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今年は ツバメが少ない …  ネオニコチノイド系の農薬に まつわる 様々な 情報

 今年は ツバメの数が少ない、 そう思いませんか。 チョウチョの数も 決して多くない。 昆虫の数自体が 減っているように思う。 

                                                          5月25日 NHK
 果物の受粉などに欠かせない ミツバチの減少で 農業に被害が広がっている事態を受けて、 EU=ヨーロッパ連合は 24日、 ミツバチ減少の原因の1つ と指摘されている 農薬3種類の使用を、 ことし12月から EU全域で 禁止することを決めました。

 ヨーロッパでは 近年、 ミツバチの数の減少が 問題になっており、 蜂蜜の生産が 減っているだけでなく、 果物など農作物の 受粉ができなくなることによって 農業への被害が 深刻化しています。

 これを受けて、 EUの執行機関である ヨーロッパ委員会は 24日、 ミツバチ減少の原因の1つと 指摘されている ネオニコチノイド系の農薬 3種類について、 その使用を ことし12月から EU全域で禁止することを決めました。

 ただ、 ミツバチの減少については、 地球的規模の気候変動や 寄生虫など、 複合的な要因も指摘されているため、 EUは、 今回禁止された農薬が ミツバチの減少に どの程度影響を与えているのか、 さらに研究を進め、 禁止を継続するかどうかを 2年以内に見直すとしています。

 EUが 今回禁止を決めた ネオニコチノイド系の農薬は 日本でも使用されており、 環境保護団体などからは 規制を求める声も出ています。                                                 (引用終り)
 
         ネオニコチノイド 日本

 この農薬は 日本発の 「農薬」であるらしい。 その性かどうか知らぬが、 日本、米国、 EU の 3つの地域を比べると、 日本の基準が 「大甘」であることが よくわかる。 なんでも、 ユルユルの 米国と比べても、 スイカ以外は 米国の方が厳しい。 (お茶は 輸入品の基準値)

 ネオニコチノイド(英: Neonicotinoid)は、 クロロニコチニル系殺虫剤の総称。 ニコチン様物質 を意味し、 イミドクロプリド、 アセタミプリド、 ジノテフラン などが該当する。 急性毒性は低い とされているが、 昆虫に 選択的に 毒性を発揮し、 人など哺乳類には 低濃度で 単独使用した場合には 比較的毒性が低い とされているが、 有機リン系農薬と併用した場合には 頭痛や 湿疹、 ADHD(注意欠陥多動性症候群) に似た症状 などが発生する場合がある。 一般家庭のガーデニング用から 農業用、 シロアリ駆除、 ペットのシラミ・ノミ取り、 ゴキブリ駆除、 スプレー殺虫剤、 新築住宅の化学建材など 広範囲に 使用されている。 現在、 農薬として 世界100カ国以上 で 販売されている。 とWIKI に書いてある。

 この農薬が ミツバチに被害を与えているのは、シロアリ、 ゴキプリの駆除に 使われているくらいだから、 理解できぬことはない。 昆虫を殺すくらいだから、 人にだけ 「益」になることもあるまい。 認可される以上は、 ほとんど 目に見える 「害」は ないということだろう、 そう考えるのが普通だ。

 私も含めて、 一般人は 昆虫 -- この場合 ミツバチ -- に詳しいわけはない。 ミツバチが 我々の生活に そんなに 関係があるとは思っていない。 「蜂蜜」くらいしか 想像できないのだが、 果物の生産には ミツバチが 欠かせないものらしい。 (ミツバチの働きで) 受粉しなければ 実が ならない。-- そう言われれば そうだが -- 

 ミツバチが 大量にいなくなった、 というニュースは 以前報じられていたことがあるが、 最近の研究で、 その状態が わかってきた。 ミツバチの体に マイクロチップを 埋め込んで この農薬に 被爆させて 調べたところ -- 科学技術の進歩は すごい ! -- 巣に帰る道を 忘れて (わからなくなる) しまうのだそうだ。 また、 体が 小型化したり、 全体的に 病気になりやすくなったりし、 そこに 天敵の 病原が現れると、 全滅するというのだ。 (参考  )

 Apimondiaの数字によると、昨年、ヨーロッパの1360万の巣箱(蜜蜂群)のおよそ30%が死んだ。このロスは、スロベニアでは50%、ドイツ南西部では80%にも達した。会長によると、ヨーロッパの食料作物の35%は蜜蜂の授粉に頼っており、これは農家にとっての重大な脅威になる。

