顔を覆われ、手足を縛られた上で車に押し込まれた。その後近くの海岸に連れて行かれた小学生は強姦され、負傷した。

沖縄県民の怒りは10月21日の県民総決起大会に8万5千人を集結させて、日本のみならず世界の注目を集めた。 

 これほどの 専門家の方でも、 世に流す情報で 誤る場合があるのである。 当然 ツイート する前に いくらかの下調べはあるのだろうが ……  この発言を引用して、 女性側の 落ち度を指摘する声は多い。 そのような発言は、 少し 冷静になって考えれば、 それに 賛成するものは少ないだろうが、 この事件を 日米安保とは 切り離すべきだ、 なぜ、 米軍だけ 大騒ぎするのか、 そういう 論理に持ち込むものもいる。


 『「帰国直前の暴行なら逃げられる・・・」等の「計画的犯行が濃厚の様相」ですらある「沖縄米兵による女性暴行事件」。 「本当に酷い事件」だ。

「その本当に酷い事件を政治利用する連中も本当に酷い連中」である』。

『「沖縄米兵に限らず、在日外国人による日本人女性暴行事件は少なからず在る」。「米兵の場合のみが超大騒ぎとなり、テレビ・マスコミ等で大宣伝される事」は、「言うまでも無く、事件の政治利用」である。


 この事件が、 「アメリカ人」が起こした事件なら、おっしゃるとおりであろう。 観光目的で 来ていた アメリカ人のレイプ事件だけが 取り上げられるのなら、 人種差別である。 これは そうなのか。 考えてみてもらいたい。

 米軍は 安保条約にもあるように、 日本を守るために 駐留しているのであって、 日本国内で言えば、 自衛隊員 警察官と 同様の立場にある。 こういう 論理のすり替えは 行っては いけない。 後に書いてあることは、 読まずとも、 アメリカ軍よりも、 中国人や 韓国人の レイプ事件の方が 多い …… であろう。

 中国が 「尖閣諸島」を 狙っている時期に、 事を荒立てるのは、 相手の思う壺だ、 と言うような意見も 有力な方が 書いている。 これも 冷静になって 考えて欲しい。 上に引用した 文とさほど変わらない。 海上保安庁の 隊員の不祥事は、 尖閣での 対応を考えると、 大目に見るべきだ …… という説が 通るかどうかである。

 米軍の兵士だから 問題になっているのであって、 アメリカ人であるから 問題になっているのではない。 午前4時も、 同様である。 仕事帰りに 午前4時に 外を女性が一人で歩く事が 問題かどうかは、 個人の意見(見解の相違)もあろう。 百歩 譲って 問題であったにしても、 (不良グループが襲うならまだしも) 警察官、 自衛隊員、 そして 安保条約によって 駐留している 米軍兵士は  日本国民の身の安全を 守る義務はあっても、 不埒な考えを持つことは 許されないのである。


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