スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「シェールガス」は 夢のエネルギーなのか、 魔のエネルギーなのか。   日米中とも、 環境を忘れ、 金儲けに執心する

                                                  2013.2.6  サンケイBIZ 引用
 東京電力は6日、 三井物産と 米国産の新型天然ガス 「シェールガス」 を調達することで 合意したと発表した。 協議中の三菱商事分と合わせ、 年80万トン超を 2017年から約20年間にわたり購入する。 調達価格には 米国の市場価格が適用されるため、 現行の水準ならば 3割程度安くすむという。

 調達先は、 米ルイジアナ州で進められている 液化天然ガス(LNG)生産計画 「キャメロン・プロジェクト」。 三井物産などが加工契約を結び、 販売先を探していた。 ただ、 実際の東電への輸出には、 FTA(自由貿易協定)締結国以外への 輸出認可が必要となる。                                       (引用終り)

 とうとう 日本も 「安いシェールガス」を 輸入するようになったのだナァ、などと 何気なく読んでいたこの記事も、 実は 2つの面で 考えなくてはならないことがあった。 1つは、 アメリカとFTAを 結んでいれば スムースにいくが、 そうでない場合は 「特別な許可」を 必要とする。 TPP加盟は 経済界の要望でもあり (国民にとっては 危険性は大きいが)、 実現するだろうから、 近い将来 日本に入ってくることは 間違いない。

 もうひとつは、 いくらか指摘はあったが 「シェールガス」は 環境問題を 引き起こしかねないということだ。 最近の アメリカの異常気象は アメリカ近辺の 猛烈な環境汚染 (温暖化) にあるのかもしれない。 宇宙からでも、 これらの油田が 明々と見えるらしい。 それも、 急速に拡大しているとのことだ。 (写真説明 … 左 草原であるはずの〇印が 都市部のような明るくなっている。そして 急拡大している。 右 シェールガスの水圧破砕法の説明図 )
アメリカの夜景    シェールガス
      AOL Online Japan さんから                         by Hideyuki Saito
                                               NY Green Fashion さん 引用  
 原子力は、 CO2排出量が少ないため、 クリーンエネルギーのひとつとして 推進する動きがあったものの、 福島の事故から一転、 世界的に廃止を訴える声が高まっています。  原料となるウランは 限りある資源なので いずれ枯渇しますし、 核廃棄物の処理方法が 未だ確立していない中で 生産を続けているのですから、 持続不可能となることは 目に見えています。 なにより、 事故が起こったときの影響は 計り知れないため、 廃止の方向に向かわざるを得ないでしょう。

 実は、夢のエネルギーになり得るかもしれないと、近年大きな注目を集めているエネルギーがあるのです。 それが、シェールガス。

 シェールガスとは、 地中深くの割れやすく薄い堆積岩層 (頁岩(けつがん=シェール)層) に存在する 天然ガスのこと。 天然ガスは、 化石燃料なので いずれ枯渇することにはなるものの、 CO2排出量が 石油や石炭より少ないため、 環境にやさしいクリーンエネルギーと 認識されていました。
               水道の蛇口からガスが出る
                         水道をひねると 蛇口からガスが出る
 でも、おいしい話には裏があるもの。 開発が進むにつれ、 掘削時に ガスが噴出して炎上したり、 水中や大気中に 有害物質が漏出したりと、 問題が多発。 周辺住宅の 水道水が黄色や灰色に濁り、 蛇口にライターの火を近づけると 炎が上がる(上写真)という 恐ろしい事例が次々とメディアに寄せられるようになりました。

 特に、 ウエストバージニア、 オハイオ、 ペンシルバニア、 ニューヨークの4州にまたがる アメリカ最大のシェール層である マーセラスシェール層では、 ガス開発が急増し、 それに伴い 多くの住民が喘息や頭痛など 健康被害を訴えるようになったのです。

 通常、 シェールガスの掘削には 「水圧破砕法(すいあつはさいほう;ハイドローリック・フラクチャリング;通称 ハイドロ・フラッキング)」 という技術を用います。 これは、 水圧により 人工的に 地層に割れ目を作り ガスを抽出するという手法で、 石油や地熱など 天然ガス以外の地下資源を採取する際に、 以前から使われていた技術です。