北イタリアのピエモントに1000の巣箱を持つFrancesco Panellaは、「これは完璧な危機だ。去年、生産の半分を失った。これでは、あと2年か3年しか生き残れない。息子もこの商売を続けられないだろう」と言う。

蜜蜂の最近の減少はミステリーに包まれているが、大部分の養蜂家は近代的農業と、ヒマワリ、トウモロコシ、ナタネなどの作物に使われる強力な新しい農薬のせいだと言っている。   

Apimondiaの科学コーディネーターであるGerard Arnoldは、殺虫剤と蜜蜂に寄生するヘギイタダニが蜜蜂群減少の二大要因だと言う。これで一旦弱くなった蜂群は、ウィルスやその他の病気で大量死することになる。
-- ロイター --

 ところが、 人間にも この農薬による 被害が出ている、とする 専門家がいる。 もちろん、 現在では 少数意見だが、 少数意見だからと 全く 否定するわけにはいかない。

                                                    こころコアファーム さん 引用
 群馬県で 小児科医師を務める 青山美子さん は この農薬の被害が 既に人体に影響を及ぼしていることを 指摘してます。 この病院には、 年間1500~2000人 (1日平均で6人強) に上る 農薬・化学物質中毒患者が訪れており、 頭痛 ・ 腹痛 ・ 神経障害 ・ 記憶障害 ・ 歩行障害 ・ 精神不安 ・ 鬱病などの症状を うったえています。

 「 新殺虫剤ネオニコチノイド系は、 脳神経を犯し、 興奮させたうえ、 殺す農薬です。 ミツバチが死に、 昆虫が 大量死する農薬が 人間に影響がないとはいえません。 」

 ネオニコチノイド系農薬を 空気中から吸ったり、 散布され育った食べ物を 食べたために 起こった症状と実態についての報告です。 それによると 人への被害がすでに蔓延し、 この農薬の 散布直下の住人や、 散布した本人が 急性の農薬中毒症状になったり、 リンゴやイチゴを 大量に食べた子どもが 不整脈、 記憶障害、 精神障害をひきおこしている ということです。
            有機リン、アセタミプリドの両方にさらされるんですね
              松くい虫 防除の 地上撒布、 これにヘリからの 空中散布が加わる
 この農薬は 1990年頃から使用されだした 新農薬殺虫剤で、 カメムシや、 アブラムシ、 ウンカの防除に用いられています。

 聞いてみると、 山梨のブドウも 長野のリンゴも 殺虫剤はほとんど ネオニコ系 に 切り替わっているとのこと。 「 岐阜クリーン農業 」 で 農薬を 通常の二分の一に減らしているトマト農家でも 4,5回は使っているし、 稲作では 箱施用と 後期のカメムシ防除に 使われていました。

 この農薬、 有機リン剤の毒性が問題になり 虫たちの薬剤耐性が強くなっている近年、 救世主のように現れたようです。 虫類には 劇的に効くが 哺乳類には 毒性は極めて少ない と いう触れ込みと 使いがっての良さから 驚くほどのスピードで 広まっていました。 そして 哺乳類への毒性が低い と いう理由で、 作物の残留基準値は 信じられない程 高く設定されています。 また、 使用基準も 有機リン剤より、 日本では、 かなり緩くなっていて、 農家は安心して、 使っているようです。
               ダントツ                 マツグリーン
               いろいろな 殺虫剤 その他の用途で 使われているネオニコチノイド

 また、 ネオニコチノイド系農薬は 同じ薬剤が 農作物の他、 松枯れ防除の空中散布、 地上散布、 シロアリ防除、 コンパネの防虫剤に 使われているのです。 農薬の事を少し知っていれば、 シロアリ駆除と 食べ物に浸透させる殺虫剤が 一緒のもの、 これは驚くような実態です。

 しかし、 この農薬の中毒が 他の農薬と大きく違うのは、 残留した作物を飲食して 急性慢性の中毒となっている点です。 これまでの農薬中毒は 農家が 散布中の事故として現れたものであり、 最大の被害者は 農民でした。 あるいは 空中散布の薬剤を 直下であびて 中毒となるものでした。 それに対し、 ネオニコの中毒は それに加えて食べた人が 中毒をおこしている点が 大きく違います。

 青山先生は どんなに重度の急性中毒でも 治療法は、 解毒剤の静脈注射と 国産の果物を食べることと お茶を飲むことを 禁じるだけです。 心臓やうつの薬、 アレルギーや 鎮痛剤等は一切投与せず、 3日から3カ月で 全快するそうです。 だから 中毒だ と 断定できる とのことです。 