 水平破砕は、次にような仕組みで行われます。 まず、 地中深くまで坑井を掘り、 そこに化学物質含む大量の水を 高圧で流し込み、 人工的に割れ目を作ります。 次に、 砂などを混ぜた支持剤を 割れ目に圧入し、 割れ目が自然に閉じようとするのを防ぎます。 これを 何度も行うことで、 ガスや石油の通り道を 十分確保し、 効率的に採取できるようになります。

 しかし、ここでさまざまな問題が発生します。 ひとつは、 使用した化学物質が 地中に堆積し、 周辺にある飲料用の地下水に漏れ出すこと。 特に 水平掘削の場合は その確立が高いとされています。 蛇口に火を近づけると 炎が出るケースは、 天然ガス自体が 地下水に漏出したものと考えられています。

 アメリカには、 飲料水安全法という法律があり、 国民が安全な飲料水を得るため、 さまざまな規制が設けられています。 この法律には、 石油やガス用の掘削・水注入に対して、 周辺の地下水を汚染しないよう 市民の水を守る規制が 以前は設けられていました。
   ( 写真説明 今日の本題ではないが、「日揮」が出てくることを 頭の片隅に記憶しておいて欲しい。)

   ハリバートン社     チェイニー米副大統領が最高経営責任者のハリバートン
  ハリバートン社は 「日揮」と関係が深い。 日揮は 日本の「ハリバートン」といわれる。 チェイニー元米副大統領

 しかし、 ブッシュ政権時の 2005年に制定された エネルギー政策法により、 この規制から 水圧破砕法を除外する旨の改正が 加えられたのです。 当時副大統領だったのは、 天然ガス掘削設備を製造する ハリバートン社の元CEO、 ディック・チェイニーであり、 現在この法律は「ハリバートンの抜け穴」とも呼ばれています。

 このため、 州法で規制がない限り、 ガス会社は 使用した物質を公表する必要がなく、 周辺水域や大気への影響を 厳しく規制されることもありません。 エネルギー自給率向上を目指す オバマ政権は、 国内需要のみならず 海外への輸入も見込める シェールガス開発に期待を示していましたが、 実態が明らかになるにつれ、 調査委員会を設けるなど 慎重な姿勢を見せています。

 エネルギー業界からは こうした動きに対して不満の声が高まる一方、 市民からは 規制を求める声が高まり、 さまざまな抗議活動が行われています。 エネルギーがなければ 便利な暮らしはできませんが、 健康や命と引き換えにしてまで 望むべきものか、 私たちひとりひとりが 考えなければならない時が来ているのでしょう。

 私たちの 増え続ける需要を満たす夢のエネルギーなど、 ありえないでしょう。 できるだけ早く 再生可能エネルギーに移行し、 地球が供給できる分だけを 大切に消費する、 それが持続可能な 唯一の道なのかもしれません。
                                                           (引用終り)

 世界第1の 経済大国 「アメリカ」が、 環境への影響を二の次にして、 「シェールガス」にまい進し、 第2の経済大国 「中国」は PM 2.5 に悩まされつつも、 経済成長を優先し、 第3の経済大国 「日本」は、 原発事故の収束よりも 領土問題に熱中する。 人間の 愚かさを感ずる以外の 何者でもない。

 いつしか、 地球による 「二度と立ち上がれない報復」を 受けるまで、 これらの国が 改心することは無かろう。 グリーン ファションさんの言うように 地球が供給できる分だけを 大切に消費する  社会を作るには どういう手立てがあるのだろう。




スポンサーサイト

COMMENT - 1

ぽんのんの  2013, 02. 16 [Sat] 08:55

地球が供給できる分だけを 大切に消費する・・胸にしみます。

札幌では、高層ビルを建てようとしています。
わたしは高層ビルは大嫌いです。まずエネルギーの浪費だし、不自然な分だけ様々にリスクも高いし、わたしが絶対の高所恐怖症だから・・

北海道に高層ビルなんて必要ないし、、野暮はセンスと思います


Edit | Reply | 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。