 他の病院では、 うつ病、 心不全、 アレルギー、 頭痛、 風邪等と診断されて、 薬を投薬するだけです。 しかし 原因が違うので どこの医者へ行っても、 いつまでも治らない病気が 最近すごくふえているのもうなずけます。
                                             ( 全文リンク → こころコアファーム )

 もちろん、 これらの主張を すべて鵜呑みにするわけにはいかないが、 立教大学の ホームページに こんなものが 載っている。

                公開シンポジウム
             「鳥もいない、虫もいない―新農薬ネオニコチノイドの実態と無農薬へのとりくみ―」

 農薬のネオニコチノイドは、 現在、 一般家庭のガーデニング用から 農業用、 シロアリ ・ ゴギブリ駆除、 殺虫剤、 住宅の建材など広範囲に使用されており、 世界100カ国以上で販売されている。 この薬剤は 人間などの脊椎動物には害はなく、 昆虫だけに効く農薬として 開発され、 日本ではすでに 使用される農薬の 4分の1以上が ネオニコチノイド になっている と言われている。

 しかしその一方で、 ミツバチの大量消失などが この薬剤によるものではないか という疑惑もあり、 害虫 ・ 益虫を問わず 昆虫を激減させることにより、 ツバメや スズメなど 昆虫食の鳥の個体数現象など 生態系への影響が 懸念されつつあり、 すでに 使用が禁止されている国もある。 このシンポジウムでは、 日本での ネオニコチノイドの使用の現状はどうなのか、 本当に安全な農薬なのか、 農薬の危険のない未来社会への展望を提示したい。
                                                

                  日時    2013年5月18日(土)13:00~17:00
                  場所        池袋キャンパス 9号館大教室
                  対象者   本学学生、教職員、校友、一般   ※申込不要、入場無料
          内容     【プログラム】
                 〔第1部〕生物への影響
                 「オオヨシキリの減少」市田 則孝 氏(バタフライ・ウォッチング協会)
                 「鳥の生殖と農薬」星 信彦 氏(神戸大学教授)
                 「トンボ類への影響」上田 哲行 氏(石川県立大学教授)
                 「ミツバチ大量死はネオニコチノイド系農薬による脳の発達障害が原因」
                           黒田 洋一郎 氏(環境脳神経科学情報センター代表)

                 〔第2部〕 農薬を使わない世界を目指して
                 「農薬を使わない有機農法とグリーンオイルプロジェクト」
                                  稲葉 光國 氏(民間稲作研究所代表)
                 「農協の現場から」佐々木 陽悦 氏(JA みどりの)
                 「生協活動の現場から」冨居 登美子 氏(よつば生協 理事長 )  -- 以下省略 --

 こういう 分野に興味が無いと、 見落としてしまいそうな 情報だが、 私たちのように ある程度 年齢のいったものは 新陳代謝が遅いので、 影響が出るまでに 若い方と比べて 時間がかかる。 逆に言うと、 幼児や 子供たちは 「早く発症」するだろうと思う。 ここは、 念を入れて、 同一のもの (果物など) を 過度に摂取するのは 控えたほうが 良いのかも知れぬ。

 先の 引用にもあった 小児科医の 青山美子医師は 次のような 症例をあげている。
                      -- 他の医師の報告 参考 リンク → ネオニコ系農薬・殺虫剤の基礎知識 --

8歳男児の症例
胸部苦悶。検尿したら青酸化合物(SCN)15.8ppm検出(基準値5ppm以下)。アセタミプリドの代謝産物が青酸化合物である。母親が健康のために毎日リンゴと梨を1個ずつ食べさせた。→リンゴ・梨禁止→約1カ月後正常に。

3歳男児の症例
ブドウ狩り。「「なんとか狩り」に行き、そこへ救急車が来たという話をよく聞きます。」翌日ブドウでジュースを作り飲む 3日後失禁・腹痛・動かない。6日後ADHD様症状(手がつけられない、暴れる)→果物やジュースを禁止→3日後症状無くなる

 安倍総理は 「攻めの農業」を 提唱し、 1兆円の 農産物輸出国になるように 日本の農業を変えると 発言している。 それは、 それで 良いことだろうが、 そのためには、 「日本の農産物の安全」が 大前提であろう。 今まで紹介した こういう問題に 積極的に 国が関与し、 その安全性を 立証すべきだろう。

 我々国民は 日本産の農産物だから 「安全、 安心」と 思っている。 そこが 音を立てて 崩れるようなことがあっては ならない。

 日本の目指す道は、 「国民の安全で安心な生活」を 保障する国である


                               


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